夜噺骨董談義

収集品、自分で作ったもの、見せていただいた品々などを題材に感想談など

気軽に買える陶磁器 その1

2012-01-20 06:09:09 | 陶磁器
昨日はホテルで大勢の親睦会。理事長さんのなかなかのご挨拶がありました。「your happiness is our happiness」という話。

今の日本は勝ち負けをはっきりさせたがる。しかし日本のよさは曖昧さというところにあって、勝者だけを賞賛する精神ではなかった。相手を思いやる気持ちというものがあったはずである。利益や勝ちを追及するだけでなく、仕事でも日常生活でも、相手の笑顔を求めて生きていけば、必ずやこちらも笑顔になれる。そういう日本を目指すべきという憂国の士とも言うべき挨拶でした。

さて本日の作品はちょっとマイナー?な日常雑器です。

黄瀬戸徳利(マリヤ刻銘) 
口径34*胴径100*底径80*高さ215



胴体に「マリヤ」と刻銘があります。隠れキリシタンのものではなく、おそらく「鞠屋」という屋号ではないかと思います。



仙台の大仏前の骨董市で、箪笥の上にあったものをじろじろ見ながら景色を確かめて購入した記憶があります。





楢岡焼徳利
口径33*胴径130*底径70*高さ230



表面がいくら洗ってもネバネバします。それはおそらく油を入れて使っていたものでしょう。



このような楢岡焼がたくさん秋田の田舎の骨董店にはありました。



このような景色を楽しめる徳利は少なくなりました。



これらの2点は数千円で買えたものです。







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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
瀬戸徳利 ()
2016-06-15 01:20:21
ブログ主さん こんにちは。
瀬戸徳利検索したらこちらのブログにたどり着きました。
この手の瀬戸徳利が味わい深く良いですね! 千利休が生きてたらこの手の瀬戸徳利を茶室に飾るかも知れませんね!
高い壺も良いのかも知れませんが この手の瀬戸貧乏徳利、引けを取らないですね! 自分も所有してますが 安い内これからも探し求めたいと思います。 (里)
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瀬戸徳利 (夜噺骨董談義)
2016-06-15 08:04:38
意見を同じくするコメントをありがとうございます。このようなコメントには元気付けられます。

他人から見るとガラクタのようなものも見方を変えると趣の高いものになりますが、このような感性は人によって千差万別です。どこに美を見出すのかによるのでしょう。瀬戸徳利のすべてが良いというものでもないので、難しいところです。

今後もご愛読していただけると幸いです。
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瀬戸徳利 ()
2016-06-15 10:20:14
本当にどれもが良い瀬戸徳利ではないですね! 地の色が白い物とかありますからね。 これからブログ読ませて頂きます! 宜しくお願いします。
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よろしく (夜噺骨董談義)
2016-06-20 05:09:53
単なるガラクタではない品々を投稿したいと思っていますので、こちこそよろしくお願いします。
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