P印良品

気の向いた時にその日聴いてたCDやら最近観た映画やらを取り上げてソレについてアレやコレやと…

【CD紹介#123】V.A."X-Mix-Jack The Box"

2013-12-25 02:31:33 | Music_Producer:Hardfloor

えー 我が家の シカゴハウス コンピ(LP編)の記事を書いた際に ウチにあるシカゴハウスのコンピ盤の内、
LPのものを 一通りガサっと取り上げた気でいたら、漏れてるのが見つかっちゃいました…。
なので、その盤について書かなきゃ ですが、であればコッチ(も)か、なのがあって 今回はその辺りの話を。

V.A."X-Mix-Jack The Box"(1998年)

独のStudio !K7の名物mix CDシリーズ、「X-Mix」から アシッドハウスリバイバルの旗手、Hardfloorが手がけた
"Jack The Box"と題された 彼らにとって初となるmix CDをご紹介。
このmixで初お披露目となった彼ら自身の楽曲、"I Can't Complain"から始まる本盤は、Hardfloorのルーツである初期
アシッドハウスを題材とした一枚。
片割れのOliver Bondzioの手によるCo-Jack"Nightshift"を含む 自分達の仕事(Hardfloor名義のは "I Can't~"の他に2曲
収録)を交えつつ、チープながら力強く鳴る セカンド・サマー・オブ・ラブ期のアシッドハウスの音を繋いだ、あの
時期のフラッシュバック、な1時間。最悪 ドラムマシーンとTB-303さえあれば出来てしまうが故の ザっクリ感、
粗さ、に 魅力を感じるか、次第な内容で、聴く人を選びますね。コレ。自分は 好きです。
一方で "This Ain't Chicago"のように 埋もれたのを掘り返す内容でなく、流石に "Acid Trax"を入れるトコまでは
行かなくとも、Phuture、Housemaster Boys、Bam Bam、Fast Eddieらの代表曲を(愛着故に、なのか)素直に選んでいる
トコに アシッドハウス集としての目新しさは皆無だな、てのを思ってしまいますが…。

と、Hardfloor仕事がアクセントになるも ベタなアシッドハウス集、の域を出ないですが、濃過ぎず、な内容につき
アシッドハウスの入門盤には イイのかなー、って思います(今の 入手のし易さは度外視で)。

と、冒頭でレコ棚の記事で漏れてしまっていたLPにキチンと触れずにここまで来てしまいましたが、件のLPは
"X-Mix-Jack The Box"からHardfloor提供曲を含む収録曲の一部を収めたアンミックス仕様盤です。
コレが漏れてしまってたのです。

【レコード紹介#14】Mory Kante"Yeke Yeke"

2009-10-30 02:11:22 | Music_Producer:Hardfloor
先週末の金曜日、中野のSmash'07というバーで 3時間黙々DJing(偶数月
第4金曜日の内BGM係を担当)をしました。
んで、翌土曜日に 持って行ったレコードを仕舞うのをイイ機会に、と その辺に
立てかけてんのやらもちゃんと棚に収めようとしたら、いよいよパンパンに
なってしまい、ココ最近のレコード買い過ぎ を反省。したのにも関わらず、
昨日も 用事で新宿行ったついででユニオンでお買い物(懲りずに)。
をした中から、今回は

Mory Kante"Yeke Yeke"

の Martyn YoungによるAfro Acid remix(1987年)、
1995年のHardfloor仕事、Hardfloor Dub mixを改編した10th Year Aniversary
mix(何から数えての 10周年!?)を収録した 白盤を紹介します。
レーベル面に Kante、と書いてあるだけだから その内何が収録されてんのか
分からなくなるんだろーな、ってのを未然に防ぐための個人的な備忘録も兼ねて。
Richie Hawtinがかけたので人気が再燃してんのを受けてのリリースなんだろーな。
コレ(ちなみに 今年の(メタモでも かけてたのを 物販を物色しながら聴いて
小躍りしました)。
いやはや。Afro Acid remixのエスニックなVo.×Acidという取り合わせの妙が20年
(以上)経っても 色褪せてないのには感服っす。&Hardfloorの らしい歪ませ303も
やっぱりイイっす。

【CD紹介#76】Hardfloor"TB Resuscitation"

2008-10-04 01:28:00 | Music_Producer:Hardfloor
昨日(既に 大分一昨日すね)、1コ年を取りました。おめでとう自分。とか、
電気グルーヴの"Happy Birthday"から 引っ張ってみました。
この曲の収録された"Vitamin"(1993年)を聴いたのが自分にとって 生まれて初めての
テクノ&アシーーーッド体験 です。

さて、今回は"Vitamin"と同年、1993年に発表された
Hardfloorの1st.

Hardfloor"TB Resuscitation"(1993年)

について です。
このAlbum、実は今回初めて聴きました(先月 HMV限定で再発されたのを買いました)。
ってのに加え、HardfloorのAlbum聴くの自体、初めてでした。念のため、調べてみたら、
"Dadamnphreaknoizphunk? Vol.2"だけでした。彼らの音源(外仕事は除く)で自分が
持ってるのは。
自分としては ちょっと意外。"Vitamin"、"Dragon"がキッカケになって、このテの音楽に
興味を持って 何かの雑誌に載ってた「オリジナルはさて置き、Hardfloorのremixが~」
って惹句を覚えていて、当時出入りをするようになった輸入盤屋で 見つけたThe Shamenの
"Destination Eschaton"(1995年)のremixで、彼らの音に初めて触れて~干支一周チョイの
期間で聴いてなかったのね。一度として。

そんな ある程度網羅的に聴く、ってコトを全然してねぇ身ですが、この盤は ヒネリを加えて
ない分、歪ませたTB303の音、跳ねたビート、と いうHardfloorらしい音を堪能出来る一枚
なんでねぇか、と 言ってみます。

ちなみに、初めての生Hardfloor体験は この盤の解説を書いてる鈴木良太氏と同じく、1997年の
Rainbow2000@日本ランドHOW遊園地でした。

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