音羽台みんなの生活ブログ

社会福祉法人翠生会  特別養護老人ホーム 音羽台レジデンス 板橋区にあるユニット型特養です。

事例検討会 第5回

2016-04-02 18:03:59 | 介護 日記
みなさん新年度はじまりましたがいかがお過ごしですか?

介護 齋藤です。

通勤しているとフレッシュな新人さんと思われる人たちを多くみかけます。

別れの季節で寂しく感じたりしていましたが、新たな出会いの季節でもありますから気持ちを新たに今年度も頑張っていきましょう。






さて先日第5回目の事例発表会がありました。


今回のテーマはリフト導入からのメリット&デメリットを検討した題目でした。


音羽台にはノーリフティングポリーシーを採用し現在は各ユニットに1台の移乗リフトがあります。
リフト研修を行い各リーダーからの認定試験方式で各職員には安全に運用していただいてます。
※詳しくは過去ブログにて。


今回は2名の方を対象リフトとして検証しました。
リフトを使用する方は必然と座位の保持が難しかったり、拘縮があったりと、抱えてトランスファーするのが難しい方たちばかりです。
結果そのような方たちを介助していると原因不明のあざができたり表皮剥離ができたりと、事故分析してもなかなか原因が特定できない部分がおおかったりしたのですがリフト導入後は痣が減少したり軽度になっていたりと軽減されていました。
リフトのシートに関しても検証があり着脱不能のムートンタイプと着脱可能なスリングシートのどちらが使い勝手が良いか?使用感はどうなのか?細かく検証されていました。

またリフトを使用に関してまったくリスクが無いわけではなく、吊り上げるので多少の負荷がかかってしまいます。そのことを考慮し看護と連携しながら骨密度を測り、エビデンスに基づき理学療法士に適切な方法をレクチャーしてもらっています。
まさしく重度化に対応しながらの多職種連携ができており、各ユニットのリーダーたちも感心しながら聞いていました。



このような発表でしっかりとリーダー達が成長していることを実感できてうれしく感じました。
次回は5月に最後のグループの発表があります。こうご期待ですね!

最後に頑張ってくれたリーダー達です。




コメント
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