女子プロ ジェニファーのスーパーバッシング Bass fishing professional Jennifer Fedrick.
これは,たしか1989年初頭に発売されたビデオ。
僕も持っていた。
当時も驚いたのは,今江プロの英語力。
会話がしっかり成り立っている。
たしか,このときの今江プロは1988年JBTA西日本プロランキング1位の「おまけ」でアメリカに行ったはずだ。
そして,今江プロの英語力は「バス釣りのために」磨いたとの話を読んだ記憶がある。
ネットもない時代,アメリカの情報をダイレクトに仕入れるには「バスマスターマガジン」を読破する力が必要。
そこで,今江プロは独学で英語を身につけたという。
今江プロの恩恵に預かりながらも「フロロラインの歴史」も知らない人が多いが,やはり今江プロの謙虚さに見習うべきだろう。
2020年に大学入試改革があり,そこで「英語4技能」をどう測るかが課題となっている。
東大も,民間試験を「公平性に課題が残る」として検討中とした。
英語も,釣りがきっかけなら苦痛じゃない。
下野プロがいう「釣りに努力はない」というのは,「好きなことに努力はなく,好きだから続けている・工夫する」とのことだった。
それをまさに体現していた今江プロ。
入試でも,「このビデオの内容を全部和訳します」が出来たら面白いが,それは現実的ではない。
さあ,この当時も「マスバリリグ」が使われていることに気づいた,勉強家のバサー諸兄はいくらいるだろうか。