picnic on a frozen river

山登りの記録

2011.02.19-20 またまたラッセル敗退

2011-02-24 12:33:44 | Weblog


(踏めなかったピーク)

仕事が落ち着かず、週末は土曜日になって帰宅。寝坊して一度は山行中止にしたけれど、水曜日からの降雪と週末の好天予想でとりあえず山に向かうことに。中央道に乗ると行ける所まで行こうという気分になり、結局当初予定通りの阿弥陀中央稜に取り付くことにした。
小淵沢ICで降り、「やまと」でお寿司やらビールやらを買い込んで舟山十字路に向かうと、駐車場は期待通りの雪だった。10台くらいも車が入っており、殆ど南稜にいったのかな。
歩き始めは15:40。テントで晩御飯を食べていてもおかしくない時間。でも広河原までなら問題無いでしょう。17時前に広河原到着。
右股のアイスから戻ってきた方のお話だと胸までラッセルだったそうで、中央稜に取り付くというと盛んに転進を勧められた。取り付きまで見に行って、あわよくば少しでも上がっておこうと思ったけれど、出だしの急登に数mのトレースを付けただけで萎えた。たしか1時間くらい上がらないと平坦地は無く、明るいうちに辿り着ける自信が無い。
広河原に戻って幕営・宴会。先ほどの方とお話をしているうちにお寿司が凍ってしまった。

翌朝、なんかすっかり雪山生活の手際が悪くなっており、出発は6時。昨日下見をした適当なところから登り始める。雪がしっかり付いているのでどうとでも登れる。1時間の急登のあとから次第に雪が深くなり、膝下、時々膝上のラッセルになった。更に2,100mあたりから股下から腰で、ワカン装着。傾斜が緩く高度を稼げないこともあり、30分で25mのペースとなる。時間的に登頂は無理でもせめて第一岩峰までをモチベーションにラッセルを続ける。雪はどんどん深くなり、時々は胸まで浸かるようになる。2,200m地点で、休憩のついでに空身で行ってもずっと胸ラッセルになった時点で諦め。携帯電話で写真を撮ったら、ジムのお誘いメイルが入っていて止めを刺された。


(ザックはここまで)


(空身でここまで)

3時間掛かった往路を20分で下って広河原。途中、南稜の声が聞こえたから、こんな時間にあそこではあちらのラッセルも結構大変だったのかなぁ。

まー、おもいっきり不完全燃焼だけど、ラッセルをしたかったのでこれはこれで仕方が無い。ちょっと体力が落ちているのを実感できてしまって悲しかったな。

2011.02.13 岩根山荘アイスツリー

2011-02-17 13:13:28 | アイスクライミング



三連休の最終日は岩根山荘のアイスツリー。山荘で受付を済ませ、使用料2000円を払う。誓約書には原則としてガイドとそのお客さんのみが使えると書かれていたけれど、自分達だけでも特に問題無かった。

ここはトップロープでの使用のみ。アイゼンを付けずに櫓を登り、上から2本のルートにロープを張った。壁は立っているようだけれども、さすがに連休3日目だと穴ボコだらけで、足も手も容易に拾えてしまう。日なた側は柔らかく、日陰側は若干硬くて脆い感じ。3時くらいには日なた側はシャーベット状で、氷というより雪壁を登っているようだった。

Kさん20本、僕は17本登って終了。

2010.02.12 湯川

2011-02-15 23:54:07 | アイスクライミング
下仁田の道の駅からチェーン規制の上信越道で佐久に入る。湯川橋からの林道は前週と打って変わって雪に覆われており、四駆の有り難味を実感。


(ミクロトワンソンをリードのKさん)

ミクロトワンソンでアップの後、乱菊エリアに移動。沢を覆っていた氷が融けて薄くなっており、渡渉ポイントを間違えると踏み抜いてしまう。
一番良さそうな青い氷には既に取り付いているパーティーが居た。両脇を見比べて左は下が悪かったので、林道から回り込んで頂いたKさんに右の氷にロープをかけて貰う。


(乱菊エリアも2パーティーのみ)

ラインを変えたりして3時過ぎまで登る。帰りに白髪エリアを見学だけしておしまい。


(白髪の右岸 - ガイドさんの講習らしい)


(白髪の左岸にこの時間は誰もおらず)

氷はまだ大丈夫だったけどそろそろ渡渉が核心か。

2010.02.11 神津牧場

2011-02-15 12:24:54 | アイスクライミング



R254を荒船の湯で降りて県道44号に入る。すれ違い困難な細い道を道なりに進み...あれ、神津牧場に着いてしまった。Uターンして風穴の駐車場まで戻ってからもういちど慎重に車を進めると、右手に「氷柱群」の標識が見つかった。その先に車を停めて、道の反対側の平坦地を「山火事注意」の看板の脇の踏み跡を追ってゆく。ザレて悪い急斜面を下って行くと沢に降り、「インディアンサマー広場」の標識が見つかった。


(神津牧場へ向かって右手にある標識)


(車を停めて...)


(反対側の標識左脇に入る)


一度迷って下流に偵察に行くも、結局この沢に降りたところから右の枝沢に入ってゆくと、果たして二つの氷が掛かるインディアンサマーに到着した。


(チェロキー)

右の傾斜の緩いチェロキーをHさんリードで、上部で回り込んでアパッチにロープを張る。小雪舞う中、他に誰も来ないので左のシャイアンにもロープを張ることに。


(右:アパッチ、左:シャイアン)

自分的には傾斜のあるアパッチより、レスト体勢を見つけられなかったシャイアンの方がキツかった。まぁどれも3番手で登っているのでスタンスは出来ているのだけれども、なんかバランス悪いなぁ。

2011.02.06 湯川アイス

2011-02-10 21:46:36 | アイスクライミング
霧積の翌日は湯川に移動。寝坊して林道に入ったのは10時。駐車スペースが無く、林道終点まで行って歩いて戻る。
先行したKさんがミクロトワンソン左にロープを張っていてくださった。順番待ちで乱菊の氷柱を見に行くと大盛況。


(乱菊エリア)


(結構大きい塊が落ちている)


ミクロトワンソンに戻って左の氷を登ったら、ミクロトワンソンを登っていたパーティーが撤収するとのことで、こちらにもTRを張らせて頂く。


(ミクロトワンソン)

支点形成間違えて、もう一回左から、都合三度目を登るハメに。1時には乱菊組が帰ってきた。裏側から水滴が垂れてきたそうだ。陽当たり良いからね。移動しようか悩んだけれど、時間が半端なのでここに残ってスクリュー打ちの練習して終了。

前日の霧積ほどではなかったけれど、今日も暖かい一日だった。