新型コロナウイルスはしぶとく襲ってくるようです。人間の知恵で、自粛生活の推進、他人と会うことを極力減らすこと、どうしてもの時はマスクで飛沫を防ぐこと、が基本の「き」であることは、今や小学生でも知っていることです。
でもそこが難しい。機械ではない人間は、長い自粛に疲れてきました。以前の自由さを望みます。まあこのくらいは良いだろう、ゆるみが生じています。
記録的な短い期間でのワクチン開発に成功し、徐々に接種が始まりました。今はこれが最善の対抗手段かもしれません。生産が追い付かなく、日本にも入荷が遅れ気味と言う事ではありますけれど。
ところでコロナ、ワクチンなどを話す時、「基礎疾患」と言う言葉がよく出てきます。月1回血圧の薬をもらいに行くかかりつけ医に先日質問をしました。
「先生、基礎疾患っていうのは、例えば私のように、処方していただいたお薬で、血圧は標準値以下に治まっているという場合は・・・」
と質問半ばで断ち切られました。
「ああ、おせっちゃんの場合は、年齢が年齢ですから、始まったら問題なく打ってもらえます。基礎疾患有り無しには関係なくオオイバリですよ。初めの予定より遅れるようですが、まあそのうちカードが送られてくるでしょう」。予約の次の患者さんがいらしたようでした。
私はワクチンのことを聞くつもりではなく、基礎疾患についての質問をしたかったのですが、聞きそびれてしまいました。
薬で、標準値以下になっている患者は基礎疾患ありですか、無しですか。
まあいいや。私はやってやると言われたらすぐに喜んでやってもらいます。