京都 洛北の時計師 修理日記

時計修理工房「ヌーベル・パスティーシュ」京都の洛北に展開する時計修理物語。
夜久野高原で営業再開しました。

時計師の京都時間「京のヒマ祭り」

2020-03-03 09:10:54 | 時計修理

3月3日火曜日。ヒマなひな祭り。
京の北山界隈ではコロナウイルスより怖いスギ花粉が飛んでいます。
北山杉の花粉が北山おろしの暖簾が吹き飛ぶ強風にのって北区を直撃しています。
薬局にマスクはなく被害は拡大。
 娘は恒例のひな祭り休み。花粉症による熱と咳で会社から出勤禁止指示で休んでいます。
京町家はコロナウイルスには強いが花粉には無防備です。隙間だらけの家の中に花粉が飛び込んできますね~。
月曜日に体調を崩す人も多い。
「土日休んでいるのになぜ月曜日に体調が悪くなるのか!自己管理の指導不足だ!」
月曜に体調が悪くなって休む女子社員が多いのも時計業界のお約束。
日頃の仕事で神経を使い果たす仕事です。土日にほっとしたとたん風邪をひく。
土日に休むことでバイオリズムが崩れることで花粉症など季節のリスクに影響を受ける。
親会社の商社から天下りで舞い降りた社長さんにはがこれが理解できない。
何事もお水取りまでは我慢の連続なのだ。

特に空気が乾燥している中イベントが多いクリスマス前後とひな祭りの季節に多い突発休み。
東大寺二月堂のお水取りが済む12日までは北山おろしの氷雨とスギ花粉に要注意日は続きます。
特に9日の日曜日はこぞって体調不良者がでます。翌日が満月に当たるので事故ミスは起きやすくなるのです。

花粉症で身体の力が弱くなる季節なのでコロナウイルス、インフルエンザにも感染しやすい。
数年前に母親の介護に行く前に必ず受ていたインフルエンザの検査。これで陽性反応が出たことがあります。
万が一夜行バスの乗客やグループホームの皆さんに感染させてしまうと被害が大きくなるので結果、夜行バスをキャンセル。
工房も休むことになった。

京都市バス46系統の恐怖!
このバスは繁華街の祇園を経由し四条大宮で佛教大学の学生さんたちが大勢乗る早朝の積み残し満員バス。
飲食関係のホストなど朝帰りの乗客が熟柿の臭いをさせて気持ち悪そうに座っています。
仕方なく隣に座る学生さんがバスの中で40分間接触すると当然の結果乾燥状態の車内で簡単に感染します。
私の場合もこんな状況ですぐに感染した。
時計修理業は濃厚接触のない仕事だけに驚きました。
佛教大学の皆さんはこの季節46系統を避け6系統で通学をお勧めします。

あの時の感染恐怖で通勤時間に往復1時間の徒歩はしょうがないので地下鉄利用者になった。
市バスから地下鉄利用に移った市民が多いという。
今日はひな祭り。工房はしばらく閑散期に入ります。

時計電池交換は税込み1100円と10分と40年。濃厚接触のないお仕事です。
明日は水曜日の定休日、ブログはお休み、工房は時間計測などの仕事で10~17時まで営業。
毎週水曜日は朝一番、歯科医に通うので特にウイルス予防に敏感になります。咳、くしゃみ一発で院内が凍りつく雰囲気なのだ。
私はアライグマか?
 修理依頼が来ると長時間アルコールで拭きまくっているのです。ご了解くだされ~!




コメント
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