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picnic on a frozen river

山登りの記録

200.11.08 氷川屏風岩でアイゼントレ

2009-11-10 19:44:58 | 訓練山行



会の年中行事で飲んだくれた翌日は氷川屏風でアイゼントレ。僕は初めて、同行のK原さんも5年振りとのことで、最初は行き過ぎて稜線まで上がってしまった。「山火事注意」の看板が出たら左に入って直ぐですね。
さてアイゼン使っても怒られそうに無いところということで、BCコンタクトライン(III)にTRを張る。最初は素手で取り付くも、んー、ガバだしスタンス良いしで易しい。続いて薄手手袋、んー、易しい。オーバー手袋でトライする頃には体も柔らかくなり登り方も憶えてしまって更に簡単に。取り付きを少し左にずらして見ると...今度は全く歯が立たず。しょうがないので自分でスタンスとホールドを限定でトライして本日はお開き。
この冬靴はシーズン前に買い換える予定なので、新調したらもう一回くらいやっておきたいなと。次は日和田か広沢寺かな。

2009.08.08 奥多摩・鷹ノ巣山で歩荷トレ

2009-08-08 21:12:11 | 訓練山行
お盆の山行が頑張る沢から大宴会山行に変更になり、ならば酒を担がんとなーと言うわけで歩荷トレに行ってきた。計画を練っている時間が取れず、とりあえず土曜日の朝に起きられたから30kgのザックを作って奥多摩は鷹ノ巣山・稲村岩尾根に向かう。
今日はなぜか調子が良くなく、稲村岩への分岐から山頂まで休憩を3回入れてしまい、CTを30分オーバーしてしまった。こりゃまずいってことで山頂で水を捨ててザックは20kgに。下山の最後の方では沢に降りて顔を洗ったら立ちくらみ。シャリバテかなぁ、頂上でラーメン食べただけだからかなぁ。
お盆の2日目には25kgになるよう、装備(酒、メシ)は要調整。



この時期の奥多摩は暑いので来たこと無かったけれど、沢ヤさんでなくても結構人が入っている。山頂ラーメンは、そんな方のお一人に割箸を譲って頂いて食することができた。この場を借りてお礼申し上げます。

2009.06.06-07 小川山

2009-06-11 12:09:12 | 訓練山行
会の遭難対策訓練+新人歓迎会+岩トレで小川山に。




(6/6) 小雨が降ったり止んだりの中、テントを張ってフェニックスの大岩に向かう。最初は2班に分かれて、片方はガマスラブでフリーの計画だったけれど、濡れてダメっぽいので全員で遭対。濡れた岩に黒板五郎さん、K原さんがTRを張り最初は懸垂の途中固定と登り返しの練習。途中固定は実際に使っているのでもう迷わない。登り返しの速度も2年前よりは速くなった。登り返しの練習はやっぱり別のロープで確保して、万一外れても事故にならないようにして長い距離を登る練習をしたかったかな。


(途中固定してます)

低いほうの岩場でK原さんが1/3の引き上げの実演開始。引き上げは準備その他で忙しくて予習してこなかったのでちっとも身につかず。人のを見てるだけだとダメですね。Rope Man を持っていたのだから引き上げシステムのプルージックのところに使えば良かった。
岩場は乾かずリードで遊ぶ気にならないので、低い岩場に適当にTRを張って簡単なところを山靴で登ったりフラットソールで登ったりしたら5時になった。
宴会から参加組が合流でテント5張の大所帯で遅くまで飲んだくれる。あぁまた酔いつぶれ、5時過ぎに寒くて起きたら芝生の上に寝転がっているだけだった。テントに入るのも面倒なので車に入って二度寝。もしかしたら小川山でテントに入って寝たこと無いかもしれない。

(6/7) 出発前の予報に反して朝から天気が良いじゃないか。しかも二日酔いも大したこと無いぞ。リバーサイドに移動してみると取り付きはどれも湿っぽい。それでもブラックシープ(5.9+/5.10a)に五郎さんがTRを張って皆でトライ。離陸が出来ません。左から登るルートはコケ+濡れで話にならないし、直上は右足上げの時の手が微妙すぎ。んで、みんな反則技のお尻持ち上げでスタート。TRだし、上がってしまえば後は快適。
さて、2年振りにアウトオブバランス(5.9)に取り付く。下部が濡れているとのことで、またみんなでTRで。スムーズにノーテンで登れた。クリップポイントも確か悪くなかった筈だし行けるかも。暫くはビレイヤーに徹し、あらためてアウトオブバランスのRP狙い。んが、TRだと悩まないところで悩んでしまい、試行錯誤の末に落ちた。結構自信があったからこれは悔しい。やる気なしだったけれど、撤収寸前にもう一便出して、核心までは悩まずに行けて握力温存出来も、5ピン目掛けてのレイバック→右足穴ポコまでのところで左足が外れるのはさっきと同じ。露骨に足置き悪いです。あぁ次に来るのは何時になるのかなぁ。


(んー残念。デジカメも壊れてしまいました。)

2009.04.04-05 雪上訓練・タカマタギ

2009-04-13 12:50:38 | 訓練山行
春の雪訓、今年はタカマタギで雪洞掘り、そして3度目の正直で山頂は踏めるか。

(4/4) 土樽駅(07:41)->(08:15)取り付き->(11:20)1,100m付近で雪洞掘削(14時過ぎ)->ロープワーク講習(16:30)
(4/5) 幕営地(09:40)->(11:07)タカマタギ山頂->(12:00)幕営地(13時頃)->(14時過ぎ)毛渡橋

(4/3) 早速高速代1,000円の恩恵に与る。0時10分くらいに湯沢ICに着いたらさすがに出口は渋滞していた。土樽の駅は先着の方が既にお休みだったので、迷うことなくバカテンを広げて宴会。これに9人で寝るのはキツイだろうってことで、僕は外で寝てみた。まぁ駅舎で寝ても良かったけれどね。
(4/4) 駅舎に泊まった数パーティーは既に出発した模様。車を土樽駅に残して歩行開始。今回、試しに共同装備を均等に分けてみたらザックが滅茶苦茶軽いぞ。殆ど下山時じゃねーのって感じ。酒は抑えていたり(3.3L♪)、9人でテントは7~8人用のみってのが効いたか。
毛渡橋からの林道は平標への分岐まで除雪されていた。3度目ともなると迷うことなく積雪の林道を進み、取り付きの赤テープも難なく発見。下部の斜面はところどころ雪が落ち、土壁にステップを切りながらの木登りになった。稜線に出ても雪少なめ、かつ先行トレースバッチリなのでど楽勝。「ペースを作れないヤツ」とのことで先頭から解任された僕はトレース外してラッセルしても壷足で膝くらい。果たして雪洞は掘れるのか? 1,040mのJPでプローブで積雪を計ると、JP直下の吹き溜まりで2mしかない。過去の記録では1,100mから1,200mあたりの尾根の東面に作っていたようなので、雪庇の出来と斜度の具合を見て1,100m付近でプローブを刺すと3m以上はありそう。雪庇下に回りこんで2箇所から掘削開始。いやーこういう単純肉体労働は結構好きです。穴が大きくなるにつれて4本のスコップがフル稼働。スノーソーも使って3時間近く掛けて作った雪洞は5人は快適に寝られそうだった。


(高さもあって快適な雪洞が掘れました)

その後は反対側の斜面でスタンディングアックスビレイの練習。斜度がいまひとつ足りなくなかなか飛ばされることは無かったが、6回程ビレイさせて頂いて、最初は手袋で握ってしまっていたのが徐々に改善し、流せるようになった。ただし本番で止められる自信にはまだまだ程遠い。その後、デッドマンでランナーを取ってのSABを数名で試した。時間が押してきたので二組に別れ、それぞれビーコン捜索と土嚢袋による懸垂下降支点のテストを行い講習終了。土嚢袋の支点は、3人で体重を掛けても崩れることは無かった。
さて、折角立派な雪洞が出来ていたのだけれど、「寒い」との意見でバカテンで宴会。通りがかりのA原さんを交え、あいかわらずツマミと酒は大量。野菜がたっぷり目で嬉しい。今回の晩御飯は食当ワタシで、準備の時間なしで食材を暗記しているトマト鍋。タラの代わりに冷凍エビにしてみたけれど、タラのほうが出汁が良いようだ。また、冷凍のシーフードは炒めるときに水気を飛ばすのが課題かなと。
沈没者多数、0:30にお開きの後、僕は雪洞で寝る組に入った。酔いもあり3シーズンシュラフで快眠。

(4/5) 朝から霙、無線交信によると下は雨のよう。全員モチ下がりでテント内で停滞し、日帰り組4と合流してからタカマタギを目指す。天気は回復傾向にあるようだ。トレースはばっちりで、2月に単独ラッセル敗退したときの苦労はウソのよう。あっさりとタカマタギの山頂に到着。さて僕は下りが大の苦手。棒立山までの下りで皆に遅れる遅れる。ここだけ独りで練習しておけば良かったか。テン場からの下りはY科さんがスコップで付けて下さったシリセードトレースを使わせて頂いて楽々下山。心配した取り付きの土壁は、手前で刈払いの跡を追っていけば難なく沢の底に下りることが出来た。

帰りはまんてん星の湯に寄って合宿のルートの打ち合わせでモチベーションアップ。歩荷アイゼントレしとくか。

2008.12.13-14 谷川岳・雪上訓練

2008-12-24 10:59:05 | 訓練山行
この時期は雪訓シーズンです。


(茂倉岳避難小屋直下 - 雪はどこぉ?)

【日程】 2008/12/13-14
【行程】
(12/13) 土樽駅(08:21)-(08:53)茂倉新道登山口-(13:56)茂倉岳避難
(12/14) 茂倉岳避難(07:56)-(11:05)オキの耳直下の鳥居-(11:45頃)肩の小屋-(13:45)天神平RW駅
【メンバー】L.MKさん、TYさん、黒板五郎さん、TTさん、ゆかたけさん、Kさん、Gil

いつもは西黒尾根から登る計画のようなのだけれども、今年は僕の希望を汲んで頂いて茂倉新道から入ることに。とにかくラッセル体力をつけたかった。前の週の八ヶ岳で今年は雪が少ないのは分かっていたし、週の半ばの気温は異常に暖かだった。木曜日の天神平で積雪は22cm、しかも融け続けているらしい。新潟側ならとの願いも叶わず、土樽の駅にはまったく雪が見られない。

(12/13) 晴れた土曜日の朝、土樽駅に車を置いて茂倉新道を登り始める。さすがに途中から雪道になったけれど、トレースを外しても踝程度でラッセルにはならない。リーダーもモチ下がり気味でテントも張らずに茂倉の避難小屋泊となり、この日は宴会。酒は飲みきれず。

(12/14) 翌日は朝からガスガス。ただし覚悟していた風は無く、予定通り天神平を目指す。茂倉岳で一ノ倉岳に向けてコンパスをセット。稜上を進み、だだっ広い場所から下り始めたところでゆかたけさんから「コンパス合ってる?」との問い合わせ。えっと、右に寄りすぎている。一度戻ってルートファインディング会議。広いところが一ノ倉岳山頂だとすれば地形とコンパスの辻褄が合う。国境稜線と平行に走っている尾根もなく、間違っているとしてもそれらしい支尾根が見つからない。しかしそれだと避難小屋が無くてはならない。この程度の積雪では埋まってしまったとは考えにくい。僕はここまで度々コンパスはチェックしていたけれど、6番目で漫然と歩いていたので、視界の悪い中、避難小屋を確認していなかった。地形読みしていなかったので、一ノ倉岳山頂という意識が抜けていた。


(トマの耳へ。トレース無し、でもラッセルは対したこともなく)

一ノ倉岳からオキの耳まで、地形図ではこの程度の下りはありそうだとのことで、リーダー判断で進んで見ることにする。僕は進みながらも、『小屋さえあれば合っている』→『小屋がないから間違っている』との考えが捨てきれず、もっとしつこく小屋探しをしたかった。結局最初の道は合っており、次第に鎖場も現れてオキの耳、トマの耳を通過し肩の小屋で休憩。天神平への下りも雪が少なく、んー、雪訓というよりまたもやの宴会山行になってしまった。まっそれでも壷足の下りの下手さは確認出来たんだけどね。

年末まであと2週間も無いよ。どこでトレーニングしよう。


トマト鍋


材料(7人分)
潰したトマトパック(500g+350g)
鶏モモ肉 800g/タラ切り身 5切/剥きエビ 適量
白菜 1/4/水菜 2パック/シメジ 1パック
ニンニク 2片/唐辛子 2本
オリーブ油 大匙4
味の素コンソメ4個
水 2000cc
きしめん 4玉

準備: 鶏モモ肉、タラは食べやすい大きさに切る。白菜、水菜は5~7cm幅に切る。

1. 鍋にオリーブ油を引き、ニンニク、唐辛子を炒める。香りが出たら鶏肉を加えて炒める。
2. 鶏肉に火が通ったらトマト、水、コンソメを加え、タラ、剥きエビを加える。
3. 灰汁が出てきたら取る。
4. 野菜を投入し、火が通ったら出来上がり。
5. 〆はきしめん。

4人分ならトマトパック400gに味の素のコンソメ2個、水1000mlで、具材は適当に。きしめんの替わりにアルファ化米でもパスタでもいいかも。仕上げにパルメザンを振るというのもあるけれど、今回はチーズ嫌いのリーダーに配慮しました。(って、本当に嫌いなの?)
7人分となると量も半端無いのだけれど、3月に買った5.8Lコッヘルを初披露。4Lクラスとは格が違うのだよ。命名「バカ鍋」