六ヶ所再処理工場は、4月11日に前処理建屋で放射能を含む洗浄水約40リットルの漏えい事故に続き、5月17日に精製建屋で硝酸ウラン溶液約7リットルの漏えい事故を起こした。4月11日の事故は人為ミスによっておきた。人為ミスがおきても大事に至らないようにする配慮が欠けている設備ではないかと不安をつのらせる。
5月17日の事故は、たまたま隣室にいた下請け会社の社員が異臭に気づき、扉をあけて発見した。漏えい検知システムが検知したのではない。報道では、7リットルの漏えい液は作業員がふき取ったと伝えられている。作業員の被爆が心配される。
発見から漏えい停止の確認まで9時間もかかっている。配管をつなぐ「T字型継ぎ手」で事故がおきた。他にも53箇所で同様の部品が使われている。
日本原燃は「原因は究明中で、作業開始は未定」だとしている。徹底的な原因究明とその対処法で事故がおきない確信が得られないかぎり、六ヶ所再処理工場の作業再会を認めるわけにはいかない。日本原燃の原因究明の回答とこれからの対処に注目しよう。
朝日新聞記事参照
六ヶ所再処理工場から放出される放射能が子どもたちや人々を犯すのを最小限にするために、六ヶ所再処理工場の無期限延期に協力しあっていきましょう。 抗議先郵便・電話・FAXの場合は下記です
日本原燃株式会社
青森県上北郡六ヶ所村大字尾駮字沖付4番地108
TEL 017-571-2002(広報)
FAX 0175-571-2136
「ストップ核再処理キャンペーン・広島」
原発はごめんだヒロシマ市民の会 http://www2.ocn.ne.jp/~gomenda/
プルトニウム・アクション・ヒロシマ
ボイス・オブ・ヒロシマ http://blog.goo.ne.jp/p-h-21/
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