ふくろう親父の昔語り

地域の歴史とか、その時々の感想などを、書き続けてみたいと思います。
高知県の東のほうの物語です。

JAZZ。no夜

2010-08-30 20:05:57 | Vision East
 昨夜。日曜の夜。室戸でJAZZのコンサートがありました。
 なにやら疲れていたことから、昨夜はブログを書く気力がありませんでしたね。
 竹林が少し負担になっているのかもしれません。

 今回で3回目かな。なかなか楽しめました。
 なにしろ25人もの声がまとまって、ドンと来るのですから迫力がありました。
 今回はちょっと変わった趣向もありました。ヴォイスパーカッションです。

 なかなか上手でした。さらにウッドフルートの音色は一種独特で、演奏する方も工夫を凝らして頑張っていましたよ。

 メインヴォーカリスト。トールン・エリクセンが唄う「JOY」という曲。あれいいですねえ。彼女の出身は北欧だそうですが、日本でも流行るかもしれません。ただ今日本はAKB48の時代ですからねえ。
 大人の女性が歌うバラードは、特にヨーロッパのJAZZとなると難しいかなあ。

 時間を忘れて楽しめました。

 

事故かな。

2010-08-29 10:03:13 | 花の谷
 花の谷で竹林の再生事業は順調に進んでいます。
 いまはこんな感じになりました。


 最初は竹林の中に日のさす場所はなかったのですが、最近は竹林の中が明るくなって、楽しくなってしまいます。2枚の写真は同じ場所です。左に岩があるのでよくわかります。竹を切るのですが切った竹の処理が大変なほど、多くの本数を切って積み上げてあります。
 来年はきっと竹の子が生えるでしょう。しかし猪や鹿も期待して待っていることでしょうから、私達の口に入るのか分からないのですが、いまは少しずつ明るくなる竹林に愛着がわいているこのごろですねえ。



 林の中には、自然の激しい起伏があるのですが、本当に大地といった感じがします。

 しかし、なにしろ此方はアマチュアですから、事故がおきます。
 今日もめがねが竹のササに飛ばされて、どこかにいってしまいました。しなった竹の反動が此方の予想を上回ってしまったのです。探したのですがありませんでしたね。

 それに普段使わない筋肉を駆使したからでしょう、右肘から腕の筋肉が悲鳴を上げております。鍛錬不足ですねえ。



 帰りに栗や柚子玉が順調に成長しているのを確認。
 此方の方は全く問題なく秋を迎えられそうです。
 花の谷の花達はこれから秋の花が準備中です。

 予想以上の量に竹林で苦戦中です。
 しかし、高知県の中山間地域には、何処でもあるんでしょうねえ。こんな場所。
 こうした場所に注目を集めると、何か新しい事柄が生まれそうです。

虹が出た。

2010-08-28 00:09:31 | 日記
 今日27日夕方。奈半利港から東の方角に虹が出ました。

 久しぶりに虹を見たのです。なにやら暑苦しい雰囲気が急によくなって、それからです。小雨が降り始めたのです。

 たまにはこんな風景を見るのもいいものです。

 気分が良くなって、雨の中うれしくなって自転車に乗って家に帰ったのです。

 もちろんすぐ風呂に入っていい感じなのです。

 さて、あすはまた午後から竹林と格闘することになっています。頑張ろう。

そんな筈は。

2010-08-26 20:04:20 | 田舎の理屈
 かつての仕事でよくあった話です。
 田舎の小さな商店が利益が出すぎていたのです。年に一回早春に決算をするのですが、あるはずもない利益が出ていることになっていたのです。

 「そんな筈はないろう。」いつも言っていたのですが、多かったのです。総売上から仕入れ額を引いて、販売管理費を引くのです。利益はその残りなのですが、残りすぎているケースが多かったのです。結構ありましたね。経費がキチンと集計されていない、そんなことが多かったのです。本当は赤字なのに税金を納めることになっていたのです。

 そんなことを今日のニュ-スを聞いて思い出していました。文久年間に生まれた方々が生きていることになっているのだそうです。幕末の志士達と同年代の方々が生きていることになっていたのです。ほんとうなら凄いことなのです。しかしながらそんなはずもなく、管理している方々は、おかしいとも思わないのです。そして確認作業もしないのです。

 行政の側にとっては、文書が提出されないことから、生きていることになるのですし、店舗の経営の話からすると、経費の書き出しが不十分なのです。どちらにしても行政側は困りはしないのですが、現状把握が出来ているとはいえないのです。

 長寿社会はいいことですし、利益を出している店舗が多いのはいいことです。

 ただ実態がそうではないのですから、困ることになります。

 さらにこんなことがありました。アンケート調査です。店舗等についての調査だったのですが、店舗面積について一桁多い面積が記載されて調査書が帰ってきたのですが、そのままの数字で累計数字が発表されたことが何度となくありました。
 数字を見ておかしいと思わないのです。個人の小さな店舗がスーパーマーケット並みの広さになっていても気がつかないのです。調査をする意味がないですね。

 指摘されないと、おかしいとも思わないのですから、これも仕方なしです。
 年金支給等の実害がないからいいというようなことでは、ないと思うなあ。

誕生日

2010-08-26 10:54:36 | 日記
 何回目なのか、最近考えないようにしているのですが、今日は誕生日です。

 それとは関係のない電話が結構ありますねえ。普段はこんなことないのにね。
 何故だか分からないのですがね。

 しかし、母はこんな暑い時期に出産をしてくれたんですね。ありがとう。

 毎日仕事や生活全般に追われています。大変ですが頑張らなければ。
 元気でいられる現実に感謝といったところです。

 高知県の安芸郡で生を受けて、全国各地を徘徊し、いろんな仕事を経験して今、なんとか生きているのです。

 それにあと、鹿児島と沖縄に行けば全国制覇という状況です。縄文杉を見に行きたいものです。

 時々考えます。何年生きていられるのかな。精一杯頑張らねばなるまいなあ。
 アラタメテ誕生日に思うことでした。

 

番号

2010-08-26 00:05:29 | Vision East
 今日、国道55号を走っていたときのこと、国道の路上に大きく番号が書かれていたのです。場所は安芸郡安田町、安田川の橋の上です。番号は163.いつの頃だったか高知新聞紙上か何かで見た記憶があったのですが、なんの番号か定かではなかったのです。



 同乗の運転手をしてくれている方に聞くと、予想される災害の際上空から場所が特定できるように、番号が路上に記載されたとのことでした。1Kmごとに番号が明記されているとのことですが、そのまま受け取ると、ここまで163Kmあったという事になるのです。もしかすると高知県の海岸線の長さなのかもしれません。そうだとすれば、ここから東洋町甲浦までいくと、200Kmぐらいになりそうです。高知県は広いねえ。

 なるほどね。これだけ大きなサイズの数字だったら上空からでも確認できることでしょう。

 着々と準備をしているのですね。南海地震対策。

 大地震なんて来ないに越したことはないのですが、準備はしておいたほうがいいですね。
 

花の谷。茶の木

2010-08-23 13:59:23 | 花の谷
 携帯電話をかけている。
 まだ朝の7時なのだが、すでに亮ちゃんに持たせる花束は玄関に出してある。

 「にいやんかえ。用事があるがやけんど、今日中に来てくれんろうかなあ。」
 「いまから?。」「いや今日中でえいがやけんど。」

 「え~と、午前中は約束があるき、昼からにしてくれる?」
 「わかった。待ちゆうき。」

 にいやんに仕事として、やって欲しい事柄を一覧表にして書き出した紙面を読み返している。今朝起きてからパソコンに向かって書いたのだ。
 待遇の話など何にも決めていないのだが、まあおいおい相談して決めようかと思っている。

 「ありがとう。爺やん。」亮ちゃんだ。花束を抱えて車に乗っている後姿が目に入った。「気をつけていけよ。」聞こえてもいないであろうが、つい声が出た。


 日曜日ごとに市場に店を出しているのだが、今度の市に出す商品で数が足りない物をそろえる準備を頼むつもりなのだ。茶の木の苗を商品として100本ほど出す予定。広報にはそのように出してあるのだが、半分程度しか準備が出来ていないのだ。

 もうそろそろ昼食の準備をと思っていたぐらいの時だった。
 車の止まる音がして、誰かが来たようだ。

 「こんにちは。このあたりに山崎さんと言うお家はありませんか?」

 普段は訪ねてくる人とていない場所だけに、びっくりして怪訝な顔をした爺やんは「なんぜよ?」20歳ぐらいだろうか。幼児を連れている女性なのだ。

 「アルけんど、いまはだれっチャアおらんろう。」
 「いつごろ、お帰りでしょう。」

 「さあ。」と爺やんは言ったものの、誰やろう。?。思いをめぐらせていた。

 「あのう、ここで待たせていただくわけにはいけないでしょうか?」

 「えいよ。ほかは人もおらんことやし。」

 「あのう。お手洗いを貸して頂けないでしょうか?」

 「そこ。赤ちゃんは連れてきいや。」「重たいねえ。」
 爺やんは本当に久しぶりに幼児を抱いて、なにやらいい気分だった。
 泣きもせず、きょろきょろと辺りを見回せている幼子に「えいこやなあ。」
 つい言葉に出てしまった。

 「すみません。」「重かったでしょう。」「お世話になります。」

 「昼飯は食べたかよ?」「いや、お構いなく。」

 冷蔵庫を開けながら、「なんかあるろう。」「一人しかおらんき、きにしなや。」

 「なんか、酒のツマミしかないにゃあ。」「なんでもえいろ。」
 タナゴを焼いて、トウフがあるき冷奴にしたら、なんとかなるろう。

 「店やないき、こんなもんで食べたら。」
 朝に炊いた飯とインスタントの味噌汁を出した。

 爺やンが、赤ちゃんをあやしていると、「洗わせてください。」頭を下げるなり、流しに食器を運んでいった。


 「誰やろう。」「何しにきたがやろう。」爺やんは聞きたいところだったが、ぜんぜんそんなそぶりを見せず、「あと、2~3時間は帰ってこんき、ここにおったらえい。」

 テレビをつけてやって、「水槽の水換えをやりゆうき、なにかあったら、声をかけたらえいきね。」そそくさと水槽に向かっていった。

 車の音が聞こえてきた。
 にいやんが帰ってきた。
 

 
 



 

 

 

哲学。

2010-08-23 00:08:33 | 今日の一面
 ハーバード大学の教授の著述をきっかけにしてだろうか、哲学書が本屋で売れているのだそうで、特設売り場まであるのだそうで、ちょっと驚きです。

 哲学なんて、図書館に行くとプレートを見たことがある程度で、ジックリ読んでみたいなどと、ここ30年ほどは思ったことがないのです。

 30~40歳台の方々が、哲学書を読まれているのだそうですが、いいですねえ。
 若い方々がゆっくりと考える時間を持つのは、本当にいいことかと思います。

 最近の傾向としては、豊かさと自由度を誇っているのですが、価値の基準としては、そればかりでもないように思えるのですし、今人間は「真なる規範」を失っているような気がして、今日の新聞の一面を、記事を見入ってしまいました。

 哲学にもいろいろあるからなあ。

 私は、生き方もですが、死に方についても考えなければならないような、年代になってきておりますが、未だに不熟につき彷徨っております。

 それだけに、最近の児童虐待や老人介護問題などの、悲惨なニュースを聞くたびにアノミーについて考えているのです。自分の小ささに思い悩んでいます。

 結局のところ、出来るだけのことをやることで、自らを慰めているだけなのです。
 今日はまだ、体のあちこちが痛いねえ。情けないねえ。



 花はただひたすら時期が来れば、花弁を広げるのです。
 彼らの全能力を、さらりと出し尽くしております。

 高知新聞。やるじゃあないですか。この記事を一面に持ってくるのですから。

 

苦戦中竹林。

2010-08-21 23:53:15 | 花の谷
 

 今日も北川村宗の上(花の谷)は花が咲いていました。

 今日は少し雨が降っていました。しかしどうせすぐに汗でびっしょりになるのですから行くことにしました。



 山道も普段より歩きにくかったなあ。

 最近の課題は、チェーンソーの重さが筋肉痛になってきたことです。
 普段筋肉の鍛錬が出来ていないことから、週一の作業では筋肉痛となって襲ってきます。これも仕方なしです。

 体を鍛えながら、何かと考える、いい時間を過しています。

 それに今日は虫が多かったなあ。蚊ではなくてでかい奴。
 服の上から刺してくるのですからたまったものではないのですが、それも彼らのホームグラウンドに勝手に此方が押しかけていると思えば仕方なしです。

 次回こそは、終わった後、川に飛び込むつもりです。
 気持ちよさは格別のはずです。

JAZZ。

2010-08-21 10:58:36 | Vision East
 来週の日曜日、8月29日午後5時から室戸市のやすらぎ夢ひろばで、JAZZのコンサートがあるのです。

 ジャズコア フライブルグ、ドイツのジャズコーラスグループなのです。
 大編成のボーカルスイングを中心に独自のアレンジでエリントンやガーシュイン、コルトレーン・ハンコックの曲を聞かせてくれます。

 主催はジャズコアむろとカンタービレ
 なにしろカンタービレなんです。
 
 もう室戸で何回目になるんだろう。私も何度か行ったことがあるなあ。

 時間が取れる方は是非お出かけください。木戸銭は3000円だそうですよ。

 JAZZの演奏は器楽の演奏が多いのですが、ヴォーカルもいいものです。随分と前に伊藤君子さんの追っかけをやったことを思い出します。田町の三田倶楽部やバディ&ソウルに通ったものです。

 楽しい時間が過せると思います。
 高知県の東部地域などでは、誰かが頑張らないとこうした音楽に接する機会はありませんからね、応援しなければなりません。