夜噺骨董談義

収集品、自分で作ったもの、見せていただいた品々などを題材に感想談など

気軽に買える陶磁器 その2

2012-01-22 07:49:57 | 陶磁器
昨夜は昨年に続き帝国ホテルにて食事会。仕事でありながら、田舎者の小生は浮かれ気味・・。瀬戸内寂聴さんも来ていました。

帰宅後、「清談 佛々堂先生」(服部真澄著 講談社出版)を読んでいましたら、印籠を主題とした小説があり「原羊遊斎」の作品が出てきました。とても面白い小説です。

本日は「気軽に買える陶磁器」の第2回目です。希少価値等で金銭的な価値が高くなくても、前はこのような作品が骨董市や骨董店で気軽に買えました。首都圏に赴任してからは骨董市や骨董店をのぞくことが少なくなったので良く解りませんが、数千円からい数万円くらいの手頃な、このような作品が少なくなったように思います。


瀬戸徳利?
口径35*胴径100*底径70*高さ290



普段使いに酒を入れたりして使っていたのでしょう。



釉薬に味があります。



大量に製作されたものでしょうとも思いますが、最近見なくなりました。

李朝?小壷
口径78*胴径120*底径75*高さ140



伊万里? 李朝の小壷なら末期のものかと思います。白磁では汚れとも見える細かい貫入を、景色として良しとする傾向にあります。



ペンシル立てやテーブルや台所の箸たてにいいかと思います。



波斯? 鶴首花獣文様コバルト釉花入
口径33*高さ365*胴体径150*高台径78



一見、プリントように思われますが、手書きされているように見えます。



一輪挿しとして使うしかないと思います。



制作年代は不明です。



仙台の骨董店である汲古堂より購入しました。姿、絵柄、釉薬が面白いのが購入理由です。日本製かとも思われるが、底のマーク(アラビア語?)が西アジアのものと思われます。海外でのみやげものかもしれません。


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