最近Twitterで訃報を知ることが多いけど、今日はちょっとビックリしました。
個人的な悲しさもあるけど、僕のまわりには大ファンの方が多いから、同時にそういう人の顔も思い出しました。
金曜日の夜極寒の中梅田のスギ薬局前で待つ。
待ちました?とスーツ姿のヴォン君。
明日の平凡キックの打ち合わせをすることになった。
FLEX!というアンダーグラウンドなパンクのレコードガイド本を作ってる、ドイツ人のバークハード氏が来日するってことで、最初は三国の一二三で一緒にお好み焼き食べながらレコード聴きませんか?てお誘いだったんですが、急遽日本橋RHBでイベントを開催(しかもお昼に)することになったんです。
平凡キックというイベントを5年前に開催したのは、そもそもバークハードが日本のレコード版のFLEX!を出版したことで、カオル君とあじゃぱ君と僕で、バークハードに日本の怪しい(自主盤など)レコードを紹介するという内容のイベントをヴォン君企画でやったのが始まりです。
単に日本の怪しいレコードかけるだけのイベントではなく、いかにおもしろおかしくレコードを紹介するか?が平凡キックであって、単にレコードを持ってるだけでなく、紹介するトーク力がキーになるイベントなんです。
カオル君とあじゃぱ君は怪しいレコードを沢山持っている先駆者的な存在だけど、僕は別にそんなことはなく、僕よりも遥かにそんなレコードを持ってる人はいるけど、なぜ僕がイベントに呼ばれるのか?は、企画の理解力とトーク力と好きなレコードの方向性が少し違うからだと個人的に理解しています。
ハッキリ言ってオタクなイベントなので、レコードを集めるコレクター的な方がいても、そういうタイプの人はトーク力に欠ける方が多いので、僕を選んでくれてるって感じで、決して僕がトークのできる人ってワケではなく、そこそこレコード持っててある程度喋れるって存在なだけですのでご理解して下さい。
そんなことで一二三でご飯食べながら、ヴォン君宅でパソコンしながら(僕はレコード聴きながら)あーだこーだと言いながら、今回の企画について色々と2人で打ち合わせをしたんです。
2人ともテレビ的なことを平凡キックで表現したいんだけど、いかんせんど素人であるし機材もないってことで、頭の中ではイメージ出来てることが、現実では思う通りに出来ないことにイライラ(自分に対して)することはあるけど、結果的に楽しく自分の中ではおもしろく出来たんじゃないかと思います。
紹介するレコードをリストから選んで、所有者がレコードについてトークする、レコードをかけて、バークハードに評価してもらって、最後にボキャブラ方式の表にレコードを貼り付ける。
準備期間1日でこのシステムを作り上げるヴォン君はサスガとしか言いようがないです。
僕は横でぼやいてただけですいません。
では股。