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麻生平安名の変な喫茶店 その時俺様が動いた

ここは公権力の不正を放置せず、「悪いことは悪い」との批判を失わず、判断能力を常に持つことを呼びかける喫茶店(日記)です。

海水注入中断指示から見る民主党の「責任感」

2011年05月25日 | 報道/政治・経済

久し振りに更新です。ようやく気力振り絞って書いたものです。どれくらいの人間がこの日記をみるかは存じませんが、何かを得てくれれば幸いです。

◆海水注入中断指示 首相否定、では誰が(産経新聞) - goo ニュース

この件に関しては「聞いている・聞いていない」「指示した・していない」以前の問題でしょうな…(呆)
議事録が残ってないことからして疾しさ炸裂しているではないか!

(引用)
 菅直人首相は23日の衆院東日本大震災復興特別委員会で、東京電力福島第1原子力発電所1号機への海水注入が一時中断した問題で、自らは指示していないと強調した。だが、海江田万里経済産業相は過去の国会答弁で首相が関知していたことをほのめかす発言をしている。原子力安全委員会の班目(まだらめ)春樹委員長は注水が中断した場合、「原子炉の状態は悪化する」との認識を示した。指示は誰がしたのか、55分間中断の影響はあったのかを探った。

 「報告はなかった。報告が上がっていないものを『止めろ』とか言うはずがない。私が止めたことは全くない!」

菅首相は自民党の谷垣禎一総裁から注水が中断した経緯を追及されると、ひたすら関与を否定し続けた。

◆聞いていない?

首相答弁の「報告がなかった」とは、東電が3月12日午後7時4分に海水による「試験注入」を始め、同25分に停止したことを指す。首相は、注水が行われていたこと自体を知らされていなかったので、「聞いていない」と激怒することはありえないとしたのだ。

 これに対し、海江田氏は今月2日の参院予算委員会で、試験注水が終わった後に「再度重ねて首相から『本格的な注水』をやれ」との指示があったことを明らかにした。海江田氏の答弁通りに読めば、試験注水を知らなければ「本格的な注水」の指示は出せない。

 海江田氏発言に関し、福山哲郎官房副長官は23日の記者会見で「後に分かったことも含めて発言した」と答え、首相が、試験注水を知っていた事実は「全くない」と強調した。

 だが、首相の「聞いていない」発言は複数の政府関係者らが証言している。ある政府関係者によると「首相は『聞いていない』と述べたものの、その後特に指示を出すこともなく、周りにいた人たちと議論していた」という。この関係者は「首相発言を不快感の表明と受け取った東電幹部が本店に連絡し、注入の中断につながった」と述べ、政府と東電の意思疎通に問題があったと指摘する。

 この時首相らが議論していたのが再臨界だ。首相は答弁で、再臨界の危険性を検討するよう指示していたことは認めた。公明党の斉藤鉄夫幹事長代行は「再臨界があるかもしれないという議論をしていたことは、(すでに水がなくなって)メルトダウン(全炉心溶融)を認識していたのではないか」とただした。

 首相は「メルトダウンが起きているかどうかにかかわらず、いずれにしても海水を入れなければいけなかった」とはぐらかした。

 ◆発言録もとらず

 当初、官邸側は班目氏が「再臨界の危険性がある」と助言したと説明していたが、班目氏の抗議により、「可能性はゼロではない」と修正した。それでも福山氏は会見で「(班目氏の発言を)大変重く受け止めた」と述べ、重要視していたとの認識を示した。

 官邸が修正を図るのはほかにもある。首相が本部長を務める原子力災害対策本部の発表資料では12日午後6時に「真水処理をあきらめ海水を使え」とする「首相指示」が出たとなっている。しかし、細野豪志首相補佐官は首相の注入指示について「午後7時55分」であり、午後6時の「指示」は「海江田氏が海水注入の準備を進めるよう指示したというのが正確だ」としている。

 政府発表が混乱する一因として当時の官邸内での発言録が残っていないことがある。福山氏は「瞬間、瞬間の判断をしていた状況で議事録をとるような場面ではなかった」と弁明した。

 政府は24日にも事故原因調査委員会の発足を発表するが「重要なことがコロコロと訂正される」(谷垣氏)なかで、政府の説明への不信感が強まっている。
(引用終わり)

かつて「僕は」ものすごく原子力に詳しいんだ」と専門家を自任した菅直人。この件を見れば、もう既にその面影はないといえましょう。
民主党の言い分は、東電に罪をなすりつけて「俺たち(民主党)は知らん」と言っているように思える。とかく民主党連中の発言には「責任感」といったものは全く感じられない。

そもそも海水注入検討するに、安全委員会なり保安院なり東京電力は無縁ではなかろう。経緯を追って情報をきちんと整理すればいいことに私的に思うのだが…そんな次元の話にもならないようだ。議事録をとらないことからしてお話にならない。こんな説明に納得できる日本国民がいるならば、相当におめでたいとしか言いようがない。

大義を掲げても結局、それはうわべだけ。突き上げられれば他人に罪をなすりつけて自己保身を図るわけだ。

口先だけの人間には言葉の重みなどわからぬもの。上記の様な人間に関わったならば、成すべきことを成して、上記のような人間を排除する方法を探るしかないのではないか。でなければ、何時まで経っても罪をなすりつけられれることになる。どう選択し、どう行動するかはするは人それぞれで自由ですが、少なくとも自分はこのまま唯々諾々として黙って従うことなどしない。

無責任極まりなく、自己保身を図る。そんなふざけた奴らに対して自分は「釜底抽薪」を掲げよう。「釜底抽薪」とは孫子の兵法で、「釜の水を沸かせるのは薪の火力であり、燃料の薪を引き抜いてしまえば、沸騰は止まる」という意味合いを持ちます。無責任に大義を掲げ、実践もせずにうわべだけ述べる連中に対しては「薪を引き抜く」ことが肝要だ。

自分はこの件でなくても、日本を想う国民には民主党に追及すべきことは是非追及してもらいたいと思う。なにせ薪を抜かなければ干されるのはこちら側(日本国民)なのだから。


類は友を呼ぶ。馬鹿は馬鹿を呼ぶ。菅は五百旗頭を呼ぶ

2011年05月15日 | 報道/政治・経済

◆「首相がバカかどうかでない」 震災対応で五百旗頭氏強調(産経新聞) - goo ニュース

五百旗頭真のこの認識からして「真正馬鹿」といえましょう。この男の言うことが正しければそれこそ「首相の資質はどうでもよい」と述べているに等しくなる。こんな認識で防衛大学校長とは…日本が弱体化する筈だわな。
【主婦も激怒 !】防衛大学校校長 五百旗頭真 草莽崛起 ★日本の学校で教えられる近代史は嘘です★-ウェブリブログを見て改めて痛感したが、この男は完全な左翼思想の持ち主であることが伺える。菅直人にも当てはまることですが、こんな連中に政治の舵取りを任せては震災復興どころか震災"不振"となる。

首相の資質は問うて正しく、問わぬは間違っているのである。不正を正さずに擁護するなどもってのほか。ファシズムを推進するが如きの認識など示すは、日本国民舐めている。

(引用)
政府の東日本大震災復興構想会議の五百旗頭(いおきべ)真議長(防衛大学校長)は13日、日本記者クラブで記者会見し、歴史家の視点を持って被災地復興に取り組む考えを強調した。その上で、応仁の乱(1467~77年)や戦国時代を振り返り、「国中が、血で血を洗う争乱で乱れに乱れた。今の首相がバカかどうかという問題のレベルではなかった」と述べ、菅直人首相の資質を問うべきではないとの認識を示した。
(引用終わり)

首相の資質を問うに、応仁の乱や戦国時代を持ってくることおかしきこと。そもそも今の日本は将軍・守護大名の後継者争いをしているわけでもなく、群雄割拠の時代でもありません。しかも「争乱」を述べているが、争乱にふさわしい原因を民主党にいる貴方達が作り出しているのだが…(遠い目)

菅直人が後世の歴史家にどう評価されるか。少なくとも愛国心ある日本人にはこのように評価されるであろうと推測する。日本を亡国に導いた「恥知らずな首相」だと。その首相に媚びる五百旗頭真は亡国の徒・売国奴として名を残すであろうよ。


売国奴・江田五月のへ理屈

2011年05月14日 | 報道/政治・経済

◆人権侵害救済法案「メディア規制盛り込まず」 江田法相(朝日新聞) - goo ニュース

何が「メディアに関すること(規制)は取り込まない」との見通しか。本質は全く違うではないか!

日本解体を示唆する「売国」こそあからさまに明言しているに、この記事からして日本解体に対する危機感の無さ…誠に異常極まりない。

(引用)
 不当な差別や虐待で人権侵害を受けた被害者を救済するための人権侵害救済法案について、江田五月法相は13日の記者会見で「私たちが考えている法案の中にはメディアに関することは取り込まないということでいいと思っている」と述べ、報道機関に対する規制条項は盛り込まれないとの見通しを示した。

 民主党内で検討されている同法案について、安住淳国会対策委員長は次期臨時国会に提出する考えを表明した。民主党は野党時代、報道規制を盛り込んだ自公政権案に反対し、報道機関の自主規制にとどめる対案をまとめている。江田氏は当時、民主党プロジェクトチームの座長として対案作りを主導した。
(引用終わり)

昨日の日記でも書きましたが、人権侵害救済法案は人権を謳って日本国民を迫害する為の法案。つまりは完全なる売国法案です。
この状況下で民主党が人権侵害救済法案を持ち出すは「どさくさ紛れ」以外の何物でもなく、国会で成立を目指すは売国の推進に他ならない。江田五月にして売国奴かつ中国の犬であることは過去の所業が証明している。この件においても「江田氏は当時、民主党プロジェクトチームの座長として対案作りを主導した」とあることからしてよくわかりましょう。法務省の長にして国務大臣からして既に日本に対する愛国心はないのである。

ま、いずれにせよ自分のやることは決まっている。では売国奴に倣って自分も明言しましょうか。

「日本解体法案反対!」


◆YouTube - もう時間がない。戦おう!


売国奴・安住淳が勧める人権権侵害救済法案について

2011年05月13日 | 報道/政治・経済

◆人権侵害救済法案、次期国会での成立目指す(読売新聞) - goo ニュース

この状況下で民主党が人権侵害救済法案を持ち出すは「どさくさ紛れ」以外の何物でもなく、国会で成立を目指すは売国の推進に他ならない。

(引用)
民主党の安住淳国会対策委員長は12日、不当な差別や虐待で人権侵害を受けた被害者の救済を目的とする「人権侵害救済法案」の次期臨時国会での成立を目指す意向を表明した。

 安住氏は国会内で記者団に、「そういう(次の国会に提出する)方向だが、メディアに対してどう扱うかなど最終的に詰めないといけない」と述べた。小泉内閣が2002年に提出した人権擁護法案(翌年に廃案)で批判の強かった、犯罪被害者らに対する継続的な待ち伏せ取材に対する停止勧告などのメディア規制条項の取り扱いを党内で議論する考えを示したものだ。ただ、政府は同条項をなくす方針で、安住氏も「それがいいと思っている」と語った。
(引用終わり)

この記事内容からして既に不快指数MAXだ。なにこの他人事のような文言の並べたては(怒)。ふざけんな、読売!

行政の権限が巨大で政官業の癒着が成り立っているのと同じように、この法案は人権委員会の権限が巨大すぎる故、物凄く危険極まりない法案なのは明白。何をもってして「人権侵害」なのか。それは民主党が決め、抑止力も皆無ときている。

人権侵害救済法案は人権を謳って日本国民を迫害する為の法案。つまりは完全なる売国法案なのです。

人権侵害救済法案(人権擁護法案)民主党の言論弾圧売国法案【改訂版】

人権委員会に逆らう者は遠慮なく弾圧するというわけだ。例えば売国奴のやりたい放題に国民が異議を唱えれば、人権委員会は異議の唱えた国民に容赦なく鎌を振りおろしましょう。これは冗談でも大げさに言っているのでもありません。人権委員会に道義は存在しないのだから。

こんな馬鹿げた法案が成立するならば、日本は中国と化す。果たしてそんな法案の成立を容認してよいものか。
宮城県の恥さらし!偏向捏造歪曲NHKのカーボンコピー!売国奴・安住淳共々自分は断じて許さない!


村山内閣と菅内閣の本質

2011年05月12日 | 報道/政治・経済

◆東日本大震災2カ月 遅い対応、先走る政権PR(産経新聞) - goo ニュース

四月下旬から一日のうち3/4を仕事関係に費やし、それを今までに休みなく毎日を過ごした。それは自分の望まぬことだが致し方なく過ごしてきた。無論、そんな忙しい毎日では喫茶店経営(日記更新)は滞る。更新を気にして来店したお客様には大変な迷惑をお掛けしました。
そして今日。久し振りに気合入れて日記を書いたのだが…久し振りが祟ったか1時間掛けて作成した日記内容をパソコン誤操作で吹き飛ばしてしまいました(泣)。
…さて。吹き飛んでしまってかなり凹みましたが、改めて書いた内容を思い出して自分なりに思うことを述べます。最後まで見ていただければ幸いです。

(引用)
■「阪神」と比較 法成立10本のみ、視察は4回も

 東日本大震災の発生から11日で丸2カ月。菅直人首相は発生直後に「被害を最小限に抑えるため総力をあげて取り組む」と強調したが、果たして結果はどうなのか。平成7年1月17日に起きた阪神・淡路大震災当時の村山富市内閣と比べると、対応の遅れが目立つばかりか、菅首相のパフォーマンス重視の姿勢が際立つ。(杉本康士)

 菅、村山両内閣の震災後2カ月間を比較して、顕著な違いが見えるのが復旧・復興関連法の成立本数だ。

 村山内閣では震災発生1カ月後に被災者の所得税などの減免措置を盛り込んだ緊急特別立法関連3法案が成立。2カ月間で計16本の法律が成立した。これに対し、菅内閣で初めて震災関連法案が成立したのは47日後。現在も10本の法律しか成立していない。

 村山内閣は自民、社会、さきがけの3党連立政権で衆参で過半数を確保していたが、現在は衆参ねじれで国会運営が難しいことも確かだ。だが、自民党など野党各党は震災発生直後に「政治休戦」に応じており、平成23年度第1次補正予算も提出からわずか5日間で成立した。

 仮設住宅の建設戸数を見るとその差は歴然だ。

 阪神・淡路大震災では、震災後43日で7013戸が完成。同74日では3万8399戸に上った。今回は10日時点(同60日)で7441戸にとどまる。

 被災範囲の広さに伴う用地確保の難しさやライフライン復旧の遅れも影響したとはいえ、被災者は今回の方がはるかに多い。

 村山氏は小里貞利地震対策担当相を震災発生3日後に任命し、現地で陣頭指揮を執らせた。菅首相は自民党の谷垣禎一総裁に副総理兼震災復興担当相での入閣を打診したが、いまも担当相はおいていない。福島第1原発事故への対応で頭がいっぱいとなり、被災者支援や復旧などが後手に回った感は否めない。

 一方、菅首相の露出度は極めて高い。2カ月間で村山氏が被災地を視察したのは2回だが、菅首相はすでに4回足を運んだ。これ以外にも4月15日に首相官邸で福島第1原発の事故による風評被害を受ける福島県産のキュウリやイチゴをカメラの前で食べたほか、8日には都内にある福島県のアンテナショップで日本酒などを購入した。

 記者会見やぶら下がり取材の回数も村山氏を引き離している。

 ただ、村山首相時代は移動時に記者団が随時質問する慣例があった。これに対し、菅首相は震災以降、内閣記者会との申し合わせ事項である毎日のぶら下がり取材を拒否。記者会見でも質問を2、3問で打ち切るなど一方的に自己アピールを狙うばかりで誠実さは感じられない。
(引用終わり)

村山内閣と菅内閣。上記の写真を見れば両内閣の震災への取り組みがよくわかると思うが、今回はそれを踏まえて両内閣の私見をまず述べたい。

謝罪外交を印象づかせ(いわゆる「村山談話」)、国益を損なうに十分な大罪を犯した村山内閣。その内閣の遥かに上回るであろう所業を未だに推進する民主党・菅内閣。
両党ともに、日本と日本国民のことなどまったく眼中にないところなど、震災に対する態度には共通点は多い。産経曰く「誠実さのなさ」は言うまでもなく、日本という国を「侵略国家で悪い国」と思っている点や、震災における自分の党の結束に躍起となるところはまったく同じである。菅内閣において震災対応の名のもとに仙谷・馬淵・蓮舫・辻本・前原等の売国奴を次々と起用していることは決して見逃してはならないところ。しかもその組織がどう機能しているも不透明なのである。

なによりも自分が嘆かわしく思うは、両内閣ともに日本という国・国民を守るといった概念がまったくないこと明白なのに、それに追従するどうしようもないお方たちがいるということだ。

過去、幕末において日本が開国した時、不平等条約(安政の5カ国条約)で5カ国の思うがままに振り回されて日本国民の生活を圧迫されたことから攘夷運動が起こり、この運動において倒幕運動が盛んとなった経緯がある。もしもは好きではないが、仮に日本が不平等条約を結んだ5か国に追従し、開国から幕府を第一と考えることに固執していたならば、日本は立憲国家とさえなっていなかったかもしれないのだ。
何が言いたいのか。つまりは「民主党ありきで震災復興を考えることは愚かだ」と自分は言いたいのだ。
過去日記、開国と共生と売国でも述べているが、民主党の思想は間違いなく"日本を売る、という「売国」が含まれていること"が知れるのだ。菅直人には震災発生直前に、政治資金規正法違反で矢面に立たされている。国歌を暗い・元気がないとも述べていた。こんな奴が首相であることを国民は忘れてはいませんか。おかしいとは思いませんか。

震災復興や浜岡原発だのといった話題にも注目するは結構です。それに注意をそがれて国民は民主党の本質を忘れては過去の過ちの歴史の繰り返しとなります。国民は決して忘れてはなりません。村山内閣にしろ、菅内閣にしろ、日本を考えない内閣がいかなる結果を残したかを。
そしてその結果に指をくわえて甘んじてはならない。間違いは間違いなのであり、正しくはないのです。過去の過ちは繰り返してはなりません。民主党の「嘘とパフォーマンス」に騙されるな!


日本を見つめ直しましょう

2011年04月26日 | 報道/政治・経済

◆震災後 教育の復興も重要 「国家」「日本人」見つめ直す機会(産経新聞) - goo ニュース

この記事は良記事なので、自分が多くを語る必要もないと思うがあえて書く。自分はこんな日本でも"好き"だから。

(引用)
忍従や規律、団結と互助、献身、自己犠牲…。東日本大震災後、被災地から伝えられる光景には、戦後の教育の中で軽んじられてきた日本人の美徳が宿っていた。被災地の救援や復旧に奮闘する自衛隊も、教育現場では長年、目の敵にされ続けてきた存在だったが、称賛と感謝が日々高まっている。多くを奪った大震災だが、これまでの日本の言論空間や教育風土を根本から揺さぶり、多くの国民が喪失していた「国家」「日本人」という意識を見つめ直す機会となったようだ。

「日本の奇跡は終わらない」。英フィナンシャル・タイムズ紙(3月17日付)は、こう見出しを掲げて、復興へと努力する勤勉な日本人の姿を報じた。日本人の姿を称賛する海外の報道は一つや二つではない。

家や財産を失っても、互いを思いやり、助け合う被災者たち。空腹にもかかわらず、整然と食事を分け合う避難所。逆境の中にあっても歯を食いしばって耐える日本人の姿が、世界へ発信された。フランスの政治学者は「西欧文明にはない集団的な規律、運命とそれへの抵抗、他者への配慮をあわせたユニークな遺伝子配列」と表現した。

「原発事故に対して、危険をかえりみずに立ち向かう消防士や自衛官…。各地の被災地で、救命活動にあたった警察官や医療関係者、命がけで皆さんを守ってくれた学校の先生たちの姿を忘れないで…」

4月6日付で菅直人首相と高木義明文部科学相が、小中学生や高校生に向けて発表したメッセージには消防士や教師らと並んで、「自衛官」とはっきりと書かれていた。政府が子供たちに向けて、自衛隊の活動をたたえるのは異例のことだ。

◆誰が守るのか

戦後の学校では、自衛隊の存在に疑問を抱かせるような授業が、当たり前のように行われてきた。教科書にも、そうした記述があふれている。今年3月末に文科省の検定を終えたばかりの中学校の社会科教科書には、自衛隊についてこうある。

《平和主義に反するのではないかという議論は、冷戦終結後も続いている》

《武器を持たないというのが日本国憲法の立場ではなかったのかという意見もある》

他国の軍事力と対峙(たいじ)しながら国を守る自衛隊本来の使命や任務を子供たちに公正に伝える記述とは言い難い内容だ。

自衛隊だけでなく米軍も同様だ。

《今なお沖縄島では面積の約19%がアメリカ軍基地であり、事故、公害、犯罪など数多くの問題が出ている》

日米安保条約に基づき、冷戦時代、旧ソ連など共産圏の圧力から日本の平和を守り、東アジアの安定を守るといった米軍の役割や存在意義を顧みない記述となっている。

その米軍が日本国民のために「トモダチ作戦」を展開した。

ある文科省幹部は「いざという危機に、日本を守れるのは誰なのか、国民は、はっきり分かっただろう。国民意識が変われば、教科書も変わっていくだろう」とみている。

◆潮流変わるか

「津波を利用して我欲を洗い落とす必要がある。日本人の垢(あか)をね。やっぱり天罰だと思う」

石原慎太郎・東京都知事はこう発言して物議を醸した。知事は発言を謝罪し撤回したが、「自己実現」の名の下に、個人の欲求を満たすことのみを優先し、義務よりも権利追求ばかりが強調される教育が横行していることも事実だ。知事の発言がこうした風潮への問題提起だったことも見逃せない。

震災とその後の計画停電で経済活動も大きな制約を受けた。相次ぐ余震のなかで、自分の暮らしと日本の転落とを重ね合わせ、不安や恐怖を覚えた国民も多かった。テレビでは難局打開に団結が欠かせないとして「がんばろう日本」「日本の力」を鼓舞するスローガンが並び始めた。

高崎経済大学の八木秀次教授は「日本という国家の繁栄があって、国民の豊かな暮らしも守られる。大震災を通じて私たちは国家と命運をともにしているという当然のことを身に染みて実感できたのではないか」としたうえでこう語る。

「多くの犠牲から立ち上がるには、『教育の復興』はとても重要。これまで国家は遠ざけられ、国家と自分は無関係、という考えが進歩的ともてはやされてきたが、震災を機に、その陥穽(かんせい)に気づき、潮流が変わることを願っている」
(引用終わり)

産経の菅原慎太郎氏は、これまでの日本の言論空間や教育風土を根本から揺さぶり、多くの国民が喪失していた「国家」「日本人」という意識を見つめ直す機会となったようだ」と述べているが、これは絶対に見つめ直すべきであり、また見つめ直さなければ日本の未来はないのだ!

まず、この記事において民主党連中が「自衛隊をたたえるのは"異例"のこと」と書かれている。たしかに異例である。では今まではどんな態度だったのか。それについてまず注目してほしい。
下記に動画と記事を挙げておきます。もっとも日本の将来を憂い、民主党の正体をよく知る国民ならば知っていることですが、あえて挙げます。
民主党は自衛隊を「暴力装置」と述べ、かつ恫喝もしていた誠に不届きな連中なのです。少なくとも、民主党は心から日本の自衛隊をたたえてはいません。たたえていたならば下記の様な発言を撤回してしかるべきですが…当然ながら民主党はそんなことは決してしない。

・YouTube - 民主党は亡国装置

◆民主・松崎議員が自衛官を「恫喝」か 「俺を誰だと思っている」+(1-2ページ) - MSN産経ニュース

(引用)
民主党の松崎哲久衆院議員(60)=埼玉10区=が今年7月、航空自衛隊入間基地(埼玉県狭山市)で行われた納涼祭で秘書が運転する車を呼び寄せる際、空自側の規則どおりの対応に不満を抱き、隊員に「おれをだれだと思っているのか」と“恫喝(どうかつ)”ともとれる発言をしていたことが17日、分かった。防衛省幹部や、自衛隊を後援する民間団体「航友会」関係者が明らかにした。
(引用終わり)

八木秀次教授は「日本という国家の繁栄があって、国民の豊かな暮らしも守られる。大震災を通じて私たちは国家と命運をともにしているという当然のことを身に染みて実感できたのではないか」「多くの犠牲から立ち上がるには、『教育の復興』はとても重要。これまで国家は遠ざけられ、国家と自分は無関係、という考えが進歩的ともてはやされてきたが、震災を機に、その陥穽(かんせい)に気づき、潮流が変わることを願っている」と述べた。
自分も同じです。

上記の文をアレンジして皮肉を述べるならば「今の日本は国家の繁栄もなければ、国民の豊かな暮らしも守られてはいない」のである。
それは教育を軽視し、国家を否定しているからに他ならない。

日本は誰が守るのか。米軍か?自衛隊か?日本政府か?断じてそうではない。その根本は国民でなくてはならない。国民から守るという自覚無くして国は守れやしません。日本人が日本人たる国民意識。今の日本はそれが喪失している傾向にある。
マスコミの震災に関する報道に「日本」という言葉はあっても「国民」と言う言葉は出やしないし、「頑張れ」などと報道しても、この記事の様に日本という国にして日本国民たる自覚をうながす報道などは一切ない。戦後、今まで日本の報道は自衛隊をどうして報道していたか。それに気づけば今の日本の「おかしいこと」がよくわかりましょう。
一部の日本国民は自分で自分の首を絞め、「まもなく死ぬかも知れない」という自覚もない。自覚すらなく死ぬことを反日軍に推進されている認識すらもない。情けない限りだが、それが事実だ。

自分は日本が好きです。好きだからこそ日本を守りたいと想う。しかし、日本を好きでもない連中が日本に居座り、不正を働き、国民の暮らしを守らずにやりたい放題している。こんな日本は好きになれない。では好きな日本を守る為には何を成すべきか。国民が立ち上がる他はあるまい。「誰かがやってくれるだろう」などと他人に頼ること、いかなる結末を迎えたか。震災後の"人災"をみれば。日本の歴史を振り返ればよくわかりましょう。
これからも人災を繰り返すか。それとも繰り返したくないか。日本国民はその選択を迫られている。自分は断然後者を選択したい。すなわち、この記事から引用するならば、国家を肯定し、自衛隊をたたえ、教育を見直すこと。国家と自分は無関係ではなく、一心同体であるという認識を持つことだ。それが繰り返さない為に最低限必要なことである。これを忘れたならば、人災は何度も繰り返されます。日本と日本国民がなくなるまで永遠にね。

それが嫌ならば立ち上がれ、日本国民!反日軍の陥穽(かんせい)にいい加減に気づけ!


金権腐敗体質の俗物が推進する「消費増税」という戯言

2011年04月21日 | 報道/政治・経済

◆震災対策予算 復興に増税はやむを得ない(読売新聞) - goo ニュース

ハナから増税を推進して「やむを得ない」と断じるマスコミの消費増税急先鋒・読売。タイトルからして心底から腐りきっていることがよくわかる。

(引用)
国難とも言える震災から復活し、日本の再生を目指す。その費用は、国民全体で負担することが肝要である。

東日本大震災の被害額は政府推計で最大25兆円に上り、復興に必要な財政支出は10兆円を超えるとみられている。

その財源をどう確保するか。

5兆円の資金を投じた阪神大震災では、大半を国債発行でしのいだが、財政事情は当時より悪化している。これ以上、野放図な国債増発に頼ることはできない。

震災対策は最優先の国家事業である。震災復興に特化した「復興税」という時限的な増税で財源を手当てするのはやむを得まい。

各種世論調査を見ても、増税を容認すると回答した人は、全体の6割~7割に及んでいる。

政府は、本格的な復興事業を盛り込む2011年度第2次補正予算案の編成作業で、復興税の内容を詰め、具体化を図るべきだ。

(中略)

一長一短だが、広く薄く負担して支援するという復興税の目的を考えれば、消費税を中心に検討することになるのではないか。

社会保障の安定財源確保に向けた消費税引き上げの重要性は、震災後も変わっていない。

与野党は、復興税を検討するうえで、税と社会保障の一体改革とどう両立させるかという観点も忘れてはならない。
(引用終わり)

そもそも「やむを得ない」で増税を片付けることからして、読売は短絡的かつ国民を舐めている。

消費税の歴史を交えた私見は、三度目の正直はありえない「消費税」で述べているので、今回は民主党の消費税の流れを下記に挙げつつ私見を述べます。

民主党は2年前の6月下旬。衆院選政権公約で、4年間は消費税を上げないと述べた。国の予算を根本的に組み替え無駄使いをなくすことを第一に訴えるとし、そのための政権交代だとハッキリ述べていた。
それから約1年後。あっさり手の平を返し、菅直人はどさくさまぎれに自民党を持ち出して消費税10%を表明する。マスコミはこぞって財務省をはじめとする金権腐敗体質の俗物共に媚はじめ、民主党の政権公約を無視するに至る。
そして今回。どうやらこの件においては岡田が張り切っているらしい。その岡田は去年の12月下旬に実現できない公約について、曰く「政権公約を100%できるはずがない。約束しながらできないものについて国民に説明する機会が必要だ」と述べていました。

そもそも消費税が上げれば税収が増えるとでも思っていることからして国民舐めているのだが、それを検討してかつ説明をするというのだから呆れるほかありません。

次にこの糞記事とは逆の「良記事」であろうと称賛する記事を紹介します。読売の糞記事と見比べると面白いと思います。

※参考資料
◆【経済が告げる】編集委員・田村秀男 増税こそが復興を阻む - MSN産経ニュース

(引用)
東日本大震災の復興財源問題で、増税論が幅をきかせている。菅直人首相は「復興構想会議」の五百旗頭(いおきべ)真議長に「国民全員の負担が必要」と言わせ、「復興税」で谷垣禎一・自民党総裁を抱き込もうとする。財務官僚の意をくむ学者は「連帯の証しだ」と説いて、消費税増税を勧める。が、だまされてはいけない。

増税はデフレ病に悩む日本経済をさらに萎縮させ、結局は復興と再生を阻む。そもそも大災厄下で真っ先に増税に走る政治指導者が世界のどこにいるのだろうか。

増税論者がよく引き合いに出すのは、1990年に東西統一したドイツが91年に導入した「連帯税」だ。この増税を財源にして旧西独が旧東独を支援したが、当時のドイツと今の日本には決定的な違いがある。統合前夜の西独は物価がなだらかに上昇し、国内総生産(GDP)は着実に拡大していた。統合後、増税しても家計に残る収入(可処分所得)は増え続けていった。

 一方、日本は97年から始まったデフレが2008年9月のリーマン・ショック後加速し、所得もGDPの実額も縮小している。増税は細る家計をさらに細らせる。

もとより「困難を分かち合う」という精神は、世界からも称賛されている日本人の美徳である。だれでも同意こそすれ、異論をはさまない。そんな勤勉な国民性につけ込んで、政府が家計から富を奪う。民間は確実に疲弊しよう。

すでに消費者の間では自粛ムードが蔓延(まんえん)し、百貨店やスーパーなどの売り上げは低迷している。客足が半減した東京下町の商店街もある。サラリーマンは夜の飲食を控え、家族は週末の外出をためらう。需要の減退で企業は増産や設備投資に慎重になるだろう。若者の雇用機会はさらに減る。経済規模が縮小すると所得・法人税収は減るので、財政収支は悪化する。財源は枯渇、さらなる増税という悪循環にはまる。

増税ムードはもう一つ、やっかいな負の副産物をもたらす。円高である。日本は対外純債権270兆円、世界最大の債権国である。失われた資産はドル資産売却で楽々と埋められる。政府総債務はGDPの2倍もあるが、ギリシャ、スペイン、ポルトガルなど欧州の問題債務国と違って、国債の95%を国内貯蓄で支えている。おまけに増税まで繰り出す。

だから、円や日本国債の国際信用は高い。対照的に、米国はお札を刷って財政や金融を後押しするインフレ政策をとっている。増税というデフレ政策で支えられる円の価値は相対的に上がる-と海外の投機筋は読む。震災による設備のダメージや放射能汚染風評被害で日本製品はハンディを背負っている。さらに円高圧力が加われば日本の輸出産業は二重苦、三重苦にあえぐ羽目になる。

増税なしに莫大(ばくだい)な復興財源をどう創出するのか。鍵は対外債権にある。

参考例がある。東西ドイツ通貨統合を設計したH・ティートマイヤー西独連銀副総裁(後に独連銀総裁)は当時、「外貨準備こそはわがドイツの予備軍だ」と筆者に語った。余って外に流れ出た貯蓄の一部を政府が運用しているのが外準だ。ドイツがその範囲内でお札を刷って国内に流しても悪性インフレにはならなかった。日本は100兆円規模の外準を上限に国債を増発し、日銀が発行額に見合ったお札を刷ればよい。債権国だからこそ財源を容易に創出できるのだ。
(引用終わり)

さて。果たして復興に増税は本当に「やむを得ない」のでしょうか?国民はよくよくこの件について考える必要があります。
ただ、これだけはハッキリ断言します。上記に関して「やむを得ない」と選択するは、金権腐敗政治がこのままでも「やむを得ない」と言っているに等しいということです。そうでしょう?公権力の不正を放置して「悪いことは悪い」との批判すらロクにしないで消費増税に賛成しているのだから。


石原慎太郎氏が東京都知事で良かったと思わせる会見

2011年04月12日 | 報道/政治・経済

◆石原氏4選「政権は無知」 統一選2011(産経新聞) - goo ニュース

自分、石原慎太郎氏はあまり好きではない。しかし…日本を想う心は本物だ。そう思わせる内容がこの会見にある。

(引用)
4選を決めた石原慎太郎氏(78)は10日夜の記者会見などで、東日本大震災の復興支援や福島第1原子力発電所の事故の対応で、民主党が掲げる「政治主導」が省庁の統制や政策決定に大幅な遅れを生んでいると指摘し、「(現政権は)無知で未熟な連中が集まって、役人を使わない。何をうぬぼれているのか」と痛烈に批判した。

原発事故で電力の供給不足が生じ、政府は計画停電や節電を呼びかけたが、
石原氏は「日本の電力消費は世界的に見たら奇形だよ。パチンコと自動販売機で合わせて1千万キロワット近い量が使われている。自動販売機は便利かもしれないが自分の家で冷やせばよい」と持論を展開した。

その上で、「国全体でやらなければならないことは、国で出さなかったら国民は動かない。政府はきちっと政令を出すべきだ。オイルショックのときは出した」と、その場しのぎで対応を変える民主党政権を批判した。

「役人の言うことを聞かないで、『政治家で、政治家で』と役人を使わない。この事態になぜ一番ノウハウ持っている事務次官会議をやらないのか。役人をいかに使うかが政治家の力量。いまだに事務次官会議を開かない、こんな政府は前代未聞だ」と“石原節”で断じた。  
大震災の影響で、首都圏を中心に買いだめによる物品の品薄などが問題となった際に、都内のコンビニエンスストアを視察した蓮舫節電啓発担当相にも触れ、「担当大臣が、報道陣をたくさん引き連れてニコニコやってる場合じゃない」とパフォーマンス先行の対応に疑問を呈した。

政府批判は自民党政権時代の政策にもおよんだ。

原氏は「福田バカ内閣のときに、バカ財務省が、法人事業税の分割基準を変更した。これにより大きな予算が取られたが、それを取り返し、東京をさらにしっかりしたい」と毎年拠出してきた法人事業税約3600億円を取り戻し、全額を震災対策にあてる考えを示した。

復興支援には巨額の財源が必要な事態が想定されるが、「これだけの大災害が起きれば、当然予算の組み直しをしなかったらだめ。東京が自腹を切り国をサポートするが、東京は首都であって政府じゃない。国が復興資金の調達をどうするのかを考えないと。国債だけで、あるいは増税だけで、とてもうまくいかないと思う」と話した。
(引用終わり)

この会見で特に注目してほしいは、節電についてのこと。いわゆるパチンコと自動販売機の話題です。
痛いニュース(ノ∀`)  石原都知事 「パチンコ、自販機やめちまえ。電気の無駄」「パチンコする人は我慢なさい」 - ライブドアブログでも紹介があり、その中でのコメントでも指摘がありましたが、NHKはこの発言についてはまったくといっていいほど取り上げていない。会社で昨日の会見を見ていたが、パチンコの部分は見事にカットされていた。ネットで見るに、NHKの生中継中においてもパチンコ発言について中継を切ったらしい。これが日本の公共放送のすることなのだから呆れます。
テレ朝は池上彰の番組において中国を配慮し、放射能飛散を語らせずに報道規制したことがあった。NHKのしたことはテレ朝とやっていることまったく同じです。

有害であることを指摘せず、指摘するどころか伏せて国民を欺いているのである。

パチンコについては自分容赦ない。私的に嫌いなだけでなく、日本にとっても無用で不用のものであると断じれる。韓国ではパチンコは全廃している。しかしそれを日本のマスコミは一切報じてはいない。それを知らない国民も多かろう。むしろパチンコを応援しているといえるお粗末なのが今の日本。中毒なのはパチンコにはまる人間だけでなく、政府や企業、警察、マスコミ等の組織にまで及んでいると言えましょう。

パチンコを重んじるは日本の恥です!
それを石原都知事は知っている。だからこう断言しているのだ。「パチンコはジャラジャラと音を立てるために電気を煌々(こうこう)とつけるのは、世界中で日本だけだ」と。
自分はパチンコを批判した石原慎太郎氏を断固支持する。氏にはもっとパチンコを批判してほしく思う。その批判は間違いなく日本の為になることなのだから。

追記。
自動販売機は自分無理に必要とは思わない。いらないといえば「いらない」…かな。自動販売機について面白い批評を過去に見たことがあり、その内容が面白かったので最後にそれを紹介して締めたいと思う

◇トニーたけざきさんのガンダム漫画より
記録によれば自動販売機というものは前々世紀において数学者ヘロンによって発明された聖水を売る機械が始まりであるとされている・・・・・・だが!!
それらが発展し何を生み出したというのか!?街中の販売機は未成年者の喫煙や飲酒を容易に可能せしめし・・・・・・人手を介さぬ売買は人身を乖離させ団結と友愛を阻む事この上なし!!そして金銭=物品という考えを植え付け物質文明に浸りきりの愚鈍な大衆を増やしたに過ぎないのである!
あえていおう!自販機などいらぬと!
そもそもが高度な機械技術であったものが大衆に浸透し拡散し・・・やがては店主の楽して儲けよう主義を支えるに至ったものである!!
それこそが科学への冒涜であり軟弱たる連邦の根幹を成しているのではないか!?
即刻!撤去せよ!!


回りくどく訴える力が弱く感じるコラム

2011年04月08日 | 報道/政治・経済

◆歴史的国家危機に決死の覚悟で臨んだ最高指導者「チャーチル元首相」と「菅首相」の決定的な違い【田中秀征 政権ウォッチ】(ダイヤモンド・オンライン) - goo ニュース

言わんとしていることはわからなくもない。しかし、比較するならばハッキリ菅直人とチャーチルの決定的違いをもっと前面に出すべきかと思う。この記事は、結局のところ何が「決定的に違い」なのかが実に読み取りにくく感じます。

私的に要約するとこのコラムは三部構成となっている。
① 「当面は菅首相でいくしかないが、早く辞めてほしい」そんな声が聞こえてくる世論調査
② 菅首相は自分の今の立場に酔いしれているのではないか
③ ブレない主張、見事な洞察力、勇気で国民の圧倒的な信頼を得たチャーチル元首相

構成からして菅直人評価は①②、チャーチル評価及び結論が③といったところかと。
①と②については特に述べるまでもないので、自分は③について感想を述べます。まずは下記にその内容を紹介します。

(引用)
報道によると、民主党内には菅首相をイギリスのチャーチル元首相になぞらえる向きもあるらしい。

チャーチルは、ナチ・ヒトラーと対決して、挙国政権の首相となり、戦いを勝利に導いて英国を救い、世界を救った。「国家危機」と「挙国政権」をキーワードとすれば、チャーチルを思い浮かべることもわからないではない。しかし、肝心なところは全く違っている。

チャーチルは、ヒトラーの台頭以来、その邪悪さを見抜き、10年の“はぐれ鳥”となることもいとわず、徹頭徹尾ナチとヒトラーを排撃し、英国民に妥協なき戦いを訴え続けてきた。

一貫してブレない主張、見事な洞察力、孤立無援でも戦い続けた勇気。39年にヒトラーがポーランドに侵攻して、大戦が始まると、英国民はチャーチルの洞察の正しさを思い知らされる。そして、英国民と議会はこの“はぐれ鳥”に目を向け、翌40年にチャーチルを首相にして国家危機に臨む最高指導権を彼に委ねたのだ。

英国は、このとき、ほぼ完全なまでに一致結束していた。当時の国民的信頼からすれば、内閣支持率は優に90%を越えていただろう。

チャーチルの指導のもとイギリスは1つになってヒトラーに立ち向かう。激しいロンドンの空爆にも耐え、最終的に勝利を手にしたのだ。

国家危機を乗り切るためには、指導者に圧倒的な国民的信頼が不可欠であることを歴史は教えている。

菅首相はむしろ、自分に資格と能力が不足していると感じてチャーチル登場の道を開いた前の首相、チェンバレンに学んでほしい。
(引用終わり)

この方は菅直人の人柄をよく存じていないのではないか。
「チェンバレンに学んでほしい」と締めることからして自分はおかしく感じます。この方は櫻井よしこ氏の爪の垢でも煎じて飲んだ方がいいのではと言いたくなる。櫻井氏は菅直人に対し「石にかじりついてでも宰相の座にとどまり続けたいという"恥を知らない人物"」と評している。これは去年の11月下旬に「支持率1%になっても辞めない」との記事を踏まえての評価であることは疑いなく、菅直人という人物を的確に評しているといえます。
そもそも歴史を学ぶ気概を菅直人は持ち合わせていない。これは一国民の自分でさえわかること。学んでほしいとの願望を持つことからして「何言ってんの?」と思いますわ。

それにだ。チェンバレンは私的にあまり良い印象を抱いていない宥和政策※1を掲げたとされる人物である。菅談話だの尖閣事件だのを振り返れば、この助言からして好意的に捉えることは極めて難しい。学ばせる材料の提供からして問題ありと言わざるを得ません。

辞めろと言いいたいならば、別にチェンバレンだのチャーチルを持ち出す必要もない。
コラム末文に「国家危機を乗り切るためには、指導者に圧倒的な国民的信頼が不可欠であることを歴史は教えている」とある。この文章の後に一言追記すれば事足りる。

「菅直人に指導者たる資格なし!」と。


追記。
「絶対に屈服してはならない。絶対に、絶対に、絶対に、絶対に」
これはチャーチルの諺の一つです。さて。菅直人は屈服※2していますでしょうか?それともしていないでしょうか?答えは述べるまでもないと思います。
「チャーチル元首相」と「菅首相」の決定的な違いはここにあると自分は感じます。


※1 宥和政策
現状を打破しようとして強硬な態度をとる国に対して、譲歩することで摩擦を回避していく外交政策。ナチス‐ドイツの要求を認めたミュンヘン会談がその典型。

※2 屈服
1.相手の強さ・勢いに負けて従う・力尽きて服従すること。
2.相手を敬い平伏すること
国語辞書 - goo辞書より)

 


羊の率いる自民党では話になりません

2011年04月08日 | 報道/政治・経済

◆大連立頓挫 谷垣総裁、優柔不断さ露呈 経験者行脚に時間、政局決断できず(産経新聞) - goo ニュース

アレクサンドロス3世の諺に「私は一頭の羊に率いられたライオンの群れを恐れない。しかし一頭のライオンに率いられた羊の群れを恐れる」というのがある。
私的に要約するならば、リーダーが羊では話にならないというわけです。そんな意味では谷垣は「羊」であるといえましょう。この件からしてそれを証明している。

(引用)
民主、自民党による大連立騒動の「第2幕」は幕を閉じた。両党の駆け引きの中で、重大な政局判断をしきれなかった自民党の谷垣禎一総裁の優柔不断さが改めて浮き彫りになった。即断即決が求められる東日本大震災、東京電力福島第1原発事故という国難にあたり、谷垣氏は総裁経験者行脚に時間を費やし、明確な方向性を示さなかったからだ。大連立は復興予算などをめぐって「第3幕」も予想されるが、指導力に欠ける谷垣氏への党内の不満も徐々に高まりそうだ。

「白紙、白紙と、ぐずぐずしているうちに、時を逸していくわけだね」

派閥領袖(りょうしゅう)の一人は6日午後、北沢俊美防衛相が大連立構想を模索する首相をいさめたというテレビニュースを横目に見ながらいまいましげにこうつぶやいた。

相づち打つばかり

谷垣氏は3月30日に森喜朗、安倍晋三両元首相と会談したのを手始めに、5日までに歴代総裁8人と個別に会談し、助言を請うた。

その間、谷垣氏は「参院での問責決議案を出す覚悟を示して菅直人首相に退陣を促して事態を変えろ」という連立積極論者にも、小泉純一郎元首相の「批判も協力もできる野党の立場を大切にしろ」という慎重論にも聞き役に徹した。全く同じ調子で「その通りですねえ」「まったくおっしゃる通りです」と相づちを打つばかりで、最後まで自身の意見や見立てを示すことはなかったのだ。

党内外で大連立是非論が熱を帯び始めても、仙谷由人官房副長官らとの接触を続ける大島理森副総裁らに、連立の条件交渉を指示した形跡は見られない。

党執行部は大島氏と石破茂政調会長が条件付きで大連立に賛成の意向を持っているのに対し、石原伸晃幹事長や小池百合子総務会長は慎重な構えを崩していないなど意見が分かれているが谷垣氏は、党三役と十分な意思統一もはかっていない。

小泉氏との会談後、記者団から連立に関する結論をいつ出すのかと聞かれた谷垣氏は「結論もへったくれも、私は『連立したい』なんて一言も言っていない」と強調してみせた。もっとも谷垣氏周辺によると、首相退陣や連立の期限を切るなどの条件がすべて満たされれば「谷垣氏は大連立に賛成すべきだと考えており、今も変わりない」という。

第3幕の可能性も

今後、政府は被害総額16兆~25兆円に上るといわれる震災地の復旧・復興のため、大規模な2次補正予算案を提出するとしており、5月にも編成作業が本格化する見通しとなっている。財源となる国債の発行や税制改革には党派を超えた論議は避けて通れなくなる。大連立構想が「もう一回頭をもたげてくる可能性は高い」(民主中堅)との見方も根強い。

「大連立の場合は(民主党代表は)菅首相ではないことは確かだが、こっちも(党総裁が)今のままでいいのかという声が上がらないとも限らないぞ」

現執行部に批判的な自民党閣僚経験者はこう予言してみせた。
(引用終わり)

つくづく残念に思うは、今の自民党の指導者たる谷垣が「羊」であること。
せっかくライオンたる西田昌司氏や稲田朋美氏、高市早苗氏のような憂国の士・人"財"がいるのに指導者がそれを台無しにしている。
ナポレオンの諺に「私は1頭の羊に率いられたライオンの群れを恐れない。しかし1頭のライオンに率いられた羊の群れを恐れる」というのがありますが、この諺どおり、谷垣の率いる自民党では民主党に恐れを抱かせるに至らないでしょう。
ではなぜに自分が谷垣が羊であると断言できるか。それは谷垣の今までの言動を見れば"自民党の基本精神を忘れている"としか見えないからである。ライオンは言動をもってして自民党の精神の中央を闊歩しています。対して羊はどうか。口先だけで行動が伴わない。民主党に譲歩する動きも垣間見えるは本人の意思決定能力の無さ所以に他ならない。 もはや自転車で道を走る気概もなさそうである。一言で片付ければ「頼りない」ということです。
谷垣が羊であることは過去日記、自分が思う消費税論でも書いたけど、民主党に勝つ為に保守を掲げながらも、実態は保守ではなく"消費税"を挙げたり、最近も復興支援財源確保の為に"臨時増税"を挙げたりするお粗末さも露呈している。増税ありきの思想からして、谷垣は日本を引っ張るライオンのリーダーになる資格を自分は感じない。ODA廃止するなりパチンコ課税するなりといった思想からしてないのも支持できない理由に挙がる。羊は所詮羊でしかなく、谷垣がライオンに化けることはまずあるまいな。

自分はライオンが羊を喰らってくれればと思わずにいられません(嘆息)。羊のリーダーでは日本が良い方向には向かうことありえませんから。