草や虫は敵ではない 耕さない農法
川口由一さんの自然農見学会に参加してきました
奈良県JR桜井線巻向駅
駅近くに邪馬台国卑弥呼の住居跡とされる発掘現場がありますがその土地は川口さんの畑だという。
第2期発掘調査前だったこともあり発掘現場に立ち寄り、
土器のかけらを手にしてラッキーな出来事から始まりました。
駅から10分程歩きまずは水田から
こんな田んぼ見たことない・・・
草の中に苗が刺さっているというイメージとても元気で水も澄んでいる
米は半年で枯れる。虫も死ぬ そのまま耕さない
田は過去の遺体(草や虫など)を肥料として太陽エネルギーをもらい光合成する。
排泄物をもらって営みをしている=肥料は要らない
肥料を投入したり耕したりすると不幸になる
もみ殻→田
米ぬか→畑に活用する
植える苗はひとつの穴に1本だけ植え方を工夫することにより分裂して多数の苗を産むという
田んぼをチャレンジするときの参考となる
次は畑~
草は敵ではない・・
苗が育成する青年期までには雑草に負けない作業をする
夏草が生まれたら苗が負けないように幼い頃に刈り取るということ
梅雨時に雑草はとても繁茂するがまず畝の片面だけを刈る 刈りすぎてもダメ
虫が食べる草を残すことで苗の被害が軽減される
また違う日に片面を草を刈る草は抜かない(里芋の画像)
瓜畑の草刈り画像では苗のそばに草はほとんど無かった。
こまめに草を刈り、その草は苗のそばに置く自然に腐葉土化するのだろう
置き方も 水はけを好む場合・保湿を好む場合では、縦置き・横置きの
違いが有ることを学んだ
肥料はぼかしとかいらない
魚の頭でもすぐ入れることで乾く。畑は臭くならない発酵してからではなく
畑で発酵させるという
以前書き込みしたバイオダイナミック農法を思い出した。
午後は食事後スライドによる自然農の紹介と質疑応答
電車の時刻もあり中座したが
自然農とは・・・実際の畑を見ることで少し理解できたと思う。
師匠は半分は実践していると感じた
奇跡のリンゴではないですが、山の中で落ち葉が腐葉土となりふかふかな地面のまま畑が出来たのなら理想だとも常に話をしているから
実践へのステップアップという意味も込めてタイトルの修正をしました
過酷になることはわかっているけれどチャレンジする価値が3年後位にはあるかな
目標は
より安全な食物を作ること→楽しみながら食卓へ供することですね
チャレンジ精神で
刈り取ると蛙の住処が無くなるからと手抜き。
草は水分を蓄えてくれているように感じます。
草と野菜が共存しているような畑ですが草に負けているようです。露地栽培無農薬農業の難問と何時も戦っていますが3年計画で実行する予定です。その間は悲惨な野菜作りでしょう。
奇跡のリンゴの話も参考になりそうです。伝助
草との共存は確かに朝露の水分の恵みを
いただいているな~と実感する瞬間です。
カラカラの土(草を刈りすぎている)ではそうはいきませんよね
週農がゆえに助かる草との共存水分補給かな~と
私は思います。
毎日お水をあげられれば良いのですが…
最近雨が好きになってきました