カシオ・デジタル時計の電池交換!
忙しいときにはカシオがやってくる。時計師伝説で~す。
ネジ4本を慎重に抜いてモジュールをバカッと丸ごと取り出す使い捨ての時計。
市場価格3980円程度の時計に1000円の電池交換の費用負担をかける人は少ない。
この時計をお預かりする際には1時間ほど時間をもらいます。
電池は両面テープで固定されているのでうかつに引っ張ると液晶パネルが割れる。
一番の難関箇所。
一通り電池交換が終わっても安心は出来ません。
「がたつき」のためモジュールとケースのボタン間の微妙なずれで時刻のセットが出来ないのです。
なんとか時刻合わせを済ませほっと時間を確認すると30分ほど経過していました。
1個の電池交換に30分をかけてしまいました。がっくりする。
「化かしあい」の京都時間。
京都の街でも主に北区ではキツネ、東山区ではタヌキの生息地。
「タヌキオヤジ」の店へキツネが手袋を買いにきたり、時計の電池交換にきたりします。
「もうすぐセンター試験なのです。試験中に止まらない電池を入れてくださ~い!」
このような理不尽な依頼が増える頃です。
話は年末クリスマスに戻る。
周辺のスーパーチラシをじっと眺めていました。
昔、バイヤーの頃に時計のチラシを作っていたので業界は違うチラシでもしっかりと売れ筋を見極める悲しい習性がある。
「エウレカ!エウレカ!発見したのじゃ~!」
クリスマスの目玉商品はチキン!各スーパーは一面のいいところに掲載しています。
面白い事に日本産は大きく、カナダ、オーストラリアはそれなりに小さく生産地の掲載している。
その中で各店統一したように同じ柄の容器がある。9本から6本など入り数で勝負していました。
すべての店でこの商品の生産地の記載がない!
つまり中国産?後ろめた都合の悪い情報は掲載しないのだ!
驚いたことにそのことを嫁さんに言っても感激がない。
「お前はアホか!そんなことが解らないで主婦が務まるか!うちではちゃんとした国産は娘たちに食べさせる。中国産のジャンクは気がつかん知らんかったことにしてあんたに食べてもらってるよ~ん!」
恐るべし主婦とスーパーの「化かしあい」の実態がわかったのでした。
「○○ホテルのカレー」と食品CFをよく見る。
私は数年間におよび国内外でホテル生活を送ってきた。ところがホテルでカレーを食べた事がない。
またカレーを食べている人も見たことがない。ホテルではほとんどパンを食べる習慣がある。
したがってホテルのカレーの味がどんなものか解らない人が圧倒的に多いでしょう。
「食品偽装?」が発覚しない。
見事な馬鹿舌にむけての「化かしあい」作戦には感激します。
「自爆新年会」の話をよく聞く。
ある会社恒例の新年会のお話。
当然、どこの会社でも社員は半強制的に出席させられる。さらに不安定な派遣さんたちももちろんいっしょに強制連行される。
あつかましい社長の新年挨拶のあと乾杯。だらだらと食事をして終わる。
お正月休み期間の最終日にこの行事があるので一日休みが減る。
なんと!新年会の費用はすべて割り勘!忘年会の時も1万円が飛んでいった。
社長指定の宴会場なのできっとピンはねをしているとの噂がある、そんなことで社員たちは新年早々次の職場を探す決意をするそうだ。
これを「ブラック企業・自爆宴会編」と言う。
一方的に「化かされている」と先輩から教えられる新人社員たち。
そのときに気がつくのだが、家族に話すのはあまりに情けなく悲しい。
京都にはこんな有名企業もあるのです。
就職活動中の学生さんは「化かしあい」に勝てるでしょうか?
知人、先輩の情報収集を十分にやりましょう。
メディアで「あほのミクス」おぼっちゃまのちょうちん番組が各社最近目立つ!
「中国チキンバレル」のようにたくさん番組が入っているほど受けがよさそうだ。それを見せられるほうはたまったものではない。うんざり!
円安、消費税増税から来る大不況予測の年だ。
生き残りをかけて社員から一円でも引き抜こうとする企業が増えるでしょう。
「化かしあい」に勝ち抜いて生き残りましょうね!