ぴかりんの頭の中味

主に食べ歩きの記録。北海道室蘭市在住。

【演】ウィーン五重奏団演奏会 in 江別

2015年11月11日 08時00分10秒 | 演奏記録
ウィーン五重奏団演奏会 in 江別
2015.11.4(水)19:00開演@えぽあホール、入場料 前売一般3000円
演奏 どさんこジュニアオーケストラ[第2部]、パート Viola[第2部]
客数 目測約350名

《曲目》
【第1部 ウィーン五重奏団 至極のアンサンブル】
1. ロバート・シューマン ピアノ五重奏曲 変ホ長調 作品44
2. ドミトリ・ショスタコーヴィチ 2本のヴァイオリンとピアノの為の5つの小品より
   1.プレリュード、 4.ワルツ、 5.ポルカ
3. フランツ・シューベルト 弦楽三重奏曲第1番 変ロ長調 作品471
4. ヨハン・シュトラウス2世 美しき青きドナウ 作品314

【第2部 ジュニアオーケストラとの "夢" の共演】
1. ヴィヴァルディ 和声と創意の試み第1集「四季」から "秋" 第1楽章(ヴァイオリン独奏 ダニエル・ゲーデ)
2. ウッドハウス ばらのつぼみ
3. ヨハン・シュトラウス2世 ポルカ「狩り」 作品373
アンコール ヨハン・シュトラウス1世 ラデツキー行進曲


・ウィーンフィルメンバーらで構成される五重奏団が江別で演奏会を開くこと自体珍しいのに、おまけに地元の子供たちと共演するという信じられないような企画が実現。ジュニアのビオラ奏者がいないということで、私のようなオジサンも駆り出されることに。

・演奏会前半は、関係者以外立入禁止の特等席(?)で鑑賞。バラエティに富んだ編成と選曲で一流の演奏を堪能。特に初めて聴いたショスタコの小品がお気に入り。がんばれば自分でも弾ける?!

・弦楽器のイス配置が左右対称ではなく独特の配置だった。何か意味があるのか単なる個人の好みなのか。また、こちらのホール事情を知るスタッフより、「少しステージの奥に入った方が音がよく飛びますよ」とアドバイスがあったが、奏者らは全く意に介さず「とにかく客席に近い位置で!」とステージ際ギリギリに陣取った。本番ではステージ上で一切チューニングをしなかったのも謎。

・なぜだか私がトップサイドを任され、オケの最前列でウィーンフィルメンバーらに囲まれるという状況で、さすがに緊張した。しかし、隣で弾いたビオラの「おっちゃん」はとても気さくな人柄ですぐに緊張は解けることに。この「おっちゃん」は、そもそもウィーンフィルのファーストバイオリン担当で最近定年退職した『ギュンター・ザイフェルト』というお方。ウィーン五重奏団でもリーダー的存在で、調べてみるとかなり著名な人物だった。

・秋:ウィーンフィル元コンマスのソロは目の覚めるような鮮やかさ。その向かいのチェリストはチャイコフスキー国際コンクール優勝経験者というなんとも豪華な顔ぶれ。

・ばらのつぼみ:ジュニアオケ定番の曲。
 
・狩:低学年の子供たちが動物のお面をつけてステージ上を練り歩く。

・ラデツキー:飽きるほど弾いてる曲でも、ウィーンフィルメンバーらと弾くと新鮮そのもの。メンバーにとっては体に染み付いた弓順があるらしく、楽譜の書き込みとは逆に弾く部分も。ウィーンフィルメンバーに向かってラデツキー行進曲の弓順について「そこは "V"(アップ)で弾いていただけませんか」などとはさすがに言えない……言えるわけがない…… その隣で弾いてみて、いい意味での演奏の力の抜き方を学んだ。普段から "p" や "pp" の弱音を弾き過ぎていることを自覚。

・終演後の舞台裏にて謎の巨大生物に遭遇。その正体は『えべチュン』。
 
・演奏会前に食事をとる時間がなかったので、帰り道に江別の『Suage 2』にてスープカレーをいただく。
・当日、楽譜をまるごと室蘭に忘れてくる失態があって、帰りは三脚を会場に忘れるという、もう手に負えないボケっぷり。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 【食】珈琲専門店 シーハイル... | トップ | 【食】ファミリーレストラン ... »

コメントを投稿

演奏記録」カテゴリの最新記事