またRhone-Alpesに行ってきました、仕事ですけど。Grenobleは、フリーのルートもマルチのトラッドもスポートもある山岳拠点な訳ですが、今回は週末を挟まないのでそういうのは楽しめず。ロープもハーネスも持ってきませんでした。それでも仕事上がりに時間があったので、円高の折、買い物には行ってきました。
郊外の大型店舗Espace Montagne。市の中心から、Av Gabriel PeriでGrenoble大学を過ぎ、右手のInter Sportsのあるところから一本右に入ったところ。大きい外観ではあるけれど、内装はゆったりしていて、品揃えはイマイチな印象。ネット通販にある商品がなかったり、って、頼まれていたミウラー・レースが無かったです(ミウラーVCはあったし、テスタもソリューションもあった)。ソリューションだけだと免税対象にならないので、残り時間20分で自分のお買い物。軽～いNew Quark 177ユーロに後ろ髪引かれつつ、目についたところで入手性の良くないG14の前爪と、その他普通に欲しかったアイススクリューと登高器で280ユーロ也。
コイツには19.6%の付加価値税掛かっている。フランス国内で使用しなければこれの還付を受けられるはずで、支払い時に書類の作成をお願いしました。税金は次回来店時に払い戻しますって、マジですか? まー、来年の6月までには来るかなー、ってことで適当にそう答えるとOKだとのこと。
イロイロと手書きで記入された緑とピンクの書類を受け取ってこの場はお終い。
さて、出国時の手続きは、今回はLyon-Zurich-Naritaなので、免税の手続きはEU圏最後の空港であるLyonで行うことになる。そのために空港にはフライトの3時間前の7:30に付き、information centreの指導を仰いで事を進める。地階(日本語の1階、Ground Floor)のTax Office(Brigade des Douanes)に行くと、パスポートと航空券の提示を求められただけで、商品の確認もせずにポンポンとスタンプを押してくれた。で、1階(日本語の2階、バスが到着したところ)の外貨両替所で還付してもらえる「かも」と言われたので行って見ると、書類を購入した店に郵送すれば、クレジットカードの口座に返金されるとのこと。一応、店側に確認を取っておきたかったのでここは保留にして帰国後に処理することにしました。
(Lyon空港の税関)
帰国前日には1時間だけ空けてEspace Verticalに行って来ました。市の中心部から自転車で15分くらい。ショップはショボく、Espace Montagneで買えなかったMiuraはあるかなという期待は外されたけれど、しかし壁は素晴らしい、今まで見た中で最大の規模だと思う。
(広い広い)
(アーチは無いけど高さはある)
(ボルダー壁)
ルートメインでボルダーはB-Pumpより狭いくらいだけど、それでも楽しめる。他のヨーロッパのジム同様、課題はホールド自身の色で決まっていて、しかしこのホールドが汚れていたりすると分かりにくい。グレーディングはよく分かりませんでした。スタートに書かれた数字がFontainebleauでは無いのは確か。
Grenobleに来るときは大体トラブルを抱えて来ることになっているんだけれど、何か理由を付けてまた来たいね。