前回書いた「NHKスペシャル プロジェクトJAPAN シリーズ日本と朝鮮半島 第2回」 その1の続きです。早めにUPしたく急遽仕上げました(笑)。
さて。その1では「一進会」と「民族自決」を取り上げました。それはNHKが取り上げた三・一独立運動に欠かせない内容であり、またNHKがその中身をほとんど取り上げないからであります。
初めにNHKはタブコル公園を紹介し、日本統治下の中で市民が結集して独立宣言を読み上げ、三・一独立運動と呼ばれる闘争に発展した。そして毎年三月一日に韓国では三・一独立記念運動を記念する式典が開かれると紹介しています。独立記念館にて韓国の旗を振っている映像が流れ、李明博大統領が「三・一独立運動は私たち民族の偉大なる覚醒でした。すべての人と自由と平等を宣言し、大韓民国の自由民主主義の第一歩となりました」
ここからして韓国の自己都合の表れが垣間見える。自分が知る運動内容は"非暴力で始まった運動"であって、それがやがて"暴動"に発展したのに関わらず、李明博は「偉大なる覚醒」と称している。なんともおぞましい限りです。
この"暴動"の背景には、キリスト教宣教師が民衆の支持を得るためにアメリカのウィルソンの唱えた民族自決思想を教徒に煽ったことが伝えられている。それに天道教の教徒が加担したというのが真相ではないかと自分は考える(一進会の会員の大半は天道教教徒だったらしいです)。
そして皮肉にもあの欠陥品たる「民族自決」を説いてまわったは"アメリカ人"の宣教師であったとの説もある。自分はその説を知らなくて、調べてはじめてわかって嘆息しました。
いずれにせよ、この"暴動"に"キリストは無縁ではなかった"ということ。それは調べた資料から間違いない。NHKは「キリスト」などという言葉は一切伝えてはいないし、後に日本の治安を陥れるためにNHKが紹介した「堤岩里教会事件」の教会もまたキリスト教会であった。自分は絶対にこの件をNHKが取り上げると見ていたが、案の定取りあげてくれました。この件に関しては日本のしたことは決して褒められることではないが、事件の背景を知るにそれを責めるのは酷ではないかと自分は思います。それに射殺されたは暴動に多分に関わったとされる"暴徒"であり、事件の切っ掛けは警官の二、三質問している間に逃亡しようとした一人の犯行です。どちらがより悪辣なのかは問うまいが、犯人を見逃すことを容認することは許されることではないだろうと思います。自分は"福島瑞穂"とは違いますから(皮肉)。
それと…自分が三・一独立運動を運動と認めず"暴動"と称したは理由があります。三月下旬になると朝鮮人は棍棒や竹槍等を用いて軍隊・警察に抵抗し、更には官庁や警察署や学校を襲って放火等の破壊活動を行なったり、警察官の自宅を襲撃して殺した例さえも起こったとある。日本に恨みが募ったとて学校に放火したり警察官の自宅を襲撃したとなるともはや運動の領域を脱する(この件から上記で紹介した「堤岩里教会事件」に繋がっています)。これの何処が運動か!
そもそも併合に至るは一方的な日本都合ではないし、韓国政府も一進会も関与している。それを棚上げするとは虫がよすぎるというものだ。独立を掲げたとて「何をどうする」といった国のビジョンがまるでない。日本が仮に出ていったとて、その当時の韓国は自国で自給自足も出来ないし、近代化の遅れた国でもある。時代背景からして単独で独立など出来るとは到底思えない。独立運動気取るのも大概にしてもらいたいものだ。
さて。NHKは日本はその運動から武断統治から文化政治へ変わっていき、その流れか統治に協力する朝鮮人(親日派)の崔南善(チェ・ナムソン)と李光洙(イ・グァンス)を紹介するわけなのですが…去年の11月に行われた親日反民族行為真相糾明委員会の会見を"先に紹介"し、1005人いたうちの2人が崔南善と李光洙だったと述べています。そして…「独立闘争の最前線にいた2人の運動家が何故、反民族行為者として糾弾されるようになったのか。今も韓国社会に波紋を投げかける親日派問題とは何か」などど"悲壮な曲を流しつつ"、とぼけたナレーションが続きます。
片方では独立運動を持ち上げなから、もう片方では日本の愛国者となった人間を糾弾する。それを「何故?」だと訴える…
何が「何故?」なのでしょう。とぼけるのも大概にしてほしい。この"暴動"での日本の対応が、世界に類を見ない軽い処罰だったことをスっ飛ばし、まるで韓国が(自分達の力で)独立を勝ち取ったような言い草をしているようだが、事実はそうではないだろうが!独立出来たは日本と日本に貢献した親日派の朝鮮人のおかげでしょう。それを認めたくないから糾弾しているのだろうが!現実逃避して歴史をねじまげようとする所業は"支那"とまったく変わらん。
次に「第1回」に引き続き、NHK解説委員たる五十嵐公利のことを取りあげます。
五十嵐はこの運動の背景に対しての解説に「日本の武断統治の行き詰まり。軍警察の非常に厳しい取り締まりに現地朝鮮人の怒りは頂点に達していた」と。そして世界情勢をあげて「第一次世界大戦を通じて"民族自決"という考え方が出てきまして…世界の植民地のもとの人達のナショナリズムを刺激したと言ったことがあったと思います」
さらにはその変化についての問いには「産業あるいは教育の奨励して、また県の出版を有る程度認める。こういった政策を円滑に進める為に、日本への協力者を積極的に発掘したわけですね。こういった近代化の政策と懐柔策を通じて将来の独立を目指して日本へ協力しようとする人が出てきたわけです。これが今日に至る"親日派問題"の伏線になっているわけですね。最近、前の政権の時代から、韓国では親日派の子孫の土地を没収するということまでやっているわけですけれども…そういった問題の根深さといったことがこういったことで示されている」と述べております。
…伊藤博文が暗殺され、また韓国政府は散々に日本を裏切り続けたのだ。そんなところてのうのうと優しい取り締まりになるわけがなかろう。しかも民族自決の名のもとの"暴動"を日本の治安の問題として片付けるとは…(怒)。
その民族自決とてロクな説明をせず、紹介した米国立公文書館の資料とてイギリス・フランス・日本を刺激する内容のみ紹介しているのだから実に卑劣極まりない。
民族自決を真摯に受け取っていたは実は日本だったのではないか。でなければ、国連で「人種差別撤廃案」など提示はできまい?人種差別と闘っていたアメリカの黒人達は日本の行いを高く評価してくれたし、日本に期待もしていたのだよ。それを裏切ったのは他ならない民族自決を掲げたウィルソンであり、アメリカであった。昨日の日記の「その1」でも書いたが日本の提出した「人種差別撤廃法案」をアメリカが葬り去ったのだ。だからこの後にアメリカでは黒人の暴動が起きているのだよ。当然ながらNHKはそんな紹介はしないし、日本の美徳はすべてスッ飛ばした。この事実がまともに韓国に知らされていたら事態は…変わらないかな(嘆息)。朝鮮とはかくも日本に対して理解をしてくれないお国柄だものな。NHKは李光洙の民族改造論を紹介していたが、ここだけ「そのとおり」と思って自分は大笑いしたよ。下記はその改造論のナレーションだ。
「朝鮮人に民族として実力をつけることを望みます。朝鮮人は利己的な為、社会奉仕心と団結力がない。私たちの欠陥を明確に把握することで、再び生き残る道を捜さなくてはならない。行うべきことは民族改造と実力養成だ」
さて。このペースで書いていくと、その3、その4と書かなくてはならなくなる(嘆息)。この番組は50分番組なのに、日記で書いていることはまだ10分にも満たっていない。それだけNHKの偏向捏造歪曲が多いということであるのだが…後は専門家にでも任せて無理やり締めたいと思う。正直ずっとNHKに粘着しているほど自分は暇ではないしな(笑)。
では最後に自分が今回この番組でもっとも驚いたことを紹介します。
上智大学の文学部の長田彰文教授のコメントです。なんと親日団体のコメントに関し、NHKが意図的に2回も編集している跡が垣間見えるのであります。これは素人でもわかると思います。画面が極端に切り替わっていますから。今からその詳細を書きます。下記は教授のコメントです。
「日本の朝鮮統治にとって脅威となりうるとか、脅威になる可能性のある人たちを」
(ここで切り替わっている。教授の表情がここで違っています。教授の右目の変化に注目)
「180度変えさせることになればですね。あの~有力な人であればあるほど」
(ここでも切り替わっている。教授が途端にすまし顔(失礼)になっています)
「その影響が、あの~一般の朝鮮の人達を及ぶのではないかと」
こんなことをする番組っていったいなんなのさ…。最低だろNHK。