おせっちゃんの今日2

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回復するという事と現状維持は退歩という事

2023-04-29 13:51:18 | 圧迫骨折、その後

子どものころ、実家の父が「神経痛が痛い。天気が悪いと余計に具合が悪い」と、機嫌を悪くしていたことを思い出します。父はその神経痛の痛みを、こんにゃくを暖めて、手ぬぐいに包んで温湿布の代用にしていました。(日本手ぬぐいと言ってタオルと区別していました)

あああれは本当のことだったのだと、今はお天気病とか、気象病とか言う体調の変化を自分のこととして感じている私なのです。
圧迫骨折のあとのヘルニア・狭窄症は相変わらずです。

倒れた初めのころの激痛よりはましにはなっています。その回復を心のすがり所として少しずつでも回復に近づいているものと自分を慰めておりました。良くなるどころか、年月とともに歳は重なり、体力は弱ります。
そんなこんなで、鬱々としている時、はっと気が付きました。

おせっちゃんよ、あんたは回復をどこまで望んでいるのか?治る程度がどこまでなら満足なのか?ということです。そして思ったのです。復した状態は、決して元の状態に戻ることではないということです。年は重なる一方、体力は弱る一方なのです。完全に回復するなんて、そんな望みが叶うはずがないぞ。残された状態で、残された力で毎日を弱音を吹かず生きていくこと、それがあんたの仕事、と言われたような気がしたのです。

う~ん、おっしゃる通りでございます、と気を取り直そうとしたのです。

そんな時、朝日新聞の声の欄にこんな投稿が乗りました。息子が社会人になって家を出て行き、一人暮らしになった。私は大病をして入院騒ぎも起こしたけれど幸いにも回復しつつある。息子が言いました。「お袋、現状維持は退歩だぞ」と。
進歩しないまでも退歩はしないようにしたい、と。

おせっちゃんも、たとえ空元気でも退歩しないように頑張ろう!!


ブラジルの辞書に「ペレ」追加

2023-04-28 13:29:26 | 言葉

30分したら、夫を医者に連れて行かなくてはならない。
さて今日は何書こう、と思ったら救いの神、朝日新聞朝刊、スポーツページに面白い記事を見つけていました。上のタイトルで載っていました。ああ、これなら時間内にかける、これこれと思った次第。

サッカーブラジル代表で活躍したペレ。昨年12月に82歳でなくなった彼をたたえるためのキャンペーンの一環だとのこと。

辞書には「ペレ」は「別格の」「無比の」といった意味を持つ言葉として記載されたとのこと。

「ペレ」は「史上最高のアスリートとされるエドソン・アランテス・ド・ナシメント」のあだ名と人物紹介があり、

「彼はバスケットボールのペレだ」=彼はバスケットボール選手として比べる人がいない名選手だ。とのように使うと、例文も挙げられているそうです。

さて日本にもこんな例があるかしら?と考えました。ばあさんの頭には、歴史上の美女が浮かびました。
「小野小町」。美女の代表だろうか。
「女優の○○は現在演劇界の小野小町だ」。


鰻丼食べた

2023-04-27 17:06:26 | ニュースから

昨日のこと。またまたつけっぱなしのテレビから始まります。画面の中では、野党の女子議員が「真面目さが感じられない。無責任だ、即刻更迭すべきだ!!」と声を荒げて勢い込んでいる。

聞いてみると、谷公一国家公安委員長が、首相が選挙応援演説中に、爆発物を投げられた。その一大事を聞いたのちに、高知県内で鰻丼を食べたと言っていた、とその責任のなさを追求しているらしい。

私は、3年勤めただけで、専業主婦をやり、確かに世間が狭いと自分でも思っています。ニュースなどなるべく関心を持つようにと思ってはいるけれど、国際情勢など、理解できないまま過ごしています。政治というものにも乗り込んでいこうと思ったこともない婆さんです。
でもこのニュースに伴う、谷氏の追及は、むしろ滑稽に感じてしまいました。

以下が、私の考えです。事件を自分なりに考えて、その状態を分析したのです。勿論間違っているかもしれません。何も谷氏に特に賛成でも反対でもありません。

鰻丼について想像を働かせました。
ウナギは、高知の名物だとのこと。視察に来ていた谷氏に対して、もともと昼食に出す予定だったのではないでしょうか。高知の担当のお役人は、名物を食べてもらって、それが高知の宣伝にもならないか、町おこしの一手段にならないか、とも考えたのではないでしょうか。

確かに遠く、和歌山では、首相がもしかしたら死にも至るほどの攻撃を受けたことは双方ともが報告は受けたでしょう。でも運よく無事だったのです。すぐに駆け付けるには距離があります。駆けつけるより、高知での公務を果たしたほうがまともではないでしょうか。公務の中に、ウナギを美味しく食べて町おこしに協力するという仕事の一つがあったのではないでしょうか。

ただ、後にこの報告をするのに、多少言葉が足りなかったり、適当でなかったりしても、何も更迭せよ、それも谷氏に近い何人かも全員辞めさせろと、口角泡を飛ばす口調で言い募る・・・滑稽ではないですか。

鰻丼一杯で、何人もの人物が更迭される…この世界では、一人一人の勝ちがこんな吹けば飛ぶようなものなのですか。追及者さん、ひいてはご自分を貶めていることになりませんか。もっとまともなことに本気を出してください。

 


「能力」というものは

2023-04-26 13:42:44 | 言葉

一気に逆回りしたもの、日本列島の気温。早々と熱中症の心配をするほどの夏日が、着重ねるほどの小寒い日になりました。もはや洗って仕舞ってしまった厚物をもう一度出して、着るのも面倒と、アルモンデ着重ねる始末です。各地とも1週間早まったと言われる春の花は散り果て、瑞々しい若葉に変わっているものを。

さて、午前中、夫が体調を崩し、医者に行きたいと言い始めました。近所のかかりつけの医者は今日が定休日だし、それでなくても5月いっぱいで医院を閉じると言われる。急遽、私のかかりつけの医者に電話を入れて、診察を頼む、予約を入れる・・・あたふたと駆けずり回わりました。幸い、適当な薬を処方してくださり、大事にはならないですみました。

それにしても、夫の家庭医と私の家庭医と二人別々だというのは不便だろうと前々から思っていましたが。

そんなごたごたで、ブログネタが頭からふっと消えてしまいました。困った時のスクラップ、切り抜いて集めてあるネタをひっくり返して、以下を書こうと思います。随分古い切り抜き。2022:8:11のものです。
料理研究家・辻 静雄さんの言葉です。

『能力』というものは、自分が持っているものと考える筋合いのものではない。

解説にはこうあります。

その人の仕事ぶりを見ている人が測ってくれるものなのに、そこを勘違いして、努力が報われないとつい他人や社会のせいにすると辻は言う。そう、誰にでもできる仕事をコツコツやっているうち、周りの人から「これはあの人に任せておけば大丈夫」と言われるようになって、初めてその人の能力になるのだ。」

この言葉と解説を書き写しながら、大谷さんのことに頭は動きました。野球を知っている人もいない人も、大多数の人が彼のことは大好きで、その見事な投打、盗塁、走る足の速さ、仲間たち、見物の子供たちに対する行動、全てに明るい世界を分けてくれます。見ている私共はその成績にも一喜一憂するけれども、彼自身は、報酬がいくらなどという事より、まず野球ができること、そのことが第一のようです。

ニューヨーク二試合に来ても、「街には出ないからわかりません」。「お金は使う必要がありませんから、当分たまる一方です」とのこと。
あなたの人間としての丸ごと、能力の塊ですね。

でも婆さんは必要ない心配をします。食べ物は、野球をするための資本・身体を作るため。食事も、使ったカロリーと、口から入れるカロリーがきちんと合うようにと言いますね。ストイックな自律、これぞ能力でしょう。でも、あまりなストイックさである時ぷつんと折れることはないでしょうか。たまには何か羽目を外していますか。

ああ、そうしたことも婆さんのいらぬお世話、計算済みですか。

怪我しないように、病気しないように、我々凡人を楽しませてください。

 


新しく掛かり始めたマッサージ医

2023-04-25 13:45:02 | 圧迫骨折、その後

年寄りがよくすることで、若い世代から嫌われることの代表は、孫自慢と、病気自慢だそうです。それは心得ていますけれど、今日は、昨日に続いて、圧迫骨折のその後について書いておきます。お嫌な方はすっ飛ばしてくださいませ。

長く掛かっていた整形医をあきらめて、公園でワンちゃんを通じて仲よくなったワンちゃんママの紹介してくださったマッサージ医にかかり始めたことは以前書きました。発病以来7年も治らない病ですし、「しびれは治らないよ」と宣言されている下肢の痛み・しびれです。新しい先生も「しびれはねえ」と首をかしげていらっしゃったのですから、すぐすぐ効果が表れて治って来るとは思ってはいないのですが。

先ず、マッサージというもの、初めての経験です。痛心地よい丁寧な施療に頼もしく思いました。そしてその適切な手わざで1時間ばかり、終ると身が軽くシャキッとなるような気がします。施療の最後は探り当てられた筋肉の場所を柔らかくする体操を考えていくつか宿題が出ます。
施療の翌日・翌々日は揉み返しというのでしょうか、帰って痛みが出るようですが、習った体操をすると動けるようになります。2週間に一回、またはひと月2回来ればいいです。あとは宿題と、今まで続けているウオーキングをやってください。おせっちゃんの不調は、必ずしも、狭窄の神経圧迫だけではないと思います。患部の腰と、膝から下、特に爪先がしびれているようですが、これは多分狭窄による神経の圧迫からでしょう。でも臀部から腿の部分などは、筋肉の疲労による筋肉痛と思います。おせっちゃんはずっとウオーキングを真面目にやっているようですから、お年寄りにありがちな、筋肉が減っているということはありません。脚の力も問題ありません。入院5週間。その後の痛みに運動が出来なかったために、筋肉が固くなっているのです。マッサージ・体操でそれを和らげていきましょう。姿勢も崩れていないし、大丈夫、やってみましょう。

家庭での仕事は、無理はいけませんが,甘やかしてもいけません。そのコツも覚えていきましょう。
ポジティブ思考の励ましに、身も心も軽くなって帰るのです。