picnic on a frozen river

山登りの記録

2007.05.20 両神山でハイキング

2007-05-21 08:13:24 | ハイキング
ツツジを見に両神山に行ってきました。




【日程】2007.05.20
【行程】下落合橋(07:45)->八丁峠->(10:10)両神山頂(10:30)->(12:50)八丁峠->沢うろうろ->(13:40)下落合橋

晴天予報でも予定無しが独り。で、自宅から手頃な両神山、鎖の豊富な八丁峠コースの往復です。7時半頃に下落合橋に到着すると既に満車で、少し登った空き地にクルマを押し込む。沢ヤさん含みで随分人が入っているみたい。八丁峠まではどうということのない道で、新緑は朝の光の方向が今ひとつ。


(ピークはこんな感じ、小刻みに登り下りする)

尾根に上がってからが両神のお楽しみなわけで、痩せた岩稜に春のツツジとか秋の紅葉とかなんだけど、このあたりのピンクのツツジはもう終わったみたいで落ちた花びらが目に付く。岩稜はというと...前回来たときに下山であたふたしたこの鎖場コース、元のレベルが低くても5ヶ月のジム通いの後にはガバの国!! さらに足の爪先を突けば無限のフリクションに涙が出てしまうよ。あるとこにはあるもんだねぇ、半分くらい近所の二子山とか小川山に持ってっちゃって下さい、お願いだから。
そんな楽しいアップダウンを繰り返して標高を上げると残っているツツジも増えてきて、賑やかな山頂に到着した。南アの稜線が雲で微妙だったけれど、近景の新緑の鮮やかさが素晴らしかった。
減量中のお気楽ハイクだからお昼は採らず、写真だけにしてにそのまま引き返す。鎖場はクライムダウンが出来ると嬉しい。両手で鎖を握って足で降りても楽しい。
登山口手前ではちょっとだけ沢に入ってみてぺったりしたナメを散策した。今年は沢を始めたい。




さて、今回は靴を新調して臨みました。ゲレンデのアプローチと沢の下山用にメレル(カメレオンIIストーム ゴアテックス XCR)。僕の足のサイズは26.5cmなんだけれど、25.5cmを購入。最後に買った靴、モカシムが緩くて、靴はキツめという意識が働いたらしい、用途が違うのにね。一日履いた結果、爪先は試着したときより当たるけれど、ソールの食いつきには満足だし靴底もしっかりしている。気になったのは爪先と踵に回り込んだソールが岩に不用意に引っかかること。夏靴に付いているアイゼンのコバみたいで踵は要らないなぁ。削るかなぁ。



初期投資は永遠に

2007-05-13 11:14:48 | 山道具



木曜日の Pump-1 に行く前に、いいかげん自分のロープを買って行った。10.3mmΦx50m。TTさんに報告するとちょっと悲しそうな表情(だった気がする)「...それってシングルじゃぁ...。」 TTさんは月末の岩トレの総括Lであり、僕もエントリーしているわけで、ダブルロープであって欲しかったよう。翌日はメイルでAOさんから「そろそろ沢道具揃えておいて」のメイル。冬山装備を揃えた時にカミさんに何買って誤魔化したのか思い出せない。

2007.04.29 GWの唐松

2007-05-12 12:13:02 | 雪山


(右が山頂。短信と写真は共用ね)

【目的地】唐松岳
【日程】2007.4.29
【行程】リフト終点(08:40)->(12:15)唐松岳山頂->唐松小屋(13:05)->(16:10)ゴンドラ駅
【メンバー】YU(L)、YT(SL)、TY、HK
YTさんの予定に合わせてGW二日目出発にしたら天気も高速道路もドンピシャだよ、17時の関越下りは順調に流れていた。雨上がりの夕焼けは「下山してきたみたい(YU,YT)」で、妙義を通過するあたりでは次はあそこに行こうなんて会話してました。更埴ICで降りて軽く道に迷いつつ道の駅白馬で前夜泊。
八方尾根のゴンドラ、さらにリフト二本を乗り継げばそこはもう残雪溢れる春の山!!
ちなみ、翌日Sさんから「なんだリフト使ったのかぁ」とコメント頂きましたが、そこはオトナハイクということで勘弁。いやさぁ、僕はリフト乗ったこと無かったんで嬉しかったですよ。

上り始めは結構な人出で軽く渋滞するも、大勢が休憩しているケルンをやり過ごせばまぁそれほどでもない感じ。不帰のキレットの眺めがあんまりに素晴らしいので、疎林の中のテン場跡で一本入れる。左手には五竜に突き上げる遠見尾根と、その背後に鹿島槍のネコ耳が覗いている。
鹿島槍は裏銀から見ると笑っちゃうような可愛らしさを感じるのだけれど、こっちはカッコいいぞ、五竜から見てみたいぞ。


(鹿島槍と五竜を下山時に)

丸山を過ぎると広かった稜線は次第に痩せてくるけれど、トレースがしっかり付いているのと両斜面が緩いので怖さはあまり感じなかった。高度を上げるに連れて間近に迫る不帰の山肌は険しくて美しい。あ、鹿島槍は五竜の影に隠れるので、並べて撮りたい人はそっち側も注意しておくと良いと思います。往路でタイミング逸して、帰路は逆光になってしまいました。
そして唐松頂上山荘の上に出るといきなり目の前に剱が現れた。五日後にあの頂上を目指すのだと思うと興奮して、皆、剱の写真ばっかり撮っていた。
そこから発達した雪庇の美しい軽い下り/登りで山頂を片付けてしまいます。


(剱、行きます)

頂上に着くころには強くなった風で飛んでくる氷が痛いくらいになりました。視界360度で山座同定には絶好のロケーションなんだけれど、雰囲気ヤバいのでそそくさと唐松岳頂上山荘まで戻って、小屋の土間で立ち休みも落ち着かないから下山開始。西風だし、主脈から下りてしまえば一息できるなんて思っていたのだけれどもとんでもない!! 八方尾根に居た全員で大ダルマさんが転んだ大会だよ、風が緩んだら進め、耳で気配を感じたらピッケル差して止まれだよ。幸いにして視界が良好なのと、とりあえず転べば止まりそうな風と斜度なのは助かる。痩せているところは風上にすこし下りたところに出来たトレースを追ったりして、結局休憩らしい休憩が出来たのは殆んどリフト駅の上だった。


(小屋前、雪煙は痛いってばさ)

お茶なぞ淹れつつマッタリ。TYさん、リンゴが出てくるあたりがダンディです(因みに剱では二回目撃しましたよ)。下りはゴンドラ駅までスキーゲレンデ脇を歩きました。
下山後、中央道で帰ってみることにして、お風呂は木崎湖温泉。

2007GWトドメ!!

2007-05-06 17:33:14 | 雪山



下山連絡。パーティーに恵まれ、天候に恵まれ、無事に登頂/下山/帰宅しました。

5/3: 馬場島->早月小屋(幕営)
5/4: 早月小屋->剱岳->早月小屋(幕営)
5/5: 早月小屋->馬場島

二日目は緊張しっぱなし。まだボケーとしているのは富山で飲みすぎたお酒の所為ではないと思う。引っ張って下さった皆さんには感謝の言葉がない。

2007GWその2 - 日和田でアイゼントレ

2007-05-02 11:56:15 | 訓練山行



30日は日和田でアイゼントレ。雪訓やPumpで僕の醜態を目の当たりにしたS御大が、合宿の準備として直々に企画して下さいました。どうも各方面にご心配をお掛けします、本人も心配です。傾斜の緩い男岩南面を最初はフラットソールで登ったけれども、混んで来たので西面に移動。結局フリーの練習になりました。午後に空いてきたころに南面に戻ってアイゼン + 手袋で取り付いて、終了点が乗越せず。うぅん、大丈夫か。

翌日に自宅前でアイゼンを研いでいたらお向かいさんから声を掛けられた。時々ザイルを干しているご主人は硫黄尾根に向かわれるとの事。お互いに後半戦も頑張りましょー。