郷里の自宅の裏の空き地を購入し、さらに隣地を建屋のあるまま購入しています。
裏の空き地は近隣を含めて除雪用のヤードとして活用していますが、いずれは活用を考えてみたいところです。
道路側の隣地では建屋をここ数年は物置場にして放っておいたのですが、積雪などで屋根と外壁が痛んできたので、今年は屋根の塗装と外壁の増し張りを検討しています。
友人の工務店と設計者が協力してくれていますが、予算との兼ね合いでどこまでできるやら・・・。友人には外壁検討中に内部のリフォームも併せて図面化をお願いしています。東京の自宅の増築リフォームの例が役立つかもしれません。
まだ余っている実家に遺っている夏障子はまた使いたいと思ってます。上記写真は雪見障子との6本引きの戸袋形状を施工した例です。
祖父の代に竹と秋田杉で作ったもので、今では古民家の解体でしか似たような障子は手に入らないのかもしれません。
さらに下記写真の板は棚にしたいかな? 天板にはガラスを置いて・・・。リフォームの構想は愉しいものですが、いつになるやら・・。
さて男の可隠れ家のある郷里の出身の画家、福田豊四郎の挿絵の紹介です。
ときおり、インターネットオークションに出品されている福田豊四郎の挿絵の原画ですが、なかなか入手できない作品群ですが、機会があれば入手することにしています。
福田豊四郎は小説などの挿絵や表紙をよく描いていました。
年を経て編集社などで所蔵していた作品が市場に出るようなってきたのでしょう。
挿絵原画2点 福田豊四郎筆 その168
紙本水墨・水彩画額装 誂タトウ・黄袋
その1 「港の悪童たち」(仮題) 作品サイズ:縦270*横380
その2 題名不明 作品サイズ:縦360*横220
残念ながら掲載された書籍名は不明です。
だいぶシミが出ていますが、そのままとしています。
脇に「港の悪童たち」とあります。
このサインはよく見かけますね。「豊」の字のくずしです。
戦前から戦後の頃の作?
身近にある手頃な額に入れて飾ってみました。
もう一点は下記の作品です。
同一作品の挿絵かどうかは不明ですが、前述の作品と同時に入手しています。
微笑ましい作品ですね。
若き頃の福田豊四郎自身かな?
右端下にはメモがあります。
サインは上記写真とおなじもの・・。
こちらもストックしていた額にマットを誂えました。
このような小作品を愉しめるのが、福田豊四郎の作品蒐集の楽しみでもあります。