9月5日 18時11分大阪維新の会の幹事長を務める大阪府の松井知事は記者会見で、次の衆議院選挙で、公明党が議席の回復を目指す大阪と兵庫の6つの小選挙区への対応について、「地域政党・大阪維新の会としては、争いたくない」と述べ、候補者の擁立を見送る方針を明らかにしました。
大阪市の橋下市長が率いる大阪維新の会は、次の衆議院選挙で、近畿地方の48の小選挙区のうち、公明党が議席の回復を目指す大阪と兵庫の6つの小選挙区以外は、原則として、すべての小選挙区に候補者を擁立する方向で調整を進めています。
これについて、大阪維新の会の幹事長を務める大阪府の松井知事は記者会見で、「大阪の統治機構を改革するためには、大阪市議会と大阪府議会の公明党の議員の理解が必要だ。公明党の議員とは、道州制を含めて方向性は一致している」と述べました。
そのうえで、松井知事は、公明党が議席の回復を目指す大阪と兵庫の6つの小選挙区への対応について、「公明党と争うことで、『大阪都構想』の実現により時間がかかることは避けたい。
地域政党・大阪維新の会としては、争いたくない」と述べ、候補者の擁立を見送る方針を明らかにしました
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120905/k10014806461000.html