発売日に買う気なんて、全然なかったんですよ、マジで。
だが今俺の手元に3次元で存在しているこの物体。
どこに出しても恥ずかしくないアクアブルー直方体型ゲーム機。
その気がなかったのにやっちまったから、正直今マリッジブルー(違う)になっちまってんですよ。
嬉しいのは嬉しいが、戸惑いと後悔も間違いなくある。嗚呼嗚呼。
てわけで気持ちを落ち着ける意味も含め、比類なき新ハード・ニンテンドー3DSの雑感をば。
「限定版」や「品薄」という言葉に滅法弱い人はこの世に多い。とても多い。
メーカーもそこは熟知し、モノを売る際に「通常版」「限定版」を分けて用意したり、
十分な供給が可能でも敢えて出荷数を調整することで「品薄」を演出し、購買意欲を煽るという手法を取ったりする。
これらは世に溢れる商品の販売手段として完全に確立されており、今後も変わらず継続していくと思われる。
……こういう性癖(正しい意味)って、人類に普遍的なものなのかな? それとも日本人に特に強い傾向なのかな?
「所有欲」や「グッズにニヤニヤする感覚」などが人類全体にある程度共通するのかどうかってのは興味あるなぁ。
だがこのうち「限定版」の神通力は、正直最近殆どなくなったと感じる。
職人が一つ一つ作ってる品でもない限り、生産性に限りのある商品なんてそうそうない。作ろうと思えば幾らでも作れるのだ。
それが客にも分かってきてるから、限定の限定たるありがたみがあまりない。釣り針が見えているのだ。
また、そもそも限定版を謳っておきながら売れ残る商品が多すぎる。
値崩れ限定版なんてどんなジャンルでも腐るほどある。売り切れる限定版より遥かに多いほどだ。
首尾よく売り切れた品でも、ネット売買が発達した今では、せいぜい定価程度を出せば中古を買い戻せるものも多い。
本来の意味通り、数に限りがあるが故に価値が上がる限定版商品など一体どれだけあるのか。
言葉に嘘はなく、再生産などは恐らくしないのだろうが、かと言って「貴重」でもない。だから価値を感じない。
限定版に関してはメーカーはそろそろ考え直してほしいと思う。
一方「品薄」の魅力は今尚衰えず残っている。
メーカーが勝手に決めた限定版と違い、品薄は厳然たる人気の結果、事実として「貴重」だからだ。
モンハンP3は通常版しかなかった(eカプコン版とかは除外)が、去年末は誰もが定価以上の金を出しても欲しがった。
それだけ品薄で、それだけ貴重で、それだけ価値があったからだ。
そしてそうなると、世間が価値を認めると、それに興味がなかった人をも振り向かせるという非常に大きな付帯効果がある。
俺はこれが、品薄商法(煽ってない場合含む)の一番大きな効能だと思う。
誰だって価値あるものは持っていたい。中身に興味が薄くても、投資としての側面が生まれるからだ。
ましてそれが今、世間で需要が殺到し、誰もが欲しいがどこにもない……そんな状況で入手のチャンスが訪れたら?
多少無理をしても購入し、比類なき優越感を楽しみたくもなる。まぁ値段次第ではあろうが。
品薄が引き起こす、この「周囲の興味を引く」効果は、莫大な金をかけてテレビCMを打つよりも或いは強力だと思う。
だからこそ、この状況を引き起こせるほどの人気商品は、まさに敵なし、最強だ。
バカ売れが品薄を呼び、品薄が無関心層の興味を引く。それが更なる需要と品薄を呼び、以下繰り返し。
モンハンP3の超売れにはこの効果も大いにあったと思う。もちろんゲーム自体の魅力が大前提だが。
ただ、当たり前だがどんな商品でも品薄商法が使えるわけではない。
なんでもない品で品薄を煽るべく出荷を抑えると、本当に誰も入手できなくなり、無関心層には情報が届かない。
現在欲しい人は入手できず、関心がない人には存在を知られない。これでは単に売れないのと何も変わらない。
よって不人気商品の出荷を抑えても、品薄商法は出来ない。そんな余裕があるなら一つでも多く売るべきだ。
品薄商法はそれが出来る実力を持った商品だけに与えられた特権なのだ。
その前提がある以上、俺は別にこのやり方を否定しない。モノの魅力は確かなんだからな。
オタ業界を離れると「ゴパン」なんて良いよなぁ。あーいうの企画者冥利に尽きると思う。泣くほど嬉しいだろうな。
……長々と書いてきましたが、そうです要するに品薄に煽られたんです。
買う気は全くなかったのに、発売日が近づくにつれ各所の売り切れ表示を見てむずむずし始めた。
そんな折、発売3日前にamazonで在庫復活を発見。即座にポチった俺を誰が責められよう!?
いや誰も責めてねーから。自分で決めたならそれでいいだろが。
……でもしかし、覚悟も何もなく購入が決定したので、興奮しつつも大いにうろたえた。
「や、やっぱまだ機が熟してない。来月から本気出す」と一度はキャンセルを決めたほどだ。
が、さすが出前迅速落書無用amazonさん、ポチり後すぐ発送準備に入り、キャンセルは不可だった。
もう覚悟を決めるしかなかったんだ。
お、おう、こうなったら俺も男、潔く新ハード様の発売日購入組になったらぁ!!
別に金に余裕がないわけではないが、俺は重度の貧乏性なので、こういう出費は精神的に堪えるのである。
まぁいずれ買うのは間違いないハードだし、だったら今手に入れても同じようなものという理由もある。
仮に半年で5000円値下がりしたとしても、そんなもんどうでもいい。
でも、機能が増えたバージョンアップ版の登場はちょっとだけ危惧している。
DSもDSLの登場はかなり早かったからなぁ。
さて、開封だ。
ハードの購入があまりに急だったので、ソフトはこれから入手する。まずは本体弄りだ。
手に持つ。
本体の質感はDS(ただしDSL)と比べてかなり高級感溢れるものになっていると思う。
俺個人は「所詮ゲーム機」レベルで構わないんだが、まぁこれも時代か。時代かー。
DSLとはスイッチ等の位置が変わっているので、慣れていると形が同じだけに戸惑う。
ボリュームスイッチは左側にあるし、タッチペンの収納は背面だ。
タッチペンは伸縮させて出し入れするタイプになっており、やや面倒。
今まで通り右側面においてほしかったなぁ。
十字キー等の押す感触も、DSLと比べてやや固め、高級感のあるものになっている。
ただこれは必ずしも褒め言葉ではない。安っぽくてもゲームに支障がなければ問題ないからだ。
まぁ固めでもそれは同じなので、つまり特に問題はない。まだゲームやってないけどな。
追加されたアナログパッドは、言わばPSPに付いているアレタイプ。「アナログスティック」ではない。
3D映像を見つつグリグリ動かすといった操作に多用するので、今後大活躍が望めそうだ。
さて、いよいよ電源投入。DSより気合の入った立ち上げ画面が現れる。
が、このハードは特性上スリープモードで放置することが多いだろうから、あまり縁がない画面になるかもしれない。
所有者のデータやネット接続設定などは最初に済ませることになる。もちろん後で修正も可能。
DSとの違いは、何と言ってもホーム画面の充実だろう。
本体内蔵ソフトを含め、多数のメニューがあり、また空欄も大量にある。
つまり今後本体の更新によりどんどん追加・変更されていくわけだ。
この辺はまぁPSPの後追いってことになるのかな。DS当時に必要だったとは思わんけど。
ARカード。ハード購入後、3DSのデモンストレーションとしては「ARゲーム」をまずやってみるのがベストと思われる。
これは内臓ゲームの一つで、付属のカードを使用したミニゲーム集なのだが……
「取り敢えず驚く」にはこれだけで十分。現実風景がウニウニ変化し、ゲーム画面となり、更に飛び出す。
うっひおーーー!! と声を挙げること必至だ。他人に見せるのもこれが一番いいと思う。
ただゲーム内容はごくチンケなもので、これ単品でずっと楽しめるようなものではない、と思う。
幾つかプレーにより解放される隠し要素があるようだから、もう暫くは楽しめそうだ。
付属のカードはARゲーム用だけでなく、マリオやリンクなどの任天堂ゲームキャラを3DSで眺め、
写真で取る為のものも計5枚入っている。
これもまた取り敢えず驚き、キャッキャと楽しむにはもってこいのコンテンツだ。
目の前の現実であるテーブルの上にマリオが立体化して立ち、更に大きさや向きを変更。
気に入ったポーズで写真に取って後で眺めることもできる。もちろん複数キャラの絡みも可能。
本体付属は5対だけだが、今後色んなキャラのカードがゲームに付属することだろう。
使い方は幾らでも考えられる。面白い。
3DSには万歩計機能があり、スリープ状態で歩いた距離により、「コイン」が入手できるようになっている。
このコインでARゲームのモードを購入可能。独立ゲームなら珍しくないが、内臓ソフトでこんなのやるのは初めてだな。
もちろん別に手でシェイクしても同じだが、それは無粋と言うものだろう。
「すれ違い通信」目当てでどこにでも3DSを持ち歩く日がいずれ来ると願う。
3DSカメラ。これも本体内蔵ソフトの大きな売りであろう。
二つのカメラで同時撮影することにより、立体写真を手軽に作成できる。
デジカメだからフイルムは当然不要だし、本体だけでも3000枚も保存可能で、もちろんSDカードにも写せる。
ユーザー次第で使い方は無限だろう。ある意味ゲーム以上にこのハードらしいソフトだ。
俺は取り敢えず飼い猫を撮影してニヤニヤした。あん野郎、せっかく撮ってやるってのになかなかこっち向きやがらへんの。
でも目論見通り立体感ある写真を撮ることができた。うっひっひっひこりゃいいいや。
……ただ、機能が機能だけに、画素数はかなり抑え気味。今の基準で見ると、単純な写真としてはかなり汚い。
あくまでも「カメラのおもちゃ」だ。これを褒め言葉と受け取れなければ不満に思うだろう。
ちなみにカメラは内側(画面側)にも一つ付いており、自分の顔などはこれで撮影することになる。
つまりカメラは計3つも付いている。すごいゲームハードだな。
携帯電話のカメラも含めると、デジカメは完全に世に広まりきっており、誰もが慣れ親しんでいる。
そんな状況で3DSの3Dカメラがどのくらい受け入れられるのか注目していきたい。
さて気になる「3Dの見え具合」だが、これは見えるとしか言い様がないな。
CMでも言ってたが、飛び出すというより奥行きができる感じで立体的に見える。
だがもちろん飛び出す演出も可能で、ARゲームでは龍が手前に噛み付いてくる描写に驚かされた。
今後のゲームがどう使っていくか、もう楽しみにするしかなかろう。期待する。
誰もが危惧する「目が疲れるのではないか?」は……これはあると思った。
ただし個人差が非常に大きいだろうとも思う。実際に試してみなければ分からないだろう。
俺は左右共に極端に視力が低く、また乱視が強烈で、度の強い眼鏡をかけて生活している。
3DSユーザーとしてはかなり条件が悪い層に属すると思う。だからある程度はしゃーないんじゃないんかな。うーん。
まぁまだゲームをやってないから、その後でないと本当の所は分からんが。
ゲームで長時間画面を見つめてどうなのか……うーん、不安はあるな。
目が疲れる云々は、3D映像のこともあるが、「画面を真っ直ぐ見ないといけない」という理由も大きい。
3D映像っつっても割と仕組みは単純(ンなことないだろうけど)で、左右の目に違う映像を映して立体化させるというものだ。
これはつまり画面を正面から真っ直ぐに見ないといけないことを意味している。
実際、3DSの3D映像を横から眺めても、ブレた絵になってとても見られたもんじゃない。
映像を見るべきベストな状態が確固としてあるので、いい加減な姿勢ではまともにプレーできないのだ。
もちろんそこまで極端なものではないが、基本的に崩れた姿勢でプレーするのはよくない、と言うより不可能。
また複数人で一緒にゲーム画面を見るのも不可だと思われる。
横から見ても立体視できる、なんて夢の機械ではない。そこは理解しておくべきだろう。うーん。
本体にはジャイロセンサーが内臓されているが、これもARゲームだけで十分体感できた。
これは3DSで描かれた建物を横から見る場合などに、実際に体を横向けてゲームに反映させられる機能だ。
体の動きとゲームが連動するので、臨場感が凄い。3DS映像と噛み合えばもっと凄いことになるだろう。
DSの互換も試してみた。
ちなみにホームメニューの導入により、3DSでは電源を入れたままでソフトの出し入れが可能。
これは何気に大きい変更点だと思う。まぁ今までできなかったのが悪いんだろうが。
んで、DSゲーム、当然何の問題もなく動くが、3D液晶を使っているせいか、ドットが本物より荒い。
GBAやDSの頃のほぼ完璧な互換よりは落ちている。気になる人は気になるだろう。
ただ、音に関しては明らかにクリアになっていて驚いた。これは3DS効果? それともDSiの時点で改良されていたのか?
DSLで聴くよりずっと良い音だったので、何か複雑な気分になってしまった。
今後もDSゲームをプレーする事はまだまだあると思うが、どちらの本体を使うべきか……迷うな。
Mii作りはまだやっていないが、顔写真から作成可能なのは大きな進歩だと思う。
身近な人を片っ端からMii化しているだけでもそれなりに遊べそうだ。
……自分のMii作って嬉しいかどうかは人それぞれだと思うけどね。
その際カメラで自分の顔を撮ることになるんだが……はぁ、誰だよコイツ、殺した方がいいんじゃねーの。
さすが3D、現実やなぁ。
ンなとこか。
総じて言えるのは、「体験しないと分からない」ということ。
3D映像がどんな風なのか、どの程度見えるのか、どれくらい目が疲れるのか、写真見るだけでは何も分からない。
店頭やら他人の品やらで、とにかく一度試してみないとこのハードは分からない。
俺は幸か不幸か発売前に一切触らず購入したが、大いに驚けたからこれはこれでアリだと思う。
ぶっちゃけこんな文も3DSの紹介には何ら役に立たない。まずは試す、それだけだな。
3D映像機能以外についても同様で、任天堂が謳う「すれ違い通信」「いつの間に通信」の楽しさなどは、
現時点では何も体感できていないから分からないとしか言い様がない。
もしかしたらこれが3D映像以上にこのハードの価値を高めるかもしれないのに、だ。
結局これもまた、体験しないと分かるわけがないということだ。
ハードが多数出回り、100万本クラスの人気ソフトが出て、俺もそのソフトをプレーする……その時を今は待つしかない。
任天堂の言ってることは理解できる。楽しそうだと思う。俺も「ドラクエⅨ」で多少はその楽しさを知っているし。
環境が整った時、部屋内野郎の俺を街に引き出してくれる魅力を見せてくれ。
割と切実だ。嗚呼嗚呼。
アクセスポイントから自動で様々なデータを入手してくる「いつの間に通信」は、個人でも楽しめる機能として強く期待している。
体験版やPVの入手はネット時代の大きな恩恵だが、いちいちDLしてくるのは面倒だというのもあった。
それが3DSでは自動でテキトーにやってくれるようになる。極めてお手軽に試せるというわけだ。
自発的に見る気はなかったPV等の広告も、自動で入ってきたら眺める気になるかもしれない。
ユーザーメーカーどちらにも損がない、面白い展開ができるような気がする。マジ期待してるぜ。
GBゲームのバーチャルコンソールも単純に楽しみだ。
これはDSの時点でさっさと実現してほしかったが、まぁ言うまい。
配信が決まってる「ゼルダの伝説 夢をみる島DX」は速攻買う予定。未プレーだから楽しみだ。
過去のソフトが最新ハードで再び命を吹き込まれる、俺はこの仕組みが大好きだ。
5月開始予定? もっと早めろよ! 遅すぎなとこは批判したい。
……で、世間一般の受け入れ度なのだが……ハッキリ言って、思ったほど売れてないようだね。
これは忌まわしき転売屋の動向を見れば非常によく分かる。
俺はあの手の連中が大嫌いだし一生転売ハードを買うことなどないだろうが、
連中の動きやヤフオクでの価格設定が「品薄度」を計るのにこの上ない材料となるのは確かだ。
3DSも予約開始当初は相当なレベルだったが、発売された今では定価より僅かに高い程度。
ぶっちゃけPSPの方が品薄度は上なんじゃないかと思う。大して盛り上がっていないことは間違いない。
NGPの発表より、PSPの大躍進が大変な逆風になっているものと思われる。
DSの後継機だから大コケは考えにくいが、取り敢えず出だしは失敗気味だと判断する。
初日の感覚だけで言うのは乱暴かもしれんが、まぁ大きく外れてはいないだろうよ。
でも、あんまし悲観する気も、また変な話だが応援する気も起きないんだよね。
そもそも任天堂は、成功しすぎな面があるんだよ。
あの会社は売れるとか売れない以前に、「常に新鮮な体験を」と貪欲に新しさを目指す部分があるはずだ。
それはファミコン時代から今まで一貫しているはず。
ちなみにその精神が足りなかったと思うからこそ、俺はGC・GBAを失敗と断じている。
WiiやDSも同様に、新鮮さを求めて既存ぶっ壊し上等で挑んだハードだった。
結果は大成功(?)を納めたが、それは結果の話であり、任天堂の精神とは実はあまり関係がない。
本来任天堂はもっと気軽にアホなことをやり、時には大失敗もして然りなのではなかろうか。
無敵のゲーム会社として他を圧倒する信頼を置いているが、反面そんな事も俺は思っているのだ。
過剰に「任天堂の新ハードだ、売れて当然、売れなきゃ任天堂神話崩壊」と心配するのは
任天堂を硬直化させ、結果的に新鮮で面白い体験を遠ざけてしまうのではないか。
別に一回二回コケたってええやん。比類なき無借金経営は有名だろ?
仮に3DSが一個も売れなくても、任天堂が潰れる可能性なんぞ皆無なんだよ。多分。
3DSを見た限り、今回も任天堂は貪欲に「新鮮な体験を」と考えて作っている。
だから俺はそれで当面はよしとする。売れる売れないは結果だ。
任天堂が思うままに新しいことをやると言ってるんだ。ならそれを見せてもらおう。
売れる売れないに関わらず、楽しいに決まってる。なんたって任天堂が作るんだからな。
まぁ任天堂だって営利企業なんだから、売れなきゃ拙いし売れるよう努力すべきなのは当然だけどね。
何か今回は変に達観できてるわ。あっさりハード購入した副作用かな。ははは。
ハード発売と同時に始まった俺の3DSユーザー生活、ハード共々これからどうなるか全くもって不明。
もちろん世間的に大成功して俺も楽しめるってのが最高だが……最低限俺だけが楽しめればそれで可だ。
そこに不安は少なく、期待は大きいんだから、やっぱ買ってよかったんだよ。
さあ羽ばたけ俺の2万5000円。これから長い付き合いよろしく、ニンテンドー3DS!
ソフト第一弾は明日届く。本格的に飛び出すゲームが始まるぜぇ!!
新たなハードの門出に、いつものようなネガテブーな締めはしない。
新鮮な娯楽が俺と世の中を潤し、暗いニュースだらけの日本に少しでも光が差さんことを。
……重いな。はぁ。
拍手を送る
だが今俺の手元に3次元で存在しているこの物体。
どこに出しても恥ずかしくないアクアブルー直方体型ゲーム機。
その気がなかったのにやっちまったから、正直今マリッジブルー(違う)になっちまってんですよ。
嬉しいのは嬉しいが、戸惑いと後悔も間違いなくある。嗚呼嗚呼。
てわけで気持ちを落ち着ける意味も含め、比類なき新ハード・ニンテンドー3DSの雑感をば。
「限定版」や「品薄」という言葉に滅法弱い人はこの世に多い。とても多い。
メーカーもそこは熟知し、モノを売る際に「通常版」「限定版」を分けて用意したり、
十分な供給が可能でも敢えて出荷数を調整することで「品薄」を演出し、購買意欲を煽るという手法を取ったりする。
これらは世に溢れる商品の販売手段として完全に確立されており、今後も変わらず継続していくと思われる。
……こういう性癖(正しい意味)って、人類に普遍的なものなのかな? それとも日本人に特に強い傾向なのかな?
「所有欲」や「グッズにニヤニヤする感覚」などが人類全体にある程度共通するのかどうかってのは興味あるなぁ。
だがこのうち「限定版」の神通力は、正直最近殆どなくなったと感じる。
職人が一つ一つ作ってる品でもない限り、生産性に限りのある商品なんてそうそうない。作ろうと思えば幾らでも作れるのだ。
それが客にも分かってきてるから、限定の限定たるありがたみがあまりない。釣り針が見えているのだ。
また、そもそも限定版を謳っておきながら売れ残る商品が多すぎる。
値崩れ限定版なんてどんなジャンルでも腐るほどある。売り切れる限定版より遥かに多いほどだ。
首尾よく売り切れた品でも、ネット売買が発達した今では、せいぜい定価程度を出せば中古を買い戻せるものも多い。
本来の意味通り、数に限りがあるが故に価値が上がる限定版商品など一体どれだけあるのか。
言葉に嘘はなく、再生産などは恐らくしないのだろうが、かと言って「貴重」でもない。だから価値を感じない。
限定版に関してはメーカーはそろそろ考え直してほしいと思う。
一方「品薄」の魅力は今尚衰えず残っている。
メーカーが勝手に決めた限定版と違い、品薄は厳然たる人気の結果、事実として「貴重」だからだ。
モンハンP3は通常版しかなかった(eカプコン版とかは除外)が、去年末は誰もが定価以上の金を出しても欲しがった。
それだけ品薄で、それだけ貴重で、それだけ価値があったからだ。
そしてそうなると、世間が価値を認めると、それに興味がなかった人をも振り向かせるという非常に大きな付帯効果がある。
俺はこれが、品薄商法(煽ってない場合含む)の一番大きな効能だと思う。
誰だって価値あるものは持っていたい。中身に興味が薄くても、投資としての側面が生まれるからだ。
ましてそれが今、世間で需要が殺到し、誰もが欲しいがどこにもない……そんな状況で入手のチャンスが訪れたら?
多少無理をしても購入し、比類なき優越感を楽しみたくもなる。まぁ値段次第ではあろうが。
品薄が引き起こす、この「周囲の興味を引く」効果は、莫大な金をかけてテレビCMを打つよりも或いは強力だと思う。
だからこそ、この状況を引き起こせるほどの人気商品は、まさに敵なし、最強だ。
バカ売れが品薄を呼び、品薄が無関心層の興味を引く。それが更なる需要と品薄を呼び、以下繰り返し。
モンハンP3の超売れにはこの効果も大いにあったと思う。もちろんゲーム自体の魅力が大前提だが。
ただ、当たり前だがどんな商品でも品薄商法が使えるわけではない。
なんでもない品で品薄を煽るべく出荷を抑えると、本当に誰も入手できなくなり、無関心層には情報が届かない。
現在欲しい人は入手できず、関心がない人には存在を知られない。これでは単に売れないのと何も変わらない。
よって不人気商品の出荷を抑えても、品薄商法は出来ない。そんな余裕があるなら一つでも多く売るべきだ。
品薄商法はそれが出来る実力を持った商品だけに与えられた特権なのだ。
その前提がある以上、俺は別にこのやり方を否定しない。モノの魅力は確かなんだからな。
オタ業界を離れると「ゴパン」なんて良いよなぁ。あーいうの企画者冥利に尽きると思う。泣くほど嬉しいだろうな。
……長々と書いてきましたが、そうです要するに品薄に煽られたんです。
買う気は全くなかったのに、発売日が近づくにつれ各所の売り切れ表示を見てむずむずし始めた。
そんな折、発売3日前にamazonで在庫復活を発見。即座にポチった俺を誰が責められよう!?
いや誰も責めてねーから。自分で決めたならそれでいいだろが。
……でもしかし、覚悟も何もなく購入が決定したので、興奮しつつも大いにうろたえた。
「や、やっぱまだ機が熟してない。来月から本気出す」と一度はキャンセルを決めたほどだ。
が、さすが出前迅速落書無用amazonさん、ポチり後すぐ発送準備に入り、キャンセルは不可だった。
もう覚悟を決めるしかなかったんだ。
お、おう、こうなったら俺も男、潔く新ハード様の発売日購入組になったらぁ!!
別に金に余裕がないわけではないが、俺は重度の貧乏性なので、こういう出費は精神的に堪えるのである。
まぁいずれ買うのは間違いないハードだし、だったら今手に入れても同じようなものという理由もある。
仮に半年で5000円値下がりしたとしても、そんなもんどうでもいい。
でも、機能が増えたバージョンアップ版の登場はちょっとだけ危惧している。
DSもDSLの登場はかなり早かったからなぁ。
さて、開封だ。
ハードの購入があまりに急だったので、ソフトはこれから入手する。まずは本体弄りだ。
手に持つ。
本体の質感はDS(ただしDSL)と比べてかなり高級感溢れるものになっていると思う。
俺個人は「所詮ゲーム機」レベルで構わないんだが、まぁこれも時代か。時代かー。
DSLとはスイッチ等の位置が変わっているので、慣れていると形が同じだけに戸惑う。
ボリュームスイッチは左側にあるし、タッチペンの収納は背面だ。
タッチペンは伸縮させて出し入れするタイプになっており、やや面倒。
今まで通り右側面においてほしかったなぁ。
十字キー等の押す感触も、DSLと比べてやや固め、高級感のあるものになっている。
ただこれは必ずしも褒め言葉ではない。安っぽくてもゲームに支障がなければ問題ないからだ。
まぁ固めでもそれは同じなので、つまり特に問題はない。まだゲームやってないけどな。
追加されたアナログパッドは、言わばPSPに付いているアレタイプ。「アナログスティック」ではない。
3D映像を見つつグリグリ動かすといった操作に多用するので、今後大活躍が望めそうだ。
さて、いよいよ電源投入。DSより気合の入った立ち上げ画面が現れる。
が、このハードは特性上スリープモードで放置することが多いだろうから、あまり縁がない画面になるかもしれない。
所有者のデータやネット接続設定などは最初に済ませることになる。もちろん後で修正も可能。
DSとの違いは、何と言ってもホーム画面の充実だろう。
本体内蔵ソフトを含め、多数のメニューがあり、また空欄も大量にある。
つまり今後本体の更新によりどんどん追加・変更されていくわけだ。
この辺はまぁPSPの後追いってことになるのかな。DS当時に必要だったとは思わんけど。
ARカード。ハード購入後、3DSのデモンストレーションとしては「ARゲーム」をまずやってみるのがベストと思われる。
これは内臓ゲームの一つで、付属のカードを使用したミニゲーム集なのだが……
「取り敢えず驚く」にはこれだけで十分。現実風景がウニウニ変化し、ゲーム画面となり、更に飛び出す。
うっひおーーー!! と声を挙げること必至だ。他人に見せるのもこれが一番いいと思う。
ただゲーム内容はごくチンケなもので、これ単品でずっと楽しめるようなものではない、と思う。
幾つかプレーにより解放される隠し要素があるようだから、もう暫くは楽しめそうだ。
付属のカードはARゲーム用だけでなく、マリオやリンクなどの任天堂ゲームキャラを3DSで眺め、
写真で取る為のものも計5枚入っている。
これもまた取り敢えず驚き、キャッキャと楽しむにはもってこいのコンテンツだ。
目の前の現実であるテーブルの上にマリオが立体化して立ち、更に大きさや向きを変更。
気に入ったポーズで写真に取って後で眺めることもできる。もちろん複数キャラの絡みも可能。
本体付属は5対だけだが、今後色んなキャラのカードがゲームに付属することだろう。
使い方は幾らでも考えられる。面白い。
3DSには万歩計機能があり、スリープ状態で歩いた距離により、「コイン」が入手できるようになっている。
このコインでARゲームのモードを購入可能。独立ゲームなら珍しくないが、内臓ソフトでこんなのやるのは初めてだな。
もちろん別に手でシェイクしても同じだが、それは無粋と言うものだろう。
「すれ違い通信」目当てでどこにでも3DSを持ち歩く日がいずれ来ると願う。
3DSカメラ。これも本体内蔵ソフトの大きな売りであろう。
二つのカメラで同時撮影することにより、立体写真を手軽に作成できる。
デジカメだからフイルムは当然不要だし、本体だけでも3000枚も保存可能で、もちろんSDカードにも写せる。
ユーザー次第で使い方は無限だろう。ある意味ゲーム以上にこのハードらしいソフトだ。
俺は取り敢えず飼い猫を撮影してニヤニヤした。あん野郎、せっかく撮ってやるってのになかなかこっち向きやがらへんの。
でも目論見通り立体感ある写真を撮ることができた。うっひっひっひこりゃいいいや。
……ただ、機能が機能だけに、画素数はかなり抑え気味。今の基準で見ると、単純な写真としてはかなり汚い。
あくまでも「カメラのおもちゃ」だ。これを褒め言葉と受け取れなければ不満に思うだろう。
ちなみにカメラは内側(画面側)にも一つ付いており、自分の顔などはこれで撮影することになる。
つまりカメラは計3つも付いている。すごいゲームハードだな。
携帯電話のカメラも含めると、デジカメは完全に世に広まりきっており、誰もが慣れ親しんでいる。
そんな状況で3DSの3Dカメラがどのくらい受け入れられるのか注目していきたい。
さて気になる「3Dの見え具合」だが、これは見えるとしか言い様がないな。
CMでも言ってたが、飛び出すというより奥行きができる感じで立体的に見える。
だがもちろん飛び出す演出も可能で、ARゲームでは龍が手前に噛み付いてくる描写に驚かされた。
今後のゲームがどう使っていくか、もう楽しみにするしかなかろう。期待する。
誰もが危惧する「目が疲れるのではないか?」は……これはあると思った。
ただし個人差が非常に大きいだろうとも思う。実際に試してみなければ分からないだろう。
俺は左右共に極端に視力が低く、また乱視が強烈で、度の強い眼鏡をかけて生活している。
3DSユーザーとしてはかなり条件が悪い層に属すると思う。だからある程度はしゃーないんじゃないんかな。うーん。
まぁまだゲームをやってないから、その後でないと本当の所は分からんが。
ゲームで長時間画面を見つめてどうなのか……うーん、不安はあるな。
目が疲れる云々は、3D映像のこともあるが、「画面を真っ直ぐ見ないといけない」という理由も大きい。
3D映像っつっても割と仕組みは単純(ンなことないだろうけど)で、左右の目に違う映像を映して立体化させるというものだ。
これはつまり画面を正面から真っ直ぐに見ないといけないことを意味している。
実際、3DSの3D映像を横から眺めても、ブレた絵になってとても見られたもんじゃない。
映像を見るべきベストな状態が確固としてあるので、いい加減な姿勢ではまともにプレーできないのだ。
もちろんそこまで極端なものではないが、基本的に崩れた姿勢でプレーするのはよくない、と言うより不可能。
また複数人で一緒にゲーム画面を見るのも不可だと思われる。
横から見ても立体視できる、なんて夢の機械ではない。そこは理解しておくべきだろう。うーん。
本体にはジャイロセンサーが内臓されているが、これもARゲームだけで十分体感できた。
これは3DSで描かれた建物を横から見る場合などに、実際に体を横向けてゲームに反映させられる機能だ。
体の動きとゲームが連動するので、臨場感が凄い。3DS映像と噛み合えばもっと凄いことになるだろう。
DSの互換も試してみた。
ちなみにホームメニューの導入により、3DSでは電源を入れたままでソフトの出し入れが可能。
これは何気に大きい変更点だと思う。まぁ今までできなかったのが悪いんだろうが。
んで、DSゲーム、当然何の問題もなく動くが、3D液晶を使っているせいか、ドットが本物より荒い。
GBAやDSの頃のほぼ完璧な互換よりは落ちている。気になる人は気になるだろう。
ただ、音に関しては明らかにクリアになっていて驚いた。これは3DS効果? それともDSiの時点で改良されていたのか?
DSLで聴くよりずっと良い音だったので、何か複雑な気分になってしまった。
今後もDSゲームをプレーする事はまだまだあると思うが、どちらの本体を使うべきか……迷うな。
Mii作りはまだやっていないが、顔写真から作成可能なのは大きな進歩だと思う。
身近な人を片っ端からMii化しているだけでもそれなりに遊べそうだ。
……自分のMii作って嬉しいかどうかは人それぞれだと思うけどね。
その際カメラで自分の顔を撮ることになるんだが……はぁ、誰だよコイツ、殺した方がいいんじゃねーの。
さすが3D、現実やなぁ。
ンなとこか。
総じて言えるのは、「体験しないと分からない」ということ。
3D映像がどんな風なのか、どの程度見えるのか、どれくらい目が疲れるのか、写真見るだけでは何も分からない。
店頭やら他人の品やらで、とにかく一度試してみないとこのハードは分からない。
俺は幸か不幸か発売前に一切触らず購入したが、大いに驚けたからこれはこれでアリだと思う。
ぶっちゃけこんな文も3DSの紹介には何ら役に立たない。まずは試す、それだけだな。
3D映像機能以外についても同様で、任天堂が謳う「すれ違い通信」「いつの間に通信」の楽しさなどは、
現時点では何も体感できていないから分からないとしか言い様がない。
もしかしたらこれが3D映像以上にこのハードの価値を高めるかもしれないのに、だ。
結局これもまた、体験しないと分かるわけがないということだ。
ハードが多数出回り、100万本クラスの人気ソフトが出て、俺もそのソフトをプレーする……その時を今は待つしかない。
任天堂の言ってることは理解できる。楽しそうだと思う。俺も「ドラクエⅨ」で多少はその楽しさを知っているし。
環境が整った時、部屋内野郎の俺を街に引き出してくれる魅力を見せてくれ。
割と切実だ。嗚呼嗚呼。
アクセスポイントから自動で様々なデータを入手してくる「いつの間に通信」は、個人でも楽しめる機能として強く期待している。
体験版やPVの入手はネット時代の大きな恩恵だが、いちいちDLしてくるのは面倒だというのもあった。
それが3DSでは自動でテキトーにやってくれるようになる。極めてお手軽に試せるというわけだ。
自発的に見る気はなかったPV等の広告も、自動で入ってきたら眺める気になるかもしれない。
ユーザーメーカーどちらにも損がない、面白い展開ができるような気がする。マジ期待してるぜ。
GBゲームのバーチャルコンソールも単純に楽しみだ。
これはDSの時点でさっさと実現してほしかったが、まぁ言うまい。
配信が決まってる「ゼルダの伝説 夢をみる島DX」は速攻買う予定。未プレーだから楽しみだ。
過去のソフトが最新ハードで再び命を吹き込まれる、俺はこの仕組みが大好きだ。
5月開始予定? もっと早めろよ! 遅すぎなとこは批判したい。
……で、世間一般の受け入れ度なのだが……ハッキリ言って、思ったほど売れてないようだね。
これは忌まわしき転売屋の動向を見れば非常によく分かる。
俺はあの手の連中が大嫌いだし一生転売ハードを買うことなどないだろうが、
連中の動きやヤフオクでの価格設定が「品薄度」を計るのにこの上ない材料となるのは確かだ。
3DSも予約開始当初は相当なレベルだったが、発売された今では定価より僅かに高い程度。
ぶっちゃけPSPの方が品薄度は上なんじゃないかと思う。大して盛り上がっていないことは間違いない。
NGPの発表より、PSPの大躍進が大変な逆風になっているものと思われる。
DSの後継機だから大コケは考えにくいが、取り敢えず出だしは失敗気味だと判断する。
初日の感覚だけで言うのは乱暴かもしれんが、まぁ大きく外れてはいないだろうよ。
でも、あんまし悲観する気も、また変な話だが応援する気も起きないんだよね。
そもそも任天堂は、成功しすぎな面があるんだよ。
あの会社は売れるとか売れない以前に、「常に新鮮な体験を」と貪欲に新しさを目指す部分があるはずだ。
それはファミコン時代から今まで一貫しているはず。
ちなみにその精神が足りなかったと思うからこそ、俺はGC・GBAを失敗と断じている。
WiiやDSも同様に、新鮮さを求めて既存ぶっ壊し上等で挑んだハードだった。
結果は大成功(?)を納めたが、それは結果の話であり、任天堂の精神とは実はあまり関係がない。
本来任天堂はもっと気軽にアホなことをやり、時には大失敗もして然りなのではなかろうか。
無敵のゲーム会社として他を圧倒する信頼を置いているが、反面そんな事も俺は思っているのだ。
過剰に「任天堂の新ハードだ、売れて当然、売れなきゃ任天堂神話崩壊」と心配するのは
任天堂を硬直化させ、結果的に新鮮で面白い体験を遠ざけてしまうのではないか。
別に一回二回コケたってええやん。比類なき無借金経営は有名だろ?
仮に3DSが一個も売れなくても、任天堂が潰れる可能性なんぞ皆無なんだよ。多分。
3DSを見た限り、今回も任天堂は貪欲に「新鮮な体験を」と考えて作っている。
だから俺はそれで当面はよしとする。売れる売れないは結果だ。
任天堂が思うままに新しいことをやると言ってるんだ。ならそれを見せてもらおう。
売れる売れないに関わらず、楽しいに決まってる。なんたって任天堂が作るんだからな。
まぁ任天堂だって営利企業なんだから、売れなきゃ拙いし売れるよう努力すべきなのは当然だけどね。
何か今回は変に達観できてるわ。あっさりハード購入した副作用かな。ははは。
ハード発売と同時に始まった俺の3DSユーザー生活、ハード共々これからどうなるか全くもって不明。
もちろん世間的に大成功して俺も楽しめるってのが最高だが……最低限俺だけが楽しめればそれで可だ。
そこに不安は少なく、期待は大きいんだから、やっぱ買ってよかったんだよ。
さあ羽ばたけ俺の2万5000円。これから長い付き合いよろしく、ニンテンドー3DS!
ソフト第一弾は明日届く。本格的に飛び出すゲームが始まるぜぇ!!
新たなハードの門出に、いつものようなネガテブーな締めはしない。
新鮮な娯楽が俺と世の中を潤し、暗いニュースだらけの日本に少しでも光が差さんことを。
……重いな。はぁ。
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少し前に買った討鬼伝のセーブ容量が苦しくなってきたので、久々にPSPのメモリースティックを買いに行ったのですが、たまたまなのか近場のショップは品切れが続き、4軒目の店でやっと4Gの中古を買えました。
しかも中古のくせに、妙に高値だったのです。しばらくPSPを放置してる間にメモステも買いにくくなったものだと思いました。
で、討鬼伝のおかげで携帯ゲーム熱も高まってきたので、そろそろ僕も次世代携帯ハードの購入を考えようかなと思い、VITAをチェックしてみたのですが、メモリーカードの値段が想像より結構高くて驚きました。もちろん容量次第ですけど、このメモカは専用のようですし、VITAの場合大容量が必要だと思われるので・・。
けち臭い話ですが、「ソニーはこの辺あいかわらずだなぁ~」と思いました・・(苦笑)。PS1のメモカが容量貧弱な割に高かった事を思い出しましたね。
そこでライバルの3DSを調べたところ、従来どうりソフトにセーブできるみたいで、しかも安いSDカードも使えるとのこと。これはもう・・・。
お恥ずかしながら、こんな理由で、「やっぱり任天堂様最高!!」と思ってしまいましたw
この記事もガッツリ参考にさせて頂きまして、いまやっているゲーム達が一段落したら、3DSを買うことに決めました。スパロボも一応出てますしね。
売りの立体視には興味が薄いのですが、僕のようなセコい客層もある程度はいるような気がします。自分は本当にやっすい男ですね(苦笑)。
最近の任天堂は失態ばかり目立ち、僕も正直、「任天堂もすっかりダメになったな~」などと見下していたところがありました。でもそれは間違いでした。やはり任天堂は偉大に思えてきました。玩具の本質を解っています。今後も携帯ハードだけでも続けてもらわないと困りますね。岩田社長に心の中で謝罪致しましたw
偉大なアンバサダー様であられるotaさんから見れば、こういう輩は腹立たしいかも知れませんが、ノンバサダーの考えなど所詮その程度、と許して頂ければ幸いです・・。
ほんっとに、貧乏臭いコメントですみませんでした!
あー、メモカ問題ですか……これは、ありますよねぇ。
俺も古くは90年代、「サターンなら内蔵メモリにセーブできるのに、何でサターンは売れないんだ!」と嘆いてたもんですw アホか。
結局これは商品力の問題なんですよね。そのゲーム機が魅力的であれば、ユーザーはあまり不満を抱かず買ってくれるみたいです。
また、これ、かなり儲かるらしいです。PSの純正メモカなんて1枚2000円してましたからね。後期はウハウハだったのではないでしょうか。
PSPの場合は当時まだメモステとSDカードがシャアを争っていた(多分)ので、ソニーの立場から採用を推し進めたのだと思われます。
PSPはDSが化物だっただけでそれなりに成功したハードですし、目論見通りメモステのシャア増加にも貢献したんじゃないでしょうか。
……で、この方針が逆作用したのが、VITAなんですよね。なんせハードで魅力を出せなかったから、独自メモカが「余計な出費」にしか見えない。
VITAだけなら買いたいけど、メモカ、それも他と比べて異常に割高な俺様商品も同時に必要……ここで購入を断念した人は多いと思われます。
ハードが当たれば副産物として大儲けできるけど、外すと非常に重い足枷になる。まさに諸刃の剣ですね。まぁしゃーないです。
これでも少し前に全面値下げされたんですよ。以前は目ん玉飛び出るくらい高かったです。よくあんな値段設定したなと思うくらいにw
でもDLものが増えた現代は大容量メモカがないと色々不便するんですよね。俺は8G買ったんですが、正直小さすぎたと後悔してます。
3DSはその点経済的ですね。基本ソフトセーブですし、最初から4Gカード付いてますし。まぁ当然その分金儲けはできないのですが。
ただ任天堂ハードのは今時アカウント制がないので、その辺注意して下さい。携帯機は気楽にゲームできていいですよね……。