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全お研 心の格闘 ~時々お買い物~
メリット情報、提供してますか?
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ちょっと古い記事ですがよ~く解説されてます。
出展:AllAboutJapan 儲かるWebプロデュースより
あなたのウェブサイトに訪問するユーザーは、何を求めてくるのでしょうか?そして、そのニーズは限定されたものなのでしょうか?
例えば、有機野菜を販売するサイトであれば、それがどれだけ手間暇かけて作られたものなのか、どれだけ有害な物質がなく、栄養価の高いものなのか、そんな基本的なストーリーは大抵書いていると思います。
それだけでなく、生産現場の写真や、生産者のこだわり具合なども紹介したり。
そのサイトを訪れる人は、有機野菜に興味がある人ですので、買いたい商品をより深く知ってもらうために、このような情報提供は必要ですよね。
冒頭の「そのニーズは限定されたものなのでしょうか?」というのは、そのサイトに来る人は有機野菜を買うためだけに来ている人なのかどうかという質問です。
例えば、有機野菜販売サイトの場合、ページにSEOを施すキーワードは
- 有機野菜
- 野菜
- 無農薬野菜
- オーガニック
- 健康野菜
などになるでしょうか。あるいは、それぞれの商品ページだと
- トマト
- キャベツ
- タマネギ
など、より絞り込まれたキーワードになるでしょう。
そのようなワードで検索された際、よりいい場所に表示されるのがSEOの目的ですが、それらで検索する人は、必ずしも買い物目的の人とは限りません。つまり、この段階ではまだ直接的な見込み客ではないのです。
仮に私が子供のアトピーで悩んでいたとします。実際、これで悩んでいる人は相当多いようで、ずっと一箇所の病院に通わせている人が病院を変える、あるいは食べ物を変えるといったことで、嘘のように直ってしまったというケースもよく耳にします。そんな時、インターネットが情報収集に非常に役立つわけですが、その場合は上記のキーワードに「アトピー」というような言葉を複合させて検索します。
この段階では「アトピーにいい食べ物」に関する情報収集が目的ですので、まだここで買う気はありません。
しかし、この段階で既に私は間接的な見込み客(準見込み客)であることは間違いありませんよね。そんな私に、商品情報だけでなくメリットになる周辺情報をたくさん提供してくれれば、顧客になる可能性は非常に高くなります。
例えば、有機野菜を使ったレシピ。お客さんから「こんな風にして食べてます」という情報を受け付け、それを載せるのもいいですね。現代人に不足している栄養素はこれで、この野菜を一日どれくらい食べれば、1日の摂取量が賄えるという話とともに、レシピが載っていたら、非常に分かり易くて便利です。
あるいは、栄養価を損なわない調理方法や、逆にこれをすれば栄養価が低くなってしまうというネガティブ情報もあれば、尚嬉しいですね。
もっとダイレクトに、「アトピーのお子様を持つ親へのアドバイス」などがあれば、一気にそのサイトのファンになってしまうかもしれません。
逆に、そんな私が「売らんがため」の商品説明ばかり見せられても、あまり食指が動かないですよね。つまり、私にとってメリットがないわけです。