おせっちゃんの今日2

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恵みの雨・節分

2021-02-02 13:39:53 | 日記

天気予報がぴったり合って、今朝は、雨が降っていました。近頃歳のせいか睡眠が夜型になって、早朝から目覚めてしまいます。読みかけの本を読んで時間をつぶしました。

雨だなあ、と躊躇する気持ちがありましたが、一日おきの洗濯をやり始めましたが、仕上がった頃には空は明るく、晴れあがる気配になりました。
今冬は関東は雨が少なく、先ごろ記事にしましたが、庭の蹲が干上がるほどの晴天続きでした。
「おや、空気が優しい!」。しっとりと水を含んだ土。空気までがやわらかい。寒さに耐えているような固さを示していた木々の枝が、柔らかく曲線的になっているような気がします。
春が近いのだ。そうなんだよね。今日は100何年振りとかの2月2日の節分とか。明日は立春。春だ春だ。

育った実家にはない習慣だけれど、このところしっかり普及してきた恵方巻。おさぼり主婦は手を抜きました。安くておいしいと評判で、あまりに混んで予約が取れないと年寄りは敬遠した「U寿司」に半月前から「ハーフ2本」とお願いしてあります。恵方巻は幸運が断ち切られないように、丸かじりをするんだとはいうものの、1本は食べきれないと困惑。そこは商売商売。ハーフというのが出現しているのです。
夕方4時半に約束してあります。雨で今朝はウオーキングを止めたから、その代わりと思って取りに行こう。
定番の煎豆も買ってあります。老いたりと言えども夫は男。年男ではないけれど、撒いてもらおう。

昨日の天声人語に、秋田市では「鬼は外、福は内、天に花咲け、地に実なれ」と唱和するのだとのことが紹介されていました。秋田出身の奥さまの声を聞いて、ご主人が「何かおまじない?」と不思議がっていらっしゃったけれど、家族の歴史が長くなると、ご主人様も当然のように唱和なさり始めたとか。
心温まりました。

わが実家では、ごく普通の豆まきでしたが、その夜のご飯は炊き込みご飯が定番でした。確かな記憶ではありませんが、クジラ肉入りのものだったと思います。そして母の言葉がよみがえってきます。

「おせっちゃん、らい太、しっかり食べて重とうなっちょかんと(なっておかないと)鬼に連れていかれるよ。重たい大きなクジラの肉が入れてあるけん、たくさん食べて」。幼い二人にはちょっと怖い話でした。

鬼滅ばやりの今年の節分、鬼はどういう取り扱いをされるのやら。