鐘馗図 平福穂庵筆 その12 2016-11-21 00:01:00 | 掛け軸 円山四条派の流れをくむ写生体で平福穂庵の魅力一杯の水墨作品。平福穂庵は、明治時代前半の日本画の混乱期に近代日本画の方向性を示した先駆者の一人であり、写生を重んじるその精神は、子の平福百穂に受け継がれていきます。そして、平福穂庵がつけた中央画壇への道筋を足掛かりに、寺崎広業や平福百穂がその才能を開花させたと言えるでしょう。 . . . 本文を読む