おせっちゃんの今日2

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基礎疾患

2021-03-31 15:05:34 | コロナウイルス

新型コロナウイルスはしぶとく襲ってくるようです。人間の知恵で、自粛生活の推進、他人と会うことを極力減らすこと、どうしてもの時はマスクで飛沫を防ぐこと、が基本の「き」であることは、今や小学生でも知っていることです。
でもそこが難しい。機械ではない人間は、長い自粛に疲れてきました。以前の自由さを望みます。まあこのくらいは良いだろう、ゆるみが生じています。

記録的な短い期間でのワクチン開発に成功し、徐々に接種が始まりました。今はこれが最善の対抗手段かもしれません。生産が追い付かなく、日本にも入荷が遅れ気味と言う事ではありますけれど。

ところでコロナ、ワクチンなどを話す時、「基礎疾患」と言う言葉がよく出てきます。月1回血圧の薬をもらいに行くかかりつけ医に先日質問をしました。

「先生、基礎疾患っていうのは、例えば私のように、処方していただいたお薬で、血圧は標準値以下に治まっているという場合は・・・」
と質問半ばで断ち切られました。
「ああ、おせっちゃんの場合は、年齢が年齢ですから、始まったら問題なく打ってもらえます。基礎疾患有り無しには関係なくオオイバリですよ。初めの予定より遅れるようですが、まあそのうちカードが送られてくるでしょう」。予約の次の患者さんがいらしたようでした。

私はワクチンのことを聞くつもりではなく、基礎疾患についての質問をしたかったのですが、聞きそびれてしまいました。

薬で、標準値以下になっている患者は基礎疾患ありですか、無しですか。

まあいいや。私はやってやると言われたらすぐに喜んでやってもらいます。


自由律句壇クラブ「群妙」

2021-03-30 14:12:38 | いろいろ

高校同期に、富永鳩山と言う書家であり、種田山頭火の研究家で、自由律句を普及させたいと熱心にまとめ役を買って下さっている方があります。山頭火は私のふるさと防府市の生まれです。なのに自由律句の同人誌さえないと、「群妙」を立てあげ、今30号の準備をしている所なのです。発足した時は「3号続けば御の字」と揶揄されたのですが、みごと30号まで続いているのです。年2度の発刊です。

「群妙」1号につき、会員は5句、誌友は2句採用してもらえます。私も勧められて四苦八苦しながら句をひねり出し、送っています。お恥ずかしいばかりの駄句しかできないのが残念なのですが。

3月末日が締め切りの30号には、別冊で自選句集が上梓されるのだそうです。29号までに載った自分の句から10句自選して送れば載せていただけるようです。碌な句もないのに・・・としり込みする気持ち大ですが、思い切って送ります。

なお30号の2句はすでにブログでお披露目したかとも思いますが次の2句にしました。

マスク洗ういつまで続くぬかるみぞ
投げ上げる蹴散らす寝転ぶ子等の落葉溜

 

 


自転車置き場で

2021-03-29 14:06:24 | 日記

昨夜の雨が信じられないほどの晴天が広がりました。気温も25度、夏日にも達するかと報じられています。
午前中、下北沢で夫と待ち合わせ。駅前でぼんやり待っていました。
駅前に、銀行・スーパーマーケット・コンビニなどが並んでいます。道端は自転車置き場になっています。

2歳半くらいの子供を連れたままが、後ろの席に男の子を乗せました。そしてすぐ、「え~ぇ!?信じられない!!」と今風な悲鳴に近い声。見るとママの発車させようとした自転車と隣の自転車とが、車輪とペタルで絡まっていたのでしょう、隣の自転車が倒れ込んできたようです。自分の自転車はすでに発車状態。スタンドは跳ね上げています。自力では立ちません。おまけに子供が乗っているのです。どうしようもない状態です。

駆け寄りました。「手伝います。ぼくお利口ね。ちょっと動かないでね。大丈夫よ」。まず泣きそうになっている子供をなだめます。隣の自転車は普及してきた電チャリです。電チャリがこんなに重量があったとは!?ママが車軸から隣の自転車のペタルを抜いて、私が電チャリを少し動かして、2台を独立させればいいと軽く思っていたばあさんには、利き手を封じられた変な姿勢では動かすことができません。。
ああ、体力落ちてる~。役たたずだわ~。
救いの神登場。駆け寄ってきた中年のおばさんが一緒に抱えてくれました。三人寄れば文殊の知恵(?)。ちょっと場面が違うけれど。

男の子に、偉かったね。大人しくしてくれたから、自転車倒れなかったわよ。バイバイ
本当に嬉しそうに、ママも礼を言いながらさようならでした。

こうした場面、どこにでもありますよね。私も昔、食べ盛りの子供を抱えているときは、下北沢まで、自転車の荷台に段ボール箱を括り付けて、肉など買いに行ったものでした。その時あったあった。自転車を動かした途端、連続した10台ほどが将棋倒しになったこと。助けの手がどんなにありがたかったか。
他にも電車の中で席を譲ってくれた若者。荷物を階段上まで持って昇ってくれた若者。よりによって和服で尻もちを搗き、起き上がれないでいる私に駆け寄ってくれた恋人(?)二人。思い出せばあちらでもこちらでも助けてもらっています。
そんなこんなへの小さなお返しでした。

ついでに思い出話。下北沢への買い出しの頃の息子Kの名言。
「ママ、牛肉でなくていいから、もっとたっぷり食べさせて。その方がありがたい」。


筍…初物をいただく

2021-03-27 14:36:51 | グルメ

木曜日、パソコン教室の帰途、「今夜何しようかなあ」、商店街をぶらぶら。
八百屋の店先に、土の付いた筍発見。あ、これにしよう。決まった!!

この古くからの八百屋さんは大きなお釜で茹でたものを、売っています。店先に出すと直に売れるから、新鮮なことは私も知っています。自分で茹でるのが、良妻賢母なのであろうけれど、我が家で茹でてもガスは食うし、糠も買わなくてはいけない、ドップリ漬かるほどの大鍋はないし・・・などとおさぼりの条件を数え上げ、ちょっとお惣菜には予算オーバーですが茹で賃も含めて求めました。

鶏肉もいれ、煮込むと美味しかったこと!!巣ごもり生活で長らく外食もなしで、毎日の献立に辟易していた私には、素晴らしい自然の恵みでした。きっと、土の上にちょっと頭を覗かしたか、それとも土だけが割れ目を見せたところだったのか、早々と掘られたものだったのでしょう。歯の悪い夫もこれは上手いと一番根元までむしゃむしゃ。ご機嫌でした。

私は田舎育ちですから、筍を買うなどということは自分が主婦になって初めてでした。実家では
「今夜何しよう」
「う~ん、筍と蕗でも炊くか。もう出ているじゃろう。初物初物」
鍬をもって竹藪へ。台所へ直行です。産地直送、距離10メートルですから、灰汁は出ません。茹でるという工程はありません。

こんな環境で育ちましたから後に主婦になった時、茹でるということが分かりませんでした。テレビの料理番組で味付けなどを学ぼうとするのですが、この茹でるという工程が分からなくて苦労しました。
新鮮な筍は生で刺身にすると聞きました。

初物をいただく時には「西を向いて、笑ってから食べるんよ」と母の講釈が入ります。
どういういわれのあることなのでしょう。

 


包丁研ぎとビールの配達

2021-03-26 13:29:47 | 日記

ず~っと、台所に立つたびに”包丁が切れない、どこか研いでくれるところはないものか”と思い続けていました。立って手に力を込めて仕事をすると、老いの身で、前科のある身は腰痛に悲鳴をあげます。それでなくても料理嫌いが、ますます手抜き料理に傾きます。

わが家の包菜っきり包丁も、万能包丁も日本橋木屋のもので、物はいいものだと思います。何年か前、包丁の老齢化、柄の中で差し込まれた包丁が錆て膨張し、柄が割れてしまったことがありました。その時は、もう猶予なく、本店迄持参して治してもらったのです。さすがに歴史のある名店、礼儀正しいし、対応は丁寧、修理も店のプライドか満足のいく手入れをしてくれたのです。
だから、そこまで行けばいいのですが、コロナ時代で都心まで出て行くことが躊躇われます。それに、1週間ばかり「お預け」になるのです。1本ずつ交代で出せばいいのですが、それでは行く回数が多くなります。それが大儀で無理やり腕力で切るように力づくでやっていたのです。

お正月に息子Kのお嫁さんが来た時、どうしているか聞きますと、道端や、家の軒下で、流しの人が研いでくれます。時々回ってきて、やってくれますが、いつ来るかは分かりません、とのことでした。う~ん、ここらあたりにはそういう人はいないなあ。
5年ほど前までは、最寄りの商店街の荒物屋さんの若い衆が、研いでくれていました。魚屋さんがサービスで研いでくれてもいました。どちらも、店主が病に倒れて店を閉じてしまわれました。

先日、パソコン教室の友人に訊いてみました。やっているかどうか、はっきりしたことは受け合えないけど、小田急線のS駅前に古い金物屋さんがあるわよ、行ってみれば、と教えていただきました。S駅なら我が家から10分もかからず行けるところです。早速行ってみました。ごく狭い間口で、中はありとあらゆる壁面の棚は、品物が積み重なっています。でも中に入るまでもなく、外の軒下に、「刃物研ぎます」の看板が立ててありました。

訪ねて行ったのが3時半頃でしたが、夕方までには仕上げておきます、とのことでした。その日の夕食は新しく生き返った包丁で調理出来ました。素晴らしい切れ味です。自分の指を切らないように気を着けて、とんとんと小気味よい音で野菜が切れました。

こうした古くからの方の仕事が、私達主婦は欲しいのですけれど。

わが家は夕食時にビールを飲むのが通常です。缶ビールは缶の匂いがして嫌だと、探したあげく、小田急線U駅近くの酒屋さんが20本入りで配達を引き受けてくれました。
その酒屋さんが配達は止めさせてくれと言い始めました。コロナの影響もあるのでしょうか、配達人員を雇うほどの余裕がないというのです。息子たちは、酒屋を継ぐ気持ちがなく、店をだんだん整理するときになってきたというのです。

行きつけのスーパーにはお酒類のコーナーもあります。瓶ビールは無理のようですが、缶ビールなら、配達もしてくれるようです。これで我慢することになりそうです。