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https://news.goo.ne.jp/article/tokyosports/sports/tokyosports-2989587
久々に明るい・嬉しいニュースだった。池江璃花子の復活である。
彼女が高校生ぐらいのとき,まぶしく輝いていた。それは,天性ともいうべき姿。
そして白血病・闘病。10ヶ月に及ぶ入院。
父の70日の入院で家族が滅入ったのに,池江璃花子はめげなかった(めげただろうけど,根性で這い上がってきた)。
白血病=美人薄命という図式は,かつての夏目雅子から学んでしまった。しかし,そうなってほしくなかった。今回ばかりは復活を祈念していた。
彼女の水泳復帰後のインタビューで「水に戻ってこれて,水泳がやっぱり大好き」という趣旨の発言を聞いたことがある。非常に同感できる言葉だ。
僕は不治の病ではなかったが,甲状腺がんからの復帰後,すぐに水郷に行った。そのときの気持ちが同じだった。「ああ,俺はやっぱり釣りが好きなんだ」と。父の入院があった5年前もそうだった。メトロリバーに感謝した。ご近所でバス釣りができること自体に,である。
そんな池江璃花子の将来は明るい(と信じている)。
彼女の輝く姿は,なにも優勝とかではないと思う。おそらく今後続けていく水泳人生そのものだろう。
輝く第2のスタートラインは始まったばかりだ。