腐れゲー道

プレーしたゲームの感想文を、ダラダラと粘着質に綴ります。

龍が如く4 ~伝説を継ぐもの~(PS3版)

2021年06月09日 01時53分28秒 | PS3ゲーム感想文
【ハード】PS3
【メーカー】セガ
【発売日】2010年3月18日
【定価】8208円
【購入価格】498円(中古)
【プレー時間】75時間



比類なき準OW総合エンターテインメントゲーム、龍が如く。そんな龍シリーズと俺との出会いは……ああもうパス。全部今更だ。
そして色々あった末の現在の俺は、誰恥じらうことなき龍が如くファンである。1~3全てトロコン済みである。ふふふふん。
……「ファンを自称するくせにまだ1~3しかやってないんかw」と? うう。それ言われると凹む。始めたのが遅かったんよ。
そう。龍が如くは良くも悪くも非常に作品供給ペースが速い。現時点でも多作な上に、これからもガンガン増えていく。
つい先日も、派生作(と言ってええんかな俺は外伝的に捉えている)のキムタクの如し新作が発表された。今年9月に発売だ。
ボーッとしている暇はないのである。遅れてファンになったなら、普通以上にガンガンプレーし、早く最新作に追い付くのだ。
それは分かっちゃいるが、現実は非情である。他にもやるゲームいっぱいあるし。俺は欲張りなのだ。故にいつも時間がない。
しかし3のプレーから丁度一年、そろそろ次をやらねばならぬ。モノはもちろん「龍が如く4 ~伝説を継ぐもの~」である。
尚、PS3版である。様々な面でPS4版の方がいいことは自明だが、「持っている」という事情を最優先する。俺は貧乏性なのだ。
今作に関しては、比類なき谷村正義の演者という理由も一応あるしね。復活はあり得ないから、こちらの方が価値がある。
あいつ、「レイトン逆裁」では成歩堂をクソ演技で殺してくれたし、龍が如くではこれだし、ゲーム業界に砂かけまくりだな。
お薬報道→海外逃亡って、答え合わせバッチリ過ぎて笑えるよ。現実に「正義」はいなかった。全ては作り話。はい。はぁ。

ちなみに3→4の発売期間がこれまた1年で、そういう意味でも1年後にプレーするのはいいタイミングだった。……こじつけナリ。
また今作には発売当時に少しだけ縁があった。体験版をプレーしたのだ。当時俺はPS3購入直後で、ソフトに飢えていたからな。
秋山が登場する序章を少しだけやった記憶がある。PS3で実現したリアルな映像に感激したものだ。……もう11年も前か。
ただ当時は絶賛セガなんて大っ嫌い近寄らないで(なら体験版もやるなよ)期だったので、本編をプレーするには至らず。
長い時間を経て晴れてプレーできたことは感慨深い。……未だに同じPS3がバリバリ現役て、全く驚くやら呆れるやら。
難度は前作と同じく最初からハードで始めることに。前作での手応えから、十分やれると判断した。大丈夫だろう、多分。
前作ではサブイベント取り零しの回収にも十分配慮がされていたので、今回は何も見ず好きなように遊ぶことにする。
1年ぶりの龍が如く、俺は見慣れた神室町に降り立った。桐生ちゃんを操るのも1年ぶりだな。……いや最初は秋山だな。はは。


うーむ。開始直後に思ったのは「流用作だなぁ」と。元々龍が如くは流用が多いシリーズだが、3→4はその度合が高いと思う。
取り敢えず神室町。3のハード変更時に相当頑張って街を作ったはず。「だから目一杯流用してやる!」という気合を感じた。
もちろん完全な流用ではないが、ほぼ同じ。中道通りとかチャンピオン街とか名称も同じ。更に言えば1の頃から同じ。
いやぁ、さすがに? さすがにどう? と思う。更に今回は、大阪や沖縄といった他地域が存在せず、神室町のみが如く。
街を練り歩くモブまで流用していた。全部かは知らんが、腕を広げて偉そうに歩く太っちょは「お前、まだおるんか」と思った。
既視感が半端ない。龍が如く3.5って感じだ。いや3.2かも。まぁ確かに、「ゲームの続編」として、ある意味正しい形だが。
ロックマン然り格ゲー然り、「如何に上手くコピペしてコストを下げるか」は、ゲーム作りにおいて非常に重要な要素であろう。
んー、でもなぁ。それは「上手く」やってくれないと。プレーヤーがコピペを強く認識しちまうのは、失敗ではないですか。
1年で続編を作るとなるとこれしかなかったんかね。「製作スピードが速い」ってのは褒め言葉なはずなのだが。はぁ。

そうして、出だしでコピペに萎えた今作だが、プレーを続けると……面白いですねぇ!! 俺は変わらず龍が如くファンだった。
今回一番面白いのは、何と言っても物語面だ。「先が気になる」展開が続き、ゲームにグイグイ引き込まれていく。
今作は桐生ちゃん一人制から彼を含む4人主人公制に変わり、桐生ちゃんの登場は最後。まずは「秋山駿」編から始まる。
その新鮮味も物語の面白さに寄与していた。キャラが新しいから話も新しい。それでいて舞台は馴染みやすく、入りやすい。
いや、お見事。相変わらず人殺しが多発する危険な世界が巻き起こすハラハラドキドキに俺はすっかりハマっていた。
こうなると目につくコピペっぷりも許せてしまう。なんせ面白いから。ゲームは結局それが全てだから。製作者の勝ちだ。
時期的にゴールデン週間と重なったこともあり、もう日々龍漬けだった。素晴らしい。やっぱ龍が如くは日本ゲームの星である。

……けど物語だけを追うわけにはいかない。それを阻むものがいる。龍が如くと言えば? 最強の度胸を持つチンピラ達である。
いやぁ、今回も邪魔されました。神室町の治安の悪さはバリバリ健在。警察組織が全く機能していない。21世紀の疑似世紀末。
しかし、神ピラ(神室町チンピラ)が好きなのは、桐生である。彼らはいつも桐生ちゃんを探し、見つければダッシュで迫る。
今回は主人公が4人いて、桐生ちゃんの登場はずっと後。神ピラは他の3人には興味ないのでは? 神室町に平和が訪れるのでは?
そんな期待をしてゲームを始めた。雑魚戦はあるにしても、何か別の形になるはず。シリーズの進化を、名越さんを信じろ。

1.秋山駿 ――ヤクザにも金を貸し、タメ口で話す街金経営者。喧嘩も恐ろしく強く、足技の速さは他の追随を許さない。
神ピラ「おい!」 タッタッタッタ……

2.冴島大河 ――「極道18人殺し」伝説を持つ死刑囚。その素性は知らずとも、外見だけで触っちゃいかん人なのは明白。
神ピラ「そこのワレェ!」 タッタッタッタ……

3.谷村正義 ――刑事、刑事である。勤務態度はさておき刑事だ。ワッパも拳銃も持つ、日本最強・桜田門一家の構成員である。
神ピラ「ちょーちょー!」 タッタッタッタ……

4.桐生一馬 ――説明不要、神室町の裏社会では知らぬ者のいない男、のはずが何故か全く顔が売れてない謎の男
神ピラ「おぇ!(き、桐生ちゃん帰ってきたんか! ずっと待ってたんやで!!!!)」 タッタッタッタ……

……というわけで、操作キャラが誰でも関係ありませんでした。神ピラからは逃げられない。谷村にまでとは筋金入りである。
ちなみにシリーズ伝統に倣い、本当に一度捕まったら逃げられない。戦うのみ。叩きのめしたらどいつも従順になるのにねぇ。
はぁ。ほんま何も変わらん。尚今作は設定的に街中を警官がパトロールしてるのだが、彼らの目の前でも「おぇ!」である。
……こ、これはまさか本編物語でも描かれる「警察と極道の癒着」を暗示しているのでは!? 何という深い作り込みか!!!
なわけねーだろただの天然だよ名越さんを信じるなこのチー牛が。はぁ。無茶苦茶である。リアリティも糞も欠片もない。
まぁ桐生ちゃん編だけは「外部の半グレチームが名を上げるために桐生を狙う」というネタがあり、少しリアリティが上がった。
最低限これくらいはやってくれやと思うのだが、常にスピード製作を求められるスタッフはンなこと考えていられないらしい。
道の真ん中で首を振って桐生(ら)を探すアレを見付けた時はいつもテンションが下がる。そしてコソコソと別の道に逃げる。
街をシメる連中と抗争やらかしてる最中、その辺のチンピラを恐れて逃げ回る喧嘩最強の4人。色々と法則が乱れてるね。
それもこれも、戦闘がつまんないのがいけないんだよ。そう、龍が如くの戦闘。4作目にして4回目。今回もつまらん。はぁ。

基本はいつもと同じ、小攻撃と大攻撃。応用はゲージが溜まってからのヒートアクション。つまりいつもと同じ。
主人公が増え、戦闘スタイルも4通りになったが、結局は「龍が如くの戦闘」を越えられなかった感じだ。面白くはない。
なんつーか、龍の戦闘はどうしてもテキトー連打に収束してしまう。それで勝てるから突き詰めもせず、故に面白くもならない。
難度が低いわけじゃなく、ハード以上だと油断は出来ない。けど慎重に戦うとちっともダメージを取れず一生戦闘が終わらない。
どこかでラッシュをかけなければならず、それにはボタン連打が必要。ダウンさせてヒートアクションを狙いがほぼ鉄板。
手数が多く、ジャブ一発の威力が低すぎることが戦闘の大味さ・つまらなさに繋がってるように思う。ほんまカスダメやもん。
ダウン時以外のヒートアクションも、本来はアイコンを見てボタンを押すべきなのだが、大抵それでは遅すぎて失敗する。
だから近付いて「アイコンが出そう」なタイミングでボタン連打! となる。これではビシッとしたプレーにならない。

あと、不快要素。相変わらず投げ空振りのモーションが非常に大きく、これが頻繁に起きると鬱陶しいことこの上ない。
俺が下手なのもあるが、投げもアイコン見てからだと遅いからある程度予測で押すしかないのよね。だからミスが多発する。
もう一つ不快なのが、敵の軸ずらし。特にボスはすぐ軸をずらすから攻撃が当たらない。アホな空振りコンボが虚しく空を切る。
単発ならともかく、当たってないのにコンボするのは絵的にかなり間抜けだ。かと言ってコンボでないとダメージは取れないし。
軸ずらしに対応する行動を何か用意してほしい。それがあれば「3より進化した戦闘」と言えたのに。……続編ではあるのかな。
新キャラ3人の特徴はそれなりに新鮮味があったが、根本的なつまらなさを払拭するまでではない。結局は龍が如くの戦闘だ。
ただ、難度は3より下がっていたと思う。3では敵のガードの硬さにウンザリしたが、今作は比較的攻撃が通った。気がする。
まぁだからテキトーが捗ったとも言えるのだが。ボス戦とか、もちろん全部倒したが、「どう倒したか」は一切覚えていない。

寄り道要素はどうか。龍が如くの骨子の一つであるこれは、当然今作でも充実していた。……大量のコピペと共に。
いやー。これはアカンでしょ。ミニゲーム関連、マジコピペだらけで唖然とした。音や挙動も全部コピペで済ませてない?
バッセン、ダーツ、ビリヤード、ゲーセンクイズ、マッサージ……見覚え・やり覚えがありすぎる。新ネタは卓球くらいか?
上にも書いたが、ゲーム続編でコピペやるなら「上手く」やるのが鉄則だ。プレーヤーになるべくそうと感じさせないように。
その観点では今作のミニゲームは0点だろう。質が低いわけじゃなく、十分遊べるが、「3でやったこと」なのだ。同じなのだ。
かーなりガッカリしたね。これは明確な手抜きである。製作スピードを誇っても、こういうことはしないチームだと思ってたが。

一方、サブイベントは普通に楽しめた。主人公4人制により一人辺りの数が減り、その分描写が濃くなっていた。
相変わらず、フラグを立てたら速攻で数ヶ月レベルの時間が経つ(モブが会社興して成功するとか)のはどうかと思うが。
これは本編も同じだが、「〇〇でヤクザに絡まれてる」て連絡が入ると、到着するまでずっと膠着状態が保たれたりね。
時間と空間全てがプレーヤーに都合よく作られている。初期ならともかく、そろそろこの辺は何とかならんもんだろうか。
フラグにはせめて本編の時間を絡めるべきではないか。1章で発生→3章で進展とか。それなら数ヶ月経過も多少は誤魔化せる。
んで2章の最中に「あいつ今頑張ってるらしいよ」てな噂話を聞けるとか。んー。OWの時間管理は難しい問題やね。
おかげでイベント内容は面白くてもどれも淡々とこなす(こなせる)から、どこか重みがない。非常に機械的。
「神室町には(武闘派以外にも)色んな人が、色んなエピソードがある」ことを描写してるはずなのに、その感覚が薄い。
実際に街を歩いてるモブが意思も目的もない完全なモブであることに通じてるとも言えるが。要はリアリティがない。
つっても、ゲームはゲーム。俺はどこまで求めていいもんなんだろうか。11年前のゲームに言い過ぎ? うーん。分からん。

龍が如くのサブ要素と言えば!? ……はい今回も当然健在おバキュラ。256発で破壊可能。ボケがつまらんよオッサン。ごめ。
そして今回も健在であり、今回も深刻につまらなかった。コピペっぷりも酷く、嬢以外は3と同じじゃね? 酷くね?
相変わらずこっちが大金払ってご機嫌を取らせて頂き好感度を上げさせて頂くとことん奴隷システムである。面白さ皆無。
俺は龍が如くをやる度に「キャバなんて死んでも生きたくない」という思いを強化している。そういう意味ではありがたいかも。
それでも一応一人だけ最後までやってみたが、やはりいつも通り1回ぽわ~んで了。付き合い始めろよ! おかしいだろ!!
ちなみにその嬢は本業で「遺体修復師」をしているという。遺体を、まぁ葬儀において見られる状態に手を加える仕事だ。
それ自体はもちろんいい。……けど、楽しく酒飲んでる時に葬式や遺体の話するか普通? 俺はハッキリ言ってガン引いた。
店に通う度にその仕事の詳細を聞かされるんだよ。寡黙なようでコミュお化けの桐生ちゃんは平然と話を合わせてたけどさ。
いやほんま。旧作でも子供や彼氏の話ばっかする嬢がいたが、なんなん? リアルキャバクラもこういうとこなん? はぁ。

そして、通うだけでなく経営側のサブ要素もある。3にあったキャバつくだ。今回は育てる嬢が3人に増えて大幅パワーアップ!!
……余計なことすんなとしか言い様がない。そして3人に増えてもシステムはまたしてもコピペ。今作屈指の糞つまらん要素だ。
何の思い入れもない女をドレスアップしても楽しくも何ともないし、パラメータ上げするのも面倒で仕方ないし。
客の声を何度も何度も拾わされるのも非常に非常にかったるい。店の中じゃ走れんし。オーナー権限でダッシュしろや!!
大体、嬢が見た目やキャラをコロコロコロコロ変えてたら、それこそ常連が付かんやろ。ギャルから清楚へってアホかいな。
それを毎日複数回やってんだから狂気の沙汰としか言い様がない。ゲームだから? だったらもっと面白く作れや!!!
こんのクソつまらんキャバつくが今作じゃ3人に増えているからたまったもんじゃない。3人ともやることマジで同じだし。
んで最高まで育てれば、桐生と谷村で彼女らを攻略対象に出来る。……いやー。何か凄く嫌な要素だ。全く通う気がしない。
育てた嬢の最終衣装はこちらで決められるんだが、既製品からしか選べず、個々で着飾った他の嬢からは激しく見劣りするし。
キャバ遊びも嬢育てもダメ。4回目も龍が如くのキャバネタ全部全く面白くない。何故これが延々残ってるのか皆目理解不能。
続編にも確定で存在するし、今から気が重い。3の感想でも同じこと書いた気がする。俺は一生大人の世界に馴染めないんだな。


と。戦闘やサブ要素に不満が多いながらも、物語の面白さに引っ張られてとても楽しくプレーを続けていた。
……しかし、途中で冷静になった。よく考えろ、これは龍が如くだぞ。龍が如くの物語が最後までこの品質だと思うのか!?
はい。そうでした。今作は「その場エンターテインメント」龍が如くでした。俺が勝手に命名。けど結構的確だと思う。
その場その場のイベントは大迫力で気合入ってて面白いが、物語全体の整合性は何それ美味しいの系。特に3はそうだった。
今作も恐らくその流れになる。なまじ非常に面白いだけに、落差が怖い。備えとけ。そう思った。……そして、不安は的中。
いやー。ツッコミどころというか何と言うか、3以上に製作者が開き直ってるね。あーあー聞こえないシナリオが如く。
これは酷いだろう。酷すぎるだろう。真面目に作ってるのか真面目に疑問に思うほど酷かった。「話にならない物語」だ。
そのテキトーっぷり、子供騙しっぷりは歴代1位だろう。虚しいけど語るか。あ、バレ上等なんで。今作はダメージ大だと思う。

何よりもとにかく納得いかないのが、25年前の「極道18人銃殺事件」である。この事件が今作の物語の根幹に存在する。
主人公の一人・冴島が敵対組織の集まりに乗り込み、一人で18人を殺害した大事件。これで冴島は死刑囚となり、25年を獄中で過ごした。
そのカチコミはムービーでキッチリ描かれる。大迫力だった。そして冴島は25年経っても奪った命の重みに苦しみ続けている。
「人を殺すっちゅーのはなぁ! ごっつ怖いもんなんじゃぁあ!!!」……ある場面での冴島の叫びは、胸に響くものがあった。
そんな今作の根幹にある大事件。冴島を始め多くの人間の人生を狂わせ、命を奪った大事件。……全部、嘘でしたーー!!!!
弾は全部ゴム弾でした―! だから18人は全員気絶してただけでしたー! んで冴島が去った後、真犯人が止めさしてましたー!
ちなみに銃も弾も用意したのは兄弟分の真島です!! そこで贋物掴まされたとしても、お前ら試し撃ちの一発もせんのかい!!
18人は全員が全員腹や胸にゴム弾食らって気絶かい! んで一切呻きも身動ぎもせず死体として認識されたんかい!!
つーかヤクザが20人いて誰一人冴島に飛びかかって止めんかったんかい! 真犯人がガチで殺すまでは全員じっとしてたんかい!
人殺しの怖さを語る冴島の慟哭は茶番でしかなかった。毎晩人殺しの悪夢にうなされ続けた彼の25年もまた茶番だった。
あまりに酷い。「ゲームだから」「龍が如くだし」で許せる次元を4つくらい越えてる。大人向け? こんなん幼児も騙せんわボケ。

この件の真相が明らかになってからは、もうドッチラケもドッチラケ。覚悟完了してたつもりだったが、足りてなかったわ。
その後も「実はあいつは裏切り者だった」「静寂パーン(静かな語り場面でいきなり銃撃される)」等のシラケイベントが続く。
その個々のイベント自体は驚きがあって面白いが、シナリオ全体として見るとむっちゃくっちゃくっちゃだっちゃダーリン。古。
プロが書いたのかこれ。人気シリーズ4作目にしてこれでええんか名越さん。どうしてこれで堂々と世に出せるのよ!?!?
他にも数え切れないほど萎えポイントがあったので、以下テキトーに書く。嗚呼ほんま、ゲームシナリオのプロはいずこに。

・秋山駿
消えたならぬ飛散した100億事件のお零れに預かり、今や資産不明の大富豪街金。ここまではいい。寧ろナイスフィクションだ。
けど1000億はあまりにも。5年間、一切負け無しで転がし続けても厳しいのではないか。まさか全部FXでとか? 正気かよ。
せめて100億だろう。それでも多すぎだが、フィクション補正で許せたよ。1000て。お金配りおじさんやってくれよもう。
んでその隠し場所だ。隠し金庫はええとして、switchポンで完全露出て。セキュリティには30円くらいしかかけてないのか。
あの金庫発見ムービーは今作No3くらいの萎えポイントだった。城戸は現金の山よりもそのザルっぷりに驚いたんじゃないか。
んでその1000億を現金で!! 大ビルの屋上に!! ポンと置く!! 一体どうやって運んだんじゃぁあ~~!!!!
ミレニアムタワーの屋上は人もモノも、誰にも悟られずにポンポン出現する謎空間だ。ワームホールが開いてるに違いない。
あと正直、あそこでラストバトルって展開には飽きました。シリーズを重ねた弊害が出てるね。

・リリ
カチコミ前ムービーから予想するに「若くて」15歳、それから25年経ったなら、「若くて」40歳である。まさかの40歳ヒロインである。
いやもちろん、40歳ヒロインがあかんとは言わんよ? あかんけど。どっちやねん。いやー。僕大人だから言えません。
けど作中での見た目は、せいぜい30歳で描かれてるやん。それが激しく気に食わん。あれで40歳と認識しろと?
んでキャバネタ。40歳ド素人が3日で300万の売上? 太客掴むにも時間が要るやろが! 今作NO5くらいの萎えポイントだった。
秋山が惚れるのも年齢考えたら無理を感じる。25年前に8歳くらいでも話作りは可能だったと思うが、何故そうしなかった?
そして殺人。一人くらいは魔性でやれたとして、何人も成功するかいな。極道18人殺しよりずっと伝説になれるヒットウーマンやわ。
百歩譲って殺しに成功しても、逃げられるかいや。証拠隠滅出来るかいや。たった一人なのに。兄に殺しのノウハウ教えたれや。
面会。「25年間毎日欠かさず兄の面会に行った(そして断られ続けた)」て。25年間毎日て。安易にそんな設定作るなクソが。
気も狂う所業やぞ? 通う交通費どうすんのよ? ムショの隣に住んでたのか? そもそも一体どうやって生きてきたのよ? 
そんだけ目立つ真似してたのに、真島らが身柄を確保出来なかったのも理解不能だし。脊髄設定やめぇやほんま。はぁ。

・冴島大河
極道18人をスタンさせた伝説の男。確かにある意味全殺しよりずっと難しく、これからも語り継ぐべき偉業ではあると思う。
名前が大河だから背中の彫り物は虎。……「とらドラ!」と発想が同じやないか! 実際時期被ってるし、元ネタなのかも。
ついでに外見の元ネタは、かの飯野賢治氏だと思うのだがどうか。今はもう亡い氏をちっと思い出しちまったよ。
現代ならともかく、25年前にあのロン毛だと「女みてぇだw」と馬鹿にされると思うんだが。若手極道があんな髪型するか?
何か拘りがあり、そのエピソードが語られるかと期待していたが、ただの天然だった。龍が如くに求めてはいけなかった。
彼は18人スタンの真相を知って、膝から崩れ落ちたに違いない。そして闘技場での名演説を思い出し顔からファイアー確実。
ゲームの裏で「俺の苦悩の25年はなんやったんや……」と涙していたはず。まぁちゃんと確認しない君も悪い。ほんまに。

・斎藤
冴島のムショ編で出てくる不良刑務官。囚人を折檻の末殺すのが大好きという、多分ヤクザには向いてない危険人物。
立ち位置としてはただの名あり中ボスなのだが、登場(戦闘)回数が矢鱈と多い。そのタフさとしつこさには恐怖を覚えた。
ムショ戦闘で、顔を鉄格子に擦り付けるヒートアクションで倒す→逃げる→次の階で何事もなかったかのように追ってきて再戦
殺す勢いの攻撃で始末したのに、すぐに部下連れて追跡やで。更にはムショ脱出の際も邪魔し、桐生編でまで立ちはだかる。
戦闘能力自体も高く、初期の弱い冴島だとかなり苦戦した。強くてしつこい公務員。割とまじでヤクザより恐ろしい奴だ。
正直こういう無敵描写は控えてほしいのだが。特にムービーで銃撃食らったなら安静にしとけよ。つか死ねよ。死ぬやろ普通。

・谷村正義
生活安全課という、賄賂常習課(超偏見ごめんなさい)に所属する汚職刑事。噂は広まり、「神室町のダニ」と蔑まれている。
……っても愛と正義の龍が如くで主役張る人間がそんなクズなわけがなく、その金は裏で不法滞在者への施しに使われていた。
うーん。谷村編は徹頭徹尾「不法滞在者は皆いい人、被害者」という視点で貫かれている。んで俺はそれが激しく気に食わない。
こんなん表現が矛盾してるっての。「ヤクザだけどいい人」と同じやん。……って龍が如くはまさにそれか! ごめんならいい。
よくない。不法すんな、正式に滞在しろっての。今グダグダやってる入管法改正と同じだな。ったく「弱者の味方」はアレだわ。

・新井(沢村一樹)
今作の重要ヤクザっぽく序章で登場し、演者にも金がかかっていたのに、なんだか尻すぼみで終わってしまった印象。
彼による上野誠和会幹部の銃殺が今作における現代の最初の事件となるが、あれがなんで大問題になるのか分からん。
東城会のシマで飲むという挑発行為をしたのは向こうだし、その後の諍いで新井は幹部に一発撃たれてる(軽傷だが)んやぞ?
先にやらかしたのは明らかに上野側だ。殺しまではやり過ぎにしても、東城会会長が億積んで謝罪までする話じゃないやろ。
まぁそれも結局ヤラセだったわけだが。なんか影でコソコソばっかりしてて実にカッコ悪い悪役だった。役者負けしてた。
あとコイツもゴム弾ドヤ顔馬鹿だった。つーか目の前なんだから息を確認しろタコ! お前それでも極道とお巡りの間の子か!!
大体、副総監の執務室(多分)で頭を撃ち抜いて、どうやって逃げたんだよ。龍が警察のザルっぷりはどこまで行くんだよ。

・葛城(ゲンドウ)
戦わせろよ! こんだけ話に食い込みながら一回も戦闘にならんキャラ、シリーズで空前絶後ではなかろうか。
どう考えてもラスボスは副総監よりコイツであるべきだろう。真・極道18人殺しの凄みを見てみたかったですナリ。

・宗像(北大路欣也)
えらく大物を引っ張ってきたが、物語が酷すぎて役者さんごめんなさいだった。いっそ「倒せない悪役」でもよかったよ。
隠し刑務所を利用した犯罪ロンダリング? で更に上を目指すらしい。俺ならリスク高すぎるからそんな怖いことやれんわ。
まぁ黒幕やるのはともかく、喧嘩の場に出てきちゃいかんかったな。こんなにラスボスに見合わないラスボスも珍しい。
そら60歳くらいだろうし、現場仕事を離れて久しいだろうに、いきなり関節技大得意の現役警官とガチバトルだからな。
逃げる北大路を追ってヒートアクションで腕を折りまくる谷村の絵面はヤバかった。あれが正義なのか!? 俺は問いたい。

・真島吾郎
シリーズ皆勤キャラだが、いきなり冴島が兄弟分という設定が誕生、25年前に現場に行けなかったことを強く悔いているという。
それはともかく不思議で仕方ないのが、柴田がピンピンしてること。25年前に真島を邪魔し、部下を使って片目まで奪わせた男。
こんなどう考えても殺さなきゃならん柴田を、潰さなきゃならん柴田組を、あの真島が25年間放置? 嶋野の狂犬とは一体。
若い頃は力が足りなかったからというなら、今は真島組を率いる東城会の大幹部だ。柴田なんぞ組ごと一捻りで潰せる。
なのに真島は柴田への恨みは一切合切見せず、行動も起こさず。いやどう考えてもおかしいやろ。今作NO2の萎えポイントだ。
上に書いたけど、リリの保護も最優先でやらなきゃいかんはずなのに、未だに身柄を探してるて。真島組の調査班無能過ぎやろ。
戦闘ではQTEが完全コピペで萎えた。つーか冴島に襲いかかんなや。謝って済む問題じゃないからこそ謝れやまず。はぁ。

・浜崎
今作の「ヤクザだけどいい人」筆頭。俺は前作での中華料理屋店主爆殺ムービーが強烈だったのでとてもそうは思えん。
終始良いもん枠として描かれることに違和感しかない。悪ではなくても、クールで狡猾な協力者程度でよかったのではないか。
「おじさん(桐生)を刺した危険人物」として警戒する遥だけがまともに見えた。……その遥も結局ほだされちまったけどな。
「ヤクザだけどいい人」か。ある意味このシリーズ最大のテーマだな。真面目で平凡な人間になど何の魅力もない。はぁ。

・桐生(ちゃん)
もちろん登場。最後に登場するだけに美味しいところを独り占め!! ……ではなく、正直あまり存在意義が感じられなかった。
25年前の事件には無関係(まだヤクザでもない?)だし、現在進行中の上野誠和会や柴田組の暗躍とも何の関係もない。
それもそのはず、桐生はとっくに足を洗ったカタギなのだ。この事実を忘れちゃいけない。彼はもうヤクザではないんだよ。
だから物語に食い込む形としては「巻き込まれ」しかなく、4人中最後の登場だからそれもかなり遅く、無理矢理になる。
彼はいい加減「俺はもう東城会に関わるべきではない」と思わんのだろうか? いつまでOBが出しゃばってんだっていう。
どんなにヤクザとして有能でも有名でも、桐生はもう足を洗ったんだ。「東城会の危機」だからなんだって話だろう。
はぁ。でもセガの営業としては桐生ちゃんに出張ってもらわなきゃならんわけで。遊びじゃない、シノギなんだからよ。
何か桐生が必死になる理由を作ってほしかったね。いっそリリと恋仲にするとか。秋山じゃなく桐生となら年齢的に合うし。

はー。まだまだ言いたいが尽きないのでこの辺で。途中まで非常に面白かったけど、途中から非常に萎え萎えの物語だった。
龍が如くが「その場エンターテインメント」であることは、前作でハッキリ認識したはずだ。筋の通った整合性などあり得ない。
その場のイベントを楽しめばいい。今作もその精神で作られていた。細かいこたぁいいんだよ。気にしたら負けなんだよ!!
……でも、俺は性格的にどうしても「モノには限度がある」と吠えてしまう。これはない。今作の物語は本当に酷い。
ゴム弾はねーーーーよゴム弾は!!! 大一番前に確認やテストするやろフツーーーーーーは!!!! はぁはぁはぁはぁ。
畜生。別に萎えてからプレーが滞ったわけじゃなく、ハマり状態はずっと続いた。そういう意味では影響は大きくなかった。
でもあんだけ楽しめてたものが木っ端微塵レベルで崩れ落ちたことのショックはやっぱ大きいよ。俺は悲しいよ名越さん。
嗚呼、ゲームシナリオ。ゲームは時と共にどんどん進化しているが、ゲームシナリオは反比例していってる気がしてならない。
ごめんテキトー言ってる。俺は常に最新を追ってるわけじゃないし、今作自体が11年も前のゲームだもんな。
たまにはゲームシナリオで感銘を受けたいナリよ。だから諦めろって。刹那に生きろ。ゲームの場合、マジでそれが正しいから。


さて、本編を終えたなら、お待ちかね……でもないけど、お約束のトロフィータイムだ。もちろん今回もトロコンする気満々。
前作はトロ難が高く、界隈でも伝説的な一本だった。今作のサブタイ「伝説を継ぐもの」にトロ厨はビビってたに違いない。
しかし、結論を言うと今作はかなりトロコンが楽だった。つっても「前作に比べれば」であり、一般的には普通くらいか?
取り敢えず、前作の悪夢「ミニゲームマスター」がない。達成度を埋める遊び自体はあるが、トロフィーには関係してこない。
だから今回はバッセンやクイズでゲロを吐く必要はない。それぞれにトロネタはあるが、「ちょっと頑張ればやれる」程度だ。
キャバクラも今回は名刺を集める(嬢一人に付き1回通う)だけでいい。まぁキャバつくは3人全員を卒業させにゃならんが。
前作並に気合を入れて挑むと拍子抜けすること請け合いだ。まぁええことよ。俺の目的はトロコンだ。……それでいいのか。
繰り返すが「前作より楽」なだけで、単に楽なんじゃない。時間もかかる。前作のせいでちょっと感覚が麻痺してるかも。
「究極闘技」「ハットトリック」「キャバつく」辺りはしんどい案件だった。それと、本編3周必須も。2周でええやろうに。
せっかくハードで1周目やったのに、ノーマルも必須だと知った時はガックリ来たよ。難度下げなんてハードでもやらんわい。
楽なだけにやや作業っ気が強かったが、何だかんだで楽しくトロコン達成。4の4、打率10割。ぬっふっふっふっふ……。

グラフィックは、流用ばかりが目立って正直印象が悪い。汚いわけじゃないけど。谷村の顔にやや浮いた感じがした。
秋山は32歳にしては少々かなり老け顔ではなかろうか。貫禄があるとも言えるが、現代の32歳はもうちょい若いでしょ多分。
ちなみに新要素として神室町に地下と屋上移動の要素が追加されたが、地下は良いけど屋上は最低だった。なんじゃあれ。
なんでビルとビルの間にあんな渡り廊下があるんだよ。勝手にジャンプして渡るならともかく、あんなん作ったら怒られるやろ。
それが神室町の半分くらいに整備されてるから呆れるやら呆れるやら。日本一の繁華街を勝手にスラムにすんなやと。
更に見た目が汚く、道としてはゴチャゴチャで使い難く、今作NO7くらいの萎え要素だった。あれはないやろ名越さん。
音楽は、例によって殆ど耳に残らず。前作で好きだったOP曲も今回は全然残らない変な歌だった。大御所連れてきてよ名越さん。
あと気の所為だと思うが、「神室町の喧騒」も前作よりパワーダウンしてたような気がする。感覚的な話だが。多分気の所為。
ボイスは、秋山と冴島は良好。さすがプロの声優。……で、谷村。降板してくれてありがとうと言うべきかもしれん下手っぷり。
杉内とボートチェイスする時の「杉内ぇ!」とかさ。軽いのよ彼の台詞。まさに素人芸能人を連れてきましたって感じ。
敵側の場合は下手でも割と流せるが、プレーヤーキャラになると響くね。PS4版の差し替えさんはさぞ上手いんだろうな……。


ふぅ。文句が多くなったが、いつも通り大ハマリは出来たので良し。俺は変わらず龍が如くファンだった。文句は言うけどね。
さて、次だ次だ。休んでる暇はないんだよマジで。次は番外編「オブジエンド」である。謎に撃ちゲーである。なんじゃそら。
年一本だといつまで経っても差は埋まらんから、次はなるべく年内に始めるとしよう。そして始めたら、またきっとハマれる。
次は多分夢オチ系だから、物語が無茶苦茶でもオッケーだしな。設定に縛られないから逆に質が高くなるかもしれん。
もちろん本編次回作「5」にも期待がかかる。もう持ってるから説明書だけ読んだが……主人公5人? で、5都市!?!?
流用でシノいだ今作から一転、これでもかと新ネタをつぎ込んだ大作の予感。期待しよう。……プレーはまだ先になるけど。
5まではPS3だが、その後はPS4だ。より美しく快適になった環境で俺の龍が如くは加速するはず。ガンガンやっていくぜ。
比類なき多作兼大作な龍が如くシリーズのファンを続けられることを喜びつつ終わり。喜ぶべきことなんだよ、本当に。
まだまだ俺の知らない桐生ちゃん他の物語が待っている。この先に楽しみが待っている。こんな嬉しいことはないんだよ。

……その、まだ俺の知らない物語に、最低限の筋が通っていることを願う。強く願う。その場エンタメであることを前提に。
嗚呼、ゲームシナリオ。どこまで必要なんだろう。どこまで求めてもいいんだろう。誰も答えてくれないが如く。
はぁ。







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4 コメント

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Unknown (あり)
2021-10-16 15:38:04
感想を読んでいて2010年当時を思いだしました。ストーリーは確かに強引な所もありますけど、私としては次が気になるサスペンスドラマのような展開が面白くて止めどきが分からなかったのを覚えてます

舞台が神室町だけというのは不満点ではあるでしょうね。だから地下や屋上といった神室町の今まで行けそうで行けなかった所を描写したんだと捉えてます

スピードの秋山、パワーの冴島、テクニックの谷村、バランスの桐生って感じで四者四様の戦闘スタイルは個人的には楽しかったです
返信する
Unknown (ota)
2021-10-16 23:40:48
おお、発売当時にプレーされたんですか。……それが普通なんですよね。そしたら当時の空気の中で納得できたかもしれない。
>私としては次が気になるサスペンスドラマのような展開が面白くて止めどきが分からなかったのを覚えてます
俺も不満タラタラながら、強い「引き」のおかげでハマれたのは事実なんですよね。なんだかんだ、上手いです。

>だから地下や屋上といった神室町の今まで行けそうで行けなかった所を描写したんだと捉えてます
地下はともかく、屋上が……あれはもうスラムでしょうw 日本一の繁華街にあんなのあったら嫌です。

>スピードの秋山、パワーの冴島、テクニックの谷村、バランスの桐生って感じで四者四様の戦闘スタイルは個人的には楽しかったです
どいつも強くなれば特長が出てくるんですが、初期状態がしんどかったですね。
返信する
整合性は皆無だが面白い話のゲーム (かまぼこ)
2021-11-14 00:05:38
4は僕も最近の再々プレイでトロコンまでやれました。なおPS4版はゲーセンのクイズが撤去されてました

話やキャラの魅力と物量で押し切った勢いのあるゲームでしたね。看過できない程の話の破綻は見られますが……
秋山冴島編あたりまでは本当に面白く、引き込まれます。桐生いらないやんけ!と思ったほど

トロフィーは……星の数程あるミニゲームを極めなくてもよくなったのは良かったと思います
6、7は更に楽になってます。時代の流れかな?123も取ってるotaさんなら全く問題にならないでしょう
今回一番危惧していたルール程度しか知らない将棋も成るだけでOKとあり、安心して遊べましたw
ボーリングは運ゲーに思えてなりませんでしたw数撃ちゃそのうちできるの精神でしたねー
PS4版ではプラチナが2.8%でしたがゲームクリアが65%もありました。面白いですからね

戦闘は……仰るとおり駄目っすね(笑)2周3周目は会話飛ばしにも役立つ連コン使う程かったるい物でした
超反応回避する奴はまともにやったら本当にイライラしますよね。昔の格ゲーの凶悪なCPUを思い出しますw
でも3周もすると覚えてくるものでボスのオーラなし時=投げ連打ハメ、青オーラ時=パンチ後回避とか対策が出来てきます
ん?面白いって事かな?いやいやいや楽しくはないですよねやっぱり(笑)

神ピラ……金0の詰み防止でしょうか?無限に湧いてきて鬱陶しいのはかわりませんね。
プレミアムモードですらゆっくり歩けないのは如何なものか。のんびり神室町観光したいって人もいると思うんですけどね~
でもあと少しの辛抱です。6は無視して走ってると逃げ切れるようになりましたよ!別の問題も発生しましたがw

拳銃……4をやって理解納得した事の一つです。もちろんアレ、ゴム弾の事です。通常戦闘シーンの銃やマシンガンは
ほぼほぼゴム弾でしょうね(笑)ノーダメージではなく微ダメで人外の桐生や冴島にも少し効きます
そしてムービーイベント中の銃は本物(ゴム弾以外)であるということです。4で言うとややこしくなっちゃうけどw
通常時に銃を拾って人外ではない一般ヤクザに撃ってもあまり効かない理由がわかって嬉しかったです(笑)

キャバつく……いかんでしょう!!otaさんも同じ意見で少し安心しましたwと言うのもツイッタでキャバつくと入れて
人々の声を聞いてみると、この要素は龍では好評な様子です。(近作の情報も出るためotaさんはまだ見ないほうが良いです)
3の時は桐生ちゃんが代打的に参加したかと思いますが、秋山!!あんたはオーナーじゃん。なにやってんの!!
他の店偵察したり引き抜いてくるとかじゃないんですかと。そんで、常連にはこの子を宛がう等するんじゃないのかと
変身シーンもカットできないし「こういうの好きな人もいるんだろうな」とすら感じられず
トロコンする上でこのキャバつくが最悪でした。楽しいって人はまさか毎回手動セットアップしてるんでしょうかね……
好評な証拠なのかキャバ嬢全員からの名刺トロが7.8%もありました。成るだけで終わる将棋(7.6%)より高いです。驚愕w

サブイベ……これは非常に良かったですね~花屋の息子の奴とか桐生が飲み屋でいきなりぶたれるのとか好きです。
otaさん指摘の時間管理を入れると期間限定イベントになってしまうでしょうし難しい問題かもですね。
カレンダーシステムのようにギチギチにしても窮屈になっちゃいますからね
亜門は、いい加減にせいよと(笑)身代り石割れちゃいました。なんじゃあの携帯電話からの即死レーザーは!!!

ストーリーは……全部otaさんが仰った通りだと思います。中盤まではサイコーだったのになんでこうなった
その場エンタ体質とはまさにです。困ったらすぐイベント中に銃で殺しちゃいますし……
仰る通り、リリちゃんは狂気の沙汰。確かに謎多き魔性の女感出てましたが、突飛すぎましたねw面会は週1位にしとき!!

最終戦の絵面がアカンとの事ですが、僕はあの護衛は無限湧きとはじめ認識してしまって
走り回って宗像から護衛団引き離して彼をちびちび殴って最初に倒してしまったんですよ(それで終わると思った)
そしたら普通に残りの護衛と戦う事になっててラスボスは護衛隊長になっちゃいました。何ともしょぼい感じにw
宗像は端っこで休んでる無敵NPCになってました……

秋山……飄々とした感じで非常に魅力的なキャラでしたね。新キャラで1番好きでした
でも個人的にはこの人の設定はそれほど好きではなかったです。100億爆散を元手に大金持ちまでは良いんですが
儲け度外視のスカイファイナンスが理解の範囲外でした。ツイッターでお金ばらまいてるあの人みたいな悪趣味感漂いますw
サブでニセ秋山出たのは本当に笑いました。謎のテストで雑用させてとんずらとか意味不かつ非効率すぎて最高ww
リアルに現金1億は約10kgだそうです。とすると1000億は10トンですか。あの狭い金庫部屋の底は抜けないのかな(笑)

冴島……この人は元々物語で死亡する予定が、スタッフ内で人気が出たので死なないことになったんだそうです
イノケン!?懐かしいw確かに!!昔一度彼の講演に友人と参加した事を思い出しました。遠目にしか見えなかったですが……
襲撃事件は、(直接描写は無いけど)ラーメン屋の親父もやっちまったのかよおい!?と気になって仕方なかったですw
ゴム弾だと殺人ではなく不能犯と言う事になるのかな?としばらくネットに耽ってしまったんですが
どうやら「輪ゴムの指鉄砲なら驚異ではない(ので微罪?だ)が真贋どうあれ拳銃を向けたら驚異なので殺人未遂」
になるらしいです。25年が妥当かはわかりませんが結構な罪ではある様子。そもそもラーメン屋に迷惑ですしね(笑)

谷村……偏った正義感の持ち主であり公務員としては賛否ありそうな人でしたね~
個々の生い立ちに幸不幸はあるものの不法滞在を見逃すのは桐生ならともかくこの人がやるのは問題がある気がします
そもそも、最序盤の賭け麻雀を摘発しないどころか、自分から参加してるので狙い通りな設定だとは思いますが(笑)
性能面では1vs1ではとても強かったですね。(なので最終戦はあんな大量に護衛がw)

桐生……やっぱり巻き込まれちゃう桐生ちゃん(笑)とはいえ、前作のように沖縄に問題があったり大吾がやってきたり
風間のおやっさんらしき人が現れたわけではなく、冴島に旅費を渡すだけで、浜崎の件はスルーも可能な状況でしたよね
それでも黙ってられなかったのは(桐生が居ないと龍ではないという都合を抜きにすれば)やっぱり極道の男だからでしょうか

otaさんも5の次に6、7と行くと思いますが遊ぶ順番は5→6→その他(維新、北斗、0、極1など)をおすすめします
理由はフレームレートです。6は新エンジンのせいかPS4でも30fpsなので間に60fpsモノを挟むと違和感を感じそうです
7やキムタクもPS4は30fpsでしたが次世代機版なら60fpsと思われます。一応6もPC版があり、
そちらなら高フレームレートで遊べそうですが、otaさんならここまで来たらPSでトロフィー揃えたいと思うはずなので(笑)
返信する
Unknown (ota)
2021-11-15 23:20:16
>4は僕も最近の再々プレイでトロコンまでやれました。なおPS4版はゲーセンのクイズが撤去されてました
おお、お疲れ様です。俺もPS4版でやりたくはあったんですけどね。まぁ今作に限っては谷村の演者という独自性がありますが。

>秋山冴島編あたりまでは本当に面白く、引き込まれます。桐生いらないやんけ!と思ったほど
本当に。このシリーズはドラマ性……と言っていいんでしょうか、イベントの盛り上げ方は一級品だと思います。
だから破綻が見られないうちは非常に面白い。けど話が進んで粗が出てくると……ですな。

>6、7は更に楽になってます。時代の流れかな?123も取ってるotaさんなら全く問題にならないでしょう
ああ、それは有り難い。トロ好きですが別にマゾではないので、難関ネタには毎度苦労させられますからねw

>戦闘は……仰るとおり駄目っすね(笑)2周3周目は会話飛ばしにも役立つ連コン使う程かったるい物でした
まぁ「RPGの戦闘≒時間稼ぎ」と捉えれば、こんなものなのかもしれません。面白くすることは出来るのか……?
クリア後の究極闘技のようなミッション的なものは割と楽しめるのですが。

>でもあと少しの辛抱です。6は無視して走ってると逃げ切れるようになりましたよ!別の問題も発生しましたがw
やっとですかw 彼らの「自分より強い奴にこそ喧嘩を売る」という得難いメンタルはもっといい方向に使ってほしいものです。

>ツイッタでキャバつくと入れて人々の声を聞いてみると、この要素は龍では好評な様子です。
マジですか……。まぁそりゃ好評だから継続投入されてるんでしょうけど、あれが面白いのか……心底理解できません。
女を自分で落とすのではなくプロデュースすることに「大人の楽しみ」があるのですかね。うーむ、やっぱ俺には分かりませぬ。

>好評な証拠なのかキャバ嬢全員からの名刺トロが7.8%もありました。成るだけで終わる将棋(7.6%)より高いです。驚愕w
高いですね。俺は完全にやる気なくコピペ嬢を作ったので、桐生で客として行って二人並んだ時には異様な光景が拝めましたw

>otaさん指摘の時間管理を入れると期間限定イベントになってしまうでしょうし難しい問題かもですね。
ゲームというものは物凄く進化してる一方で、こういうのは良く言えば割り切ってずっと放置してるんですよね。
難しいとは俺も分かってるんですが、リアリティ増強のために何か考えてほしいです。……求めすぎかなぁ。

>その場エンタ体質とはまさにです。困ったらすぐイベント中に銃で殺しちゃいますし……
「いきなりパーン」は「その前に物音に気づかんのか!?」とも思いますね。倉庫の杉内やその杉内を撃って自殺した上司、忍者かよ。

>そしたら普通に残りの護衛と戦う事になっててラスボスは護衛隊長になっちゃいました。何ともしょぼい感じにw
はっは、そうなるんですかw そこは宗像を倒したら戦闘終了(護衛が連動して倒れるでもいい)でいいでしょうにね。

>儲け度外視のスカイファイナンスが理解の範囲外でした。ツイッターでお金ばらまいてるあの人みたいな悪趣味感漂いますw
世間一般の誰も(金持ちであっても)が頭を悩ませる金の問題から完全に解放されてる余裕は、鼻につくものがありますね。
ちなみに俺は前澤氏が今年中にやるという「希望者全員金配り」にはとうとう膝を屈しました。貰えるなら欲しいです。嗚呼。

>襲撃事件は、(直接描写は無いけど)ラーメン屋の親父もやっちまったのかよおい!?と気になって仕方なかったですw
ああ、そういやいるはずですよね。全然言及がなかったから、実態は組の一員で一緒に撃たれたということでしょうか。

>個々の生い立ちに幸不幸はあるものの不法滞在を見逃すのは桐生ならともかくこの人がやるのは問題がある気がします
賭け事くらいなら「ちょいワル刑事」でまぁOKとして、不法滞在を見逃すのも場合によってはありとしても、無条件擁護は、ね。

>それでも黙ってられなかったのは(桐生が居ないと龍ではないという都合を抜きにすれば)やっぱり極道の男だからでしょうか
25年前の事件に少し絡んでいればと思います。調達した銃を運んだのが彼とか。つっても当時はまだ極道でもなかったのかな?w

>otaさんも5の次に6、7と行くと思いますが遊ぶ順番は5→6→その他(維新、北斗、0、極1など)をおすすめします
発売順にやっていくつもりです。道のりはあまりに長いですが、ファンなんだからじっくり一つずつ楽しみたいですね。
6が30fpsというのは意外です。ただ新エンジンの効果は早く見たいですね。……5年も前のゲームに何言ってんだか。はぁ。
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