麻生平安名の変な喫茶店 その時俺様が動いた

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「NHKスペシャル プロジェクトJAPAN シリーズ日本と朝鮮半島 第2回」 その1

2010年05月17日 | 感想/TV・CM

今回は「NHKスペシャル プロジェクトJAPAN シリーズ日本と朝鮮半島 第1回」の続きになる「第2回」を取り上げたいと思います。まずはHPから内容を確認してみましょう。

◆NHKスペシャル|プロジェクトJAPAN シリーズ 日本と朝鮮半島 第2回 三・一独立運動と“親日派”

(引用)
アメリカのウィルソン大統領が唱えた「民族自決」により、第一次世界大戦後、植民地は独立を求める声を高める。1919年3月1日、日本の統治下にあった朝鮮で、半島全土に広がる「三・一独立運動」が起きた。日本は、それまでの「武断統治」を見直し、「文化政治」へと舵を切る。安定した統治を図る中で重視されたのが対日協力者、いわゆる「親日派」の育成だった。

3.1独立運動は、なぜ起きたのか。日本はどう対応したのか。
(引用終わり)


第1回の放送は「伊藤博文と安重根(アン・ジュングン)の軌跡を新資料で描く」とか「韓国併合への道を国際的な視点から明らかにする」とか謳っていながら、やったことは過去のシリーズJAPANデビューに勝るとも劣らない反日番組でした。さて今回はというと…
独立運動とは片腹痛い。やっていることは相変わらずだったようであります(怒)。

まずNHKの番組について感想を述べる前に二つのキーワードをあげておきます。
「一進会」と「民族自決」です。

一つ目の「一進会」。
今回も第1回の放送と同様に、日韓併合に大きく携わった親日的な組織「一進会」の説明が一切ありませんでした。この一進会の中身こそ今回の三・一独立運動に関わっていること初めに指摘しておきます。では一進会とは何なのか。一進会とは - はてなキーワードを基に更に自分が簡単に説明します。

一進会とは「日韓の軍事同盟をもってロシアからの侵略を防ぎ、日本と対等な関係を築くことを主張した政治結社」です。主張が主張だけに、日本の韓国併合を支持しました。会員数は百万人を誇り、また天道教と呼ばれる教徒が多数いたと伝えられています。
現実には日本は韓国を対等の立場とみなさずに併合するに至り、一進会は解散させられています。一進会からすれば裏切りに値しましょうが、併合前の韓国政府がしでかしたこと、世界情勢、韓国側への日本の国家予算多額投入を考えれば、対等の関係が築けるわけがありません。
さて。ここから自分は日本びいきの発言を連発します。少なくとも"清の植民地"から独立できたは日本の功績です。そして日本がもし日韓併合していなかったら、日本の代わりにやってきたのは間違いなくロシアだ。これは韓国の高宗の所業をみればわかる。仮に戦争したら朝鮮はロシアに勝てるか?無理に決まっている。当時のロシアと日本のどちらがまともな統治をしていたかも踏まえれば、併合に至るが自然とみるべきだ。第1回の放送でもNHKは「韓国の近代化・自立は日本の統治があったから」と認めている(笑)。独立の基盤を作ったのはまぎれもなく"日本"なのだよ。韓国では断じてない!

では次に二つ目のキーワードである「民族自決」を取り上げます。
「一進会」についてはもう説明は終わりか(?)と思うでしょうが、こちらにちゃんと続きがありますのでそれを踏まえて紹介します。
民族自決とは - はてなキーワードによると、「各民族が自らの意志に基づいて、その帰属や政治組織、政治的運命を決定し、他民族や他国家の干渉を認めないとする集団的権利。自決権ともいう。第一次世界大戦末期に、アメリカ大統領ウィルソンが主張し、ベルサイユ会議での原則となり、その後の民族独立の指導原理になった。民族が集団で自殺ないしはそれに近いことをするという意味の「自決」ではないことに注意」とある。
これでは説明が不足しているので追記します。ベルサイユ会議とはパリ講和会議のことで、第一次世界大戦における連合国が中央同盟国の講和条件について討議した会議であります。そこで決まったのが第1次世界大戦後の国際秩序に繋がります。
そのパリ会議の中でアメリカ大統領ウィルソンは「平和のための14か条」を提唱します。第1次大戦と20世紀サイトさんにはその全文が掲載されていまして、それによると眉をしかめることが掲載されている。一部を引用しますと…

(引用)
14.
大小の国に政治的独立と領土保全の供与を目的として特別の条約で形成される国家間の全般的団体が設立されねばならない。

これらの基本的な誤れることの修正と正しいことの確認という点で、我々は帝国主義者に対抗するため、全ての政府と民族と親しいパートナーになれると感じている。我々は利益で分断されたり、目的で分断されたりしてはならない。我々は最後まで一緒に耐えねばならない。そのような目標に沿って我々は戦いまた達成されるまで戦いつづけるだろう。
我々は正義が勝利し正当な安定した平和を欲する。そしてそれはこのプログラムが除去することになる戦争の主導者を排除することによってのみ達成される。
我々はドイツの偉大さを羨んではいない。
(引用終わり)

帝国主義とはなんぞやと!この時代は帝国の名のもとの国が実に多い。この発言が直接的に起因したわけではないだろうが、この14か条の前後の時代には帝国の名のもとの国が次々と散々なことになっている。ロシア革命でソビエト連邦が誕生。ドイツは革命を経てナチスに。イギリスは失墜し、オーストリアは解体し、オスマントルコは滅亡の道を辿った。
日本も…大日本帝国の名のもとにアメリカにはめられたっけな(怒)。実際はウィルソンの発言対象はドイツ帝国なのだろうが、ウィルソンという男は「アメリカという国を代表するに値する男」と思いましたわ。「迷惑」なという意味ですがね(怒)。
この男は国連の設立に大きく関わっておきながら、自国のアメリカが国際連盟に加入していないという茶番を演じている。この理由には自国の共和党の反対にあったからだとネットで知りました(ウィルソンは民主党)。
それと…パリ講和会議において、日本が人種差別撤廃を条約に書き込むことを主張した際、賛成11・反対5で多数決の原則によれば可決であるのに関わらず、議長であったウィルソンは「全会一致でないので提案は否決」としている。自分は不安の種をばらまいて、自分のところに来る種は断るというわけだ。そりゃこれが通ればアメリカは内乱長期化の危険性大なものな(アメリカは白人・黒人の人種問題を抱えている。この否決から黒人の暴動が発生している)。
自分からすれば、ウィルソンの掲げた「民族自決」など"自己都合の欠陥品"でしかなく、また、白人対象の「民族自決」でしかないのです。しかしその欠陥品を利用しようとしたのがキリスト教教徒であり、「一進会」を解体されて日本を恨む天道教教徒であり、アメリカの宣教師ではないかと言われています。これらのことはNHKは一切取り上げなかった。それは韓国の高宗がロシアに尻尾を振った様に、NHKがアメリカ・韓国に尻尾を振っているからです。

(その2へ続く)

追記。
申し訳ないですが、この続きは後で書きます。NHKの悪行を晒すに上記の内容を是非紹介したく取り上げたのですが、解説が長くなってしまいました。身近にある資料も乏しくて調査にも時間が掛ってしまって正直疲れました。休憩をはさんでまた書きますので、ご興味のある方は最後まで見ていただければ幸いです。



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