P印良品

気の向いた時にその日聴いてたCDやら最近観た映画やらを取り上げてソレについてアレやコレやと…

【レコード紹介#100】Red Rack'em"Picnic"

2014-05-26 23:24:44 | Music
こんばんは っす。

今月頭に書いたの以来 ちょっと久々のレコード紹介となる今回は、

Red Rack'em"Picnic"(2009年)

という盤を取り上げます。Red Rack'emこと イギリス出身のDJ/プロデューサー、Danny Berman
による2009年の作品。
コチラ、2、3年前に池袋のディスクユニオンの100円棚で見つけた一枚で、2010年に出た
作品集、"The Early Years"を気に入っていた身としては ソコに収められていた曲のアナログ
音源が100円 となれば一も二もなくお買い上げ、と相成りました(以下 購入当時の感想を
思い出しながら書きます)。

4つ打ちのビートに、レイヤーされたシンセの音と、公園で鳴っている音を録ったと思わしき
環境音が 薄っすら載った楽曲で、"The Early Years"の中では 比較的印象に乏しかった
"Picnic"ですが、レコードで聴くと 意外な位ベースがブっ太かったり、と また違う鳴り方を
して、ソレで大分魅力が増して感じられました。地味なのは相変わらず、ながら。
"The Early Years"は 自分にはディスコーな煌びやかさと ハマり感とのイイ塩梅な混ざり具合
が刺さったのですが、"Picnic"をソコから切り離して単体で聴いた際には、なんとも地味イイ、
良質なディープハウス楽曲としての魅力が立ち上がってきました。

以前にエディット作品を紹介したThe Revengeによるremix(B1)も 同路線のイイ仕上がりです。




ジャズ感のあるベースと、少し物悲しげなピアノが印象的な"Crowd Scene"(B2)もなかなかに
佳曲で これまた地味イイなー。

この盤、今も 鮮度的な問題で投売りされるコトがあるのでは?なので、100円棚なりで もし
見つけたら是非チェックしてみて下さい。大推薦、までは行かないものの 地味におススメです。

余談(気味)になりますが最後に。実は 当初、"The Early Years"のディスコ感や The Revengeという
エディット職人が参加しているコトから、この盤をNu-Discoにカテゴライズする向きを想定して
いて、でもディープハウス好きにも刺さりますよー という紹介の仕方を考えてました。が、念のため
Nu-Disco扱いか確認してみたら、最初に見たDiscogsから 思いっきりStyle:Deep Houseってあって
ご破算になるという…。うーん。ドコからドコまでを ディープハウスとする(コトが出来る)のか、
って ホント曖昧で スパっと切るのは 難しいなー。てのを改めて感じた次第です。

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