夜噺骨董談義

収集品、自分で作ったもの、見せていただいた品々などを題材に感想談など

男の隠れ家 その1 近況

2024-08-29 00:01:00 | その他
郷里の男の隠れ家では、裏の隣地が畑から造成されて宅地になった際に80坪ほどを購入しています。目的は将来の庭にしようかということでしたが、今は近隣の除雪用の雪のストック場所であったり、畑になっています。



これで元の敷地と併せて220坪ほどになります。



さらに隣地の空き家となった土地を家共々にて購入し、さらに全部で270坪ほどになりました。さてこの空き家はすぐに解体しようかと思ったのですが、近所の方が駐車場やさらには除雪用の道具置き場に重宝しているようです。



とはいえ屋根と外壁が積雪で痛んできたので、補修することになり、設計事務所の友人と地元の設備会社や工事関連の方々との打ち合わせを今回の帰省時に行いました。解体はとりあえず見送りましたが、意外に小規模住宅ながら内外共に洒落た作りなっています。まずは耐震補強からのようです。



母の遺品整理も含めて倉庫を片づけてリフォームに使える材料を探し出しました。



内部は基本プランを固めておいて、今年は外壁と屋根の補修です。内部の改修プランを決めておかないと外壁の収まりがきまりませんね。当方も一応は一級建築士です・・。



肝心なのは設備計画・・・。



熱源やクーラーなどに配管類を外壁に露出させたくないなどは打ち合わせしました。これは可能ですが内部の壁をふかしたりと専門的な知識が必要です。



ただし費用のかかるものです。これが終わると4軒目の男の隠れ家となります。

さて最初の男の隠れ家は、夏前の工事にてまずは仏壇前にロールスクリーン取付、ただし修正のためやり直し予定です。ロールスクリーン取付の目的はトップらから入り込む直射日光の遮断です。意匠的な目的も当然ありますね。



二階の各トップライトのガラスやロールブリントの交換を終えて、母の寝室は徐々に書斎に変身し始めす。母の寝室の箪笥類は隣家の改修にて移動の予定です。

古いミシン台や三面鏡は捨てがたい・・・。左は市川鉄琅の観音像です、ガラスケースは古くからあったものに手を加えたものです。



この部屋は小生のではなく息子の書斎に・・・・。早速宿題に取り組んでいるようで、改修の効果はあったようです。トップライトの正面には大文字焼・・・。

*もともとは設計段階から書斎の予定だったものですが、母が健康のため階段を上り下りする2階で寝たいのいうので寝室になっていました。



子供には贅沢な欅の机・・・、徐々に引き出しなども整備予定。祖父や父が木材業であったので、小生も幼い頃から贅沢な机を使っていました。その机で勉強するのが楽しかったものです。

少しずつ修正していくのが住宅の愉しみというものです。マンションなどでは味わえない贅沢な愉しみがあります。実はこれが私の本当の趣味のようです・・・。




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