picnic on a frozen river

山登りの記録

2009.08-11-15 赤木沢遡行-雲ノ平縦走 一日目

2009-08-25 12:54:25 | ハイキング
(8/11) 折立(09:55)->(14:08)薬師峠キャンプ場 曇り

募集を掛けるも参加者無しで一時は消えたこのパーティ、急遽復活で行ってきました。デート沢の横綱、赤木沢のみならず、北ア癒し系の筆頭、雲ノ平。ヤマケイJOYの特集を二つくっつけたような企画でございますよ。
同行者はいつもの黒板五郎さん...ん?、この二人でこのコースは有り得んだろーってことで新人のM美さんを引っ張ってきてなんとか新人さん歓迎の体裁を整える。
8/10の晩に都内を出発し松本IC、安房トンネルを経由して道の駅上宝にて前夜泊。思えばこの日の昼から胃がもたれていた。

(8/11)台風の接近の首都圏の天気予報は他所に、こちら日本海側の空は上々。折立の駐車場脇に路駐して歩き始める。あぁ胃がもたれる。最初の急登からずっと気持ち悪く、それでも歩くのには困らないので行動を続ける。


(ガスっているけれど、暑くなく快適)

胃の調子はどんどん悪くなる一方で、五光岩のベンチで2回目の休憩を入れた時には横にならせて貰った。五郎さんもM美さんも看護士免許を持って病院にお勤めの方。胃薬を処方して貰ったら少しは楽になった。行動水の眠気覚ましのコーヒーが行けなかったのか、月曜の昼に冷たいお茶を飲みすぎたのか、いやいや普段の大酒でしょう、もういい歳なんだし。
ともかくも歩行を再開し、悪くないペースで薬師峠キャンプ場に到着した。テントを張って宴会開始も、自分は遠慮がちにワインを舐める程度、が、これがキた。
一次会はお開きで横になるも気持ち悪さで寝付けず。水場で冷たい水を飲んだら酷い吐き気に襲われる始末。胃癌に罹ったことがある親父を持つ身としては、これってもしかして...と思ってしまう。それからはスイッチ入って一人悶々、どの山道具を誰に譲ろうかとか、部屋の掃除をしておけばよかったとか、でも今回の山行だけは許して欲しいなとか、ずーっと考えていた。テントの中で爆睡していた二人が起きて来てこのことを話したら笑われた。またまた胃薬のお世話になってなんとか晩御飯を口にする。それでも体調不良には変わりはないので、明日からの行動は明日の朝に判断として宴会続行、ワインはお二人に献上して自分はお茶で参加。山中でこれだけ飲まないのって、ちょっと記憶に無いな。テントの花で賑やかな薬師峠の夜は憂鬱に過ぎて行った。


(こちらは元気な二人 - 明日から看病宜しく~)


二日目: 薬師峠キャンプ場-薬師沢小屋-赤木沢大滝
三日目: 赤木沢大滝-黒部五郎小舎
四日目: 黒部五郎小舎-雲ノ平キャンプ場
五日目: 雲ノ平キャンプ場-折立

2009.08.23 白毛門沢

2009-08-24 06:49:21 | 沢登り




【行程】入渓点(06:29)-(08:45)大岩-(11:52)白毛門山頂(12:27)-(14:17)土合橋
【メンバー】L.Gil、T高さん、ゆかたけさん、グレ子さん

日曜日は白毛門沢に行ってきました。自分以外は全員遡行経験あり + 自分が登れるところは全員登れるという、カナーリ気楽な状態でリーダーさせて貰いました。
詰めを誤ったのか、ジジ岩に真っ直ぐに突き上げてしまい、左にトラバースして薮漕ぎ2時間。暑いの嫌いで半袖で通したら擦り傷だらけ、毎度のことですが...。沢の中よりも、グレ子さんは草付き&スラブ、潅木の密薮のほうこそ活き活きしていたように思えたのは僕だけでしょうか。

日帰りハイク感覚で楽しかったです。以前、自宅のお向かいさんが「夏は沢でしょう」って言っていた意味が少し分かる気がします。
詳細は赤木沢の記録をまとめてから付け足すかも。

2009.08.22 聖人岩

2009-08-22 19:21:25 | フリークライミング
なかなかお盆の記録を始められませんね。今日は山岳会の集会見学者さんと一緒に黒岩聖人岩にいってきました。



2週間前に前日の雨で敗退しており、前日の就寝前の予報では明け方に降雨があるらしく不安だった。しかし行ってみれば状態OK。他に1パーティーのみ、それも午後からは貸切の登りたい放題状態だった。手汗は出るが時折吹く風に助けられる。
んで、自分はまみチャンを無事にRP。まぁ本日3便目なんて口が裂けても言えないけれど、登ったときは楽に登れました。素直に嬉しい。そして風の子カンテTOなんで、次はコレ、下部のいい加減なのを修正して登りたい。

見学者さんは足の選び方が丁寧で、あーこれはとっとと抜かれるなの予感。ま、慣れっこですけれど。

ヘッドランプ修理 - Black Diamond Polar Star

2009-08-20 15:28:02 | 山道具
赤木沢は二晩目にヘッドランプが接触不良になってしまった。ヘッ電行動を迫られることはなかったのと故障箇所を騙してテープ止めしたら使えないことは無かったので大事には至らなかったが、もっとシビアな場面でこうなったらと思うと...。
使っているのはBlack DiamondのPolar Starというキセノン球とLED4灯のもの。名前のイメージ通り冬山用で、低温でのバッテリー性能劣化防止のために別体式のバッテリーボックスが長いケーブルで繋がれている。今回はこのバッテリーボックスの付け根でのケーブル内部の接触不良。結構荒く使っていて、電源ケーブルだけで頭から吊り下げたり引っ張ったりしていたからなー。しかしながらBlack Diamondのケーブル式ヘッドランプの断線による故障は良く聞く話。裏蓋を開けてみれば、結束バンドでケーブルを止めてあるだけだった。


(これは修理後の状態 - 構造は修理前と一緒)

とりあえずケーブルを断線箇所まで切って、正負二本を束ねている黒い被覆を7cm程剥いで半田を付け直し、オリジナルと同じように組み立てた。作りが単純な分修理も簡単で、山中でも裏蓋さえこじ開ければ同様の故障の応急処置は可能と見た。予備は単四x3のTikkaしか持っておらず、電池の互換性を考えると単三のが欲しくなる - けどサブって呼べるサイズのは無いよね。

電球は遠くを見易いし、スイッチは手袋でも操作し易いし、冬場の電池の持ちは良い気がするしで結構気に入っているんだ。これからは大事に扱おう。