ついに帰ってきた。メトロリバーに。
振り返れば,2022年10月8日で僕の釣行に一旦終止符がうたれた。
以降は,椎間板ヘルニア手術,コロナ感染などあり,早ければ2月にでも復帰したかったが自信がなかった。そう,腰にである。
3/2におよそ最後になってほしい精密検査を終え,ストレッチなど日常生活を普通に送ってよいとの許諾を得た。MRI画像をしっかりみたので安心である。
もっとも無理がそうそうできるわけではないが,僕のココロは「とにかく釣りに行こう」という気持ちだ。
タックル自体は1月ぐらいに用意していたが,もう完全にずれていた。しかし,修正をする余裕もないので,そのまま8:30からスタートだ。
ウム。重要なダウンショットシンカー,丸ごと忘れている。1/16ozもない。3/32ozもない。これではスピニングの釣りは出来ないではないか。
そしてMHパワーの釣りでボトムジャークしてみる。
すでに流行は終わった釣り方であるが,自身「モノ」にしているとは言い難い。2022年シーズンもロクにこのリグで釣っていない。ただ,ルアーだけは定価販売されたら速攻で通販購入していたので,アホみたいに在庫過剰である。
時計はあっというまに12時。もう時合が来ている。そしてふと竿先に違和感を感じる。魚のアタリである
クラッチを切り,10秒ほどカウント。思い切り合わせるとドラグが出ていく これはデカイのか,と思った瞬間ギラッと光ってフックオフ。
バスの歯型だけが残っていた。
このワームも地域によっては入手困難らしいが,どういうわけか僕は普通に通販やベリーで定価購入。それも,バカみたいに10袋以上購入してしまったが,ご覧の通り,下手くそが使うと結果は出ない。
その後,知り合いのS井さんに出会うも芳しくないとのこと。腰痛のことは伝えてあったがあえて釣果情報は聞かなかったのだ。
つくづく,釣りの醍醐味とは「魚がどこにいるか自分で探して,どの仕掛けによく反応するのか確かめる」作業だと思うが,これを安易にSNSなどで「共有」してしまう人達の気持ちがしれない。彼らは「釣り人」でなく「漁師」なのだろうかとさえ思う。
16時まで粘ったが,周囲では結構釣れていた。はっきりいって僕のタックルセレクトミス。しばらく釣りに行けないと決まったときに整理したのはいいが,逆にしまいこんでしまったため再整理が億劫になっていたのだ。
それでも帰ってきた 釣りに戻ってきた 心地よい疲れはやはり釣りでしか得られない。これが僕が釣りキチであることの証左だ
さて,次回からなんとか「釣りやすい」方法を思い出しながらやっていこう。バスは絶滅していなかったしね。