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麻生平安名の変な喫茶店 その時俺様が動いた

ここは公権力の不正を放置せず、「悪いことは悪い」との批判を失わず、判断能力を常に持つことを呼びかける喫茶店(日記)です。

最高裁の大罪。司法修習生選考要項「国籍条項」削除

2009年10月31日 | 報道/社会

◆「司法修習生は日本国籍必要」条項を削除 最高裁(朝日新聞) - goo ニュース

これは大問題だろう。日本の司法の危機だ。

(引用)
最高裁は11月から修習を始める司法修習生の選考要項から日本国籍を必要とする「国籍条項」を削除した。
最高裁は外国籍の司法試験合格者には30年以上、特例の形で修習を認めてきたが、在日外国人や日本弁護士連合会などが「差別だ」として条項自体の削除を求めていた。

司法試験の受験資格には以前から国籍条項はない。だが合格者が実務を学ぶ司法修習では、検察庁で容疑者の取り調べをしたり、裁判所で非公開の合議に立ち会ったりする機会がある。そのため、最高裁は「公権力の行使や国家意思の形成に携わる公務員には日本国籍が必要」との内閣法制局の見解を準用。外国籍の合格者には日本国籍取得を修習生として採用する際の条件としてきた。

しかし、
76年、司法試験に合格した在日韓国人の金敬得(キム・キョンドク)さん(故人)が韓国籍のままでの採用を希望。全国的に支援が広がり、最高裁は77年に国籍条項は残したまま「相当と認めるものに限り、採用する」との方針を示し、金さんの採用を決めた。

90年には、外国籍の希望者に提出を義務づけていた法律順守の誓約書の廃止を決めた。さらに、永住権がない人に対しても修習を認めるなど特例扱いでこの問題に対応してきたが、一方で、国籍条項はそのまま記載していた。

最高裁によると、これまで140人以上の外国籍の合格者が司法修習を受けたという。国家公務員である検察官と裁判官には任用されないため、外国籍の修習生は日本国籍を取得したうえで任官するか、弁護士になっている。

司法修習生の選考を申し込む際は戸籍抄本などが必要。外国籍の場合は戸籍がないため、最高裁は、日本に定住していることを示す資料などの提出は引き続き求めるという。要項から条項を削除した理由について最高裁は「原則として採用しないと読めるような記載は削除した」と説明している。


最高裁事務総局の任用課長として、金さんの採用問題に取り組んだ元最高裁判事の泉徳治弁護士の話
自由に職業を選択し、自己実現をはかることは基
本的人権の中核をなす。実質的には外国籍の人も司法修習生に採用していたとはいえ、国籍条項は外国籍の人からすれば、差別感を感じることもあっただろう。外国籍の弁護士が増えることは、外国人の権利の救済が進むことにもつながると思う。
(引用終わり)


しかし、たいした役者がいたものだ。
32年前に種を仕込んでいたとはな。
今から芽を出して日本の司法を乗っ取る花を咲かせましょう、というわけですか(怒)!


日本弁護士連合会も最高裁も、"差別"と"区別"の違いも分からない俗物が多いとみえる。
元最高裁判事の泉徳治弁護士とやらは、"基本的人権"だの"外国人の権利の救済"だの戯けたことをぬかしていやがる。

なぜに奴らは、日本の司法に外国人を招いて土足で踏み荒らさせることを許可する!
自分達のした所業が何をもたらすのかわかってやっているならば、立派な売国行為だぞコレは!

だいたいにして、貴様らは日本国や日本の国民の権利まで考えているのか?
考えてみたら、現
在度々記事ネタにもなっている「裁判員制度」が実施されることなく、また「最高裁裁判官の国民審査」で俗物が多数罷免されている筈だ。
それが叶わないということは、
司法を玩具扱いしている俗物が司法の席に居座っている現実が明らかであるということではないのかね。
無論、こんな歪んだ司法を放置してきた政府なり国民なりマスコミにも責任はあるのだが。


あまりよろしくない未来予想図を広げるが、この件で調子に乗った奴らは、今度は「現行では弁護士になれるだけで、検察や裁判官になる道が閉ざされている。これは差別だから国籍保持したまま検察だの裁判官にさせろ」とでも要求してくるのではないか?
ただでさえ日本は売国党・黒鳩山政権が与党ですから、上記のような要求がきたらあっさり許可しそうである。こんなことがまかり通る様になることだけは断じて避けたいところだ。


さて。次に、元最高裁判事の泉徳治弁護士とやらについて批判する。こ奴の基本的人権論が実に気に入らないのでな…

>自由に職業を選択し、自己実現をはかることは基本的人権の中核をなす。

大した詭弁だな。

その自己実現をはかる為には「罪を犯すことも辞さず」ですか(皮肉)?


このお方は(外国人の差別感に浸りすぎて)、基本的人権を掲げて日本の国家や国政を蔑ろにしています。日本側の基本的人権を棚に上げ、"道徳"すら軽視する始末だ。
わかりやすく言えば、この方の掲げる基本的人権とは「欲望の赴くままに行動しろ」と言っているに等しいのだ。


まぁ、外国人の権利救済することについては大いに結構ですがね。しかし、その為に日本人の権利を損ねる、軽視するは日本国民の一人として許せないんですわ。
過去に最高裁判事をしていたそうだが、自分からすれば"最低な"判事ですよ、貴方。


海自護衛艦と韓国コンテナ船衝突

2009年10月28日 | 報道/社会

◆海自護衛艦とコンテナ船が衝突、双方炎上 関門海峡(朝日新聞) - goo ニュース

不謹慎なことをあえて言いますが、この事件は自衛隊を嫌っている人間からすればさぞ取りあげがいある材料だろうな。

(引用)
防衛省海上幕僚監部に入った連絡によると、27日午後7時56分ごろ、本州と九州の境にある関門海峡で、海上自衛隊の護衛艦「くらま」(艦長・柏原正俊1等海佐、5200トン)とリベリア船籍の韓国のコンテナ船「カリナスター」(7400トン)が衝突、双方が炎上した。「くらま」側に負傷者が3人出ているという。

第7管区海上保安本部によると、「カリナスター」は午後8時35分ごろ鎮火したといい、けが人や油漏れの情報は今のところない。

「カリナスター」はコンテナを韓国・釜山から大阪に運んでいる途中だったという。

防衛省によると、「くらま」は艦首部分が激しく損傷し、炎上しているという。消火作業の際に乗員1人が右足にすり傷を負った。このほか2人が煙を吸って気分が悪いと訴えているという。

「くらま」は長崎県の佐世保基地の第2護衛隊群に所属するヘリ搭載型護衛艦で、進水は79年。25日に神奈川県の相模湾であった観艦式に参加したのち佐世保に戻る途中で、296人が乗っていた。

下関地方気象台によると、午後8時ごろの関門海峡の天候は快晴で風はほとんどなかったが、空気の乾燥のため乾いた微粒子が空気中に浮いて視程が妨げられる「煙霧」の状況にあったという。ただ、防衛省側は「くらま」からの情報として「視界も3~4キロで悪くはなかった。波もほとんどなかった」としている。

北沢俊美防衛相には、海上幕僚監部から午後8時10分ごろ衝突の一報が報告された。
(引用終わり)


詳細が気になるところだ。

この件から自衛隊が攻撃の的になることは決して好ましいことではない。現状、防衛という点において自衛隊の存在は大きい意味を持つのだから。

私的には、自衛隊に問題点はなかったと思いたい。が、問題点があったならば二度とこのようなことが起きぬよう努めていただきたいものだ。


核なき世界を謳う現実

2009年10月18日 | 報道/社会

◆核なき世界を…広島でキャンドルメッセージ(読売新聞) - goo ニュース

最近、広島が嫌いになりつつある。こんな話題を見ると尚更に。

(引用)
広島市で開かれる「核不拡散・核軍縮に関する国際委員会(ICNND)」の最終会合(18~20日)を前に、平和団体などが原爆ドーム前(中区)で17日夜、ろうそくをともし、核廃絶のメッセージを浮かび上がらせた。

午後6時前、平和記念公園の「平和の 灯 ( ともしび ) 」から採火したろうそく約1000本で、「NUCLEAR FREE NOW(今こそ核なき世界を)」の文字をつくった。バスで近くを通りかかった同委員会共同議長の川口順子元外相、ギャレス・エバンス元豪外相も現場を訪れ、川口元外相は「気持ちは皆さんと同じ、一緒に頑張っていきたい」と参加者に語りかけた。
(引用終わり)


「核不拡散・核軍縮に関する国際委員会(ICNND)」とやらは、核なき世界が訪れれば必然と平和が訪れるとでも考えているのだろうか?
「平和の 灯 ( ともしび ) 」など称し、ろうそく約1000本も使って「NUCLEAR FREE NOW(今こそ核なき世界を)」と謳うのだからな。

そもそも自分は"平和"と"核廃絶"の両立が成り立つとは到底思えない。


さて。核不拡散・核軍縮に関する国際委員会(ICNND)。この存在からしておかしいと思い、早速調べてみた。どうやら外務省が裏にいるようである。

「核不拡散・核軍縮に関する国際委員会」についてを見ると、3項に本委員会は"核軍縮・核不拡散及び原子力の平和的利用を取り扱い(云々)"とある。

平和的利用が聞いて呆れる。

呆れた理由は、同じ外務省で見つけた外務省 わかる!国際情勢 Vol.42 核兵器のない世界への中身を見たからである。
核の"憲法" 核兵器不拡散条約(NPT)に注目してもらいたい。

(引用)
ところで、核軍縮・核不拡散を進める国際的な体制は今、どのようになっているのでしょうか。ここで、関連する条約ごとに現状と課題を整理しておきます。
核問題を巡る議論のベースとなっているのは、核の“憲法”とも位置づけられる核兵器不拡散条約(NPT)です。NPTは、米国、ロシア、英国、フランス、中国の5か国を「核兵器国」、それ以外の国を「非核兵器国」とし、
(1)これら5か国から非核兵器国への核拡散を防ぎ、
(2)核兵器国に核軍縮交渉を義務づけ、
(3)原子力(核)の平和的利用を図ることを目的としています(1970年発効)。
5か国のみを「核兵器国」と認めたことは、すでに地球上に核兵器が存在しているという現実を受け入れたものであり、そのような前提に立った上で世界が着実な核軍縮・核不拡散を目指していく“憲法”のような存在です。
(引用終わり)


凄い憲法(条約)だと思いませんかコレ?

"核兵器国5か国"には核軍縮のみを義務づけながら、核廃絶は謳わない。
そして、核兵器国を棚に上げ、「他国には核を持つな」だの「認めない」と謳っているようだ。

核不拡散・核軍縮に関する国際委員会(ICNND)の掲げる「NUCLEAR FREE NOW(今こそ核なき世界を)」とは"随分と理不尽な世界"であることよ。

何が"原子力(核)の平和的利用を図ることを目的"だ!
結局は、核兵器国(米国、ロシア、英国、フランス、中国)の都合を他国に押し付ける"偽りの平和"を推進しているだけではないか!

そもそも核兵器国は核廃絶する気が本当にあるの?
核兵器不拡散条約(NPT)からして胡散臭くて信用ならないのだがな。


無料に潜む罠を知らないお馬鹿なお話 その2

2009年10月16日 | 報道/社会

◆携帯ゲーム「グリー」、未成年者の課金は上限3万円(読売新聞) - goo ニュース

この腐った体質はもはやNHKレベルだな。これで改善策とはよくもまぁ言えたものだ。

(引用)
携帯ゲームサイトの高額請求問題で、携帯サイト大手「グリー」は、未成年者の課金上限額を月3万円に設定すると同時に、現在は「無料」ばかりが強調されているテレビコマーシャルの表示を見直すなどの改善策を決めた。

月内にも実施する。ただ、年間約160億円にまで急成長したゲームサイトなどのアイテム販売市場は、こうした高額請求に支えられてきた側面もあり、識者からは「業界全体の仕組みを変えていかなければ」との声も上がっている。

上限額設定の対象となるのは、ソフトバンクモバイルの携帯電話を使っている未成年者。ソフトバンクでは暗証番号を入力しなくても購入が可能なため、子供が親に無断で高額アイテムを購入するなどトラブルが相次いでいた。

また、映像や音声で「無料」と強調しながら、「一部のコンテンツが有料」の文字はほとんど読み取れないほど小さかったCMについては、文字の大きさを見直し、新しいCMに切り替えるという。

ただ、5歳の息子がグリーで約10万円分のアイテムを買ったという広島市内の主婦(24)は、「暗証番号もなしに、ボタンを押すだけで高額な買い物をしてしまう仕組み自体が問題」と憤る。「ようやく見直された」と歓迎する別の主婦も「3万円は子供が遊ぶ額としてはまだ高い」と話す。

グリーは「ユーザーが増えたため、より安心して利用できるよう決めた」としているが、返金の件数や金額は今も明かしていない。

グリーはモバイルコンテンツ審査・運用監視機構(EMA)に「健全」と認定され、フィルタリング(閲覧制限)から外れており、子供でも利用できる。グリー以外の「健全サイト」でも、無料をうたいながら実際には情報料がかかるケースは少なくない。

例えば、「モバゲータウン」を運営する「ディー・エヌ・エー」では、未成年の利用額上限を月1万円に設定しているが、親名義で契約している携帯電話は対象外。「大集合ネオ」を運営する「オープンドア」は上限額を設けていないが、今後の対応を検討中という。
(引用終わり)

結局はグリーもソフトバンクも「消費者のことなどまるで考えていない」と判断してもよかろうな。

何が問題で何がおかしいのか。恐らくはわかっていながらも、考えを改めずに利益を優先している。そう思うよ。

そもそも高額請求問題が持ち上り、課金上限設定を3万円に設定する。ここからして既に舐めている。
「このくらいで勘弁してやるか」と言わんばかりの条件提示ではないのかなコレは。
消費者に高額請求すること何の危惧も抱いていないように思われる。


少なくとも「自分達にも問題がありました」って対応ではあるまい。
無料無料詐欺をしときながら「詐欺ではありません」とうそぶくとは随分とお戯れにも程があるというものだ。

もっともこの件に関しては、引っかかる側(消費者)にも問題がありますから、どちらか一方的に悪いとは言えない。あ、ソフトバンクは論外だな(笑)。

まぁ、これで完結になることはまずあるまい。似たような類の事件を以て再び問題が持ち上がると思う。その時にどのような対応をするか。冷やかに見守ってやろうぞ。


無料に潜む罠を知らないお馬鹿なお話

2009年10月12日 | 報道/社会

◆「無料で遊べる」携帯ゲーム高額請求相次ぐ(読売新聞) - goo ニュース

トラブル以前に"無料"ということに少しは不信感を抱けよ…

(引用)
「無料で遊べる」とうたう大手携帯ゲームサイトから高額な情報料を請求され、トラブルになるケースが相次いでいる。

5歳の子どもが親の携帯電話で遊ぶうち、10万円もの高額アイテムを購入してしまった事例も。親は電話料金に上乗せされた請求を見て初めて気付くことが多いという。国民生活センターは携帯電話会社などに対し、高額請求の場合は一時的に請求を止めて調べるなどの改善策を求めた。

山形県内の主婦(37)が、ソフトバンクモバイルからの請求金額が急増したことに気づいたのは今年5月。明細には「情報コンテンツ料 4万5150円」とある。小学3年生の長男(9)に聞くと、大手サイト「グリー」で自分の分身(アバター)を飾るアイテムを買っていたという。

ゲームは原則無料だが、アバターを飾ったり、ゲームを有利に進めたりするための特別アイテムは有料で、1点5250円するものもある。テレビコマーシャルでは「無料で遊び放題」などとうたい、有料サービスがあることは読み取れないほど小さくしか表示されていない。

購入方法は、携帯画面上の「購入」ボタンを押すだけ。ドコモやauでは有料サービスを受ける際に暗証番号の入力が求められるが、ソフトバンクは入力を省略しており、長男は母親に無断で何度も購入していた。請求額は翌月分も含めると8万円近くに上った。

ソフトバンクは当初、「請求通り支払ってほしい」として相談に応じなかったが、その後、地元の消費生活センターを経由して再度連絡を取ったところ全額返還された。主婦は「無料だと思って安心して遊ばせていたのに」と振り返る。

ソフトバンクの話「返金は個別対応しており、件数や金額は明かせない」

グリーの話「未成年者の利用について苦情があれば、状況を確認し返金も含めて個別に対応する。苦情や相談の件数は公表していない」

◆有料アイテム157億円市場に◆

総務省によると、昨年の交流サイト、ゲームサイトなどでのアイテム販売の市場規模は157億円。2007年の60億円、06年の5億円と比べ、急拡大している。

モバイルコンテンツ審査・運用監視機構(EMA)が「健全」と認定し、フィルタリング(閲覧制限)対象外となっている33サイトで見ると、「モバゲータウン」「大集合ネオ」など少なくとも13サイトが、「無料で遊べる」とうたいながら、有料アイテムを販売している。

これに対し、各地の消費生活センターなどには「5歳の子供が着せ替えで遊んだら4日分で10万円の請求が来た」(広島市)、「10歳の子の使用で5万円請求された」(北九州市)といった苦情が寄せられている。

総務省では「未成年者が親の同意なく利用した場合は原則的に取り消すことができる」としているが、「一度でも支払うと、法的に契約を認めたことになり、取り消しが難しい」と注意を呼びかけている。
(引用終わり)


この件に関しては、明らかに親が無防備過ぎ!

相手側からすればいいカモだな。子供が引っかかったとてそれは至極当然だと思うよ。
親からして子の管理もできない未熟者なのだからな。

この件で注目すべきは他にもある。各携帯会社の対応だ。
ソフトバンクの素晴らしさがひときわ目立ちます(皮肉)。
流石、自分を失望させたメーカーだ。セキュリティに関する酷さは六年前からなんら変わっていないようで嬉しい限りだ。

そして、無料と謳いながら有料に導く手口を使う会社もまた酷いものだ。
全体の4割が合法的な詐欺商法を使う"クソサイト"のようで。実にたいしたものだ。

この件で確認できたこと。
遊ぶ側も提供側も会社側も。どこ
も問題が潜んでいるという"事実"だ。
そして、このテの出来事はこの世から決してなくなることはない。
それを忘れた時、自分が人間として未熟者であることを身を以て証明することになるであろう。結局、正直者は馬鹿を見ることになるというわけだ。


いい加減な農水省と厚生労働省の置き土産

2009年10月11日 | 報道/社会

◆米国から輸入の牛肉にBSE危険部位が混入(読売新聞) - goo ニュース

問題を問題として捉えず、放置しているからこのような結果を生む。当然だな。

(引用)
農林水産省と厚生労働省は10日、東京港に先月到着した米国産牛肉から、BSE(牛海綿状脳症)対策で輸入が禁止されている「特定危険部位」の脊柱を含む牛肉か見つかったと発表した。

米国からの牛肉の輸入条件違反は2006年7月の輸入再開以降、13例目で、このうち特定危険部位については3例目。

厚生労働省によると、見つかったのは、東京都内の食肉輸入会社が米国・ネブラスカ州のタイソンフレッシュミート社レキシントン工場から輸入した732箱(約15トン)の中の1箱(約16キロ)。

先月16日に東京港に到着後、脊柱の入った牛肉の箱は民間業者に買い取られていたが、今月9日、この業者が食肉輸入会社に「骨付きの肉が混じっている」と連絡し、問題が発覚した。両省は、同工場からの牛肉の輸入を停止する手続きを取るとともに、残りの箱の流通状況を調べている。
(引用終わり)

まぁ、このような不祥事を隠さずに報道した姿勢は良いと思います。別の意図も感じて不快感は募りますけどね。

さて。世間がこの内容にどのように思うか非常に興味が湧きます。
これを「たいしたことはない」と思ったり「偶然だ、たまたまだ」と思う人間には是非毒入り餃子やしびれが伴うフライドポテトを食してもらいたいですね。
「それを食らって同じように思うか言ってみろ!」と警鐘を鳴らす意味でだが。

つい最近、カミさんも娘の学校行事で妙なフライドポテトを食べて病院へ行ったばかりですから余計にそのように思うわけです(原因、未だに調査中)。

※カミさんが娘の学校行事で妙なフライドポテトを食べたことについての日記
◆フライドポテトの呪い


しかし…このテの過去日記を振り返ってみたが、「世間はあの事件を何とも思っていないのだなぁ」とつくづく感じてしまう。もう天洋食品の"毒入り餃子"を忘れている人間がいてもおかしくないのではなかろうか。
少なくとも、アメリカからの牛肉輸入危険部位混入に関しては意図的に行われた経緯があるように思えるのだが…。

警察のように、誰か犠牲者が現れないと動かないのだろうか。嫌な世の中だな(ため息)。
 
発表するは結構だ。で、この発表に伴いどのような展開になるか。責任と権限が明らかになるか。改めて注目したいと思う。食品安全委員会の存在にも!

※過去日記
◆(米から輸入の牛肉、禁止部位・脊柱が混入するは)当然の結果

◆吉野家向け米国産牛肉に特定危険部位混入。問題の牛肉は、消費者には販売されていないだとな?

◆餃子報道における日本の管理体制


万引きは万引きであり、また犯罪である

2009年09月28日 | 報道/社会

◆万引現場にもモンスターペアレント 「捕まえる前に諭せ」「届く場所に置くな」(産経新聞) - goo ニュース

タイトルからして内容を引用するまでもないですね。

モンスターペアレント曰く「捕まえる前に諭せ」「届く場所に置くな」は誠にもっさて自分勝手な主張に他ならない。仮に諭してとて、万引きをやめる保証もなく、またモノを届かない場所においたとて万引きをやめるわけかがないのだから。

このような馬鹿は相手にしたくはないですが、時には馬鹿に立ち向かうことを迫られることがある。
仮に自分がモノを万引きされた側でモンスターペアレント側から「捕まえる前に諭せ」「届く場所に置くな」と言われたらこのように回答するだろう。

「ここで自分が貴方の大事にする製品を奪い取る。そして捕まってから「捕まえる前に諭せ」「届く場所に置くな」と言われたら貴方はどう思いますか?」とね。

モンスターペアレントとか言う代物は、自分がモンスターペアレントであることを知らない傾向にあると思う。そんなに輩には相手に「貴方はモンスターペアレントの類だ」と教えてあげると効果的に思える。
そもそも相手の言いがかりにこちらが素直に聞く必要性はない。後々に「通報されて子供がショックを受けた」等と言われたとて知ったことではない。「ショックを受けたはこちらとて同じ」と一蹴すればいいこと。場合によっては「通報させるに至る原因は誰が作ったか」を述べればそれで終わりであろう。

大事なのは「万引は犯罪」という認識を持ってもらうこともあるが、「悪いことは悪い」と教えることではないかな。


よくわからない社会的相当性

2009年09月26日 | 報道/社会

◆くじ全部はずれ、怒り爆発 脅迫罪の組幹部に有罪判決(朝日新聞) - goo ニュース

暴力団の幹部がクレーンゲーム機のくじにいちゃもんをつけるとは…(苦笑)。

(引用)
クレーンゲーム機に当たりくじがなかったことに対し、ゲーム管理者の男性を脅したとして脅迫の罪に問われた指定暴力団九州誠道会最高幹部、梅木一馬被告(43)=福岡県大牟田市船津町=の判決公判が24日、福岡地裁久留米支部であった。長倉哲夫裁判官は「暴力団特有の粗暴な発想に基づく犯行」と指摘、懲役1年6カ月執行猶予3年(求刑懲役1年6カ月)を言い渡した。

判決によると、梅木被告は1月、久留米市のカラオケ店で、家族や配下の組員とくじをつかみ取るクレーンゲームをした。だが、当たりくじが出ないため、残りのくじ約180枚を全部買い取った。しかし、それでも当たりがなかったことに怒り、ゲーム機の管理者の男性を呼び出し、「貴様、この落とし前どうすっとか」などと脅した。

弁護側は「抗議は社会的相当性の範囲内。脅迫には当たらない」などと無罪を主張したが、長倉裁判官は「当たりくじがないゲーム機に抗議することはできるが、被告の行為は社会的相当性の範囲を逸脱している」として退けた。
(引用終わり)

このクレーンゲーム機のくじはいわゆる"宝引き"の手口であろう。

宝引きとは、縁日で見かける"くじ引き"のようなもので、無数の紐から一つを選び引っ張られた景品がもらえるという単純なゲームだ。どの紐が景品と繋がっているかは引いてみないとわからないことからギャンブル要素が強い。
この宝引きとは実に面白く、小当たりはあっても大当たりは絶対にあり得ない。なぜならば、そんなことをすれば経営側が一方的に損をするからだ。
例えば、二万円の景品が大当たりだとする。紐引きが二百円と仮定すると101回客に紐引きをやらせないと利益は出ない仕組みなのだ。そんなサービスを経営側がすると思うか。あり得ないだろう。

つまりは、クレーンゲーム機の管理側をしたは詐欺の手口を使った"舞台の提供"なのだ。いくら食うためとはいえ、商売とはいえ"やって良いことと悪いこと"がある。ましてや詐欺まがいなことであればなおさらであろう。ゲーム機の管理側が脅されたとてそれは致し方あるまい。とはいえ、詐欺だと訴えたとて騙された側に非が全くなかったかといえばそうではない。被告人はクレーンゲームの景品に釣られてお金を使ったは事実であり、大金を投じてから「詐欺だ」というのも虫か良過ぎると言うものだ。

しかし酷いのは判決の結果であろう。
"社会的相当性の範囲を逸脱している"と退けるとはいささかスジが違う気がする。


パチンコ・パチスロも宝引きと同じ手口を用いている。遠隔操作・裏ロムなんてものも存在しうるし特許登録されている事実もあることから明らかである。店側がその詐欺の手口を使っているかどうかは問わなくても、やろうと思えばできること。もし客側がそれを看破して「詐欺ではないか」と言うのは問題ではあるまい?

抗議はできても詐欺は認められないとはおかしくはないかね。

脅したという事実から被告の言い分は退けられたが、手法が異なっていれば勝てた裁判なのではないかとも思った。しかしながら…ゲーム管理側が悪いと認めればパチンコ業界は次々に訴えられるであろうし、そんなことをパチンコに巣食う利権屋共が黙ってはいまいな。

この日本の"社会的相当性"っていったいなんだろう(?)と思わざるをえません。


自分の葬送について考える

2009年09月25日 | 報道/社会

◆【直葬 ~消える弔い~】(上)消えてしまいたい(産経新聞) - goo ニュース

なんか身につままされる記事内容でした。

(引用)
「消えてなくなりたい」。鈴木三保子さん(74)=千葉県市川市=は、自分の死後についてそう考えている。

「葬式も戒名もいらない。死を知らせる親族は最小限。親しい知人らには納骨後に知らせて。家は取り壊して更地にしてほしい」

今年8月、遺言にそう書いた。7年前に母=当時(95)=を亡くしてから一人暮らし。でも旅行仲間も多いし、頼れる親戚(しんせき)もいる。孤独ではない。

「葬式をすることで、親族や他人の時間を拘束したくない。誰にも迷惑をかけないで、消えるように死にたいの」と笑う。

大畑枝美さん(75)=仮名、東京都北区=も、同様の遺言を2年前に書いた。30年前に離婚、一人で暮らしている。

「死後に若い人たちに迷惑や負担をかけるのは耐えられない。自分は十分幸せに生きてきた。最期は高温で火葬してもらい、灰になって消えてしまいたい」

(略)
「直葬」と呼ばれる葬送スタイルが10年ほどで急増している。統計はないが葬儀関係者らの間では、東京の都心部では2~3割になるという話が交わされる。

ニーズに合わせ、多くの葬儀社が「直葬プラン」を打ち出すようになったのはこの5年ほど。インターネットには、「火葬のみ」「心温まる直葬」「直葬のコツ」などの文句が並ぶ。
(略)
 雑誌「SOGI」の編集長で葬送ジャーナリストの碑文谷創(はじめ)さんは直葬増加の主な理由に、価値観の多様化、人口構造の変化などを指摘する。

とりわけ人口の高齢化は大きな影響を与えた。80歳以上で死ぬ人は5割に迫るところまできた。現役時代と比べれば、本人と社会との関係は薄い。子供(喪主)が定年を迎えていれば、葬式への参列者は極端に減る。本人も遺族も、「ならば、僧侶も呼ばずに」という選択につながる。

昨年の65歳以上の1人暮らしは414万世帯にもなった。子供がいない人や、別居などで親子関係が薄い人が増えていることも、弔いの光景を小規模で簡素なものにしていく。

碑文谷さんは、「本人や遺族が、最善の弔いとして直葬を選ぶことはありえるし、今後も増えるだろう」と肯定しつつも、「人間関係や親子関係の希薄化が、直葬を増やしている部分もある。それは死者や命の尊厳になるのだろうか」とも指摘している。

「直葬」と呼ばれる簡素な葬送スタイルが増えている。なぜ、葬式など弔いの儀式が姿を消しつつあるのか-。秋の彼岸。現代の葬送事情を考える。
(引用終わり)

自分も死んでまで子供に迷惑はかけたくないし、昨日書いた白洲次郎氏ではないけど遺言書に「葬式無用・戒名不用」って書きたいものな。
そんな意味では「直葬」を葬送スタイルを選びたくなる気持ちは自分理解できます


記事では「直葬」という葬送スタイルから人口の高齢化、葬式事情等問うているけど実際に葬式にまつわるインチキ商法がまかりとおって問題となっているらしい。
大事な人間が亡くなったことにつけこんで、戒名だお墓だのと高額なプランを押し付ける手口だ。
実際、戒名については、自分のおばあさんが亡くなった時にも家族で大問題となったしな。
(おばは息子がキリスト教徒(しかも牧師)なのを気にしてか、戒名を生きているうちにある坊主から買っていた。しかし、その坊主がなくなり、おばがなくなり、戒名を買った坊主の跡取りはそのことを聞いていなく「知らん」と言って大喧嘩となったのだ)

自分はまだ精一杯生きたいと思っているから、まだ自分の死についてはあまり考えたくはない。しかし、死ぬならばこうありたいと思う心はある。
少なくとも家族に死んでから迷惑を絶対にかけたくないし、自分の死を利用して家族につけこむ連中が現れないようにしたいと思う。
自分のケツを拭けるうちは自分で拭いておきたいもの(笑)。

そんな意味ではまだ死ぬことは許されない。もらえるかどうかわからない年金もまだもらっていない(苦笑)。自分は払い損のまま死ぬのは御免だ。払った分を返してもらうまで自分は死にたくはない。死んでしまったらさぞ無念に思い、怨霊となって現生にとどまりたいと思うだろうよ(笑)。


どうなるもこうなるもあるまいに

2009年09月22日 | 報道/社会

◆「死刑」どうなる、廃止論者・千葉法相就任で(読売新聞) - goo ニュース

だいたいにして、死刑廃止論者の千葉景子が法務大臣に就任したことからして問題であろう。
死刑廃止を論ずるよりも自分はそこを問いたい。

氏の活動内容を見るに、とても法務大臣たる器ではなかろうが。

(引用)
「死刑の執行は、法務大臣の命令による」。刑事訴訟法475条はそう定めている。もし法相が執行命令書へのサインを拒み続ければ、法律改正をしなくても、執行停止状態を作り出せてしまうことになる。

実際、こうした事態は過去に起きている。サインを拒否した左藤恵法相時代を含む1993年3月までの3年4か月間は、執行はゼロで戦後最長の空白期となった。直後に撤回したものの、就任会見の際に「サインしない」と発言した杉浦正健元法相の在任中(11か月)も、執行はなかった。

しかし、死刑判決という司法判断を行政が無視するというのは、極めていびつな姿だ。しかも、今年から裁判員制度が始まり、いずれ裁判員裁判で死刑判決が言い渡される日が来るだろう。裁判員となる国民に精神的重圧のかかる重い判断を課しておきながら、法相が「死刑制度そのものに反対する」という理由で、執行から目を背けるとすれば、無責任であり、許されることではない。

読売新聞が今年4月に実施した世論調査では、死刑制度の存続を望む人が81%にのぼる。一方、世界的には、死刑を廃止か停止した国の数が、存続させている国を大きく上回る。制度に関する議論の場を設けることに前向きな姿勢を示す千葉法相には、まず、徹底した情報公開を求めたい。
(引用終わり)

死刑判決から"司法<行政"のいびつさをこの記事は指摘しているが、自分はこの他にも行政のいびつぶりを知っている。

"天下り"といえばわかりやすいのかもしれないな。

"司法<行政"のいびつぶり。それが許されることではないのは「ごもっとも」なのだが、あの法務大臣に情報公開を求めたとて、それに応じるような人物かどうかは問うまでもないこと。

テーマからして売国奴・千葉景子が立ちはだかっては議論にもならぬこと明白ではないか。