picnic on a frozen river

山登りの記録

2010.01.24 湯川

2010-01-26 00:55:23 | アイスクライミング
K原さんに誘われてシーズン初のアイスに行ってきました。

前夜入りした南清里の道の駅を6時過ぎに出発。杣添橋を過ぎたころから灯明の湯の看板を探し、湯川を渡って直ぐの細い道を左に入る。
未舗装路の一部は短い区間でも凍結しており四駆がありがたい。Y字の分岐の先で車を回頭させてから少し戻って駐車。


(ミクロトワンソン - ...かなーりミクロ)

乱菊の氷柱は偵察だけ。ミクロトワンソンにTRを掛けて貰って登る。右側は水が滴っているけれど、まぁ登れる。2回登って白髪エリアに移動。1組5人のパーティーが入っており、右岸、左岸それぞれ1本のロープを張っていた。ロープを貸して下さるとのことで、ご厚意に甘えさせていただいて右岸を1本登る。5人は登った後と思われるので、軟らかい氷にはステップが切れており、ピックを掛ける穴もしっかり出来ていた。
奥の低い氷でリードの練習をしてお開き。


(白髪エリア - 左岸)


(白髪エリア - 右岸)


この日はとても暖かかった。全部着込んでからハーネスを着けてしまったのでそのまま通したけれど、登っているときは長袖シャツで十分だったかな。
場所は憶えたから状態が良くなってからまた。

2010.01.16-17 甲斐駒ヶ岳・黒戸尾根

2010-01-21 12:42:42 | 雪山
好天の週末の予報を前に計画が立たない金曜日、そうだ黒戸尾根があるじゃないか、で行ってきました。

(1/16) 竹宇駒ヶ岳神社駐車場(09:58)-(13:26)刃渡り-(13:51)刀利天狗-(15:39)七丈小屋
(1/17) 七丈小屋(05:39)-(06:35)八合目-(08:10)山頂(08:36)-(09:27)七丈小屋(10:03)-(13:32)竹宇駒ヶ岳神社駐車場

(1/16) 前夜発の予定が仕事で捕まり早朝発...の予定が寝坊。6時半に目を覚ました時は、とりあえず行くだけ行こうと家を出た。貧乏はしたくないね、ついつい八王子100km圏内の韮崎で降りたりして、登り始めは10時近くになってしまった。翌日五丈からの往復でもいいやくらいの気持ちでトレースを追う。先頭はラッセルだったのだろうか、さすがにこの時間だと追いつくこともなく、お会いした人も多分下山のパーティのみ。最初は眺望の利かない樹林帯を無心に登る。


(刃渡りも夏より歩き易い??)


(黒戸尾根といえば階段)

刃渡りを越えると梯子と鎖が現れてくる。以前、4年前の梅雨時に来たときのボロボロの梯子は全てつけ換えられているようだ。刀利天狗から長いトラバースの後の五丈小屋跡への下り、そこからまた梯子で登り返す。薄手手袋とオーバー手袋では鎖を握る手が冷たくなってしまう。
七丈小屋には4時前に到着した。幕営の受付に行くと小屋前に張って良いとのこと。ありがたい。水もタンクから貰えたし、なにより嬉しいのはビールをお願いしたらデフォルトでロング缶(700円)だったことだな。
毎度のことだけれど単独だと料理に身が入らない。今回はパン/チーズ2種/ベーコン/タマネギに、数々の山行を共にして(その度に持って帰って)きた賞味期限半年切れのパスタ。今後のために調理は全てガソリンストーブでやってみよう。弱火が出来ないWhisper Liteなもんで、鍋や網は手で持って火力調整しなければならないし無駄に暑い。パンはコッヘルに入れたほうが楽に暖められる。


(トーストとチーズには日本酒よりブランデー、今日は700ml)

星座の解説に誘われて外に出てみると素晴らしい星空で、あぁ今夜も冷えそうだ。テント内の温度はProtrekでは計測出来ない。-10℃切ったってことか。

薄手ダウンと厚手フリースを着込み、3季用シュラフ+カバーに入る。12時過ぎから寒さを感じて熟睡は出来ずに頻繁に目を覚ましては時計を見る - 朝が待ち遠しい。

(1/17) 3時半に起床。朝も昨晩と同一メニュー。パンでコッヘルを拭いてお茶を淹れて、ガソリン無駄焚きして寝袋を乾かしたりしてから重い腰を上げる。どうやら本日一番のようで、トレースには雪が乗っている。夏道が南に進路を変える手前からトレースは疎林帯の広い斜面に消え、コンパス出してから適当にラッセルして進む。稜線に上がって八合目に向かう辺りはクラストして潜らないが、風に飛ばされた堅い雪片が顔に当たって痛い。その風も八合目で日の出を迎えた頃から大分穏やかになった。


(鳳凰のシルエット)


(太陽がピークを照らす)


(北岳も染まってきた)

岩の出てきた稜線はラッセルは兎も角もルートが良く分からず、夏道とは違うトレースをつけたりもした。岩が二つ重なっている箇所があり、大きく巻くか迷っていたら、追い着いて来た後続の方は積雪期に何度も入っているとのことで、「いつも強引に行ってますよ」とアドバイスを下さる。木の枝と背中フリクションでお言葉通りに直登する。その先で「先頭替わりましょうか?」とお声掛け頂くも、もうラッセルは終わるとの事。では済みませんが、もう少し雪と遊ばせて下さい。


(山頂はもうすぐ)

山頂到着。先ほどの方が「もしかしてGWに北鎌行かれました?」「SWは池ノ谷小屋から阿曽原に行かれました?」あれれ、北穂小屋でお会いした方で、SWも行程的にすれ違っているとのこと。この辺境blogも時々見に来ていただいて下さっているようです、有難うございます。


(で、写真まで撮っていただきました)


山は天気だねー。360度の快晴で穏やかな風は最高。降りるのが勿体無い。


(北岳から南)


(仙丈は雪がべったり)

しばしまったりしてから下山開始。更に5~6人が登ってきたのでトレースばっちり。一時間掛からずに小屋に到着。テントを撤収して、またとっとこ下る。眺望がないんで、中央道渋滞避けたいのがモチベーション。その甲斐あって16時前には帰宅となった。

初日はすっかりトレース泥棒をしてしまったけれど、二日目ラッセルは楽しかったー。3月あたりだと更に楽しめるのかな。また突発的に来るかも。

2009.12.30-2010.01.01 槍平敗退

2010-01-16 00:44:13 | 雪山
年末年始は会の冬合宿。今年は槍の中崎尾根を目指した。例によって、天気予報極悪なんだな。

12/30 新穂高温泉(07:18)-(13:03)槍平
12/31 槍平(07:48)-下見-槍平(09:09)-(14時頃)穂高平小屋
1/1 穂高平小屋(10:35)-(11:38)新穂高温泉

(12/29) 15:00に都内を出発し、新穂高温泉の駐車場にて前夜泊。駐車場のバス停寄りの一帯は地熱で雪が融けていて暖かく、夏用シュラフでも快適。
(12/30) 曇天ながらも穏やかな空の下で歩行開始。先日の権現岳の下山で膝がアレって感じだったので、今回は共同装備は全て出してから分配(普段は「ま、いっか」で抱え込んでいたんですよ)、なので自分のザックは普段よりエラく軽い。+酒3.9Lでこの軽さだから分担したのが軽かったのかも。今日はリエゾンだし、トレースバッチリなので気楽なもの、ただ明日からの天候を考えると気が重い。すれ違った下山してくるパーティーは停滞しつつもそれぞれのピークを踏めたようで羨ましい。


(行きはヨイヨイ。バケツトレースです。)

滝谷避難小屋からやっと山らしくなり、開けた斜面のトラバースから樹林帯に入ると直ぐに槍平のテント村。冬期小屋を覗くと場所はあったが、テントより寒そうとの意見もあり幕営地を探す。2年前の雪崩事故があるので慎重に選定し、小屋のすぐ西側の樹林の中を整地した。水は沢から取れた。
槍平ではAUが通じ、入ってくる天気予報はとほほ...せいぜい荷を軽くしておきましょう、毎度の宴会だす。
今日の晩御飯のトマト鍋は手抜き+軽量化で出来合いのスープ(カゴメ・甘熟トマト鍋)を使ったけれど、コクがあって結構良かった。
午後からの雪は降り続いており、寝る前に皆で雪掻きに出る。内張り式のテントのおかげ以上に寒さは厳しくなく、自分は三季用シュラフで十分だった。

(12/31) 朝から作戦会議。停滞様子見の意見あったけれど、自分としては本日停滞になるのならまた張り直せば良いし、空身偵察は危険なので全装備で行動したい。結局撤収して出発。夏道は一度飛騨沢に向かってから西に向かうようで、トレースも北に延びていた。まず壷足で自分が進むと10m行かずにダメ。ワカンを付けて再出発。五郎さんに追いついてからトレースを追うも、一向に西に寄って行かない。左手のはっきりしない尾根に乗るはずなのだけれども。
全員が合流したところでGPS含めて確認し、どうやら飛騨沢のルートについたトレースを追った模様。一度テン場まで引き返し再度確認。ここから直接西に向かうトレースはなさそうで、ならばと尾根の突端までラッセルしてみる。平地で股下くらいか。他3名はザックを下ろしている模様。視界が悪くてルートが分かりづらいが、尾根の左から右に上がれそう。しかしその上の様子が分からない。誰も追ってこないのでとりあえず皆の居るところに戻ると、2年連続で敗退を共にしているリーダーの五郎さんはもう納得したとのこと。明日も進めそうにないし、降り込められて残り2日では下山できないかもしれない。敗退


(今年もまた...)



(帰路の集団)

槍平から下山を開始すると直ぐに先行に追いついた。先頭はラッセルの模様。樹林帯を抜けて左にトラバースをした先で自分が先頭になった。このあたりは赤テープが見えないので勘で斜面を横切って、見覚えのある岩までトレースを伸ばす。10人以上になっていた集団はここで雪崩を警戒して間隔を空けたので、ラッセル先頭交代後も6番目に入った。大集団のラッセルとはいえ、せめてこれくらいのイベントが有ってくれて嬉しい。3度目が回ってくる前に夏道に復帰し、そこを若者二人Pが追い抜いていったと思ったら直ぐに滝谷避難小屋。ここだと泊まるのだったら小屋の中か。で、もう少し下ろうってことで白出沢出合までくると泊まれる小屋は無くトイレのみ、しかも幕営適地には「キャンプ禁止」の立派な看板が立っていた。穂高平まで下ったら最早下界なわけで、さすがにそれは避けたかったのだが、ここは押し切られて先に進む。
で、穂高平小屋、敗退テントがあちこちで花開く中、小屋が営業していた。あぁ、嫌な予感...小屋泊ですかそうですか - 食糧も燃料も酒も時間も十分にあるし、最早テントで寒いなんて場所でもないんだけれど。たっぷり頂いてしまったカンパを活用させて戴いて、ストーブの焚かれた居間に収まった。猪鍋やら年越し蕎麦やらがサービスで出てきて、下界の快適さと賑やかさと煩わしさと不自由さを味わって年を越した。


(花火で年越し)


(1/1) 自炊場でチヂミの朝食を戴いて出発。林道はラッセルも無く、あっという間に駐車場到着。
元日から営業していた「ひがくの湯」に入って、雪道を恐る恐る運転して、R158は松本ICを少しやり過ごした先の「ぎゅあん・松本店」にて打ち上げ。しっかり1.5kg太りましたとさ。


(明けまして、めでたさも少なめ)

2010.01.09-11 赤岳天狗尾根

2010-01-14 12:18:45 | 雪山
三連休はグレ子さんと赤岳天狗尾根に行ってきました。



(ツルネから見る天狗尾根)


【行程】
(1/9) 武蔵境(05:45)-美し森駐車場(08:27)-(10:31)出合小屋(10:50)-(11:40)天狗尾根取り付き-(12:00)尾根-(14:20)2,280m地点
(1/10) 幕営地(06:50)-(07:57)カニのハサミ(08:30)-(10:43)大天狗基部-(12:11)主稜線-(2時頃)キレット小屋
(1/11) キレット小屋(06:47)-(07:29)ツルネ-(09:18)出合小屋-(11:01)美し森駐車場

(1/9) 4時半集合が、ワタクシの寝坊で5時半頃に武蔵境を出発し、美し森の駐車場に到着は8時頃。支度をして計画書を道路脇のポストに入れて出発する。
アプローチの行程には勿体無いような晴天の元、出合小屋まで2時間程歩く。


(初日の下界は天気良し)

小屋には二つのテントが張ってあり、3人Pは上の権現沢に日帰りとのこと。彼らを追って本沢を少し詰めたところで渡渉のトレースがあり、天狗尾根突端を少し下って赤岳沢に入る。先行のトレースは程なくしてワカンに付け替えたようだ。壷足だと膝上まで潜るのだが取り付きまでのガマンとしてそのまま進む。しかし20分程格闘して先行がまだ大分先に見えたところで、諦めてワカンに切り替える。やっぱ楽だ。


(赤岳沢からの取り付き)

取り付きは前回(12月)より雪が多く、岩が露出していないので歩き易い。3人Pがワカンのままでラッセルしているのでこちらもそのまま。尾根に上がる直前は足場が笹に覆われて滑ることこの上なく、腕力頼りの木登りになった。稜に上がってからは先行にラッセルのお礼を言って、ワカンを外して先に行かせて貰えた。概ね踝上、潜っても膝下程度の雪で快調に進む。


(尾根に乗った)



(岩尾根のトラバース)

途中に一箇所だけある痩せた岩場は前回は稜上を行って最後にクライムダウンしたが、雪が乗っている左側にステップを切ってトラバースすることが出来た。ラッセルという程では無いのだけれど先頭のトレース付けは気持ちが良い。


(旭東稜の五段の宮)

テン場確保もあったのでグレ子さんのペースを殆ど無視して(ちゃんと途中で待つけど)進み、高度計で2,280mの樹林帯に適地を見つけて幕営。テントに入る頃に2人Pが上がってきて先に進んで行った。ちょっと残念。


(2,280mのテン場)

夜半は風が強いが樹林に守られてテントはあまり吹かれず。一応軽量化したのでお酒はブランデー750mlのみで、これは半分以上飲んでしまった。明日中に抜けるモチが上がる。
(1/10)
4時半起床。支度をしているときにも風の音の間隔が長くなっているのが分かる。晴天とは行かないが強風に苦しめられることはなさそう。出発は7時近くなってしまい先頭奪取はどうかと思ったが、ラッセルの感じだと行けそう。カニのハサミの手前で追いついてラッセルのお礼を行って先を譲って頂くも、先行は登攀用具装備。あらら、基部まで進んでこちらはアイゼンから始めて準備をしている時に先頭交代。要領悪くハーネスをヤッケの下に締めたのを直したりして30分も遅れてしまった。


(カニのハサミ)



(カニのハサミを巻いて)

カニのハサミを左から巻くと直ぐに先行の声が聞こえた。あれれれ? 一人がここで手こずっていてこの調子ではこの先は進めないので引き返すとのこと。ありがとうございます、労せずして先頭に立った。簡単な岩稜を嬉々として進みfixのある箇所に到着。今回は最初からロープを出す。ここで昨日の上の権現沢組が追い付いてきて、岩場をノーロープ直登で越していった。実力違いですね、仕方ない。で、ワタクシリードは残置に手を絡ませたりして、アックス一本で取り付いたのをちょっと後悔。ルンゼに入ってしまえば快適。40mくらい伸ばして立派な立ち木でグレ子さんを迎える。


(fixの先の右のルンゼを上がって確保中)



(カニのハサミがあんな後ろに)

ここで別の日帰りPが続いてきた。装備の重さの違いから歩きで差が出るので、大人しく先に行って貰う。途中の岩場であちらは直登、こちらは左トラバースのルートを取った。直登は最初の岩登りを越して稜上に上がると楽らしい。


(ニセ大天狗)



(こちらが大天狗)



(大天狗の右トラバース - 実際は枠外下のバンドを行った)

さて、大天狗。先頭Pは直登した模様、続く2人Pもそれを追っていた。こちらは右の巻きのルートに取り付く。記憶では残置の赤スリングに頼らずに潅木でランナーを取った後は少し上がってからトラバースなのだけれども支点は見つけられず。そんなこんなの説明をグレ子さんにして、さぁリードを振ろうと考えていたんだけれど、どうも気が乗らないご様子。アックス2本にして自分がジリジリと取り付く。ランナーの取れる立ち木まで近寄っても赤スリング以外の支点は見つからないので、試しに少しクライムダウンしてみると赤スリングの真下まで飛び飛びのバンドが続いており、手はアックス頼りでトラバースする。「Quark効くー」と思わず叫んでしまうほどフッキングが良かったし、緊張もした。
残置スリングから上がるところは、スリングを掴んでも左足が良いスタンスまで上げられず、暫く行きつ戻りつを繰り返す。左手のQuarkがバッチリ草付に刺さり、右手のAlienも信頼できそうだったので、両手でカラダ(とザック)を引き上げた。後は前回同様に飛び飛びスタンスと曖昧なホールドでテラスに立って緊張から解放された。やれやれ、次からは「オレもうリードしたからいいよ」と言おう。


(巻き終了)

ロープを仕舞って小天狗を左から巻く。一度、岩に惹かれて上がりすぎたが、戻って少しトラバースすると緩傾斜を上がることができた。


(小天狗を巻いた後)

縦走路に出てツルネへ向かう。覚悟はしていたキレットへの下りはガレガレなのとルートが分かりづらいのとで神経を遣う。休むところも無く、一本取ったのは下降開始から1時間半も経過した樹林帯の中になった。そろそろ2時。ツルネ下降経験のあるグレ子さんによると上部に幕営適地はないとのこと。ラッセル箇所も出てきて、ツルネまで1時間を見込んで、そこからどれだけ下降できるか。いずれにせよ今日中に美し森へは帰れないだろう(実は帰れたら翌日は外岩に行こうと思っていたんだが...)。ならば安全なところで幕営とし、10分そこらの歩きでキレット小屋まで降りた。

(1/11)


(ツルネ東稜への入口)

昨夕テン場に到着したPは先に出発していた。雪はクラストしていたのでワカンでなくアイゼンで歩行開始。程なくして先行に追いつく。ラッセルではなかったけれど、傾斜のキツイところは早く抜けたほうが楽なので抜かせて貰う。視界は良くツルネの三俣がはっきりと見え、遠目にも降り口は間違いそうに無かった。トレースはばっちり着いており、それを追って下降する。途中、2,450m付近で目印が錯綜している箇所があり、右のトレースを追うとハズレ。左を追って、稜を少し右トラバース気味に進んだ。その先は目印豊富なのだけれど、ところどころで急に降りている箇所や小さく巻いている箇所があり、トレースがなかったら分かりにくかったかも。

出合小屋で装備を解いた時には雲海の下に入ったらしく、遠い稜線の先には青空が見えるも日差しは薄かった。11時には駐車場に戻り、たかねの湯に入ってから渋滞の始まっていない中央道で帰京。

今回持っていったアックスはこちら。


(左:Petzl Quark, 右:DMM Alien)

Quarkは引き付けて体を持ち上げても外れない安心感がある。Alienは遠慮なく岩を叩けるのとラバーグリップが握りやすい。
ちなみにAlienはヒマラヤニスト引退のY崎さんから頂いた品でございます。重量があり、ストレートシャフトなのでハーケン打ちにも良いかも。

急行能登、廃止

2010-01-09 00:43:08 | Weblog
今頃知りました。急行能登が3月で無くなっちゃうんだー。去年は使わなかったんだよな、早月ハイキングピストンもクルマだったしな。


(2年前の正月、馬場島からの敗退面子@ラウンジ)

銀マとシュラフで寝られるラウンジは最高だった(ボックスシートは最悪)ので、臨時便でも残してほしい、リクライニングシートなんかとは次元が違う。バスと違って予約不要とか、高速渋滞に影響を受けないとか、運転しなくて良いから自分も酒飲めるとか、あぁ、ラストランでどこか行きたい、って、敷居高すぎだね、誰かご一緒に、早月尾根行きませんか? 山頂踏めなくても良いですよ。