
北国は大雪・・・、震災にしても大雪にしても、お年寄りが多く、少子ということが浮き彫りにされる地方の実態です。地方のほうからいい意味でも悪い意味でも「自然に戻れ」という警鐘が聞こえてくるようです。
さてブログを投稿し始めたおかげでだいぶ収集品の整理が出来てきました。主たるものの整理はついたようです。
本日の作品は棚の奥から出てきた補修跡のある茶碗です。
割れた補修を繕うように波の紋様を漆に金で描かれていましたが、接着が弱くなっていて、同じところが割れ、接着するうちに紋様が剥がれてきて四苦八苦しながら直しましたが、紋様が少なくなってしましまいました。
李朝平茶碗
高さ56*口径184~178*高台径72

味が出ていいお茶碗です。補修跡が味気ないものとなるので、波文様としたのでしょうが、堅手の釉薬ですから、非常に剥離しやすいものとなっています。補強?しましたので、これ以上は落ちることはないかと・・

見込みには目跡があります。ずいぶん前に入手した作品ですが、改めてみるとまあまあいい作品です。この手の茶碗は品格のないものが多いのですが、補修跡によってそれなりの品格がでています。

分類するなら「李朝後期堅手平茶碗」といったところでしょうか・・。
李朝の後期に及んではかなりの大量生産された陶磁器が日本に流入してきたようです。その中でも茶碗の数は膨大で、いいものと悪いものがかなり混在してあるようです。茶碗として使用できるかどうかが良しあしを決めます。真贋というより審美眼が必要な分野です。
貫入に品格がなかったり、シミ跡が作為的であったりするものが多いので、その点から篩にかけてみるのがいいでしょう。現在茶碗として使用しているもののかなりの数がこの篩で落ちてしまいます。
本ブログでの参考作品は下記の作品です。参考にしていただけると幸いです。
井戸茶碗
井戸茶碗口径135*高さ90*高台径68
そのほかに茶碗は本ブログにかなりの数を投稿しています。参考にしてください。
さてブログを投稿し始めたおかげでだいぶ収集品の整理が出来てきました。主たるものの整理はついたようです。
本日の作品は棚の奥から出てきた補修跡のある茶碗です。
割れた補修を繕うように波の紋様を漆に金で描かれていましたが、接着が弱くなっていて、同じところが割れ、接着するうちに紋様が剥がれてきて四苦八苦しながら直しましたが、紋様が少なくなってしましまいました。
李朝平茶碗
高さ56*口径184~178*高台径72

味が出ていいお茶碗です。補修跡が味気ないものとなるので、波文様としたのでしょうが、堅手の釉薬ですから、非常に剥離しやすいものとなっています。補強?しましたので、これ以上は落ちることはないかと・・


見込みには目跡があります。ずいぶん前に入手した作品ですが、改めてみるとまあまあいい作品です。この手の茶碗は品格のないものが多いのですが、補修跡によってそれなりの品格がでています。

分類するなら「李朝後期堅手平茶碗」といったところでしょうか・・。
李朝の後期に及んではかなりの大量生産された陶磁器が日本に流入してきたようです。その中でも茶碗の数は膨大で、いいものと悪いものがかなり混在してあるようです。茶碗として使用できるかどうかが良しあしを決めます。真贋というより審美眼が必要な分野です。
貫入に品格がなかったり、シミ跡が作為的であったりするものが多いので、その点から篩にかけてみるのがいいでしょう。現在茶碗として使用しているもののかなりの数がこの篩で落ちてしまいます。
本ブログでの参考作品は下記の作品です。参考にしていただけると幸いです。
井戸茶碗
井戸茶碗口径135*高さ90*高台径68
そのほかに茶碗は本ブログにかなりの数を投稿しています。参考にしてください。