ふくろう親父の昔語り

地域の歴史とか、その時々の感想などを、書き続けてみたいと思います。
高知県の東のほうの物語です。

祝開通

2010-08-20 21:39:16 | 日記
 今日、2010年8月20日は北川奈半利道路が開通した記念すべき日となりました。
 高知県の安芸郡市内で、本日の共用部分1,2Km。これでやっと5Kmの完成となりました。実際のところまだまだです。

 

 先日この場所で、記念のウオーキング大会を開催したのですが、今日は車でちょっとだけの通過となりました。

 


 これで、また新たな課題が出てきました。
 柏木から北川村小島までの工事着工にむけての運動です。

 10月24日安芸郡芸西村で「四国の道芸西大会2010」が開催されます。

 運動は積極的にそして着実に行う必要があります。
 今日の式典でテープカットしていた方々の晴れ晴れとした顔、顔・・。

 いいものです。

晩夏

2010-08-19 21:27:43 | 日記
 土佐の高知の夏も終わろうとしている。
 よさこい祭りも終わり、地元の花火大会も終わった。お盆に帰っていた帰省客もみんな帰ってそれぞれの仕事にまたついていることでしょう。

 夏休みの宿題は終わったのかなあ。子供達は。

 しかしながら、気分は晩夏といっていい季節になろうとしているのに、毎日暑いねえ。

 打ち水をしても、効果は期待が出来ないほどなのだ。

 異常気象といってしまえば簡単なのですが、どうだろうか。よくわからない。

 夏の終わりから秋にかけての、気配が感じられるまでもうすこし頑張らないといけないようだ。

 晩夏という言葉だけが、気分をなんとかもたせてくれている。晩夏が終わり初秋を感じさせてくれる風が待ちどうしいことです。

 食べる物も冷麺とか素麺等がついつい多くなっている。

 元気のつくようなものを食べてみるか。
 マアそれもよかろう。

 あさっての宗の上の清流が待ちどうしいなあ。竹林も待ってくれている。
 水に足をつけるだけで、気分がいいのです。





 水面を渡る風の心地よさは、筆舌に尽くしがたいのです。
 こうした心地よさだって、高知県東部地域の観光資源にきっとなることでしょう。
 

取材。

2010-08-18 11:36:32 | 日記
 昨日取材を受けました。朝日新聞の方でした。最近高知に赴任してこられた方でした。

 奈半利の藤村製糸(株)の工場跡が経済産業省により近代化遺産に指定されていることから取材をしたいと、記者の方が来れられたのです。私は浦の会の会長さんの指示で末席に参加しただけなのですがね。

 記者の方もはじめて高知に来たらしく、知らないことだらけ。面白い質問が結構ありました。「この辺で養蚕農家がたくさんあったから、製糸工場が出来たということでしょうか?」

 いかにも原因と結果を明確にしたい方の質問です。

 私は途中で予定時間が過ぎたものですから、途中中座したのです。あれから以降も取材は続いたようです。
 いい経験でしたね。
 地域のことについて白紙の状態の方々は、何に興味があるのか、もちろん彼の場合は記事を書くための取材だったのですが、面白いと感じました。

 時間さえ制約がなければ、2~3日かけてゆっくり話したいと思ったことでした。

 さて、私は企業の評価をするときに、何時始まったのかを、創業時期を問うより、88年間もの長きに渡って事業を継続してきたことを評価するべきと考えています。

 どんな記事が出されるか、期待したいところです。

廃墟

2010-08-16 16:23:03 | 森林鉄道物語
 森林鉄道の遺跡案内について、考えていたのです。昨夜、本当に深夜に本を読んでいたのですが、その中にこうした記述がありました。

 この世で「廃墟」が一番美しい。というのです。

 廃墟の中に露出している歴史を見て、人は感動する。

 人間がさんざんと一生懸命になって美を作り出そうとして、完成できなかったものを、物理的な自然と時間が完成させる。しかも今も見ているのは、その完成と崩壊のプロセスである。いまでも美が完成しつつあると同時に、消え去ろうとしているところを目撃するわけです。それが感動を生まないわけがない。

 廃墟をそのままで美しいと考える。この考え方は本来日本人独自の発想かもしれません。

 森林鉄道の遺跡群や登録文化財を美しいものとして表現する、言葉に置き換える作業が必要なのです。しかし語彙の不足はどうにもならないのですが、さて・・・。 



 今回の仕事は、廃墟を前に、往時をしのび、輝きを想像して感激するより、今あるがままの廃墟の美しさを伝える作業なのです。

 どこまで出来るか。自分に期待してみたいところです。
 日本人は、布の断面を見て、キレッパシカラ、全体像を見ようとする。そうした美意識を持っている人達であるはずだから、言葉足らずの私の話にもなんとかついてきてくれるでしょう。
 感動は、ある種イマジネーションの産物でもあるはずですから。

小休止

2010-08-16 00:35:31 | 旅行
 JTBが関西から送り出している観光ツアーが、夏真っ盛りの暑さが原因だろうか、小休止となっています。

 9月になると、順調に客が集っているようですが、このお盆の季節、四国はよさこい祭りから、阿波踊りとビッグイベントが目白押しですからね仕方なしといったところです。

 まあここ2週間ぐらいをかけて、話題の総点検をしてみようかなと思っています。
 説明をしないと、単に山道をバスに乗って回るだけなのです。
 誰かが詠いました。分け入っても分け入っても青い山。そんな感じなのです。

 おかしなもので、聞き手の笑顔が増えると元気が出るから不思議です。
 6時間もぶっ続けで話すのですから疲れないはずはないのですが、面白いものです。

 それに、定年を過ぎたご夫婦が、旅に出て四国の東から西まで2泊3日で回ろうとするのですから、元気な方々です。幸せな方々です。旅なれた方が多いですね。

 9月になるとまた、連なってお出でになるようです。

 笑顔がいただけるといいですね。
 ただ問題はこちらの体調です。体重を落とさないと又腰痛が出るかも。

 

 

花の谷の今。

2010-08-15 00:34:35 | 花の谷
 今日はお盆。竹との会話は来週にして、今日はいつものように、ぶらぶらと宗の上の今を写真にとってきました。

 車の数もいつもより多くて、普段はここを離れている方々も、お墓参りをかねて帰省しておられるのでしょう。いい日でした。年に何回かはこうした日があるのです。



 玄関が閉められたままの民家があります。誰も住んでいないようです。




 この木々の中に民家が埋もれています。
 ここに住んでいた方々は、もう随分と以前に出て行ったようです。こうした民家や耕作放棄地も結構あります。
 残念ですがこれが北川村宗の上の現状なのです。



 人がいようがいまいが、関係なくここには花が咲いています。今日ホンの30分程度うろうろとしただけで、多くの花が咲いているのに出会いました。











 えらいねえ。誰の世話を受けているわけでもなく、時期が来ればちゃんと咲くのですからね。
 相変わらず水の流れもキレイでした。

 サア、午後は帰って仕事、仕事。

 高知県の東部地域。もっとこうした地域財産の活用について検討を始めないものだろうかなあ。もったいないと思うのですがね。

 地域経済の振興を目的とした、産業計画も遂行されているのですが、事業化については、この場所には未だ到来していないようです。
 

花壇

2010-08-11 14:46:33 | Vision East
国道55号を車で走っていたのです。

 どうも最近、国道沿線の花壇の管理ができていないように思うのです。



 花も植えられているのですが、雑草に負けております。残念です。

 放置するのであれば、何か他にやりようがあるのでしょうが、花壇として花の苗を植えたのですから、もったいないような気がします。



 きちんと整理された花壇もあるのですから、なんとかしましょう。
 
 これから高知県の東部は、広域観光の場として標榜するのです。
 きれいにしましょう。

 
 
 

花の谷。蛍

2010-08-10 00:36:46 | 花の谷
「おう。見て見て、今年も蛍が飛びだいた。」にいやンが突然大きな声を出した。
 「かわいらしいもんよ。ちゃんと時期がきたら、飛びはじめるきなあ。」蛍も爺やンが7~8年前に生息空間を整備したことから、急に増えたのだが、知らん振りを決め込んでいる。

 「本当やねえ。今年初めての蛍やねえ。」飲んでいた部屋の前の庭に蛍が2つ、点滅しながら飛びはじめたのだ。

 30分ぐらい、蛍の話やら、鮒やメダカの話ををしているうちに亮子が「爺ちゃん、ありがとう。」「それからあしたまた花を貰うていってかまん??。」いつもの事ながら明日早朝に、一束の花を持たせてやるのだ。
 
「こっちこそなあ。花は前へ出いちょくきに、適当に持っていったらえいき。」
 爺やんも病院に時々出かけるのだが、自分が育てた花々が飾られているのを見て、つい微笑んだことがあるのだ。

 「ほんだら。」亮子はニコニコしながら帰っていった。心配していた兄の仕事が出来そうなのだ。

 にいやんは、テレビの深夜放送が終わるまでゆっくり飲んだ後、「もう帰るきねえ。」小さな声で、すでにベットの中に入っている爺やんに声をかけた。テレビのスイッチを切って、灯を豆球にして出て行った。
 いつの間にか、爺やンの仕事を手伝うことになったことに、不安がないわけではなかったが、「なんとかなるろう。」それだけだったのだ。



 月明かりが、歩きなれた道を照らしていた。街灯などといったものはこの辺りにはないことから、雨が降るような日には、本当の真っ暗闇になる。石垣が連なるこの道は、たとえ暗闇になっても、手を石垣に添えれば田に落ちたりする心配などもないのだ。
 
 我が家の前には亮ちゃんが点けたであろう灯があった。

 

魅力度アップ。

2010-08-10 00:13:54 | 花の谷
 魅力度がアップしたような気がする竹林です。

 場所は安芸郡北川村。高知県の東部でも最北端で、一山越えると徳島県なのです。

 宗の上は、花の谷はその北川村の真ん中当たりです。このは現在17~18世帯が生活をしているのですが、いつ行っても静かです。川の水音ばかりがあたりに広がっています。
 写真は、旧森林鉄道西谷線からいつもの場所をとったものです。一見あまり変わったようには見えませんが、中に入ると活動の後が見て取れます。

 山頂から下るかたちで、道を作り伐採をした竹をまとめて積み上げてあります。





 竹やぶの中の道には急傾斜の場所も多く、石を積んで階段を作ったりもしました。これ結構歩きやすいのです。



 沢の流れの中に、水飲み場を作りました。ここで飲む水は、甘露なのです。
 まあ、こうした作業は子供の水遊びですね。

 竹を切れども切れども、新たに生えてくるんじゃあないのかと思えるほど、竹は尽きないけれど、何となく目途が立ってきたような気がします。

 場所を変えて、新たな挑戦が始まります。今度は雑木の林の中の竹の排除です。
 10年ほど放置された竹林は、強敵です。一緒に楽しめる場所に作り変えている作業です。

 

 今回竹林へ向かう途中、炭窯の跡を発見。構造の勉強になります。
 長い冬眠から覚ましてあげましょう。

 こうした場所もこれからの観光資源の一つとして提案してみたらどうかと思っているのです。高知県安芸郡市の財産です。
 もちろん竹の子の採取場所なのですがね。

早朝のイベント

2010-08-08 08:44:59 | Vision East
 昨日早朝、道路上でイベントが開催されました。北川・奈半利道路が出来た記念のウオーキング大会があったのです。

 早朝5時集合。スタッフ集合です。

 お客さんは6時です。結構集りましたね。160人以上の方々が集ってくれました。



 太極拳で体をほぐして、いざ歩こう。




 帰ってきて、おにぎりの朝食を食べて、解散。

 供用が開始されるとやれるはずもない、イベントですが、楽しかったですよ。
 歩いた歩数5000歩。

 まだ足りないですねえ。あと5000歩ほど歩かないといけません。