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麻生平安名の変な喫茶店 その時俺様が動いた

ここは公権力の不正を放置せず、「悪いことは悪い」との批判を失わず、判断能力を常に持つことを呼びかける喫茶店(日記)です。

「NHKスペシャル プロジェクトJAPAN シリーズ日本と朝鮮半島 第2回」 その2

2010年05月17日 | 感想/TV・CM

前回書いた「NHKスペシャル プロジェクトJAPAN シリーズ日本と朝鮮半島 第2回」 その1の続きです。早めにUPしたく急遽仕上げました(笑)。

さて。その1では「一進会」と「民族自決」を取り上げました。それはNHKが取り上げた三・一独立運動に欠かせない内容であり、またNHKがその中身をほとんど取り上げないからであります。

初めにNHKはタブコル公園を紹介し、日本統治下の中で市民が結集して独立宣言を読み上げ、三・一独立運動と呼ばれる闘争に発展した。そして毎年三月一日に韓国では三・一独立記念運動を記念する式典が開かれると紹介しています。独立記念館にて韓国の旗を振っている映像が流れ、李明博大統領が「三・一独立運動は私たち民族の偉大なる覚醒でした。すべての人と自由と平等を宣言し、大韓民国の自由民主主義の第一歩となりました」

ここからして韓国の自己都合の表れが垣間見える。自分が知る運動内容は"非暴力で始まった運動"であって、それがやがて"暴動"に発展したのに関わらず、李明博は「偉大なる覚醒」と称している。なんともおぞましい限りです。
この"暴動"の背景には、キリスト教宣教師が民衆の支持を得るためにアメリカのウィルソンの唱えた民族自決思想を教徒に煽ったことが伝えられている。それに天道教の教徒が加担したというのが真相ではないかと自分は考える(一進会の会員の大半は天道教教徒だったらしいです)。
そして皮肉にもあの欠陥品たる「民族自決」を説いてまわったは"アメリカ人"の宣教師であったとの説もある。自分はその説を知らなくて、調べてはじめてわかって嘆息しました。

いずれにせよ、この"暴動"に"キリストは無縁ではなかった"ということ。それは調べた資料から間違いない。NHKは「キリスト」などという言葉は一切伝えてはいないし、後に日本の治安を陥れるためにNHKが紹介した「堤岩里教会事件」の教会もまたキリスト教会であった。自分は絶対にこの件をNHKが取り上げると見ていたが、案の定取りあげてくれました。この件に関しては日本のしたことは決して褒められることではないが、事件の背景を知るにそれを責めるのは酷ではないかと自分は思います。それに射殺されたは暴動に多分に関わったとされる"暴徒"であり、事件の切っ掛けは警官の二、三質問している間に逃亡しようとした一人の犯行です。どちらがより悪辣なのかは問うまいが、犯人を見逃すことを容認することは許されることではないだろうと思います。自分は"福島瑞穂"とは違いますから(皮肉)。

それと…自分が三・一独立運動を運動と認めず"暴動"と称したは理由があります。三月下旬になると朝鮮人は棍棒や竹槍等を用いて軍隊・警察に抵抗し、更には官庁や警察署や学校を襲って放火等の破壊活動を行なったり、警察官の自宅を襲撃して殺した例さえも起こったとある。日本に恨みが募ったとて学校に放火したり警察官の自宅を襲撃したとなるともはや運動の領域を脱する(この件から上記で紹介した「堤岩里教会事件」に繋がっています)。これの何処が運動か!
そもそも併合に至るは一方的な日本都合ではないし、韓国政府も一進会も関与している。それを棚上げするとは虫がよすぎるというものだ。独立を掲げたとて「何をどうする」といった国のビジョンがまるでない。日本が仮に出ていったとて、その当時の韓国は自国で自給自足も出来ないし、近代化の遅れた国でもある。時代背景からして単独で独立など出来るとは到底思えない。独立運動気取るのも大概にしてもらいたいものだ。

さて。NHKは日本はその運動から武断統治から文化政治へ変わっていき、その流れか統治に協力する朝鮮人(親日派)の崔南善(チェ・ナムソン)と李光洙(イ・グァンス)を紹介するわけなのですが…去年の11月に行われた親日反民族行為真相糾明委員会の会見を"先に紹介"し、1005人いたうちの2人が崔南善と李光洙だったと述べています。そして…「独立闘争の最前線にいた2人の運動家が何故、反民族行為者として糾弾されるようになったのか。今も韓国社会に波紋を投げかける親日派問題とは何か」などど"悲壮な曲を流しつつ"、とぼけたナレーションが続きます。

片方では独立運動を持ち上げなから、もう片方では日本の愛国者となった人間を糾弾する。それを「何故?」だと訴える…
何が「何故?」なのでしょう。とぼけるのも大概にしてほしい。この"暴動"での日本の対応が、世界に類を見ない軽い処罰だったことをスっ飛ばし、まるで韓国が(自分達の力で)独立を勝ち取ったような言い草をしているようだが、事実はそうではないだろうが!独立出来たは日本と日本に貢献した親日派の朝鮮人のおかげでしょう。それを認めたくないから糾弾しているのだろうが!現実逃避して歴史をねじまげようとする所業は"支那"とまったく変わらん。

次に「第1回」に引き続き、NHK解説委員たる五十嵐公利のことを取りあげます。
五十嵐はこの運動の背景に対しての解説に「日本の武断統治の行き詰まり。軍警察の非常に厳しい取り締まりに現地朝鮮人の怒りは頂点に達していた」と。そして世界情勢をあげて「第一次世界大戦を通じて"民族自決"という考え方が出てきまして…世界の植民地のもとの人達のナショナリズムを刺激したと言ったことがあったと思います」
さらにはその変化についての問いには「産業あるいは教育の奨励して、また県の出版を有る程度認める。こういった政策を円滑に進める為に、日本への協力者を積極的に発掘したわけですね。こういった近代化の政策と懐柔策を通じて将来の独立を目指して日本へ協力しようとする人が出てきたわけです。これが今日に至る"親日派問題"の伏線になっているわけですね。最近、前の政権の時代から、韓国では親日派の子孫の土地を没収するということまでやっているわけですけれども…そういった問題の根深さといったことがこういったことで示されている」と述べております。

…伊藤博文が暗殺され、また韓国政府は散々に日本を裏切り続けたのだ。そんなところてのうのうと優しい取り締まりになるわけがなかろう。しかも民族自決の名のもとの"暴動"を日本の治安の問題として片付けるとは…(怒)。
その民族自決とてロクな説明をせず、紹介した米国立公文書館の資料とてイギリス・フランス・日本を刺激する内容のみ紹介しているのだから実に卑劣極まりない。
民族自決を真摯に受け取っていたは実は日本だったのではないか。でなければ、国連で「人種差別撤廃案」など提示はできまい?人種差別と闘っていたアメリカの黒人達は日本の行いを高く評価してくれたし、日本に期待もしていたのだよ。それを裏切ったのは他ならない民族自決を掲げたウィルソンであり、アメリカであった。昨日の日記の「その1」でも書いたが日本の提出した「人種差別撤廃法案」をアメリカが葬り去ったのだ。だからこの後にアメリカでは黒人の暴動が起きているのだよ。当然ながらNHKはそんな紹介はしないし、日本の美徳はすべてスッ飛ばした。この事実がまともに韓国に知らされていたら事態は…変わらないかな(嘆息)。朝鮮とはかくも日本に対して理解をしてくれないお国柄だものな。NHKは李光洙の民族改造論を紹介していたが、ここだけ「そのとおり」と思って自分は大笑いしたよ。下記はその改造論のナレーションだ。
「朝鮮人に民族として実力をつけることを望みます。朝鮮人は利己的な為、社会奉仕心と団結力がない。私たちの欠陥を明確に把握することで、再び生き残る道を捜さなくてはならない。行うべきことは民族改造と実力養成だ」

さて。このペースで書いていくと、その3、その4と書かなくてはならなくなる(嘆息)。この番組は50分番組なのに、日記で書いていることはまだ10分にも満たっていない。それだけNHKの偏向捏造歪曲が多いということであるのだが…後は専門家にでも任せて無理やり締めたいと思う。正直ずっとNHKに粘着しているほど自分は暇ではないしな(笑)。 

では最後に自分が今回この番組でもっとも驚いたことを紹介します。
上智大学の文学部の長田彰文教授のコメントです。なんと親日団体のコメントに関し、NHKが意図的に2回も編集している跡が垣間見えるのであります。これは素人でもわかると思います。画面が極端に切り替わっていますから。今からその詳細を書きます。下記は教授のコメントです。

「日本の朝鮮統治にとって脅威となりうるとか、脅威になる可能性のある人たちを」
(ここで切り替わっている。教授の表情がここで違っています。教授の右目の変化に注目)
「180度変えさせることになればですね。あの~有力な人であればあるほど」
(ここでも切り替わっている。教授が途端にすまし顔(失礼)になっています)
「その影響が、あの~一般の朝鮮の人達を及ぶのではないかと」

こんなことをする番組っていったいなんなのさ…。最低だろNHK。


「NHKスペシャル プロジェクトJAPAN シリーズ日本と朝鮮半島 第2回」 その1

2010年05月17日 | 感想/TV・CM

今回は「NHKスペシャル プロジェクトJAPAN シリーズ日本と朝鮮半島 第1回」の続きになる「第2回」を取り上げたいと思います。まずはHPから内容を確認してみましょう。

◆NHKスペシャル|プロジェクトJAPAN シリーズ 日本と朝鮮半島 第2回 三・一独立運動と“親日派”

(引用)
アメリカのウィルソン大統領が唱えた「民族自決」により、第一次世界大戦後、植民地は独立を求める声を高める。1919年3月1日、日本の統治下にあった朝鮮で、半島全土に広がる「三・一独立運動」が起きた。日本は、それまでの「武断統治」を見直し、「文化政治」へと舵を切る。安定した統治を図る中で重視されたのが対日協力者、いわゆる「親日派」の育成だった。

3.1独立運動は、なぜ起きたのか。日本はどう対応したのか。
(引用終わり)


第1回の放送は「伊藤博文と安重根(アン・ジュングン)の軌跡を新資料で描く」とか「韓国併合への道を国際的な視点から明らかにする」とか謳っていながら、やったことは過去のシリーズJAPANデビューに勝るとも劣らない反日番組でした。さて今回はというと…
独立運動とは片腹痛い。やっていることは相変わらずだったようであります(怒)。

まずNHKの番組について感想を述べる前に二つのキーワードをあげておきます。
「一進会」と「民族自決」です。

一つ目の「一進会」。
今回も第1回の放送と同様に、日韓併合に大きく携わった親日的な組織「一進会」の説明が一切ありませんでした。この一進会の中身こそ今回の三・一独立運動に関わっていること初めに指摘しておきます。では一進会とは何なのか。一進会とは - はてなキーワードを基に更に自分が簡単に説明します。

一進会とは「日韓の軍事同盟をもってロシアからの侵略を防ぎ、日本と対等な関係を築くことを主張した政治結社」です。主張が主張だけに、日本の韓国併合を支持しました。会員数は百万人を誇り、また天道教と呼ばれる教徒が多数いたと伝えられています。
現実には日本は韓国を対等の立場とみなさずに併合するに至り、一進会は解散させられています。一進会からすれば裏切りに値しましょうが、併合前の韓国政府がしでかしたこと、世界情勢、韓国側への日本の国家予算多額投入を考えれば、対等の関係が築けるわけがありません。
さて。ここから自分は日本びいきの発言を連発します。少なくとも"清の植民地"から独立できたは日本の功績です。そして日本がもし日韓併合していなかったら、日本の代わりにやってきたのは間違いなくロシアだ。これは韓国の高宗の所業をみればわかる。仮に戦争したら朝鮮はロシアに勝てるか?無理に決まっている。当時のロシアと日本のどちらがまともな統治をしていたかも踏まえれば、併合に至るが自然とみるべきだ。第1回の放送でもNHKは「韓国の近代化・自立は日本の統治があったから」と認めている(笑)。独立の基盤を作ったのはまぎれもなく"日本"なのだよ。韓国では断じてない!

では次に二つ目のキーワードである「民族自決」を取り上げます。
「一進会」についてはもう説明は終わりか(?)と思うでしょうが、こちらにちゃんと続きがありますのでそれを踏まえて紹介します。
民族自決とは - はてなキーワードによると、「各民族が自らの意志に基づいて、その帰属や政治組織、政治的運命を決定し、他民族や他国家の干渉を認めないとする集団的権利。自決権ともいう。第一次世界大戦末期に、アメリカ大統領ウィルソンが主張し、ベルサイユ会議での原則となり、その後の民族独立の指導原理になった。民族が集団で自殺ないしはそれに近いことをするという意味の「自決」ではないことに注意」とある。
これでは説明が不足しているので追記します。ベルサイユ会議とはパリ講和会議のことで、第一次世界大戦における連合国が中央同盟国の講和条件について討議した会議であります。そこで決まったのが第1次世界大戦後の国際秩序に繋がります。
そのパリ会議の中でアメリカ大統領ウィルソンは「平和のための14か条」を提唱します。第1次大戦と20世紀サイトさんにはその全文が掲載されていまして、それによると眉をしかめることが掲載されている。一部を引用しますと…

(引用)
14.
大小の国に政治的独立と領土保全の供与を目的として特別の条約で形成される国家間の全般的団体が設立されねばならない。

これらの基本的な誤れることの修正と正しいことの確認という点で、我々は帝国主義者に対抗するため、全ての政府と民族と親しいパートナーになれると感じている。我々は利益で分断されたり、目的で分断されたりしてはならない。我々は最後まで一緒に耐えねばならない。そのような目標に沿って我々は戦いまた達成されるまで戦いつづけるだろう。
我々は正義が勝利し正当な安定した平和を欲する。そしてそれはこのプログラムが除去することになる戦争の主導者を排除することによってのみ達成される。
我々はドイツの偉大さを羨んではいない。
(引用終わり)

帝国主義とはなんぞやと!この時代は帝国の名のもとの国が実に多い。この発言が直接的に起因したわけではないだろうが、この14か条の前後の時代には帝国の名のもとの国が次々と散々なことになっている。ロシア革命でソビエト連邦が誕生。ドイツは革命を経てナチスに。イギリスは失墜し、オーストリアは解体し、オスマントルコは滅亡の道を辿った。
日本も…大日本帝国の名のもとにアメリカにはめられたっけな(怒)。実際はウィルソンの発言対象はドイツ帝国なのだろうが、ウィルソンという男は「アメリカという国を代表するに値する男」と思いましたわ。「迷惑」なという意味ですがね(怒)。
この男は国連の設立に大きく関わっておきながら、自国のアメリカが国際連盟に加入していないという茶番を演じている。この理由には自国の共和党の反対にあったからだとネットで知りました(ウィルソンは民主党)。
それと…パリ講和会議において、日本が人種差別撤廃を条約に書き込むことを主張した際、賛成11・反対5で多数決の原則によれば可決であるのに関わらず、議長であったウィルソンは「全会一致でないので提案は否決」としている。自分は不安の種をばらまいて、自分のところに来る種は断るというわけだ。そりゃこれが通ればアメリカは内乱長期化の危険性大なものな(アメリカは白人・黒人の人種問題を抱えている。この否決から黒人の暴動が発生している)。
自分からすれば、ウィルソンの掲げた「民族自決」など"自己都合の欠陥品"でしかなく、また、白人対象の「民族自決」でしかないのです。しかしその欠陥品を利用しようとしたのがキリスト教教徒であり、「一進会」を解体されて日本を恨む天道教教徒であり、アメリカの宣教師ではないかと言われています。これらのことはNHKは一切取り上げなかった。それは韓国の高宗がロシアに尻尾を振った様に、NHKがアメリカ・韓国に尻尾を振っているからです。

(その2へ続く)

追記。
申し訳ないですが、この続きは後で書きます。NHKの悪行を晒すに上記の内容を是非紹介したく取り上げたのですが、解説が長くなってしまいました。身近にある資料も乏しくて調査にも時間が掛ってしまって正直疲れました。休憩をはさんでまた書きますので、ご興味のある方は最後まで見ていただければ幸いです。


「NHKスペシャル プロジェクトJAPAN シリーズ日本と朝鮮半島 第1回」

2010年04月19日 | 感想/TV・CM

昨日、午後九時からNHK総合にて「NHKスペシャル プロジェクトJAPAN シリーズ日本と朝鮮半島 第1回」という番組がありました。

大方予想していましたが…ハッキリ言って「むかつきました!」
今回は気合入れて書き込みました。長文になってしまいましたが、最後まで見ていただければ幸いです。

◆NHKスペシャル プロジェクトJAPAN シリーズ日本と朝鮮半島 第1回 - Yahoo!テレビ.Gガイド [テレビ番組表]

(引用)
韓国併合から100年。日露戦争後の世界で日本は朝鮮半島をどのように植民地化したのか。伊藤博文と独立運動家アン・ジュングン(安重根)を軸に国際的な視点で見つめる。

1910年の韓国併合から100年。日露戦争後、日本は朝鮮半島をどのように植民地化していったのか。日韓はもとよりアメリカ、ロシアなど各国の新史料を取材。大韓帝国保護国化の舞台裏で繰り広げられた西洋列強と日本、皇帝コジョン(高宗)のしれつな外交戦を明らかにする。さらに、初代統監となった伊藤博文が直面した問題を独立運動家アン・ジュングン(安重根)との対比で描き、暗殺という悲劇にいたるふたりの軌跡を追う。
(引用終わり)

いやはや。「シリーズJAPANテビュー」に勝るとも劣らない酷い番組内容でした。完全に日本は悪者。韓国は被害者扱い。しかも韓国側の不都合は一切取り上げていません。偏向捏造歪曲だらけで"NHKらしさ"が光る素晴らしい番組でした(皮肉)。別の意味で、今日の桜プロジェクトが楽しみです。相当にNHK叩きするは間違いないでしょう。


さて。ここから歴史を振り返りつつNHKの放送内容と私見を述べたいと思います。
そもそも日本が朝鮮に進出したは、朝鮮を植民地化するためではありません。ロシア進出を恐れた自衛の為であります。植民地化が始めから目的ならば、朝鮮の近代化など推し進めるわけがありません。差別と略奪に明け暮れていればいいのですから。
ロシアが朝鮮を植民地としたならば、日本は窮地に陥ることになります。当時の日本は元と戦った歴史を決して忘れてはいなかった。当時のロシアは大国であり脅威の国でした。そんなロシアが朝鮮に進出することは日本は決して容認はできなかった。
故に、日本は朝鮮が(清の属国から)独立国として自立することを切望し、日本は清と戦い、後にロシアと戦うことになった。それは日本の為、"朝鮮の為"でもあったのだ。

それなのにこの番組ときたら…伊藤博文を暗殺したアン・ジュングン(安重根)の記念式典をわざわざ見せつけて"英雄"だと紹介し、テロを"正当化"するよう仕向けていました。暗殺理由からして「東洋平和の為」であったと放送する始末(怒)!
NHKは「伊藤博文は韓国併合を積極的に勧めた」と強調し、そして「新しい研究によると、併合以外の選択肢を考えていたことがわかっています」と述べていました。
まったくもっておかしいし、呆れます。何が「新しい研究」でしょうか。NHK曰く「新しい研究」こそ真実であり"新しくもない"正しい歴史なのに、伊藤博文を韓国併合強硬論者のように仕立てあげている。述べていること逆ですし、そのようになった理由を伏せている。実に卑劣極まりありません。


そもそも日清戦争で朝鮮は韓国として初めて独立国となりました。それは日本が清に勝ったから独立国となりえたのです【下関条約】。
ところが三国干渉において、韓国は日本を見限ってロシアに歩み寄ります。いわば独立国となりえた恩を仇で返したわけです。日本からすればこれは明らかに裏切り行為です。これをNHKはさらりと流しました。

そして義和団事変を経て日露戦争に向かうことになるわけですが、満州事変において、日本は虐殺を行わない態度をもってして諸外国から称賛を浴びました。ロシアは日本と正反対で大虐殺を行っています【江東六十四屯虐殺事件】。そんなロシアは日英米の約束(満州撤兵)を反故にし、満州へ居座りつづけました。明らかに南進目的です。日本や韓国にとって脅威にならないわけがない。幸いに満州事変からの日本の評価が高まり日英同盟が締結。日本はロシアと対決することになるわけです。

しかしNHKはあくまで韓国視点。義和団事変から日英同盟の経緯はさらっと流して日本の美徳とロシアの悪行をまったく取り上げません。
そして三国干渉からの韓国の態度から、第一次日韓協約が締結したのに関わらず、NHKは韓国の所業を無視して日本を悪者扱いしました。協約に至るは"韓国の裏切り"であるにも関わらず、NHKはそれを取り上げませんでした。
挙句には"日露戦争中において"韓国の高宗は第一次日韓協約を無効だと主張し、諸外国に訴えます【ハーグ密使事件】。日本は自国と韓国の為にロシアと戦っているのに、後ろで韓国の高宗はロシアに尻尾を振っているのですから、日本側としては怒るは当然です。韓国の高宗は一度ならず二度も日本を裏切ったわけですから。
この裏切りについてNHKはなんと、"日本が無理やりに協約を締結したからだ"と言わばかりに取り上げました。約束を反故にしたは韓国であるのに日本は悪者扱いです。ふざけるにも程があります。

幸いに日本はロシアに勝利し、韓国の高宗は日本を二度も裏切って日本や国際社会から信用を無くしました。こんな高宗の態度では、第二次日韓協約の締結から日韓併合に至るは当然に思えます。
しかし流石はNHKです。まるで黒鳩山のような態度に似る韓国の高宗を、悲劇の皇帝に仕立てあげ、韓国統治者たる伊藤博文は悪者扱いにしました。実にたいしたものです(怒)。

ちなみに日露戦争中において、親日的な組織「一進会」が韓国で結成されています。会員数は百万人いたとされています。それほどに日本は韓国国民からも称賛されていた一面があったのです。韓国併合は韓国人が積極的に関与していました。これが事実です。当然NHKは「一進会」を一切取り上げていません。


さて。いよいよ安重根の出番です。
NHKは"テロリスト"たる人間を随分と持ち上げているようでした。愛国啓蒙だの「韓国国民は辱めを受けた」だのと随分と言いたい放題述べてくれて聞くに堪えなかった。
この番組で最も自分が呆れたは安重根の「東洋平和論」の説明です。
安重根曰く、東洋平和は「すべての国が自主独立していくのが平和」なのだそうです。平和が聞いて呆れます。
下記にNHKが紹介した東洋平和論の内容を記します。日本人として、この内容に怒らなければ、自分は日本人ではないと思います。

「現代の世界は東西に分かれ、互いに競争を繰り返している。西洋勢力の東洋への浸透の災いは、東洋人種が一致団結して防ぐのが第一であることは子供にもわかることだ。それなのに日本は何故、隣国を略奪し、無益な争いをするのか。韓国人・中国人の希望はまったく断ち切られてしまった」

…ふざけんなっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

日本が略奪?無益な争い?伊藤博文を暗殺しておきなから平和だと?韓国人・中国人の希望だと?
こんな馬鹿な平和論をNHK解説委員たる五十嵐公利は、「伊藤博文と安重根の平和論が相いれなかった」と評しています。まったくもって"真正馬鹿"ですね。常人と狂人の思想が一致するわけがないだろうに。
この五十嵐公利という男。どうやら民主党のまわし者らしいです。番組の最後に、東アジア共同体構想を推進するような言い草をするわ、歴史認識の溝を埋めろだのと述べていました。まったくもって笑わせてくれます。

安重根の「東洋平和論」なんぞは、自分からすれば"見せかけのでっち上げ"に過ぎない。その思想が朝鮮に浸透しているならば、韓国が日本に対して領土侵略などしないし、北朝鮮は独裁国家からとう脱却している。結局のところ、自分が思うに「東洋平和論」なんぞは"道徳のないカントの平和論のコピー"でしかない。


結論。
「少し歴史をかじっていれば、この番組の異常さはよくわかります。歴史認識が欠如しているはこの番組そのもの(NHK)です。偏向捏造歪曲しておきなから何が歴史認識か!安重根を英雄と紹介している時点で日本国民を舐めている。「テロリスト=英雄」と称賛する姿勢は人道的にもおかしいと子供にもわかることだ。さらには英霊に対しての侮辱の数々の発言を垂れ流したりした所業。とても許されることではない!NHK解体しろ!」


追記。
この番組においてただ一つだけ褒めたいことがあります。
NHKは恐らく「従属体制」を強調したく京都大学教授・伊藤之雄の発言を取りあげたと推測するが、皮肉にも伊藤は従属体制の説明で「韓国の近代化・自立は日本の統治があったから」と述べておりました。これはNHKにとって誤算だったのではないでしょうか?なにせ「韓国に不利になる証言」ですからね(苦笑)。


NHKのある番組の告知

2010年04月17日 | 感想/TV・CM

この日記をご覧になっている方は幾人もおられぬとは思いますが、NHKのある番組についての告知をしたいと思います。

今週の日曜日(4/18)午後九時からNHK総合にて「NHKスペシャル プロジェクトJAPAN シリーズ日本と朝鮮半島 第1回」という番組を放送するようです。問題なのはその内容です。

◆NHKスペシャル プロジェクトJAPAN シリーズ日本と朝鮮半島 第1回 - Yahoo!テレビ.Gガイド [テレビ番組表]

(引用)
韓国併合から100年。日露戦争後の世界で日本は朝鮮半島をどのように植民地化したのか。伊藤博文と独立運動家アン・ジュングン(安重根)を軸に国際的な視点で見つめる。

1910年の韓国併合から100年。日露戦争後、日本は朝鮮半島をどのように植民地化していったのか。日韓はもとよりアメリカ、ロシアなど各国の新史料を取材。大韓帝国保護国化の舞台裏で繰り広げられた西洋列強と日本、皇帝コジョン(高宗)のしれつな外交戦を明らかにする。さらに、初代統監となった伊藤博文が直面した問題を独立運動家アン・ジュングン(安重根)との対比で描き、暗殺という悲劇にいたるふたりの軌跡を追う。
(引用終わり)


そもそも併合と植民地は違うのです!併合とは"対等"であり、植民地は"差別と略奪"を意味します。「併合=植民地」ではないのです。

それなのにTVガイドを見るにこの番組は「どのように植民地化したのか」と評している。つまりは日本を陥れようとする意図ある番組なのではないか。「シリーズJAPANデビュー」に次ぐ酷い番組になる気がしてならないのです。

気になる方は是非ご覧になって見て下さい。NHKの腐った体質がこの番組にて明らかになるかもしれません。


「うわっ…私の年収、低すぎ?」の広告がウザい その2

2010年04月07日 | 感想/TV・CM

もはや面倒の部類に入るが、「おかしいことはおかしい」のだから何度でも取り上げよう。

29歳のAさんはどうやらあるテストで「年収が低すぎる」と大いに驚いているご様子。
驚くのを見るのは今に始まったことではない。珍しいことでもない。
しかし、よくよく見るとこのテストについての詳細にはとても興味深いコメントが書かれています。今回はそれを取り上げて感想を述べたいと思います。その詳細によると…

「テストを受けた78%の人は実際の年収より100万円高いという診断結果が出ています。」と書いてあるのだ。

それって…テストを受ければ半自動的に100万円高く結果が出るようにTypeが仕向けているのでは(?)との疑いを抱くのだが、そう思うは自分だけでしょうか?

そもそも無料でテストを受けれて、実際の年収が低い結果が出るは一体誰得ですか?
40万人の人がこのテストを受けたかどうかは知らないが、仮にその内容が正しいのならば、このテストには一体何の意味があるのでしょう?
78%の人は実際の年収より100万円高いという診断結果が出ているのだろう?
40万人もの人間がテストを受けたならば、その
データを基に「40万人が実際の年収より100万少ないと思っている傾向にあるようだ」とでも述べれば済むことだ。それなのに、まだテストに固執し「貴方の年収は低いですね」と呼びかける。
やっていこと、もはや嫌がらせに自分は思えてくるのだが

無料を謳う割にはメールアドレスを教えなければいけないというのもなんだかキナ臭く感じます。
どうやらこのテスト。会員集めとテスト受講者のメールアドレス収集を兼ねているようですね。それはテスト受講者も存じていることであろうから多くは述べない。

気になるは、78%の人は実際の年収より100万円高いと述べている数値の根拠は何処からきているか…だ。
このテストは年収を入力するところがあるのでしょうか?自分はこのテストをしたことがないので詳しくはわからないのだが、テスト受講者の年収がわからないことには
78%の人が100万円高いと述べること断言出来ない筈である。
もしテスト受講者に年収を入力されているならば、メールアドレスも入力させていることも考えると相当に悪意があるように思えてならない。そうでなければ、"捏造"の可能性も十分に考えられるわけだが…はたして真相は如何に?

※過去日記
◆「うわっ…私の年収、低すぎ?」の広告がウザい
◆「うそっ…私の年収、低すぎ?」の広告がウザい その3
◆「うそっ…私の年収、低すぎ?」の広告がウザい その2
◆「うそっ…私の年収、低すぎ?」の広告がウザい


「うわっ…私の年収、低すぎ?」の広告がウザい

2010年04月03日 | 感想/TV・CM

このCMも相変わらずですな。

過去に三度も日記に取り上げたtypeのCM。女性の顔こそ変わっても、述べていることほとんど変化なし。そして月日が経っても、大人気なんだとさ。

大人気なのは、"年収が低いことを見ること"なのでしょうか?それがわかって一体何になるのでしょう?

※過去日記
◆「うそっ…私の年収、低すぎ?」の広告がウザい
◆「うそっ…私の年収、低すぎ?」の広告がウザい その2
◆「うそっ…私の年収、低すぎ?」の広告がウザい その3


緊急!世界サミット“たけしJAPAN2”2010日本を考えるTV その3

2010年03月30日 | 感想/TV・CM

今回は昨日の日記、緊急!世界サミット“たけしJAPAN2”2010日本を考えるTV その2の続編になります。

昨日は、(2)の動画の途中。たけしJAPANの面々の会話から外国人が待つ会場へ移動するところまで感想を述べました。

※参考までに資料を下記に示します。動画を見れる環境をお持ちの方は下記をクリックすれば動画を見ることができます。見れない方は御免なさい。
◆YouTube - たけしJAPAN2・2010 日本vsフランス(1
◆YouTube - たけしJAPAN2・2010 日本vsフランス(2)
◆YouTube - たけしJAPAN2・2010 日本vsフランス(3)
◆YouTube - たけしJAPAN2・2010 日本vsフランス(4)

さて。今回は会場に移動したところから。
早速フランス側が「フランス人に聞きたい。本当に結婚しなくて子供を作っていいのか」。この問いに対して凄い回答を述べていました。

「もちろん、問題ない!結婚制度は必要ない!良い環境があるから、人民は決めて。愛と自由は一番大事だから、今の時代、全然結婚しなくても(子供を産んでも)良い」
「個人の幸せが一番大事だから…」

このような発言があるからこそ、前回の日記にてフランス国民は、"自分のことしか考えていない"ように思えてならないと述べたのだ。
その愛と自由の対象は紛れもなく"個人"であり、"自分"である。
この思想は
"国家の否定" "自分さえよければ他人はどうなってもいい""好き勝手し放題"という思想に繋がるものだ。"人権尊重・個の尊重"を絶対視するは、かえってそれは人権を蹂躙し、個人の尊厳性を奪うものであるのにな。

前回にて自分は"シングルマザーが多い"と指摘しましたが、彼女らも例外でないように思える。番組でも三人の女性がいましたが、皆様いずれも未婚です。
ある意味、フランスの女性は自立心あふれているともいえるのでしょうが…(遠い目)



次に(3)(4)の動画について取り上げます。(2)の動画の後半から、
ルノーのCMからフランスの複雑な家族形態が増えているケースを紹介。そして日本とフランスの討論が始まり、諸外国との「結婚しないで子供を作っていいか」を問う内容へと話が進みます。

さて。ルノーのCMについては馬鹿馬鹿しいので、諸外国の意見について取り上げたいと思う。
冒頭で(私的に嫌いな)高橋ジョージが正論を述べておりました。
「フランスは少子化を免れたけど家庭制度は破壊されたということではないか」と。
その通りに思います。自分の意見は韓国とバングラデシュが代弁してくれましたのでそれを下記に紹介します。

しかしながら、世界情勢を見るに婚外子(非嫡出子)は容認されている傾向にあるようです。自由を求め、少子化対策の答えの結果が"結婚制度の変質"であることには、いささか眉をしかめざるを得ません。



あと、賛成派の一人として、また張景子がしゃしゃり出で正論を述べていました。「親が愛し合っていることが子供にとって最も幸せ」だと。

その通りなのだが、張景子の述べる親の愛は"歪んだ産物"であることは突っ込んでおかなければならない。
張景子の言い様は「愛があれば不倫は良い。親がただ愛し合って入ればそれで良い」という思想を容認するものなのです。
"婚外子賛成の愛"とはそういうものです。個人の尊重はあっても、それは結局"個人の都合"でしかありません!
親に問題があったならば、親が愛し合っていることなど何の意味もありません。愛は愛でも、
歪んだ愛では子供の幸せなどないのですから。


自分はこの日記をはじめ、2年近くになる。初めて少子化について考えたは日記を始めてから2か月後である。
夫の帰宅時間が早ければ子供の数も増えるだ?それで?が始めてであった。ここからこの問題と向かい合うようになり、日記にて一人でも多くの方に少子化の問題に目を向けていただきたく思い、取り上げてきた※。自分の見識はたいしたことはないので、力不足は否めないが、自分なりにこの問題には向き合ってきたつもりであるし、この問題に対してはいつも答えを探してきた。

※参考
(過去日記。日記検索するとまだありますが、自分なりに真剣に取り上げた日記を挙げてみました)
◆第3次ベビーブーム?
◆結局、少子化のことを真剣を憂うる政党はない
◆群馬5区へのお願い及び少子化・子育て・教育に吠える
◆日本少子化の歩み
◆現実逃避して理想を並びたてる下劣な記事
◆日本の少子化問題に関心を持ってもらいたい
◆少子化問題の前にまず問いたい
◆子供の数が27年連続減小し、過去最少を更新

この問題はまたいずれ取り上げたいと思う。日本を憂うる一国民として。 

最後に。
前回の日記にて、(1)の動画を拝見して"あること"に気付きました、と述べた。そのことについて取り上げて締めとしたい。

始めの動画にてテレ朝は「(自分の国の)将来に自信がある国ランキング」にて日本が最下位(23/23位)であると取り上げていました。では、フランスは何位だったか見た方は幾人いましたでしょうか?それを発表します。

日本の次たる"22位"です(笑)!


フランスは少子化から脱したとて、その政策たるは結局のところ"将来的には不安があること"ランキングに表れているではないか!

一体これは何の茶番だと!


日本の少子化は問題です。しかしフランスの少子化対策を見習って良いものとは到底思えない。
ま、つまるところこの討論自体に意味は無く、日本解体をテレ朝が促していただけに過ぎないのではないか!
 

自分が見たところ、フランスの少子化対策は"婚外子"増加でしかありません。日本はそれを見習う必要は全くないと自分は考える。フランスの「結婚」ということに捉われることなく子供を作りやすい環境が整っていることは評価はできるが、家族制度や性の問題等を考えると最善の手段とは自分は到底思えない。
「個人の幸せ」優先の少子化対策は、日本には相いれないものであるし、決して容認してはならない。日本にはフランスとは違った少子化対策に取り組んでいただきたく思う。


緊急!世界サミット“たけしJAPAN2”2010日本を考えるTV その2

2010年03月29日 | 感想/TV・CM

今日は、前回取り上げた日記の続き。緊急!世界サミット“たけしJAPAN2”2010日本を考えるTVの不足した部分である、「少子化」について取り上げたいと思います。対局する相手はフランスであります。

自分は昨日、この動画をネットで拝見し…そして激怒しました。
この話題は、番組内にて三つのテーマがありましたが、その中で一番酷かったと思いました。それ故に取り上げました。
では下記の動画を参照に、内容の要約及び感想を述べます。

※参考までに資料を下記に示します。動画を見れる環境をお持ちの方は下記をクリックすれば動画を見ることができます。見れない方は御免なさい。
◆YouTube - たけしJAPAN2・2010 日本vsフランス(1
◆YouTube - たけしJAPAN2・2010 日本vsフランス(2)
◆YouTube - たけしJAPAN2・2010 日本vsフランス(3)
◆YouTube - たけしJAPAN2・2010 日本vsフランス(4)

まず、(1)の動画にて、鳩山政権の運営、「(自分の国の)将来に自信がある国ランキング」にて日本が最下位(23/23位)であること、少子化、年金制度を取り上げて日本の不安要素を散々に煽りたて、フランスが少子化から脱したことを紹介しています。

自分は動画を拝見し、"あること"に気付きましたが、それは最後の最後に述べます。
日本の現実たる少子化について取り上げたこと"だけ"は評価します。しかし、取り上げ方は実に最低極まるものです。その大きな理由は次の感想にて述べます。

では(2)の動画を見る。こちらではフランスの少子化対策を紹介している。
取りあげたはPACC(パックス/連帯市民協約)で、1999年に施行された未婚のカップルに結婚に準ずる権利を認めた制度、だそうで、この制度によって二人に一人は"結婚をしていないカップルの子供"なのだとか。そしてフランスは子供に対する福祉手当が厚いことを紹介し、たけしJAPANの面々の会話の流れとなり、外国人が待つ会場へ移動しました…。

まずはここまでの感想。
よくよくテレ朝のテロップを見るに、日本人として凄く不愉快になることが書かれている。
「日本沈没!どうする?出生率を急上昇させたフランスを見習え」と。

ここからしてテレ朝に怒りを感じるに十分だが、問題はまだある。
以下は動画で紹介されたQ&Aだ。フランス人であろう発言に注目してもらいたい。これが果たして見習うべきことなのか、日本国民はよくよく考えてもらいたい。

Q.子供を産み育てるにはまず結婚することが大事だと思うんですけど?
女性A1.
「結婚してからでないと子供を産めないなんて日本の考えはいまどき間違っているわ!」
女性A2.「2010年にまだそんなこといってるの?今の時代、結婚していなくても子供を持つのは当たり前でしょ!」
男性A3.
「日本はフランス以上に進んでいる国だろ。まさか婚外子を認めていないなんてことはないよね!」

そしてこのQ&Aの後に、気持ち程度にテレ朝は「婚外子は遺産の相続税が2分の1」「出生届けに"非摘出子"てあることを明記」を取りあげ、そして最後には「多くのフランス人は(日本人に対して)こう見ている」と締めている。
「日本人は古い結婚制度に縛られている時代遅れの国民だ!」と。



…ふざけんなっ(怒)!
内部干渉も甚だしい。(例外はいるとは思いますが)これから先の時代のことも考えてもいないようなフランス国民に"古い"だの"時代遅れ"だの呼ばりされる筋合いはないわ!
そもそもこの話題は、間接的に選択的夫婦別姓制度を持ち出していること明白ではないか!
"個人の自由"を押し付けていることから"イっている"のに、テレ朝はなんとテロップで"見習え"と述べていやがる!
"日本解体を支持することを見習うべき"とでもぬかすのか!ふざけんのも大概にしろ!

そういえば、たけしJAPANの面々の会話の中で、ビートたけしがとんでも発言を述べていた。
「(婚姻届けを)ただ書類を出すか出さないかの問題」
と。
わざと惚けてんのか、と(怒)。
テレ朝はさらっと流したが、
PACC(パックス/連帯市民協約)にはとんでもない落とし穴がある。

「婚外子(非嫡出子)は遺産の相続税が2分の1」
「出生届けに"非摘出子"であることを明記」

これについて、"平等"と思うか"差別"と思うかは個人に委ねるとしよう。
そもそも我が子が"婚外子"の烙印を押されることにどう思うか。フランス人は寛容に考えるでしょうが、自分は違います。ここからして文化が違うのだ、日本とフランスは違うと考えます。
家族を大事にするは日本の文化なのですからね。

フランス政府も、フランスでパックス制度を受け入れているカップルも、子を想う気持ちは同じだと信じたい。しかし、フランスの制度がその想いを阻みます
フランス国民は、"自分のことしか考えていない"ように思えてならない。

ちょっと気になって更にネットでいろいろと調べてみたが…なかなか面白いことが分かりました。

・フランスは"カトリックに傾斜している国"である。
・個人の自由の解釈故か、"別居しているカップルも珍しくもない"。
"同性のカップルが認められている"。
・平等思想の恩恵なのか、"シングルマザーが多い"。


ここまで見ると一つのキーワードが思い浮かぶ。
家族の破壊です。
自由故にまるで"不倫が容認されているといった印象"もうけます。
ま、それを受け入れる文化について、自分は日本人として容認はできないが、自分はフランスに内部干渉するつもりはない。
フランスはフランスで我が道を進んでほしい。我が道を突き進み、日本に対して内部干渉
しなければ、噛みつくことはしない。
しかし内部干渉をするならば…噛みついてやる!自分はフランスの「個の自由」といった思想を物凄く嫌っているからな。


しかし…フランスの少子化対策を推進するこの番組は紛れもない反日番組といってもよかろうな
。このような制度を受け入れたら、間違いなく中国あたりが喜ぶだろうよ。


流石に今回はすべて書くことは叶わなかったので、めずらしく次回にてまた取り上げます。
書くことはまだまだあるぞ!テレ朝の悪行はコレだけにとどまらないのだから!
(その3へ続く)


緊急!世界サミット“たけしJAPAN2”2010日本を考えるTV

2010年03月27日 | 感想/TV・CM

どうやら前回に日記で取り上げた番組の第二弾があったらしい。
第一弾である緊急!世界サミット”たけしJAPAN”2009日本を考えるTVでは""見事なまでの反日番組だった"と感想を書いたら随分とコメントをいただきましたな(苦笑)。
はてさて。今回は果たしてどうだったのでしょうか?まずは"Yahoo!テレビ.Gガイド" にて番組の詳細を確認。

(引用)
「世界のたけし」が世界26カ国、総勢42名の外国人と大激論!出口の見えない不況、沈みゆく日本への世界からのダメだしにたけしが大反論!そこに見えた日本の未来とは?

日本の問題「少子化」「経済不況」「税金」3つのテーマで世界と激論。 中国は「経済不況」から脱出するには「中国人への偏見を捨て、中国の日本進出を受け入れるべき」と猛烈主張。それに対し、たけしが大反論!
(引用終わり)

自分はこの番組を途中から見ました。中国人共が戯言を述べていた「経済不況」をテーマにしていたところからですが、前回と変わらない舐めた展開だったようです。

さて。「経済不況」のテーマ。対局する相手は中国です。

面白かったのは"中国の本質"があのテーマですべて網羅されていたことですかね。
世界のパネリストからの責任や信用について問われる発言に対し、中国側は「一部の人が」と惚けまくっていました。挙句には「見る目がないから」「これから良くなる」とか言い訳三
昧。会話からして「自分たちこそが正しい」という態度を決して譲らないときている。

それいったらどの国だって「一部の人が」と惚けられるじゃねーか!と、思ったものですがアレが"中国という国の本質"なのでしょう。一部の人の悪行に対し、謝罪もせず、庇うのですからね。



ちなみに今回も自分がもっとも嫌う嘘吐き女・張景子が中国側の席に座っていました。

※張景子の嘘吐き発言については過去日記、ビートたけしのTVタックル。2010年3月1日放送分参照。

張景子のとんでも発言はここでも健在で、日本が鎖国だの外国人地方参政権だの戯言を連発しておりました。あの嘘吐き女は一応、日本国籍を取得しているのですが…なぜ、中国側の席に座っているのでしょう?とても疑問に思いました。もっとも日本側に座っても迷惑極まりないですがね。

このテーマについて振りかえるに"中国の恐ろしさ"というものを、中国側のパネリスト達は最大限に発揮して下さり、電波で発信して下さったことは日本国民にとっては良かったのかも知れません。
彼らの発言を聞くに"信用・責任感"と言う言葉が欠如していることは国語や道徳を理解している方ならば分かる筈です。"信用するに値しない・好意的に見るのは難しいだろう"との印象を持った方は相当いたのではないでしょうか。
最後の方では韓国のパネリストから「中国は自分の政府に対して疑問をもたない」「内側の見る目を無くしてる」と言われても、他国の日本に対する発言を用いて回答するのですから呆れます。聞く耳まったくもっていない。
まともな中国人からすれば、さぞ迷惑極まりないことだったと思います。

※参考までに資料を下記に示します。動画を見れる環境をお持ちの方は下記をクリックすれば動画を見ることができます。見れない方は御免なさい。
◆YouTube - たけしJAPAN2・2010 日本vs中国(1)
◆YouTube - たけしJAPAN2・2010 日本vs中国(2)
◆YouTube - たけしJAPAN2・2010 日本vs中国(3)

◆『たけしJAPAN2』  チャイナマネーを活用せよ!‐ニコニコ動画(9)


では次のテーマは「税金」です。対局する相手はスウェーデンです。

消費税を話題にすると必ずと言っていいほど持ち上がるお国です。自分からすれば"馬鹿なコメンテイターがヨイショしている印象が強い国"といった印象ですが。
番組でも福祉の手厚い国というイメージを前面に押しだし、付随するように消費税率が25%、国税と地方税を合わせた平均所得税率が50%近くにもなることも紹介していました。

もっとも大事なことを述べないあたりはいかにも"朝日らしい"と自分は番組を見ていて苦笑しました。それについては後で述べます。

さて。番組ではスウェーデンは医療従事者の慢性的な不足している問題も取り上げました。病院の予約は数ヶ月待ちになったりすることも。その現実があっても「高福祉」「高負担」なのをスウェーデン人は納得しているように。そしてそれを支持する人もまたいるように番組は取り上げていました。

※参考までに資料を下記に示します。気になる方は下記から動画を御覧下さい。
◆YouTube - たけしJAPAN2・2010 日本vsスウェーデン(1)
◆YouTube - たけしJAPAN2・2010 日本vsスウェーデン(2)
◆YouTube - たけしJAPAN2・2010 日本vsスウェーデン(3)

自分はこの"幸せの定義"についてはあえてふれないことにします。定義を論ずることに意味は無いと判断しましたので。ただこれだけは言いたい。

自分は日本が好きである。政治についてはとても褒められるものではないが、スウェーデンを心から羨ましいとは思いません。

ここで自分はスウェーデンについて三つのことを取り上げたい。これは朝日に限らず、幸福を羨む腐れ学者共があえて取り上げないことだ。

・スウェーデンは"社会主義型"福祉国家である
・スウェーデンは自国は自分で守る、自分の家族は自分で守るというのは当然という国柄であり、"徴兵制度がある国"である
・スウェーデンは"愛国心あふれる国"である

幸福度なんてものに踊らされて、現実を見ないは自分から見ればアホに過ぎない。自分は社会主義を快く思っていないので、それを羨ましむことからして自国への愛国心を疑います。

個人的には、自分はあのテーマにて高税率・高福祉たるスウェーデンの政策に、イギリスのパネリストが賛成していたのが実に嘆かわしく思いました。自分はイギリスの歴史も少しかじっていますが、このパネリストはサッチャーの言葉を忘れたのでしょうか。理解もしていないのでしょうか。

福祉主義者の「あなたはこの国の乳幼児からミルクを取り上げるのですか」という問いに対して「乳幼児にミルクを与えるのは母親の仕事であって国家の仕事ではありません」と言い切ったサッチャーの言葉を。

「鉄の女」ことマーガレット・サッチャーは福祉国家から自由な競争社会に改革させたイギリスの首相です。格差を生んだとの批判もありますが、今のイギリスはサッチャーの功績なくして存在しえなかったといってよく、その功績は評価してしかるべきと自分は思っている。
それなのに、イギリスのパネリストは自国よりもスウェーデンの政策を評価する。これには呆れかえりました。番組でも「揺りかごから墓場まで」と紹介があったが、あの言葉は"イギリスがかつて言われていた言葉"であるし、その結果の一つに"老大国になった事実"があったことは理解すべきではないかとも思うのだが。

予め断っておきますが、自分はスウェーデンを批判するつもりはありません。
スウェーデン国民が愛国心あふれていることについては高く評価していますし、自立心あふれる国柄は好意的に思います。しかし、この国の政策を見習うべきと問われれば眉をひそめます。"それはそれ、これはこれ"なのです。
そもそもスウェーデンの幸せは自分には適さない。それだけのことなのですから。


総評。
この番組において、自分が今回もっとも気になったは愛国心であります。
始めから見ていないのでこの考えは適切かどうかはわからない。しかし中国もスウェーデンも愛国心を持って発言していることは番組を通じてパネリストが証明していました。愛国と言っても"褒められるもの"と"褒められないもの"がありましたけどね。何処の国かはあえて言いませんが。


最後に。
世界には「こういう番組(緊急!世界サミット“たけしJAPAN2”2010日本を考えるTV)自体が他の国では絶対に存在しないですよ」と番組最後に誰かが紹介していました。「外国の人の意見を聞いて自分の国を直そう」などと言う考えはないと。そのことについて取り上げたいと思う。

これは当たり前ですね。日本には日本を侮辱する不届きな番組がある。この番組がまさにソレです。
自国(日本)を侮辱され、ロクに反論もしないで黙っていることが多い自国(日本)のパネリストがいたり、お笑いを交えて議論したりする"ふざけた番組"が何処の国にありましょうや?
番組からして真面目や真摯さという言葉は存在しない。「トークバラエティーだから」と回答されればそれまでだが、日本の番組において外国人から日本を罵ったり馬鹿にしたりする発言を、一方的といってよいほど垂れ流すこと容認していいものなのか?
バラエティーといって許されることなのか?
挙句には「外国の人の意見を聞いて自分の国を直そう」だ?
日本を舐めているにも程がある。
馬鹿にするにも程があろう。
聞くべき意見はたしかにあったが、聞く必要のない無駄な意見は数倍あったと自分は感じた。
とても褒められる番組構成ではない(怒)!


ビートたけしのTVタックル。2010年3月1日放送分

2010年03月02日 | 感想/TV・CM

久しぶりにこの日記にてTVタックルを取り上げます。実に一年振りでしょうかね。この番組を始めから通して見たのも一年振りに思います。 さて。今回この番組を取り上げたは「外国人地方参政権」がテーマだからでございます。
まずはテレビ朝日|ビートたけしのTVタックルから今回のテーマについて見てみましょう。

(引用)
外国人地方参政権!!友愛国家のかたち 政府が今国会中の提出を検討しているというこの法案…賛否両論渦巻くこの難題の行方を通して国民が選択すべき“ニッポンのかたち”を考える!! 賛成派と反対派がスタジオで激突!!
(引用終わり)


メンバーは以下の通りです。敬称は略します。
反対派…三宅久之、長嶋昭久、高市早苗、山際澄夫
賛成派…小川敏夫、穀田恵二、金慶珠、張景子

反対派も賛成派も、メンバーの日頃からの主張や想いを知っていれば、見事に理解できる方々ばかりですね。
私的には反対派に三宅氏がいるので安心して見れました。そして反対派の一人に緊急!世界サミット”たけしJAPAN”2009日本を考えるTVでとんでも発言をしていた張景子がいたことにウンザリしました。番組での発言にもウンザリしました。そして驚いたことに帰化して"日本人"になったことを知り、更にウンザリしました。一時間で自分を三度もウンザリさせる女性は中々おりません。

では本題に入りましょう。まず番組のはじめに最高裁判決の「主文」と「傍論」が挙がり、議論になりました。
この中での議論は自分から言わせれば、賛成派の述べることがほとんど「暴論」でした。
その代表は、張景子の憲法15条1項解釈でしょう。

張景子曰く「国民とは国籍保持者のみのことではなく、社会の構成員として日本の政治社会における政治決定に従がざるをえない者を言う」…

と述べていました。「何処にそんなことが書いてあるか」と三宅氏から問われ、「日本国憲法第15条1項」と"堂々"と回答していました。
まったくもって嘘吐き女です。

次に在日韓国・朝鮮人のアイデンティティーについての議論。
ここでは小川敏夫、金慶珠が眉をしかめる発言をしておりました。

小川敏夫曰く「今現在、日本の地域社会で一緒に生活をしている者を一緒に地域を作っている」。

金慶珠曰く「人間としての当然の権利」。

この方々は国民の義務および権利を勘違いなさっている。
私的には金慶珠の発言が凄くムカつきました。

まず、小川敏夫の発言についてですが、これは過去の日記、
朝鮮学校の無償化は国民に対する反逆行為でも述べていることではありますが、"国民の義務たる納税"と"外国人の納税"を一緒にしてはならないということです。国民主権の"国民"には外国人を含まれてはいません。

日本の地域社会で一緒に生活をする。あるいは地域を作る為には"納税の義務"は不可欠です。
納税の義務は差別ではなく区別されています。
ですから「納税しているのだから参政権をよこせ」というのはスジ違いであり、盗人猛々しいことなのです。
それをわからないのが日本をよく知らない外国人が述べるならばならまだしも、日本人たる政治家が述べる。とても恥ずかしいことであります。

そして、金慶珠「人間としての当然の権利」発言。
自分は番組の中でこの言葉が一番ムカつきました。なに日本国憲法の基本的人権を述べているのだ(怒)!
外国人地方参政権は定住外国人にとって「求めて"当然の権利"」と思っている。だからこのような発言が出来るのであろう。そもそもこの女が竹島を韓国領土と主張するような女であることを自分は知っている。この女を参政権賛成のメンバーであるだけではなく、韓国人の一代弁者であることをよく理解し、このような韓国人がいることを日本国民は知るべきでしょう。自分の非を認めることを知らない人間がいる。反面教師たる人間がいるということを。


最後は外国人地方参政権で何が変わるかとの議論。
ここで穀田恵二が問題発言を次々述べております。
まず前浜松市長の北脇保之や自民党の稲田朋美氏両名の発言に対しての私見の冒頭に「北脇さんだったっけ?」「稲田さんでしたっけ?」と述べていた。この発言からして、"人の話をロクに聞いていない"証拠であり、また対象者を馬鹿にしているといえる。小沢の「だから、なんとかという宮内庁の役人(羽毛田信吾宮内庁長官)が、どうだこうだ言ったそうだけれども」と同レベルだ。ここからして「お前本当に政治家か?」と問いたくなる。そして極めつけはコレ。

「(対馬が)乗っ取られる話なんかないんですよ」

このような脳内平和な奴には日本固有の領土たる竹島に赴いてもらって韓国人に対して日本の領土についてよく説いていただきたく思います。


総評。
全般的に見ますと、テレビ朝日にしてはマトモな番組構成だったと思います。
今回の外国人地方参政権賛成派の発言を聞くに、日本国民の義務や権利を見事に勘違いしているということがよくわかった。そして人の話を聞く度量のなさにも。
反対派は賛成派の意見に頷く場面は間違いなくありました。しかし逆は皆無といっていいほどありませんでした。
人の話を聞くという事は、人間が成長していく段階で何よりも大切な事です。自分は今回の賛成派に対して問いたい。
「人間としての成長に問題があったのか」と。差別ではなく教育課程においてね。このような思想の持ち主が外国人地方参政権に賛成するのです。自分はとても危険を感じます。