怖い話 ぞ～っとする覚悟がある方だけ見てください（ホラーとかお化け系ではありません♪）

毎日毎日、飽きもせず暑い日々が続く。

あまりにも暑いので、いけないと知りつつ、扇風機をかけっぱなしで寝ている。

真夜中。
寝返りを打って、タオルケットがはがれた。
その瞬間、なんかを下敷きにした、らしい感覚が太ももに、あった。

なんだぁ？猫も居ない部屋で、何を敷いた？？

と、ばや～～～、と灯りを点けた。
大きな，太ったゴキちゃんが、きょとんとして、そこにおった。
あたしも、へ？あんた、何してるん？？と、じぃっと見つめた。
ゴキちゃんも、えへへ、って感じで、そのまんま、動かない。
あたしを見上げて、おとなしくしてる。

なぁんだ、夢だな、これ。
と、手を伸ばした。
カブトムシみたいに、おとなしく、つかまれて、手の中で少しだけ焦った？みたいだが。
暴れるでもなく、逃げもせず。

うん。待っててね。

と、声をかけて、ガラス瓶をとりに、台所に行く。
ジャムの空き瓶、可愛いのがあった。

ほら、これ、ちょっとおしゃれでしょ？ここに、入ったら？

そっと運んだら、おとなしく入りましたよ。
つい、蓋を閉めて。

おやすみ、と声をかけて。

夢の中で、お休み、っていうの、なんだっけ？覚醒夢、だっけ？

・・・・とか思いながら、眠りに落ちた。

朝。
相変わらず、暑い。

着替えて、ふと枕元を見たら。

いらっしゃいましたよ、ゴキちゃん。
うっわ。
夢だと思ってたのに、現実だったんか～～～～いっ！！！

ぱぱさ～～～ん、と、ふにゃけた声を出したら。

パパ、すい、と瓶をとりあげ、ビニール袋にあけて、そこに落ちたゴキちゃんを、あっちゅうまに踏み潰してしまいました。

わ。

なんか、酷いこと、したような気になった、のだけれど。

思い出したら、数日前、隣町の猫の餌入れ（外）に、きゃつが居て。
コオロギにしては変だな、って、棒きれで軽～～く「つんつん」したら、何のはずみか、頭を潰したみたいで。
逃げるんでない？普通。
んっとに、もう、ドジだわさ、って、思ったっけなぁ。

縁があるのかしら？？
もしか、知り合いだったら、どうしよう、と考えたら、もんのすっごく怖くなった。

そのことを話したら、「うーーーん、レア、というか、アレというか。。。」と、首をかしげられた。

なんなんでしょ、まったく。

ちなみに、ここいらでは、普通、ゴキさんは棲息していなかった、はずなんですけども。
主義を変えたのかしらん？？


今夜、いま、ここを読んでるアナタのお布団で、その子は添い寝をしてくれるかも、ですよ？
う～ふ～ふ～ふ～～ふ～～ふ～～～。