P印良品

気の向いた時にその日聴いてたCDやら最近観た映画やらを取り上げてソレについてアレやコレやと…

【CD紹介#80】Goodings Rina"大都市を電車はゆく"

2008-11-27 20:23:57 | Music_Domestic
2008年も 残すところホントもう僅か。1ヵ月チョイぽっち。な今日この頃。
世間一般には そろそろ(既に!?)〆括りムードが漂いだしだしてますが、一先ずソレに
乗っかって08年発表されたのの中で紹介し漏れてるのをツブす、ってコトをせずに
(今は、ね) 今回は昨年終盤(丁度今頃)に初めて聴いて~テクノ熱が再燃した08年初頭
その傍らでヘビロテしてた G.Rina 改め Goodings Rinaのメジャー進出作、

Goodings Rina"大都市を電車はゆく"(2007年)

を取り上げます。今の今まで書いてなかったコトにはちょっとビっクリ。
当時、フェス期明けで 大分音楽聴くモチベーションがアガってて 学生ん時ぶりで 音楽誌
remixを買ったりもして、ソコに載っていたインタビューでの 音楽への真摯な姿勢っぷりに
ヤられて手に取ったんだよな。確か。
その結果 始めから大分ハードルが高くなってて、初めて聴いた時はなんか、今イチだったんです。
でも、iPodに入れて流し(聴きし)てると 身構えてないのもあって 耳を持ってかれるコトが何度も
あって。そんなワケでヘビロテしました。
特に 表題曲#4"大都市を電車はゆく"がスゲぇ良いんすよ。あと、#2"あんな風に鳥は"も。
個人的にはダンスミュージックのフォーマットを援用してるのよか、そうでないのにグっとくるのが
多いです。
や、前者がアレだったり とかじゃないんすケド。あくまで個人の好みの問題ね。
ともあれ、トラックも自ら手がけるコトで ヴォーカルが我が我がと出張ってくる類の表現に陥らず
(かといって 添え物になったりもせずに)トータルでバランス(調和)の取れた作品(群)を生み出してます。
彼女は。その匙加減をどうするかの ハンドルを握れてんのが、彼女の強みなんではねぇか と思うんす。
未聴の方は 是非。

ちなみに Rina嬢、先月にJ Popカヴァー楽曲集 兼 mix CD、"Nightbird:Goodings Rina Nonstop Covers"
を発表してます。

【CD紹介#79】Rex The Dog"The Rex The Dog Show"

2008-11-09 15:31:29 | Music
結構前にAfrika Bambaataaが表紙に載ってるのを見て、
アンテナが立ってたサンレコ(Sound&Recording Magazine)
11月号を今更(次の号が出るギリギリ)で買いました。

この号には 前回取り上げた電気の"Yellow"についての
卓球へのインタビューが載ってるのですが、雑誌の性格上、
使用した機材に関する話題が多く(例えば、 TB303は使ってる
んだけど、その際に特別アシッドを意識してはいない という
発言だったり)、その分面白 方面に話が逸れず、件のAlbumの
解題としては大分分かりイイモノになってます。
で、僕はといえば こーいうのを読むと 興味がそそられるワケで、
この音ってどーやって鳴らしているのだろうか(特に、機材は何を
使っているのだろうか)って 部分が相変わらず自分にとって
関心事なんだな、ってコトを改めて思います。

同様に、そんな自分なので、Rex The Dogの"Prototype"って曲は
ほぼすべての音がKORGの700Sってオールド・シンセで作られている、
とか聞くとグッとキます。

てなワケで 今回は、

Rex The Dog"The Rex The Dog Show"(2008年)

について。
Jake Williamsと 愛犬Rex君によるユニット、Rex The Dogの1st.
Album。
今年の Wireに出た(酸欠&サウナ状態のSecond Floorでのライヴが
スゲぇ良かった。あと、去年のTaico Clubにも来てたみたいすね)のが
キッカケで彼(ら)のコトを知ったのですが、当初は その(オールド・)
シンセ愛に溢れた制作環境についてはつゆ知らず、な感じでした。
んで、遅ればせで最近になって、件のAlbumを手に取って、解説を
読んで 相当なシンセ好きなのね、ってコトを知った次第。
このAlbumに収められたヴィンテージの機材を駆使して作られた音、
ホント 堪らんです。この若干のアナクロ具合が 他にない個性なんすよね。
あと、1曲1曲が短い尺にまとめてあるのも好印象です。焦らさずに
最も高揚させてくれるトコに手早く到達して、ダレる前に終わる
感じで。
ハズれ曲もないし、このAlbum 相当イイです。

【CD紹介#78】電気グルーヴ"Yellow"

2008-11-05 21:45:44 | Music_Domestic:電気グルーヴ
ちなみに 10/31のリナ嬢の 魔女っぷりはコチラで確認出来ます(リンク切れ)。
僕のお楽しみっぷりも確認出来たり出来なかったりします。

さて、今回は 先月リリースの電気グルーヴのAlbum、

電気グルーヴ"Yellow"(2008年)

について。

前作"J-POP"(2008年)に続く、今年2枚目の オリジナル・Album。
"Voxxx"(2000年)から"J-POP"までの ご無沙汰っぷり(ベスト盤だったり ×スチャダラパーだったりで
全く、ってコトはありませんでしたが)からするとビックリなペースで出ちゃいました。

彼らならでは、な歌詞で 歌われるヴォーカル入り曲×8(#2、3、4、5、6、7、8、11)と
インスト曲×3(#1、9、10)の全11曲。
vo.入inst.共にデンデケ・ディスコ仕様な音、ってのが今作の特徴でしょうか。

アシッド(ハウス)がキーワードになってる感じ(らしい)
【CD紹介#77】Eel"Keep Making Fun Of Me"

ってのが (イイ意味で)引っかかって聴くモチがアガったワケでしたが、そーでもなかった
(アシーーーッドではなかった)な。
でもこの感じは キライじゃないす。

ソコが耳新しいトコ である一方、#6"Acid House All Night Long"で"N.O.(=Less Than Zero)"で
使っていた声ネタを瀧声(多分)で再現("We Like Music,We Like Acid House"と一部 改変)して
使ってたり、#5"どんだけ The ジャイアント"が 「ガリガリ君2008」とでも呼ぶべき代物
(面白さにおいては比べモノにならない位に ガリガリ>ジャイアントですが)だったりと、
なんか既聴感のようなモノを感じさせる箇所もあって。
意図してそうしてるのか、ちょっと分かりませんが、自分としては 良くも悪くも聴いててソコに
反応しちゃいます。

08年の電気、という話をすんなら、前作と併せて聴いてどう、って部分が要るかな、
と 思い(もし)ますが、実は "J-POP"を聴かずにコッチ先に聴いてしまったんで、
コレが"J-POP"の残滓なのかどーかについてとかは 分かりません。えと、今回は 純粋に
この盤を聴いてのアレやコレやを書くのみ と、併せて聴いて云々はいずれまた、
とさせて下さい。

10/31 Halloween Party@Colors Studio

2008-11-02 17:13:41 | 夜遊び
前回 10月の半ばを過ぎてんのにビっクリしたばっかなのに、既に 11月に入ってんのね。
今年も残すところ 約60日。

さて、今回は 一昨日の夜遊びの話を。

自分でも 前の週に開催しましたが、時節柄ハロウィン・パーティーが色んなトコで
開催される中、西麻布Colors Studioで ハロウィ(ー)ン当日 10/31に開催されたのに
遊びに行ってきました。

聞き覚えのあるヒト(DJ)が あまりいなかったけれども、何となく行ってみたくなって。結果、大分
当たりだったんでねぇかと。珍しく 良いコンディションで臨めたのもあって。

今回の目玉、Dre Skullの時の(もしかして DJ POL Styleだった!?何分 聞き覚えのあるヒト…(ryだった
モンで自信ないす)Switch"A Bit Patchy"("Apache"ネタの部分は使用せず)~Prodigy"Smack My Bitch Up"
~ゴジラネタのDub Stepには 大分ヤられちゃいました。

明け方の Roger Yamaha&Senorina(グディングス・リナ)のBack2Backも ソレまでの瞬発力があって
ガ~って音を引き継いで始まって、時間の経過と共に明け方仕様になってく内容で スゴく良くて。
楽しかったす。 ホント。フロアがケムかったり、床にビールの缶がゴロゴロだったり、でなければ最高
だったのになー。ソレと、女子は仮装すると 可愛く見えますね(角が頭に載ってるだけじゃん て程度でも)。
中でもリナ嬢は なんか魔女っぽくてグっと来ました。って何萌えですか。俺。

以上、とっ散らかってますが 一昨日の夜遊びの話。

Twitter aka_ABE_DQN