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気の向いた時にその日聴いてたCDやら最近観た映画やらを取り上げてソレについてアレやコレやと…

【CD紹介#79】Rex The Dog"The Rex The Dog Show"

2008-11-09 15:31:29 | Music
結構前にAfrika Bambaataaが表紙に載ってるのを見て、
アンテナが立ってたサンレコ(Sound&Recording Magazine)
11月号を今更(次の号が出るギリギリ)で買いました。

この号には 前回取り上げた電気の"Yellow"についての
卓球へのインタビューが載ってるのですが、雑誌の性格上、
使用した機材に関する話題が多く(例えば、 TB303は使ってる
んだけど、その際に特別アシッドを意識してはいない という
発言だったり)、その分面白 方面に話が逸れず、件のAlbumの
解題としては大分分かりイイモノになってます。
で、僕はといえば こーいうのを読むと 興味がそそられるワケで、
この音ってどーやって鳴らしているのだろうか(特に、機材は何を
使っているのだろうか)って 部分が相変わらず自分にとって
関心事なんだな、ってコトを改めて思います。

同様に、そんな自分なので、Rex The Dogの"Prototype"って曲は
ほぼすべての音がKORGの700Sってオールド・シンセで作られている、
とか聞くとグッとキます。

てなワケで 今回は、

Rex The Dog"The Rex The Dog Show"(2008年)

について。
Jake Williamsと 愛犬Rex君によるユニット、Rex The Dogの1st.
Album。
今年の Wireに出た(酸欠&サウナ状態のSecond Floorでのライヴが
スゲぇ良かった。あと、去年のTaico Clubにも来てたみたいすね)のが
キッカケで彼(ら)のコトを知ったのですが、当初は その(オールド・)
シンセ愛に溢れた制作環境についてはつゆ知らず、な感じでした。
んで、遅ればせで最近になって、件のAlbumを手に取って、解説を
読んで 相当なシンセ好きなのね、ってコトを知った次第。
このAlbumに収められたヴィンテージの機材を駆使して作られた音、
ホント 堪らんです。この若干のアナクロ具合が 他にない個性なんすよね。
あと、1曲1曲が短い尺にまとめてあるのも好印象です。焦らさずに
最も高揚させてくれるトコに手早く到達して、ダレる前に終わる
感じで。
ハズれ曲もないし、このAlbum 相当イイです。

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