麻生平安名の変な喫茶店 その時俺様が動いた

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自分が思う消費税論

2010年01月28日 | 報道/政治・経済

◆消費税率10%超に=財政再建を重視-自民・谷垣氏(時事通信) - goo ニュース

…今更に消費税を掲げる理由を考えれば、谷垣と言う男は本当に鳩山に勝るとも劣らぬ「嫌な奴」である。

(引用)
自民党の谷垣禎一総裁は27日午後、東京・内幸町の日本記者クラブで講演し、消費税率について「社会保障に特化してやっていく必要がある。われわれが政権にいた時は10%くらいと考えていたが、社会保障の状況を考えると、もうちょっといくかもしれない」と述べ、10%超への引き上げが必要との認識を示した。

谷垣氏の発言は、財政再建により将来世代の負担増抑制に取り組む姿勢を強調することで、消費税の議論を先送りしている鳩山政権との違いをアピールする狙いがあるとみられる。
(引用終わり)

記事を見るに、鳩山政権との違いと書かれているが本音はそうではあるまい。
増税して喜ぶは高所得層であって、低所得者層からみれば完全な苛めでしかない。谷垣の消費税発言は、国民の将来を考え、また財政再建だのといった思考とは到底思えない。

それにだ。肝心なことを一部の国民は忘れている。消費税の歴史を見るがいい。
消費税は平成元年(1989年)に「高齢化社会の福祉のため」との謳い文句で導入された。
それが今はどうですか。
福祉はズタズタではないか。
それに3%から5%に増税されてどうなったか。経済が冷え込んだではないか。
消費税の使用用途は、そっくり法人税の税収減の穴埋めにされたといわれている。日本経団連がよく増税掲げるのも「なるほど」と頷けないですかね。

それら事実があるのに何が増税か(怒)!!!

増税主義者はよくヨーロッパの事例等を挙げる。自分からすれば「一緒にするなよ」と思う。官僚をはじめとする公僕からして日本のことを考えていないのが"現実"だ。そのような状況下で増税を掲げるは「順番が違う」のだ。
そもそも消費税を上げて経済がよくなるでしょうか?よくなるとは絶対に思わないな自分は。 とかく問題解決に消費税を掲げることからして"安易"でしょうよ。

断っておくが、自分は完全な消費税反対派ではありません。最後の手段としてなら受け入れたいと思っている。しかしこの状況下で増税を掲げるは国民に鞭を打ちつけるようなものであり、到底賛同はできない。
増税掲げるならば、その前に一般会計と特別会計を一緒にすると憲法に明記するだの、役にも立たない国会議員議席を減らすだの、国民が納得し得る約束をし、それを実行してもらわねば少なくとも賛成はできません。
私的にはむしろ消費税廃止した方が良い様な気もするのだが…


少なくとも、この件で谷垣自民党を支持しない理由がまた一つ増えたよ。「頭一頭のライオンに率いられた百匹の羊の群れは、一匹の羊に率いられた百頭のライオンの群れにまさる」という諺があるが、谷垣は羊みたいな頭をしていると言えよう。民主党に勝つ為に、保守を掲げながらも実態は"保守"ではなく"消費税"を挙げるのだからな。わかってはいたが、こうも馬鹿さ加減を露わにされると不愉快になります。


結論。
谷垣の消費税増税発言は「一部の国民の為に謳った人気取り発言」であろうと自分は思います。



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