オーディオデバイス SigmaTel 社の恐怖

久々に買って頂いた会社用パソコンがあまり調子よくありません。
IEEE1394カードがインストールできない、Skype用カメラのインストールがうまくいかない、などのほかに
サウンドデバイス(M/B組み込み型)が調子悪い。

ある日突然音がしなくなりました。(2007/2/8)
15年以上のパソコン人生でこんなことは初めてだったので、ヘッドセットやらスピーカーやらを疑いましたが、どう見てもデバイスそのものが鳴ってないことが判ってきた。

で、さっそくDELLサポートにメールを打ったところ、3時間ほどで返事が返ってきた。DELLは最近のサポートの不評ぶりを挽回しようと努力しているようです。
サポートの指示通りにやってみたが、その辺の確認、対策は作業済み。 とりあえず2通目を投げました。
 で、いろいろ調べてみると、この
SigmaTel STAC 92XX C-Major HD Audio というデバイスはいろんなところで問題を起こしてることが判明。

この人やこの人が書いてるように、PC上の音声を録音できない、という状況は納品されたときからそうでした。 初めは「最近のXPは録音機能にもセキュリティをかけてんのか?」なんて変な納得をしてましたが、単に不良品だったようです。DELLもとんでもない安物メーカーと付き合ってしまいました。

しかし、これがDELLの話だけでなく、松下も被害に会ってる、それもMSが認めるぐらいの規模で。

こりゃドライバーだけで対応できるような問題に思えなくなってきました。
しょうがないからサウンドカード別途増設してみようと思います。。。
最近は¥1万もしないカードでいろんなことができそうなので、ちょっと面白そうだし。

2008/3/14 追記 -----------------
アクセスログを見ると、この記事を検索でご覧頂いてる方が多いことに気づきました。
トラックバックして頂いた方ありがとうございます。
ということで我がPCのスペックを記載しておきます。

DELL Dimension 9200 (XPS410)
Windows XP SP2
Intel Core2 Duo 6400 @2.13GHz
メモリ 2GB

このサウンドトラブルはIntelチップセットボードへのオンボードサウンド機能なので、Intelの大ミスなのでしょうが、Intel、DELLもこの件についてはだんまりを決めてるようです。
その後、
このサウンド機能はなんだかんだで使い続けてます。 その後、PC内の音声を録音するという要望がなかったせいで、まいーかと。

この件とは関係ない話ですが、
このIntelボードはIEEE1394(DV)カードを入れたら認識しない、というトラブルも抱えています。
これも調べていくとかなり根が深い問題に思えたのでサポートとやり取りする時間も面倒だったので、別途動画取り込み用のパソコンをセットアップして、スゴイケーブルで転送する、という方法をとっています。(これはこれで便利なので)

IEEE1934カードというデバイスはとても素直なカードなので、今まで10数台のパソコンに1394をセットアップしてきたなかで、カードを認識しないというトラブル一度もありませんでした。

技術革新(コスト削減技術?)を追求するのは十分理解できますが、レガシーデバイスをきちんとサポートするという必須条件を忘れないでほしいなぁ。 それも“サウンド”という基本中の基本デバイスさえも疎かにするねぇ・・・・

IntelがんばれよIntel。。。。

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