おせっちゃんの今日2

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折々のことばコンテスト

2021-02-10 16:26:04 | 言葉

いよいよネタに詰まった時に助けていただくのが朝日新聞「折々のことば」でした。今、筆者がしばらくの休養を取って、また新たに続けると、この欄はない日が続いています。その空白を埋めるように6日には「天声人語」が全国の中高生から寄せられた2万9千の言葉からいくつかを紹介してくれていました。

● 札幌市の中学生は宮城県に住む祖母の言葉を大切にしている。
「食う分さげあればいィ」「(コロナなんて)津波に比べだら屁でもないよ。」「濡れでないし、寒ぐないもの。どうなっかわがんないごとに人はビビるんだっちゃ。起ぎて食って寝る。あどなんにもいらんべし」

日常の大切さを学んだ。

● 大阪市の中学生
テストで書き間違いをした。「肥満」を「脂満」と書いた。
兄「その方が正解っぽいやん」
父「お父さんのお腹は脂で満たされているぞ」
家族の笑いに救われた。

● 小田原市の中学生
「靴の脱ぎ方であなたが分かる」という母の言葉。
2年前、「学校を少しやすんだら」と母から声をかけられた。雑な靴の脱ぎ方で、なにか辛い目にあっていると見ぬかれた。

● おせっちゃんの母からの教え
「落ちている紙は拾いなさい」
高校入試の2日目、面接があった。その前日の夜、「ある人から聞いたんじゃけれど、面接会場に白い用紙が落ちていたんじゃと。知らない顔で無視して面接員の前に行く人が多かったけれど、拾ってきちんと畳んで机の上に置いた子は全員合格だったと聞いたよ」と。

そんな仕掛けはなかったけれど、母のこの教えは心に残った。我が家では娘、息子に同じことを言い伝えた。娘息子が孫に言い伝えたかは知らないけれど。

● 学生時代家庭教師をした中学生のお母様の言葉。
「皆勤賞は立派なのよ」
この子に、勉強ができないと非難はできません。私も決して優等生ではありませんでした。でも頑張って小学校から高校まで皆勤賞を連続いただきました。就職試験の面接で、”自慢できることはありますか”と聞かれた。特になくてもじもじしていると、”皆勤賞を連続でもらっているではないの。素晴らしいことよ。自慢していいのよ”と言われ、そのおかげか合格しました。