福田豊四郎の十和田湖を描いた作品は当方でも数点所蔵していますが、本作品は休屋付近から眺望した十和田湖を描いた作品に相違ないと思います。
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印章は「豊四郎」と思われますが、この頃の印章については資料が不足しており、当方の所蔵作品では初めての印章ですが、資料などの作品に押印されている作品(著名な作品では「春暖」など)から昭和7年年頃の作と推察されます。
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補修で済まそうとしましたが、依頼先から全面改装しないと無理という返事があり、思い切って全面改装しました。三幅対の作品ですので費用が高くつきましたが、しっかりした作品ですので、後世に伝えるべく英断しました。 . . . 本文を読む
毎度述べるように、ある程度の見識があれば、ビジネスではない蒐集する当方の側にとっては、出来の不出来で鑑賞するのが正解であって、結論として本作品は今のところ真作とあろうという見解が成り立ちます。
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池田遥邨は若年より歌川広重に傾倒し、法被姿で広重の足跡を辿り、東海道五十三次を3度も旅し、また生涯、自然と旅を愛し全国を旅して回った。晩年は種田山頭火に傾倒し、山頭火の俳句をモチーフに画作を行い、山頭火の姿で旅をしたそうです。
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