オートバイで旅して観たモノの記録

 Ôtobai de tabi site mita mono no kiroku.

Rehab touring Ⅱ 熊野・尾鷲の海岸線

2020年07月15日 | 紀伊半島


 自粛期間中は他府県を跨ぐ移動が制限されていたので,長距離を走る感覚を取り戻すため,四ヵ月ぶりに紀伊半島へ南下した.池原ダムと七色ダムを訪れた後は,熊野市街へと抜けて,R311で海岸線を北上することにした.そして,波田須町の海岸線にやってきた.久しぶりに見る熊野の海だった.



 北上を続け,楯ヶ崎のある二木島湾の甫母町で一休みすることにした.目に入ってくる全ての風景が,とても懐かしく見えるような気がした.4月,5月の頃は,当分の間は紀伊半島に行くことができない,と思っていたから・・・.



 甫母町のR311からは,楯ヶ崎の先っちょを見ることができる.先っちょは,ちょうど千畳敷になっている部分で,半年ほど前にあの辺りをうろうろとしていたことを思うと,ちょっと不思議な気持ちになるのだった.



 海岸線のワインディングロードを駆け抜けて,賀田湾までやってきた.この辺りは,もう尾鷲市になる.ちょっと寄り道して,賀田湾の先にある,R311と山の斜面にびっしりと並ぶ古江町の町並みを眺めてみたりした.



 そして,曽根町側の賀田湾の海岸には,海の目の前にやたらと背の高い樹木が密集しているエリアがある.海の風景としては,ちょっと異質な感じのする光景だ.紀伊半島のミステリアスフェノメナのひとつかもしれない.



 この樹木密集エリアの目の前にやってくると,飛鳥神社という村社の鳥居が立っていた.せっかくなので,参拝も兼ねて散策して見ることにした.

コメントを投稿