picnic on a frozen river

山登りの記録

2011.11.23 甲府幕岩

2011-11-24 12:43:03 | フリークライミング
2011.11.23 甲府幕岩

T田さん、Yさんと甲府幕岩に。双葉SAを6時半に出たときの外気温は2度。岩場の駐車場でT田さんと合流し、寒さと眠さで8時半まで車内待機。
豊穣の森は荷物の置き場が無かったので、例によってメルヘンランドに移動してHIVEでアップ。青空に紅葉が映える。

さて、本日のワタクシのお題は、今年7月の宿題の木の実がいっぱい(10c)。最後の一手が届かずに涙を飲んだルートで、そこまで自動化メモを見ながら岩を眺める - んが、書いてあることが全然分からん!!
出だしからエラく苦労して、ヌンチャク掴んで各駅クリップ。アンダーから終了点下のスローパーを取って、さて終了点左上の最後の一手 - の前に終了点掴んでクリップしてTR状態。ここ、落ちると地面が近くて怖いんだよ。んで、スローパー両手持ち状態から右手を伸ばすも、やっぱり届かずに戻る。こんなことを2度3度繰り返す。で、当たり前のことに気が付いた。

ここでクリップすれば終わりじゃん

今日の岩の状況はすこぶる良好で、前回は持てなかったスローパーがばっちりと効いていて外れる気がしない。左手で持ってビレイヤーにほらほら~と右手を振れたくらい。ロープを手繰る量にしても、T田さんのお手本と同じフットホールドなので脚の長さx2の差しかない。これなら行ける。中間部を固めておきたかったのでTRを設置して降りる。

TRで一回確認して、7月よりスタティックにこなせているのを発見。次便で無事にRP。


(落とした木の実)


宿題は無くなったので次にどこ触ろうかなと考えているうちにポツポツと来て終了。

春より外岩の頻度が下がってしまったけれど、体重も増えたままだけれど、こっそりとRPグレード更新です。インドアでの練習が無駄になってなかったって意味で、達成感というよりホッとした。今シーズンの甲府幕はこれで最後になるけれど、来年の春、強くなってまた来ます。

2011.11.14 ソウルのジムとその後と

2011-11-22 22:32:07 | インドア
先週は仕事で韓国。初日は3時前にはホテルに到着し、仕事のメイルを片付けてからクライミングジムに。行き先は日本語の幾つかのblogで訪問の記録が見つかっていたArt Climbing Center
地下鉄1号線の鐘路5街駅の1番出口から西に向かい、ファミリーマートと大きな薬局の間にある道を北に歩き、新大久保がさらに新大久保になったような飲食店街のど真ん中にこの看板を見つけた。



地下に降りてドアを開けるとホールドを持った壁が。なんとなく雰囲気は恵比寿のJ&Sに似ている。一瞬、誰が店員なのか分からなかったけれど、何人かに話しかけられて英語で答えているうちに一日10,000ウォン(≒700円)で登らせて貰えることになった。店員さんの一人に日本語を話す人がおり、途中からこの人が面倒を見てくれた。




常連さんは自分たち(或いはスタッフ)が即席で設定した課題をセッションしているようだった。テープで設定されている課題はひとつの壁に多くても4つと少なく、そしてほとんどが40~50手の長物。トラバースどころか、6畳くらいの壁を上下左右に往復するというもの。
チョークを付けて取り付こうとしたら、自分のチョークバッグは出が良すぎて空気を汚すのでダメと言われてしまう。仕方なくレストポイントではひたすらシャツで手を拭いていたら、見かねて出がとっても悪いチョークバッグを貸してくれた。
さて、自分が取り付いていた垂壁はアップに使う人が多く、自分が壁の下側を左に移動しているときに、その上を右に越えて行く人がいる始末。まるで日和田のインドアボルダー版。壁は低いがマットは薄く、また時々着地点が覆われていないことがあるので、それも要注意。


(ルーフの下にマットが無いんですけど)


面白かったのは狭いジムの中で誰かしら一人は腹筋をしていたこと。ランニングをしている人もいた。ここは虎の穴。


(入門用垂壁 - 見た目の面白さは全く重要ではなぁい)

2時間程遊んでホテルに戻った。

仕事とか家庭の事情とかモチだだ下がりとかで山に行かない休日が続いているけれど、インドアはそれなりに行ってます。B-Pumpのボルダーは4級がボチボチ片付いて来て調子が良いのだけれど、なかなか持久力がねぇ。

ま、こんなの食べて激しく安い眞露とマッコリもタップリ飲んだりで体重が増えちゃったからね。






帰国翌日に行ったBase Campでは「2~3キロは増えたんじゃない?」とビレイヤーにもバレバレ、更に翌日のPump-1の後の飲みではパン食うな酒飲むなの酷い言われようでした。


Art Climbing Centerの地図はこちら


2011.10.29-30 白馬鑓温泉

2011-11-01 03:03:01 | ハイキング
先週から急に、家庭の事情で直前まで予定を決められず、また怪我とか下山遅延が許されない状況になってしまいました。それでも月曜日は有効期限切れ直前の休日出勤の代休を入れて3連休。のんびりと温泉に行ってきました。

(10/29)猿倉(9:21)-(10:55)小日向のコル-(12:40)白馬鑓温泉
(10/30)白馬鑓温泉(9:57)-(12:51)猿倉

金曜日の23時に自宅を出て、中央道の事故渋滞で20分のロスがありつつも道の駅松川には3時前に到着。7時過ぎまで車中にて仮眠。土曜日は猿倉を9:21に歩き始める。もう紅葉はすっかり終わっていて、落葉樹の林は枝ばかり。
小日向のコルに無雪期に来るのは初めて。石がゴロゴロしているけれど歩き易い印象。


(稜線には薄く雪が)



小日向のコルからの夏道はまず降って行く。降りきってトラバースに入ってしばらくしてから平らな開けた場所に沢が流れており、ここで休憩と給水。そこから更にトラバースと沢を2回渡って、見上げればそこには温泉から湧き上がる蒸気。


(橋が落ちていた沢の徒渉 - マーキングもあり特に問題なし)


(湧き上がる蒸気!)


(温泉直下のお湯の流れ)

最後の登りをこなして白馬鑓温泉に到着。
既にテントは3張。温泉の真上の通路みたいなところに自分のVL-22を設営し、早速入湯。湯船の脇でシシャモを焼きつつ日本酒 - 極楽じゃー。


(テントから湯船を見下ろす)


(今回の軍資金 - 足りなかったか)


(シシャモと景虎)

日帰りの人も含めて20人くらいで賑やかに湯船に浸かった後は、新潟から来ていたパーティーの宴会にお邪魔することに。テントを設営しているときに、ここの一人の方に「絶対にどこかで見たー」と言われたんだけど、2年前に栂海山荘でやっぱり宴会に混ぜてもらったことを思い出した。天然ナメコをご馳走になったり、(忘れた)生卵を石川から来た人に恵んで頂いてチジミを焼いたり、暗くなるまで飲んでました。んで、また風呂入って飲んで。


(新潟組+石川組+東京から単独x2)


明けて日曜日。白馬岳ピストンしてからもう一泊の予定だったけど、昨晩に飲みすぎて酒の残りが少ない。ビール4本だと寂しいかな。そして天気予報が宜しくない。このまま帰っちゃおうかなぁと思っている時にもパラパラと空から落ちてきた。高曇りだった空もだんだんとガスが広がって来たので下山決定。朝風呂に入ってビール。テント撤収してからもうひと風呂浴びてビール。小雨が降る中、雨具を来て猿倉に戻った。




常連さんの話だと前の週は30人以上も居たそう。やっぱり皆さん、小屋閉めを狙って来るみたい。歩荷トレとしては温泉までだけだと行動量が少ないけれど、宴会と割り切って来る分には楽しいね。