
郷里の「男の隠れ家 その1」に隣接している「男の隠れ家 その1」ですが、大雪の前に外壁がらみの工事がほぼ完了し、いよいよ内部の仕上げの準備です。

幼稚園からの同級生で設計の友人や40年来の付き合いの工務店の方、地元でメンテをしてくれている設備の方らが集まり確認事項を打合せしました。

まずは外部の確認です。

意外にない住宅の外壁の横ストライプですが、縦貼りと横貼りを駆使してなんとか割付たのは好評でした。

改装ですので、既存のサッシュはほぼそのままにしています。ただ玄関周りは新規にしました。

積雪時には落雪状況などもチェックします。これにより室外機やオイルタンクなどの設置場所の適切性を確認します。
*上の写真では風除室の出入口前に意外に落雪量が多いことが判明しました。

南面は出窓の両側に落雪が多く、室外を思いのほか高く設置する必要があります。

均等な量で落雪しないことが分かりました。

雪国ならではの確認ですが、これは絶対に必要なことで、とくに当方のように住人でない場合は除雪が行き届かないので確認しておくのは必須です。

内部の仕上げ工事の確認です。

3階は眺望が良好です。この家を購入した理由のひとつが故郷の山々が眺められる眺望の良さです。

子供の頃から高校生まで遊んだ山々がそのまま見えます。

雪の景色は格別・・・。

さらに3階は主に展示と収納です。

吹き抜けのある廊下には整理棚を新設する予定です。

ここは棚を作り直して額や掛け軸の収納にします。

奥には収納庫があります。

この部屋には窓がなく換気が問題でしたので、窓を新設しました。

こちらの眺望も良好です。

2階と3階は中央部分が吹き抜けとなっています。ここは階段を場所を変えて付け直します。

出窓付近をうまく接続する予定です。

吹き抜け部の2階です。

2階は改装をどうするか・・・。

居住するのではないのでしばらくは収納と展示が目的です。ただいつでも賃貸、もしくは売却も視野に入れています。

キッチンはIHIの予定・・。熱源は灯油、クーラーとFFは必須。

2階は共有スペース。

トイレと洗面は全面改修となりますね。

洗面所はモダンに・・・。

お風呂場は現状でも意外にまとも・・・。

1階からの階段は暗い・・・、手すりも必要。

1階の和室スペースは全面改修予定で展示室とします。

玄関はすっきりと・・・、1階のトイレも全面改修です。

風除室とクロークはすでに工事着工。壁と天井の仕上げ材はヒバ。

玄関ドアは3枚引き戸。

玄関内はイメージをちょっと変えるかな?

車庫内はすでに建具を新規にしていますし、壁仕上げ工事でこちらの仕上げ材は杉。

新築はなにもないところから作るのですが、改修はいろんな規制がありますね。かえっていろんな発想が生まれやすいかもしれません。

最終的には「男の隠れ家 その1」と「男の隠れ家 その4」を渡り廊下で接続しようかというアイデアもありますが、ちょっと解決すべき事項が多いようです。

「男の隠れ家 その1」から眺めた「男の隠れ家 その4」です。

共に雪下ろしの必要はないのですが、落雪した雪の除去が問題になります。

さて外壁に一切の設備配管を露出しないという大方針はうまくいくかな?

完了するまであと2年はかかりそう・・・。