オズマの部屋 -バス釣り・政治経済・クルマ等-

「バス釣り日記」が主題。色々な話題を中年オヤジが持論で展開。「真実は孤独なり」を痛感する日々。

多摩川にあるのは「漁業権」のみ! アユ激減の理由はバスではない!

2010年12月12日 09時17分49秒 | 2010オズマのバス釣りレポート
「復活」多摩川 アユの産卵激減 増殖ブラックバスが捕食(産経新聞) - goo ニュース

 あきれてものが言えない,とはこのことだ。あまりにも稚拙。あまりにも単純。「バスのせいにすれば一件落着」なのだ。

 多摩川には,最下流の丸子堰から,最上流の羽村堰まで,おびただしい数の堰がある。そして,ダムとなっている中野島ダムなどなど,もはやそこに在来の生態系など考えることすらできない。その昔,洗剤のアワがプカプカ浮かんで「死の川」だった記憶はないのか?

 いうなれば,多摩川は「漁業権の設定された水たまり」である。

 そこに勝手に琵琶湖産のアユを放流する。国内外来種の放流である。もっと無着苦茶なのは,サケの幼魚放流である。南限とされる利根川よりはるか南,その川に,そして,人的変異がもっとも激しい川に放流する。その影響は考えもしないのだろう。

 バスが増えているのなら,とっくに釣りに行っている,と東京のバサーはいうだろう。オズマも,クルマで数時間もかけて霞に行くより,自転車で1時間の川に行くはずだ。

 しかし,多摩川でバス釣り,というのはあまりにも釣れない。荒川も同様で,オズマの技術ではさっぱりどうにもならない。20年以上前からバスがいるといわれた両河川だが,荒川では数匹釣れただけだし,多摩川ではバスの存在確認すらできていない。ネット上で情報は見るけれど,霞よりはるかに難しいと予想できる。

 これは,また保証金問題だろう。琵琶湖の図式と同じだ。

 多摩川という,極めて人為的改変著しい川。そこに漁業権があるからヤヤコシイだけ。

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