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ターゲットファンジン

2017-12-19 02:13:00 | オレッちの日々
言葉の選択が正しいか?わかりませんが、僕は理にかなわないこと、すなわちいかに無駄なことをするか?てことをやりたいんです。
誰からも求められてないことを書いて勝手に配って、誰しもが良しと思わない格好でライブに行く。
求められることをやるより、求められないことをやって認められたいんです。
バンドでもファッションでもパンクにはいかに無駄なことをするか?て美学があると勝手に思ってます。
ジーンズにTシャツがカッコイイ、リカコ的美学の真逆の美を追求したいんです。
でもソレは理にかなうことが出来ない言い訳なのかな?と思うこともあるんです。

土曜は難波メレにファイヤースターターを観に行きました。
バンドもやってないし、自分の思い出の延長線上でしかライブに行かない僕が、ライブがどうこうと書くのはおこがましい。
だけどコレは書いても良いかな?と思うことがある。
ソレはファンジンです。

ライブイベントをするにあたって最低限バンドとライブハウスを確保すれば成立する。
でもただソレだけでは味がないってことで会場の雰囲気作りのためにDJを入れたりする。
だいたいコレぐらいまでは大抵の人がするだろう。
あとはフライヤーを拘ったり、ちゃんと印刷して配るか?SNSだけにするかなどで差が出る。
更に違いを出したい場合はイベント特製バッジなどを作ったり、会場にフードを入れたりする。
そんでもって特製バッジを限定○○個とかにして、始めから動員を狙う作戦もある。
しかしバッジごときで早く行くって年齢層ではないので効き目は弱い。
でも今回のイベントは更にドン!てことでファンジンが付いて来る。
もちろんちゃんと理にかなったファンジンである。
イベントのメインバンドのインタビューが載ってるのだ。
しかも一枚ではなく冊子でクォリティも高い。
コレは流石に心が揺さぶられる。バッジのレベルではなく早く会場に行こうと思う。
ファイヤースターターが好きとか嫌いとではなく、自分が観たいバンドのインタビューが載ってたら誰しもが欲しいのは当然だ。
ただコノ作戦にはメリットも大きいがデメリットもデカイ。

頭の中で考える理想は簡単だけど現実はそう簡単ではないのがファンジンである。
僕のアホみたいなファンジンでも、こんなん好きです。て言うてくれる人は多いが
自分も作ってみようって人は現れないし、稀に現れてもみんな長続きしない。
ソレは作った人でしかわからないが、あんなに面倒なのにあんなに反応が薄いモノは他にないからだ!
みんな好きと言うが、本当に好きでないとファンジンなんて作れないと思う。
ライブハウスでDJする若い子は増えても、ファンジン作る若い子は一向に増えないのは、派手さがなく地味だからでしょう。
またそんなことを言うてる僕も年々作るペースは減っている。
毎回タワープラスを書いてるからと言い訳しているが、やはり歳を取ると自分の時間もなくなる。

独身実家暮らしの奴が何言うてんねん!てことですね。
今回のファンジン作りのメインだと推測する方は僕とは違いちゃんと家庭を持っている。
しかも話によると今家族のことで一大事だと聞いている。(詳しく書くことではない)
そんな中、単純にイベントをするだけでも大変なのに、当日までにファンジンを仕上げて製本しなければならない!てことがいかに大変なのか?ソレは当の本人にしかわからないことだと思う。
期限があるってのが、僕が作ってる理にかなってないファンジンとの大きな違いで、僕も過去にイベントをした時に頭の中ではファンジンという言葉が浮かんだが、とてもじゃないけど自分をそこまで追い込むことは出来ず、全く誰も欲しがらないバッジを作るだけにした。
だから文頭で述べた、理にかなうことが出来ない言い訳ってのがソコにある。

そもそも理に叶ってると言っても、バッジもファンジンもイベントに必ず必要なことではなく、旅先に折り畳み傘やウェットティッシュまで持って行くようなものである。
また正直言うてファイヤースターターのファンジンやバッジがあるからって集客が変わることはなく、551と同じでファンジンがある時のほうが、お客さんが笑顔になるだけだけでしかない。
もっと正直言えば、主催者側の自己満足に過ぎないのかも?しれない。
でも自分が客の立場なら嬉しいやろな!てことを考えるのが主催者で、結果的に良いイベントと言える。
そんなイベントが成功したのか?
それは来た人ならわかるだろう。
でも結果が出る前に、ファンジンを製本した時点で成功は確実だったと思います。

結局こんだけ書いても作ったある人にしか伝わらないと思うし、ファンジンなんてメインではなくあったらええなって位置でしかないんですが、ソコにどんだけ力を注ぐか?てのが僕の好きな無駄な努力であって、単純にこんな素晴らしいファンジンを手にすると、自分も刺激を受けてまた何か作りたいなって気分になりました。

ホントお疲れ様ですとありがとう!

またこんなことあんなことは次回書きます。



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