おジャ魔女どれみと徒然

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トークトゥミーについて、その入るを許す

2024-06-25 09:44:00 | ホラー映画

 雨穴さんが原作となった映画『変な家』とか。
 Youtuberが役者をしたり、最近はYoutuberの他分野への進出が多くなってますが。

 それは海外も同じようで、《RackaRacka》登録者700万人のチャンネル。
 フィリッポウ兄弟という双子のYoutuberが監督をしたオーストラリア産のホラー映画。

 偏見で悪いけど地雷臭プンプンw
 普通なら見ない。でも、どうしても気になりすぎて。地雷覚悟で見てみました。

 ストーリーは、

 若者の間で流行っている”憑依チャレンジ“。
 剥製の手と握手をし自身の体に霊魂を憑依させるという遊び。

 出回っている動画を見て、興味本位でその憑依チャレンジが催されているパーティーに参加したミアとジェイドだったが……。

 
 監督がYoutuberで無論素人ですが、製作は大手であるA24。
 どういう経緯の抜擢かはよく分かりませんし、兄弟の手腕も実際のとこ分かりませんが、とりあえずこの作品は面白かったですね。

 意外とと言ったら失礼だが、ヌルい作品ではなかった。
 ウィジャボード的な遊び、剥製の手や90秒とルールのよく分からなさ。設定は軽いけど、中身は詰まってる。

 見どころは主人公ミアのどうしようもなさかな。
 最近の作品って観客を苛つかせないようにか、主人公がしっかりしてる奴多いじゃないすか。

 昔のホラー映画とか、主人公がもっと馬鹿だったでしょ?w
 行くな言うとこ行ったり、やるな言うことやったり。まぁ、そうじゃなきゃ話が進まないからね〜。

 ただ、この作品に関しては単純にミアが馬鹿って訳じゃなく。
 ミアは高校生で母親が自殺して父親と疎遠になったり、未成年の繊細な部分を憑依チャレンジという設定に乗せてる。
  
 判断が未熟で、悪い方へ行ってると分かってるのに止まれない。ドツボへハマっていく。
 後にそれが取り返しのつかない失敗。破滅へと繋がっていく。

 怖くないはないけど、ホラーとして話がよく出来てました。
 主人公にしっかり罰が下り、容赦ないとこも良い。

 無駄のないスマートでキレのある映画。
 改めて面白かったです。感服いたしました。
 
 では、また。